『家屋被害』　東日本大震災上回る

家屋被害が震災上回る　台風１０号で久慈市（2016/09/11 00:00）

　久慈市は１０日、台風１０号の被災地域で実施していた家屋被害調査の結果をまとめた。被害件数は２０７６件で、東日本大震災の１２４８件を大きく上回った。市内の調査は今回で一区切り。内容の精査に伴い件数や内訳は変動する見込みだが、被害の大きさが改めて浮き彫りとなった。

デーリー東北


久慈市の被害　震災上回る可能性も（2016/09/07 09:00）

[写真・画像]　台風１０号の大雨により、広範囲で浸水被害を受けた久慈市中心街。今もなお災害ごみの撤去や泥の除去が続き、市民の疲れはピークに達している＝６日午後４時５０分ごろ、久慈市中央

　久慈市の中心街や山間部に甚大な被害をもたらした台風１０号の通過から、６日で１週間が経過した。市幹部は「東日本大震災よりも被害が大きくなる可能性がある」と指摘。災害ごみや泥にまみれた市街地の復旧を急ぐほか、道路の寸断による孤立状態の解消や被災者支援に力を注ぐ考えだ。特に街の顔である中心街の機能回復は喫緊の課題。市民は行政側に対し、「震災の経験を生かし、スピード感を持って取り組んでほしい」と注文を付ける。

デーリー東北


台風10号、震災に次ぐ被害額　過去20年県まとめ

　県は１０日、台風１０号による同日午前６時現在の県内の被害総額を８１３億９８６３万円とまとめた。東日本大震災を除くと、過去２０年間の自然災害で最高の被害額となっている。調査は１～２割程度しか終わっておらず、被害額はさらに増える見込みだ。

　被害額の内訳は、土木関係被害が最高の６３２億４５０１万円。国道１０６号や３４０号などの県管理道路の被害が２５３億５４７２万円に上った。農林水産関係では、農地への土砂流入や水路ののり面崩壊など農地・農業用施設の被害が４５億９３００万円に上るなど、全体で１１２億３４５１万円となった。農作物などの被害はまだ計上されていない。

　宿泊施設などの商工・観光関係被害は６４億８１４６万円、配水管やし尿処理施設などの水道・衛生施設被害は３億１００６万円、幼稚園や小中学校など教育施設被害は５２３８万円などとなっている。

(2016/09/12)岩手日報


2016.9.6 火曜日 05:23
【音声配信】「常総市水害からまもなく1年、検証報告書から考える」
▼9月6日（火）放送分（TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」）

TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』（平日22時～生放送）
評論家・荻上チキがお送りする発信型ニュース番組
Main Session

茨城県常総市の水害からまもなく1年。検証報告書から考える
～自治体の情報収集、発信、そして意思決定は適切だったのか？ ～

【スタジオゲスト】
常総市の水害対応に関する検証報告書をまとめた、筑波大学教授の
川島宏一（かわしま・ひろいち） さん

55:31

===============================
「荻上チキ・Session-22」
TBSラジオで平日午後10時から生放送！
＊ラジオはAM954/FM90.5
＊パソコンorスマホで「radiko」でどうぞ
===============================
http://www.tbsradio.jp/70868


≪くだめぎ？≫
　秋田・岩手で経験ないような大雨(2013･08･09)、東日本大震災の本震(2011･03･11)を経験したとは思われない住民の対応である。明るい内に高台避難に渋滞したとは聞いていない・・。