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2020年05月08日

『D-MAX』 フルモデルチェンジ

『D-MAX』 フルモデルチェンジ いすゞ自動車 プレスリリース
2019年10月11日
いすゞ、ピックアップ・トラック「D-MAX」を
8年ぶりにフルモデルチェンジ

[写真・画像]
(上)※画像はダブルキャブ / Crew Cab Hi-Ride 4×2 MT

(下段) 主なラインアップ
(左)・シングルキャブ / Regular Cab
(中)・エクステンドキャブ / Space Cab
(右)・ダブルキャブ / Crew Cab (4×4)

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、1トン積みピックアップ・トラック『いすゞD-MAX』(以下、D-MAX)をフルモデルチェンジし、10月19日よりタイ国内から順次販売をしてまいります。
 ピックアップ・トラックは、私的な乗用車として使うことができると同時に、商用車としても使用できる貨客兼用車で、特にタイにおいて、幅広い支持を得ています。これまでにD-MAXは、タイ国内において、2019年度モストポピュラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップ、ベストライフピックアップを受賞するなどトップブランドとしての地位を確立してまいりました。
 今回のフルモデルチェンジでは、‘Efficient and Robust’を開発コンセプトとし、燃費性能、安全性を高めつつ、多様な使用環境、様々な使い方に耐えうる車を目標に開発しました。また、デザインも一新し、従来のピックアップ・トラックの常識を超えた新たなデザインを採用しております。
 1974年にマザー工場である泰国いすゞ自動車(IMCT)でピックアップ・トラックの現地生産を開始以来、生産台数は400万台を越え、現在ではワールドワイドピックアップ・トラックとしてタイをはじめ、世界約100カ国以上に展開しております。
 いすゞは18年5月に発表した中期経営計画のなかで、「LCV事業の強靭化」に取り組んでおります。今回のフルモデルチェンジにより、幅広いバリエーションでお客様の多様なニーズに応える商品を提供すると同時に、前中期経営計画で構築した事業基盤を基に販売の強化を進め、LCV事業で市場を牽引してまいります。

