
トヨタ「ヴィッツ」などリコール 過去最多の743万台
2012.10.10 16:58
写真・2006年10月、デンバー(AP)
トヨタ自動車は10日、運転席のパワーウインドーのスイッチに欠陥があるとして、乗用車「ヴィッツ」など6車種計46万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象車は海外も合わせ約743万台で、過去最多という。
リコール対象となった車種は、「ベルタ」「ラクティス」「イスト」「オーリス」「カローラルミオン」。国内では平成18年9月から20年7月まで生産された。近い時期に、北米、欧州、中国などの海外でも作られた。
今回のリコールは、スイッチがひっかかって作動しにくくなる恐れがあるためで、これまでに海外も含め544件の不具合の報告があった。事故や発火、けが人の報告はないという。
同社は、リコール費用をあらかじめ予算に計上しているが、「業績への影響は分からない」(広報部)としている。
msn産経ニュース
トヨタ、全世界で743万台の巨大リコール…過去最多
2012年10月11日(木) 10時15分
トヨタ自動車が10月10日、日本国内向けの『ヴィッツ』など計6車種のパワーウィンドウスイッチに不具合があるとして、国土交通省に届け出たリコール(回収・無償修理)。これが、全世界に波及する巨大リコールになることが分かった。
この不具合は、運転席ドアのパワーウィンドウスイッチの潤滑用グリースが、均一に塗布されていないのが原因。そのため潤滑性が悪化し、接点が摩耗して作動不良となる恐れがある。また、市販の潤滑剤等を塗布すると、スイッチが溶損する可能性があるというものだ。
日本国内でリコールの対象となるのは、2006年9月1日から2008年7月31日に製造された45万9326台。しかし、同じ部品は海外では、『カムリ』『カローラ』『RAV4』など、全14車種に広く使用されており、全世界でのリコール台数は大きく膨らむ。
トヨタによると、米国の約247万台を筆頭に、中国が約140万台、欧州が約139万台、オーストラリア&アジアで約65万台、中東とその周辺国で約49万台、カナダで約24万台、残る地域で約33万台。これに日本の約46万台を合わせると、全世界で約743万台がリコールの対象になるという。
全世界で743万台ものリコールは、トヨタとしては1996年以来、過去最多の台数となる。
(レスポンス 森脇稔)
≪くだめぎ?≫
2008月9月リーマン・ショック直前までに生産車種である。写真の
ベルタ前期型が含まれる。この後マイナーチェンジ、ベルタは後期型に移行したわけだが・・。
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トヨタディーゼル店 | クルマ
Posted at
2012/10/25 09:29:26