
レクサス GS、米国でも最終モデル…今夏200台を限定発売へ
2020.05.08 09:00
《photo by Lexus》レクサス GS ブラックライン・スペシャルエディション
レクサスの米国部門は、『GS』 (Lexus GS)の 「ブラックライン・スペシャルエディション」を今夏、米国市場で発売すると発表した。
レクサスGSは、全車が日本国内で生産されており、2020年8月で生産を終了すると発表されている。GSのブラックライン・スペシャルエディションは、米国市場向けのGSの最終モデルとなり、200台限定で今夏、米国市場で発売される予定だ。
◆グロスブラックのグリル&ホイールとオレンジのブレーキキャリパー
ブラックライン・スペシャルエディションのベース車両は、レクサスGS の「350 Fスポーツ」グレードだ。足元には、グロスブラックの「Fスポーツ」アルミホイールと、オレンジ色のブレーキキャリパーが装備されている。運転する喜びをさらに高めるために、シャシーも強化された。
エクステリアでは、フロントのスピンドルグリルの内部が、グロスブラックで仕上げられる。リアには、専用のブラックスポイラーが装着された。ボディカラーは、ウルトラホワイトとキャビアを設定する。ボディカラーとは対照的に、ブラックのドアミラーカバーによって、筋肉質なGSの滑らかな魅力を際立たせているという。
パワートレインは、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンだ。米国仕様の場合、最大出力311 hp /6400rpm、最大トルク38.7kgm/ 4800rpmを引き出す。駆動方式は、2WD(後輪駆動)とAWDから選択できる。トランスミッションは、2WDが8速AT、AWDが6速ATを組み合わせる。
◆赤いアクセントがスポーティなインテリア
インテリアは、乗員がドアを開けた瞬間に、赤いアクセント付きのドアパネル、ステアリングホイール、センターコンソールが視線に入り、スポーティさを印象づけることを狙った。リオハレッドのアクセントが添えられたシートは、ブラックレザー仕上げとした。
また、ブラックライン・スペシャルエディションでは、ラグジュアリーさと爽快感を生み出すことを目指した。具体的には、カーボンファイバーのトリムパネルをはじめ、ダッシュボード、シート、センターコンソールには、赤いステッチが入る。さらに、インストルメントパネル、コンソール、アームレストのアルカンターラトリムが、伝統とスポーティさのバランスを追求し、レクサスの細部へのこだわりを表現しているという。
◆ゼロハリバートンが専用のラゲッジセットをデザイン
ブラックラインシリーズでは、アルミ製のアタッシェケースで知られる米国の「ゼロハリバートン(Zero Halliburton)」がデザインしたレクサス専用の2ピースのラゲッジセットが付帯する。レクサスの「エッジライトウェイトコレクション」と命名され、ゼロハリバートンがレーザーエッチングによるクッションカットで生み出したクロームロゴバッジや、レクサスのスピンドルグリルパターンが刺繍された裏地など、いくつかの専用カスタマイズが施されている。コンプレッションパネルには、レクサスのレザーロゴバッジが付く。このレクサス・ブラックライン・ゼロハリバートン・ラゲッジセットは、22インチサイズの「コンチネンタルキャリーオン」と、26インチサイズの「ミディアムトラベルケース」で構成されている。
なお、ブラックライン・スペシャルエディションの価格は、今夏の米国発売が近づいた頃、発表される予定だ。
[レスポンス:森脇稔]
≪くだめぎ?≫
カローラ店「ウィンダム(レクサスES)」が2005年2月で一旦生産終了、2018年10月に
「レクサスES」として復活した。結果、
『GS』を置き換えるカタチとなった。
2005年8月日本国内に
"レクサス"店を導入する動きの一貫であるが、"トヨタ高級セダン"販売としては成功したとは言えないだろう。特にERセダンは「クラウン」頼みである。『GS』は元々「クラウンマジェスタ」の兄弟車種、「クラウン」の海外バージョンと言ってもよい。"クラウン"の派生車種が世界的に受けなかったのが悔しいと言いようがない。
当地でもカローラ店のグループ会社がネッツ店『アリスト』『アルテッツァ』がレクサス店移行で、グループ会社のVW・アウディ車販売に力を入れた。『アリスト』『アルテッツァ』をネッツ店のまま、更にカローラ店併売の方が良かったと思えるようになった。絶対トヨタ高級セダン部門に良いはず!
「レクサスES」導入=日本国内「レクサス」開業、でもおかしくないと思うが。
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2020/07/19 09:35:43