
2013年11月27日(水) 16時05分
トヨタ、ハイエース レジアスエース トヨタ救急車 をマイナーチェンジ
《撮影 板津亮》トヨタ ハイエース
トヨタ自動車は、
『ハイエース(バン・ワゴン・コミューター)』『レジアスエース(バン)』、トヨタ救急車をマイナーチェンジし、12月9日に発売する。
今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパー&グリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプなどの意匠を変更し、力強くスタイリッシュな外観とした。リヤ側面には凹凸の少ないスライドウインドウを採用することで、一体感のあるサイドビューを実現。さらに、ガラスアンテナを採用したほか、全車にLEDヘッドランプ(ロービーム)や鋭角的なラインのアルミホイールをオプション設定した。
外板色はハイエースおよびレジアスエースのバン「スーパーGL」にボルドーマイカメタリックを新採用したほか、ハイエースおよびレジアスエースのバン「DX」(ロングボディ)にブラックマイカを追加設定した。
内装では、エアコンのボタンやダイヤルをはじめとするセンタークラスターパネルの意匠変更に加え、平均燃費や外気温度など各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを全車に標準装備した。
また、ドアミラーやリヤコンビネーションランプなどにエアロスタビライジングフィンを採用。車体側面を流れる気流に小さな渦を発生させることで、車体を左右から押さえつけ、走行安定性を高めた。さらに、バン「スーパーGL」の2WD車はショックアブソーバーなどサスペンションのチューニング変更により、乗り心地を向上させた。
このほか、利便性向上のためバックドアにイージークローザーを採用したほか、デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)、スマートエントリー&スタートシステム、ステアリングスイッチ(オーディオ)をオプション設定した。
価格はハイエースおよびレジアスエース(バン)が214万円から328万7000円、ハイエース(ワゴン)が250万3000円から358万7000円、ハイエース(コミューター)が281万8000円から335万6000円、トヨタ救急車が507万1000円から1105万6000円。
《レスポンス・纐纈敏也@DAYS》
2013年11月28日(木) 11時00分
【トヨタ ハイエース 改良新型】走行安定性が向上する、こだわりの仕掛け
ハイエースがマイナーチェンジした。今回のマイナーチェンジでは、それ以前のモデルと比較し、より洗練さとタフさを付加したものとなった。
◆フロント周り…低重心でどっしりした印象に
エクステリアデザインで目立つ変更は、フロント周りに集中している。最近のトヨタのフロントグリルに多い“T”デザインと、横基調は踏襲しながらも、形状が変更された。
“T”デザインは、フロントのエンブレムを中心に左右方向に延びたラインと、エンブレムから下に向かったラインで成立しており、これはマイナーチェンジ前と同様だ。
フロントグリルは、一度内側へ入る形状の後、ハの字に広がるように変更され、大型化されたアンダーグリルもその下に組み込まれた。このアンダーグリルにより、目線が下に行き、重心を低く見せる効果がある。さらにハの字のグリルと合わせて、どっしりとした安定感のある印象と、よりタフさを強調している。
また、ヘッドライトの形状もフロントグリルにあわせて変更された。LEDヘッドライトが採用され、目つきの鋭さが生まれている。当然のことながら、ディスチャージヘッドライトより、明るくなることから、安全性の向上に貢献している。
バンパー形状は2004年にフルモデルチェンジした形状に近いものとなった。特にフォグランプ下の張り出しがなくなり、スムーズな面構成となっている。これにより、外側への突起物がなくなり、空気抵抗低減とともに、縁石などへのヒットも軽減される。
◆リア周り…シンプルかつシャープに
フロントデザインの変更に伴い、リアもバランスが取られた。具体的には、リアガーニッシュが変更され、平面だったものから、周囲のエッジを落とすことで、シンプルでよりシャープな印象を与えるようになった。
◆空力…走行安定性向上のために
1BOXタイプは見るからに空気抵抗が大きく、特に横風の影響が受けやすい。そこで、今回のマイナーチェンジでは、空力を利用した走行安定性の向上が図られた。
まず、テールランプに4つの突起が設けられた。この突起に、サイド面を流れてきた空気が当たることで渦巻きが発生する。渦巻きは周りの空気を吸い込みながら、車体後端で交わるような流れをつくる。そうすることで、空気が車体を左右から押さえこむ役割を担い、直進安定性や、コーナリング時の安定性に貢献しているのだ。
さらに、ドアミラー付け根にもフィンをつけ、サイドウインドウに添うように空気を流している。これらも合わせて、走行安定性の向上を狙ったのだ。
◆マイナーチェンジの効果…街もドライバーも喜ばしい変化
前述のとおり、フロントのデザイン変更による見た目の印象が変化が大きい。ハイエースは街中で非常に多くみられる商用車の1台で、そのデザインが、押し出し感などの威圧感を強調するのではなく、安定感やしっかり感を周囲に与えることは大変望ましいことだ。
さらに、ドライバーにとっても、横風の影響を受けやすいボディを、空気の応力を利用することで走行安定性の向上が図られたことは安全面でもこれまでより一層前向きに受け入れる事ができる。
《レスポンス・内田俊一》
≪くだめぎ?≫
29日の『トヨタ街角ステーション』(RABラジオ・木12:45~13:00)で今回初めて『ハイエース』『レジアスエース』ラジオCMが流れた、何というタイミング。ただ、今すぐCM文句が思い出せない・・。まぁ、
『アルファード』『ヴェルファイア』を差し置いて流れているから、マイナーチェンジたる所だのだろう。先ほどのFM岩手トヨタ・サウンドアソート(木金・18:32~)でネッツ盛岡は"GOLDEN EYES"とCMしていたが。
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トヨタディーゼル店 | クルマ
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2014/01/31 19:30:31