
外国人客や高齢化
「ワゴン型」が軸に(2015年5月5日・祝火)
日産やトヨタ
タクシー車両
[写真]
日産自動車が6月下旬に発売予定のタクシー専用車「NV200タクシー」(写真下)と
トヨタ自動車が公開した次世代タクシーの試作車「JPNタクシーコンセフト」(同上)
タクシーの車両が、セダン型から室内が広くて乗り降りしやすいワゴン型に切り替わる動きが広がっている。日産自動車はすでにセダンの生産を終え、ワゴンに一本化した。トヨタ自動車も数年後に発売予定のタクシー専用車はワゴン型を軸に開発を進める方針だ。外国人観光客の増加や高齢化社会の到来を背景に、ワゴン需要が高まっているためだ。
国土交通省の集計では国内のタクシー車両は約24万台ある。このうち大半を占める法人タクシーは、トヨタか日産の車両がほとんどだ。
日産は6月下旬、ワゴンのタクシー専用車「NV200タクシー」を発売する。電動スライドドアで開口部が大きく、大柄な外国人や高齢者でも乗り降りしやすい。車両価格は従来のセダンと同じ水準に抑える。
2014年9月にはセダンの「セドリック」をベースにした専用車の生産を終了した。日産広報担当者は「ワゴンは荷物を置けるスペースも大きく、外国人観光客の人気も高い。これからはワゴンがタクシーの主流になる」と説明している。
トヨタは13年秋の東京モーターショーで次世代タクシーの試作車「JPNタクシーコンセプト」を公開した。車高が170㌢のワゴン型。現行のタクシー専用車でセダンの「コンフォート」と比較して車高は20㌢ほど高く、広い室内を確保した。
国の安全基準が厳格化されるのを機に将来的にはコンフォートの生産を終了する見通し。その後継車は「JPNタクシーコンセプト」をベースに開発したワゴン型になる見通しだ。
デーリー東北 より
≪くだめぎ?≫
当地でも「NV200 バネットタクシー」が「ラティオ」や『
カローラ アクシオ』、『
プリウス』と同じ初乗りの事実上"介護タクシー"として投入されている。もちろん、『
コンフォート』や旧来の「クルー」もあるが、セダン型タクシーは「ラティオ」『カローラ アクシオ』に移行するのだろう。"教習車"、"MT車"としてのセダン必要だが・・。
『
JPN タクシー』はコンフォートの後継車とされる。ラウムが復活・フルモデルチェンジようなシステムであるが。
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Posted at
2015/05/07 22:22:16