
トヨタとBMW、環境技術で提携
2011年12月1日(木) 16時34分
写真・トヨタ BMW提携(12月1日)
トヨタ自動車とBMWグループは1日、次世代環境車&環境技術における中長期的な協力関係の構築に向けた覚書に調印したと発表した。
覚書では、今後両社で環境対応のコアとなる次世代リチウムイオンバッテリー技術に関する共同研究を開始することに合意。さらに、両社は環境技術におけるその他の協業テーマについても、検討を進めることで合意した。
また、BMWとトヨタの欧州統括会社、トヨタモーターヨーロッパ (TME)は、2014年から欧州市場で販売予定のトヨタ車に搭載する、排気量1.6および2.0リットルのディーゼルエンジンの受給契約を締結。今後TMEは、BMWからディーゼルエンジンの供給を受けることで、燃費性能に優れ、CO2排出量の少ないディーゼルエンジン搭載車のラインナップの充実や販売拡大&強化を図る。
BMWのノベルト・ライトホーファー取締役会会長は、「トヨタは環境対応技術において、最も持続的かつ最も経験のある量販メーカー。一方でBMWは最も革新的かつ持続可能性の高い、プレミアムなクルマおよびサービスを提供する企業だ。今後、両社は環境対応技術の開発に向けて協力し、これによって築かれる強固な基盤の上にそれぞれが得意とするセグメントにおける革新力の優位性をさらに強化していく」とコメント。
トヨタ自動車の豊田章男社長は、「欧州での長い車作りの歴史や文化を持ち、走りの面でも世界をリードしているBMWと中長期な協力関係を結ぶことに、大いなる喜びと興奮を覚える。BMWとともに、環境技術をはじめ幅広く知恵を出し合っていき、自動車産業の発展と社会への貢献に向けて、もっといい車作りを行っていきたい」と意欲を見せた。
(レスポンス・森脇稔)
【トヨタ BMW提携】トヨタ内山田副社長「自社のディーゼルは撤退しない」
2011年12月1日(木) 18時10分
独BMWからのディーゼルエンジン(DE)調達を決めたトヨタ自動車の内山田竹志副社長は、1日の記者会見で同社によるディーゼルエンジンの開発や生産は継続する方針を表明した。
調達するDEは1.6リットルと2リットルであり、内山田副社長は「1.6リットルは当社のライナップに穴が開いており、(調達に)協力していただくことにした」と説明した。
BMW製のDEは、2014年から供給を受け「当初は欧州での生産車への搭載が中心になる」(欧州トヨタのディディエ・ルロワ社長)という。
一方、両社の資本提携についてトヨタの伊原保守取締役専務役員は、「今現在は考えていない。協力関係が広がる段階で必要であれば検討していく」と語った。
(レスポンス・池原照雄)
【トヨタ BMW提携】トヨタ内山田副社長「協業で開発早めたい」
2011年12月1日(木) 18時00分
トヨタ自動車と独BMWは1日、都内のホテルで次世代リチウムイオン電池など環境技術に関する提携を発表した。また、BMWがトヨタの欧州市場向け車両にディーゼルエンジンを供給する契約も交わした。
リチウムイオン電池については、トヨタは子会社で開発・生産を行っている。会見した内山田竹志副社長は「この分野の競争は激しくなっており、BMWとの協業による分担で、開発を早めたい」と狙いを述べた。
また、BMWのクラウス・ドレーガー上級副社長は「電池技術は将来の競争で重要な要素となる。われわれはハイブリッド車や電気自動車のベンチマークとなる電池を開発したい」と語った。
両社は環境技術分野で、中長期的に協力することにしており、このほかの協業テーマも検討を進める。将来は、ハイブリッド技術などが対象となる可能性もある。
(レスポンス・池原照雄)
いすゞ4EH2-TC 1.7リッター ディーゼルエンジン
●主要諸元 (アストラ、コルサ&ザフィーラ搭載用)
総排気量 : 1,686cc
最大出力 : 92kW(125PS)/4,000rpm
最大トルク : 280N-m/2,300rpm
に満足出来ないのだろうね。BMWと資本提携しないのは、単なる部品供給と考えるべきか。
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トヨタディーゼル店 | クルマ
Posted at
2011/12/13 09:51:09