
ISUZU COMO
1.スペースユーティリティ
○広大な荷室スペースを確保。ビジネスの最適車が選択できます。
・LONG VAN
・SUPER-LONG VAN / HIGH-ROOF
・SUPER-LONG VAN / HIGH-ROOF / WIDE
商用バンのあるべき姿にこだわり、具現化したパッケージ。ロングホイールベース化などにより、余裕の荷室長を確保しました。積載スペースを大きく拡大したワイド幅もラインナップ。ビジネスの効率アップに貢献する最適車が選択できます。
○ラゲッジユーティリティナット(規格サイズM6)
荷室のルーフサイドやウエスト部に便利なナットを設置。用途に合わせてパイプや自作の棚などを固定することができ、天井スペースまで無駄なく活用できます。
○ルーフタイプ
・標準ルーフ
標準ルーフ車は、壁面スペースの最適化等により、床から天井まで荷物を効率良く積むことができます。
・ハイルーフ
ハイルーフ車は、十分な荷室高により、背の高い荷物やかさばる荷物の配送に対応できます。
○フロアタイプ
・低床
積荷を保護するフロアカーペット(3人乗を除く)を採用。
・平床
丈夫なアピトン合板によって、出っ張りのないフラットなフロアを実現。
・低床
荷物を安定させて効率良く積めるようにホイールハウスをスクエア化して、上面を水平に。また、スライドドアからバックドアまでの壁面を拡大し最適化することで、棚などの設置を容易にしています。
・平床
フラットなフロアによって箱物などの荷物をきっちりと積むことが可能。フロア下は小物などの収納スペースとして便利に活用できます。
2.セーフティ
○高度な安全性、大きな安心感でビジネスをサポートします。
・走行中の衝突回避を、自動ブレーキでサポート。プリクラッシュブレーキ※*1*2*3
ミリ波レーダーで前方の車両を検知。
衝突の可能性が高まるとメーター内の警告灯やブザーによりドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減します。
○プリクラッシュブレーキ作動の流れ
1.まずは、衝突の危険性を判断し、表示と音でドライバーの回避操作を促します。
ミリ波レーダーで前方の車両を検知。衝突の可能性が高まるとメーター内の警告灯やブザーにより、ドライバーに回避操作を促します。
2.そして、緩やかなブレーキングで衝突回避を促します。
さらに衝突する可能性が高まったときは、緩やかなブレーキングでドライバーに衝突回避を促します。
3.さらに、自動で緊急ブレーキが作動し、衝突を回避、または被害を軽減します。
万一、ドライバーが回避操作を行わない場合には緊急ブレーキを作動します。
*1 安全装備はドライバーの安全運転を補助するものであり、あらゆる状況での衝突を回避するものではありません。システムの能力には限界があり、天候や路面状況などによっては作動しないことがありますので、システムだけに頼った運転はせず、天候や路面状況に合わせた運転、周囲の車両・歩行者の確認、十分な車間距離の確保など、安全運転を心がけてください。
*2 COMOのプリクラッシュブレーキは、約5km/h以上で前方の車両に作動します。停止している車両に対しては、約80km/h以上では作動しません。また約30km/h以下で衝突回避の能力があります。ただし、積載量や乗車人数などの条件によって、作動速度は異なります。詳しくは販売会社営業担当にお問い合わせください。
*3 歩行者や壁など、車両以外の障害物には作動しません。
※装備は車型により異なります。
○パッシブセーフティ
万一の衝突の際に、被害を最小限に抑えます。
・高強度安全ボディ(ゾーンボディ)
万一の衝突時に、衝撃吸収ボディが効果的にエネルギーを吸収。高強度材を用いたフレーム構造により、堅固な高強度キャビンを実現しました。
・SRSエアバッグシステム&2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト
前面衝突の際にエアバッグが瞬時に膨らんで乗員の頭部への衝撃を緩和します。(運転席は全車標準、運転席+ 助手席はオプション)
・後席ELR付3点式シートベルト(中央席2点式)
※運転席・助手席SRSエアバッグシステムは万一の前面衝突の際に、シートベルトを補助して乗員への衝撃を緩和する装置ですので、必ずシートベルトをご着用ください。運転席・助手席SRSエアバッグは衝突の条件によっては作動しない場合があります。「エアバッグ付車では、助手席にチャイルドシートを後ろ向きに取り付けない」事や、その他の重要な警告と注意事項があります。詳しくは取扱説明書に記載されておりますので、必ずお読みください。
SRS : Supplemental Restraint System(補助拘束装置)
○アクティブセーフティ
危険を回避し安全な状態に戻すようドライバーをサポートします。
・ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)+ ブレーキアシスト
ABSは急制動時やスリップしやすい路面での制動時に車輪のロックを防いで車両の安定性を確保し、ブレーキを踏みながら、ステアリング操作によって障害物を回避することを補助します。ブレーキアシストは踏力を補助して制動力を高めます。
※ABSはあくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがってABS非装着車と同様に、コーナーの手前では充分な減速が必要です。スピードを控え、早め早めの操作で安全運転をお願いします。
・ハロゲンヘッドランプ
・サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(メッキ)※
・アウトサイドミラー+フロントアンダーミラー
・LED式ハイマウントストップランプ+リヤアンダーミラー+リヤワイパー(間けつ式)+熱線リヤウインドウ※
※装備は車型により異なります。
3.エコドライブ
燃費性能と動力性能を両立。高次元のエコドライブを実現します。
・クリーン&低燃費ディーゼルエンジン
ディーゼル車JC08モード燃費(国土交通省審査値)12.2km/L
・電子制御5速オートマチック
ディーゼル車にも5ATを採用。滑らかな変速を実現し、低燃費にも貢献します。
・パートタイム4WD
路面状況などに応じて、スイッチひとつで2WD⇔4WDの切り替えが可能です。
※2WD⇔4WDの切り替えは車速80km/h以下で行ってください。
ガソリンエンジンQR20DE/QR25DE
積載時も力強い走りを可能にした直列4気筒ガソリンエンジン。高速走行時のエンジンの不快なこもり音を抑制するバランサーシャフトの採用などによって静粛性を向上。定評のある環境性能に加えて、燃費性能もさらに向上させています。
・QR20DE
総排気量 : 1.998L
最高出力 : 96kW(130PS)/5600rpm
最大トルク : 178N・m(18.1kgf・m)/4400rpm
・QR25DE
総排気量 : 2.488L
最高出力 : 108kW(147PS)/5600rpm
最大トルク : 213N・m(21.7kgf・m)/4400rpm
ディーゼルエンジンYD25DDTi
先進のクリーンディーゼルテクノロジーにより、排出ガスの大幅なクリーン化を達成し「平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)」に適合。また、インタークーラーターボの搭載等でクラストップレベル*1の高トルクと優れた燃費性能を両立しています。
YD25DDTi
総排気量 : 2.488L
最高出力 : 95kW(129PS)/3200rpm
最大トルク : 356N・m(36.3kgf・m)/1400rpm-2000rpm
●燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)、整備状況(タイヤの空気圧等)に応じて燃料消費率は異なります。
*1 排気量2.0L以上の4ナンバーバンクラス(2017年5月時点当社調べ)
*2「平成27年度燃費基準」の達成レベルは車型により異なります。
※装備は車型により異なります。
いすゞのホームページ より
いすゞ・コモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コモ(COMO)は、いすゞ自動車が販売しているワンボックス型の自動車。日産自動車のキャラバンのOEM車両。生産は初代が日産車体、2代目が同社子会社の日産車体九州。
ちなみに「COMO」のネーミングは、3.5リッターのV型12気筒DOHCエンジンをミッドシップに搭載したピックアップトラックとスーパーカーのクロスオーバー車というコンセプトで、1991年の第29回東京モーターショーにて発表されたショーカーに使用された事がある。
1 歴史
1.1 初代(E25型 2001年-2012年)
・2001年12月 販売開始。それまでOEM供給を受けていたいすゞ・フィリー(元車両は日産・エルグランド)、およびいすゞ・ファーゴ(元車両は三代目キャラバン)の後継としての登場である。いすゞ自動車がSUV市場から撤退しつつあったことをうけて、OEM車両が商用車重視になった(但し乗用車であるワゴン車両のOEMも継続)。
・2007年8月 ガソリンエンジン車は全車KA系エンジンからQR系エンジンに変更してATを5速に変更。これはベースである日産・キャラバンの改良に準じたものである。
・2009年1月 ベースのキャラバンに準ずる仕様向上を実施。8人乗りの「アクティブワゴン(コモ アクティブワゴン)」廃止。
・2010年 乗用車登録の10人乗り「ワゴン(コモワゴン)」(3ナンバー車)廃止。これにより、乗用車登録は12人乗りのマイクロバス(2ナンバー車)のみとなった。
