
2012年04月06日
FUN TO DRIVE,AGAIN.
トヨタ自動車、グローバルで
IMV販売累計500万台を達成
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、本日、IMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)のグローバルでの販売累計が3月末に500万台に達したことを発表した。
IMVプロジェクトでは世界のお客様に、より魅力的な商品をお求めやすい価格で迅速に提供するため、「需要のある地域で生産」の方針のもと、グローバルで効率的な生産・供給体制を構築してきた。
IMVは2004年に140カ国以上の市場に導入することを前提に開発されたピックアップトラック3車型、ミニバン、及びSUVで構成。現在、11の国・地域で生産。その中でタイ、インドネシア(アジア)、アルゼンチン(南米)、南アフリカ(アフリカ)の3大陸・4拠点をIMVのグローバル向け供給拠点と位置付け、アジアをはじめ、欧州、アフリカ、オセアニア、中南米、中近東に供給。また、主要部品についてはディーゼルエンジンをタイで、ガソリンエンジンをインドネシアで、トランスミッションをフィリピン及びインドで生産し、車両生産国に供給している。
トヨタは「トヨタグローバルビジョン」において、新興国を重点取組み分野の一つとして位置付けており、今後、新興国における現地生産コアモデル強化により販売を伸ばし、2015年を目処に、トヨタの全世界の販売における新興国の比率を現在の4割から5割とすることを目指している。今後も、一層、市場ニーズを踏まえたクルマを最適な供給体制でグローバルに提供していく考えである。
<ご参考:IMV車両概要>
○ハイラックス*1
IMV-I シリーズ ピックアップ(シングルタイプ)
IMV-IIシリーズ ピックアップ(エクストラタイプ)
IMV-IIIシリーズ ピックアップ(ダブルタイプ) ・写真
・導入地域
アジア
中近東
中南米
アフリカ
オセアニア
欧州
○
フォーチュナー*2
IMV-IVシリーズ SUVタイプ
・導入地域
アジア
中近東
中・南米
アフリカ
オセアニア
○
イノーバ*3
IMV-Vシリーズ ミニバン
・導入地域
アジア
中近東
*1)IMV-I~III のタイの車名=ハイラックスVIGO
*2)IMV-IV の南米での車名=SW4
*3)IMV-V のインドネシアでの車名=キジャン・イノーバ
以上
トヨタ、世界戦略車IMVシリーズ累計販売500万台…2004年市場投入から
2012年4月6日(金) 15時30分
トヨタ自動車は6日、主に新興国市場をターゲットにした世界戦略車IMVシリーズの累計生産販売台数が3月末に500万台に達したと発表した。
IMVシリーズは、世界各地の市場に導入することを前提に開発された3車型のピックアップトラックおよびSUV、ミニバンで構成されている。2004年から販売が開始された。現在、11の国と地域で生産、日本・北米・中国を除く世界170か国・地域で販売している。
トヨタの小林一弘常務役員は同日、都内で会見し「昨年は東日本大震災やタイの洪水によって大きな影響を受けたが、比較的早期に生産能力の回復ができ(前年比4万台減の)77万台の販売につながった。今年以降は市場の拡大が続いているので、更なる販売の増加が見込まれる」と述べた。
一方、IMVのチーフエンジニアを務める中嶋裕樹氏は「世界各地域の使用環境をしっかり勉強し、各地域に対応した商品を愚直に開発してきたことや、各地域の隅々にわたってサービス対応してきたこともあって500万台という大きな数字を達成できた」と振り返った。
IMVはInnovative International Multi-purpose Vehicleを略したトヨタの社内呼称。IMVというモデル名では販売しておらず、ピックアップトラックは『ハイラックス』、SUVが『フォーチュナー』、ミニバンでは『イノーバ』などの名称が使われている。
(レスポンス・小松哲也)
トヨタ、エジプトでIMV フォーチュナー を現地生産
2012年4月6日(金) 16時20分
トヨタ自動車は6日、主に新興国市場をターゲットにした世界戦略車IMVを年内にもエジプトで現地生産する計画を明らかにした。
IMVは現在、タイやインドネシア、アルゼンチンなど11の国と地域で生産しているが、トヨタの小林一弘常務役員は同日、都内で会見し「近々エジプトが加わる予定」とした上で、「造る車は(ミニバンの)『フォーチュナー』」と述べた。
現地生産に踏み切る理由として小林常務は「エジプトは関税が高い」点をあげ、全量をエジプト国内向けに生産する考えを示した。
IMVシリーズは、世界各地の市場に導入することを前提に開発された3車型のピックアップトラックおよびSUV、ミニバンで構成されている。現在、日本・北米・中国を除く世界170か国・地域に投入され、3月末に累計販売台数が500万台に達した。
(レスポンス・小松哲也)
トヨタ小林常務、新興国市場向け専用ブランド「そういう計画はない」
2012年4月6日(金) 20時34分
トヨタ自動車の小林一弘常務役員は6日都内で会見し、新興国市場向け専用ブランドについて「色々と検討の中ではあるかとは思うが、今は特にそういう計画はない」と述べた。
トヨタはIMVと名付けたフレームボディーベースの新興国市場向けモデルを2004年から販売している。一方、日産自動車は「ダットサン」ブランドを復活させ、2014年から順次、新興国市場に専用モデルを投入、展開することを発表している。
小林常務は「日産がやろうとしているのは乗用車的なところでの話になるが、IMVは使用用途が大変大きくなる」とした上で、「品質などトヨタの今持っているレベルを下げてやるというのは、私個人的には(トヨタを)ご愛顧されているユーザーの期待を裏切るのではないかと思う」との考えを示した。
IMVはピックアップトラック3車型およびSUV、ミニバンが各1車型ずつある。現在、タイやインドネシア、アルゼンチンなど11の国と地域で生産し、日本および北米、中国を除く世界170か国・地域で販売している。
(レスポンス・小松哲也)
海外でハイラックスが2004年にモデルチェンジしてから順調に生産されているようだ。2009年にサーフと
プラドが統合して"ハイラックス"が国内市場から消滅、ハイラックスシリーズの生産が全て海外に移った。トラックも含めたSUV市場が縮小している現在、
アベンシスワゴンのように国内再投入になると、また活性化するような・・。
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トヨタディーゼル店 | クルマ
Posted at
2012/05/21 10:24:44