主な特長は以下の通りです。

■開発方針
・基本構造
合理的な結構、高張力鋼板の広範な採用による軽量かつ強固な車体を実現しました。また防錆性能を向上し、加えて渡河性能800mmを確保しました。さらに、セキュリティ、コネクテッドを考慮したエレクトリカルアーキテクチャを採用しました。
・燃費
競合車をリードする燃費及びCO2排出量を実現しました。
・安全性
市場ニーズに合わせた先進安全装備を積極的に採用しました。また、操縦安性・乗り心地を改善し、合わせてブレーキ性能を向上しました。
・快適性 / 装備
インフォテインメントシステムを充実させ、利便性向上のための各種装備を追加しました。また、内装品質の向上および室内騒音の低減を実現しました。
■スタイル
・コンセプト
Beyond the Pick-up Truck(ピックアップ・トラックの常識を超えたクルマ)をConceptに‘Bold’ ‘Emotional’ ‘Smart’をキーワードとしてデザインを進め、従来のピックアップと一線を画す新たなピックアップ像を構築しました。
・エクステリア
エクステリアはウエッジの効いた分厚いボディーシェイプでより強く、動きのあるシルエットを実現し、ヘッドランプには、Bi-LEDプロジェクターランプを採用し、シグネチャーランプとのコンビネーションで鋭い目つきを与えました。テールランプにはダブルLEDエッジライトを採用、フロント、リア共に個性的な外観を特徴付けています。
リヤバンパーにはインテグレートステップバンパーを採用し、従来にない洗練された印象としました。
・インテリア
インストルメントパネルは中央に9インチディスプレーを配置した横基調のテーマを採用。シャープさと、豊かな面質のコントラストで印象的なデザインを実現しました。また高く、幅広くなったフロアコンソールにより、上級感のある見栄えと、囲まれ感/コクピット感のあるインテリアデザインとしました。
シボや加飾の質感にも拘り、より上質でスポーティーな室内空間を実現しました。
ワークホース用にはシンプルで実用的な専用のインパネ、ドアトリムを設定しています。
■変更概要
・エンジン
定評ある4JJ1ディーゼルエンジン(排気量3L)をベースに新たに4JJ3エンジンを開発しました。
250MPaの高噴射圧、電制VGSターボ、遮熱コートピストン、ダブルシザーズギヤの採用等により高出力、低燃費、低騒音を実現しました。
RZ4Eディーゼルエンジン(排気量1.9L)も変速比の最適化、制御の改善により動力性能の向上を図りました。
・駆動系
マニュアルトランスミッションはリバースへの操作性改善のためプルリング方式を採用し、あわせて操作フィーリングの改善を図りました。
オートマチックトランスミッション(RZ4Eディーゼルエンジン用)は、トルコンの小型化、ロックアップクラッチの広角化により燃費、レスポンスの改善を図りました。
4×4車にアルミ1本プロペラシャフトを採用し、大幅な軽量化を実現しました。また電磁式リヤデフロックを採用しました。トランスファの改善により2駆/4駆及びHIGH/LOWの切り替え時間短縮を実現しました。
・サスペンション
ハイライド車のフロントサスペンションにハイマウント式アッパーリンクを採用することで、操縦安定性、乗り心地の改善を図りました。リヤサスペンションに関してはリーフトレッドを拡大し、ショックアブソーバーの取付角度を立てることで、操縦安定性の向上を図りました。
・ステアリング
タイヤ切れ角拡大により、最小回転半径を縮小し、取り回し性の向上を図りました。
ハイライド車ではステアリングユニットの見直しによる操舵力低減、ギヤ比の変更による操縦性向上を実現しました。
より幅広い体格のユーザーに適応するためチルト・テレスコピック式コラムを採用しました。
・ブレーキ
ローターサイズアップ、サーボ比変更により制動性能、ブレーキフィール、騒音、振動性能の改善を行いました。
・フレーム
断面拡大、クロスメンバー配置の適正化、衝撃吸収特性改善により、剛性や安全性を高めながら軽量化を実現しました。またボディマウントをシアーマウントとし、操安性、騒音、振動の改善を図りました。
・車体
結構の合理化と共に980MPaの高張力鋼板を採用する等、強度剛性の向上を行いつつ軽量化を図りました。390MPa以上の高張力鋼板の使用率は30%から46%に高めました。
ボディ剛性を20%向上させるとともにルーフ強度も高めました。パッケージ改善により各キャブタイプとも荷台長の延長を図りました。
・内装
フロントシートクッションに低反発のMDIウレタンを採用し、長距離走行時の疲労低減を図りました。また、8ウェイパワーシートを設定することで特にサイサポートの改善を実現しました。
全車にむち打ち対応フロントシートを採用しました。またベルト装着を促すためのシートベルトリマインダーを装着する等、安全性にも配慮しました。
Crew Cabのリヤシート形状を最適化し、居住性を改善、またBピラー開口を前方に動かすと共にアシストグリップを追加し、乗降性を改善しました。
・電装品
セントラルゲートウェイを使ったCASE時代のEEアーキテクチャを採用しました。
キーレスエントリー・・・リモートエンジンスタート・ウェルカムライト・ウォークアウェイロック
インフォテインメント・・7/9"WXGA静電タッチパネル式ディスプレイ、Apple Carplay / Android Auto対応、音声認識、4.2"MIDとの連携等
ライト・・オートライト、エマージェンシーストップシグナル、フォローミーホーム等
ワイパー・・リバーシングモーターワイパー(ウェットワイパー)、オートワイパー
その他・・デュアルゾーンオートエアコン、パークディスタンスコントロール(フロント・リヤソナー)

・メンテナンス
フロントハブベアリングをユニットベアリング化し、メンテナンスフリーとしました。その他メンテナンススケジュールの延長を行い整備頻度、費用の削減を図りました。

■主要諸元
・タイ向けCrew Cab Hi-Ride 4×2 MT 車型
項目・・・Crew Cab Hi-Ride 4×2
全長(mm)リヤバンパー込・・5,265
全幅(mm) ・・・1,870
全高(mm) ・・・1,790
ホイールベース(mm) ・・3,125
トレッド(前/後)(mm) ・・1,570
最小回転半径(m) ・・6.1
タイヤ・・・265/60R18
 エンジン 4JJ3
排気量(cc)・・・2,999
出力(kW/rpm) ・・140/3,600
トルク(Nm/rpm)・・450/1,600-2,600
トランスミッション・・MVL 6MT
空車重量(kg) ・・1,890
CO2排出量(g)・・・181

以上


≪くだめぎ?≫
 『ロデオ』がフルモデルチェンジ。2002年(平成14年)5月のフルモデルチェンジ時に『D-MAX』に改名、同時に日本での乗用車販売・完全撤退も行われ、泰国いすゞ工場生産になった。「ロデオ」自体『ファスター』の4WD専用モデルと独立したモノであり、初代(1972年~)から、いすゞ・GM提携で世界戦略車になった。その先代『ワスプ』(1963年11月~1972年)が初めて"1トン積み小型トラック"として登場したから、5代目が現行『D-MAX』となるか。

 全長5265mmと『ハイラックス』日本仕様車と少し短い程度、やはりデカイし、いすゞも感じたのか国内投入は無いようだ。
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Posted at 2020/05/08 07:30:19

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