
「滝沢市」がスタート 役所前に中心市街地形成へ
【写真=滝沢市誕生を祝い、打ち上げられた花火。200発に住民が沸いた=1月1日午前0時3分、滝沢市役所前】
滝沢村の市制移行により「滝沢市」は1日、誕生した。市は長年の懸案だった中心市街地の形成に着手する。市役所前の農地のうち、約4ヘクタールに2016年度完成予定の交流拠点複合施設を建設するほか、民間開発によって商業施設の集積を図る。県央に新たな副都心機能を持つ自治体が誕生したことにより、人口約48万人の盛岡広域圏(8市町)は、東北で仙台市(約107万人)に次ぐ都市圏形成を目指す。
交流拠点複合施設周辺の商業施設の集積は、14年度策定予定の市都市計画マスタープランに盛り込む考えだ。
町を飛び越え市に移行するのは02年の沖縄県豊見城(とみぐすく)村(現豊見城市)以来、全国2例目。町と村で日本一だった人口5万5114人(昨年11月末現在)は、県内14市で宮古市(5万7503人、同12月1日現在)に次いで7番目となる。
滝沢市となり生活保護や児童扶養手当、障害児童福祉手当の認定・給付など、県から30の事務権限が移された。主に福祉分野の対応の迅速化につながり、行政機能の強化が期待される。
(2014/01/01) 【岩手日報】
2014/01/02 16:06 47NEWS 【共同通信】
滝沢市役所・開庁式 (2014年01月06日 16:04 更新)
今月1日、村から市に移行した滝沢市では仕事始めにあたり市役所の開庁式が行われ市の業務の一歩を踏み出しました。
きょうは、午前8時に市役所前で市民や職員およそ130人が参加して開庁式が行われ、くす玉を割り市役所業務開始を祝いました。初代市長となった柳村典秀市長は、「人口日本一の村から住民自治日本一を目指し充実した年にしたい」と力強く宣言しました。市制移行にともない「滝沢市」と書かれたバイクのナンバープレートの交付もきょうから始まり抽選で引き当てた市民に「あ」の1番のプレートが、柳村市長から手渡されました。
岩手放送IBCテレビ-ニュースエコー
人口最多の村、「町」飛び越し「市」へ“昇格” 岩手・滝沢村
2013.12.29 22:21 [地域の話題]
全国の町村で最も多い人口約5万5千人の岩手県滝沢村が、2014年1月1日から市に移行する。財政基盤の強化や福祉サービスの充実が狙い。総務省によると、町ではなく一気に市に移行するのは、02年の沖縄県豊見城村(現豊見城市)に次ぎ2例目という。
「人口日本一」に誇りを感じていた村民も多いが、初代滝沢市長となる柳村典秀村長(58)は「少子高齢化を考えると、このままでは衰退する一方だと思った」と述べ、地域の将来を見据えた決断と強調する。今後も高齢者の活躍の場づくりに力を入れ、「住民自治日本一」を目指すという。
滝沢村は、隣接する盛岡市のベッドタウンとして人口が増え、13年11月末時点で5万5114人。村内には岩手県立大や盛岡大などの教育機関も集まる。過去に盛岡市との合併話が浮上したが、村民アンケートでは反対意見が多数を占め、単独村政が続いてきた。
全国町村会によると、滝沢市の誕生後、日本一人口が多い村は沖縄県読谷村(4万835人、13年3月末時点)、町は広島県府中町(5万1507人、同)となる。
MSN産経ニュース
≪くだめぎ?≫
『町』より多い「人口日本一の村」5万5千人"岩手県岩手郡滝沢村"が滝沢市にモデルチェンジした。
厨川駅から西に1キロも行くと盛岡市外・滝沢市に入る、部外者は見分けが付かない所だ。仙台市泉区のように、政令指定都市を目指すのなら合併があり得るか・・・。
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2014/01/06 22:02:37