1.2 2代目(E26型 2012年-2017年、2018年-)
・2012年7月10日 フルモデルチェンジ。前型同様、キャラバン(NV350キャラバン)をベースとする。ガソリンエンジン搭載車を同日より、ディーゼルエンジン搭載車とスーパーロングボディを同月下旬より発売。発売当初は標準幅のみだったが、のちにワイドボディ(ワイド幅)も追加されている。
型式はベース車両の型式に「J」が付く(例:YD25DDTi搭載のロングボディの場合、NV350キャラバンの「LDF-CW4E26」に対し、コモは「LDF-JCW4E26」)。
・2017年9月 販売終了し、一旦いすゞのホームページから消える。
・2018年7月、プリクラッシュブレーキ(ベース車の「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」と同一品)、LEDサイドターンレンズ内蔵ドアミラーの追加等、ベース車同様の改良を施したうえで約10カ月ぶりに販売を再開。同時に、ホームページ上の掲載も再開。
2 エンジン・ボディ・グレード
初代
前期は2.0L/2.4LのKA20/24DE型直列4気筒DOHC、後期は2.0L/2.5LのQR20/25DE型直列4気筒DOHC。およびターボ搭載の3.0Lディーゼルエンジン(ZD30DDTi)。
ボディー長さはロングバンとスーパーロングバンが、また屋根の高さも通常モデルと高天井モデルが存在する。
グレードはLD(キャラバンのDXに相当)、LT(同、スーパーDXに相当)、LS(同、GXに相当)、LG(同、シルクロードVXに相当)がある。
2代目
2.0L/2.5LのQR20/25DE型直列4気筒DOHC、および2.5L直噴ターボディーゼルエンジン(YD25DDTi)。
YD25DDTiは全グレードに、QR20DEはロングボディ、QR25DEはスーパーロングボディのみに設定され、4WDはYD25DDTiとの組み合わせのみとなる。
トランスミッションは全車5ATが基本だが、ロングボディに限ってはQR20DE/YD25DDTi搭載の2WD・LDのみ5MTも用意される。
ボディはロングボディとスーパーロングボディが存在するが、全てバンのみで、ワゴンやマイクロバスの設定は無い。
グレードはLD(NV350キャラバンのDXに相当)、プレミアムLG(同、プレミアムGXに相当)の2種。LDは標準ルーフのロングボディならびにハイルーフのスーパーロングボディが用意され、標準幅は3/6/9人乗りが設定されるが、ワイド幅は3/6人乗りのみの設定。一方のプレミアムLGは標準ルーフのロングボディ・5人乗りのみが設定される。
尚、LDには電動格納式ドアミラーやカラードバンパー等を加えた「LD LFパック」(同、DX EXパックに相当)を用意している。
装備面におけるNV350キャラバンとの違いは少なくなく、インテリジェントキーシステムやプッシュスタートボタン、の非設定、ベース車では全車に標準のホイールカバーがコモでは全車シルバー塗装のスチールホイール剥き出し仕様となり、フロントグリルもめっき部分もしくはシルバー加飾が大幅に減らされ、専用エンブレムを装着した専用品に代えられているなど、ベース車以上に実用に徹した仕様となっている。逆に、ステアリングホイールについてはベース車の上級グレードにのみ装備されるシルバー加飾付タイプが全車に標準装備となっている。その他装備はベース車同様、バイキセノンヘッドランプは全グレードにオプション設定、カラー車両情報ディスプレイは全車に標準ないしはオプション設定される。
2018年7月登場の改良型については、グレード呼称が無くなり、モノグレード構成となった(内容的には改良前の「LD」に相当)。「LFパック」については引き続き設定されるが、カラードバンパーが無くなり、代わりにLEDターンランプ内蔵電動格納式ドアミラーを用意。また、この改良を機にベース車同様にスチールホイールが新意匠となっているが、ベース車とは異なり、フロントバンパーはプリクラッシュブレーキのセンサー部分を除き、改良前のものを踏襲。ステアリングホイールのデザインについても改良前のものを踏襲する[1]。尚、ベース車に設定されるインテリジェントキーや、インテリジェントアラウンドビューモニター、LEDヘッドランプ、LEDリヤコンビネーションレンズはオプションでも選べない。
3 脚注
1. ^ ベース車ではL33型ティアナと同形状のものを含め、2種に変更されている。
4 関連項目
・日産・キャラバン
・日産・NV350キャラバン
・三菱ふそう・キャンターバン
・トヨタ・ハイエース
・いすゞ・ファーゴ
・いすゞ・フィリー
5 外部リンク
・ ISUZU:コモ
・日産・NV350キャラバン
・ ISUZU:COMO(1991年のコンセプトカー:メーカーの公式HP)
≪くだめぎ?≫
今回もコモワゴンとマイクロバスは復活しなかった、外観は乗用車風だが。
時期的に
トヨタと云々とだったが・・。