
ダイハツ工業 ニュースリリース
2020年6月22日
[写真・画像]
(左) グランマックスカーゴGL
(右) グランマックストラックGL
新型小型商用車「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」を発売
~ゆとりのある積載力や快適性で様々なお客様の仕事や生活をサポート~
ダイハツ工業(株)(以下ダイハツ)は、新型小型商用車「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」※1を、本日6月22日(月)に発表し、9月4日(金)から全国一斉に発売する。
「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」は、軽商用車「ハイゼット」よりも高い積載力や快適性を有しながら、コンパクトで小回りの利く車両サイズが特長の小型商用車である。現在日本国内の1トンクラスの小型商用車は底堅い需要があり、建設業やサービス業、農業など、幅広いお客様の業務で利用されている。高効率でコンパクトなキャブカーゴ&トラックである「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」の投入により、軽商用車よりもゆとりをもって仕事をしたいというニーズにお応えし、様々なお客様の仕事や生活を支えていく。
また、「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」は、インドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社で生産し、日本に輸出、販売する商品であり、ダイハツが日本で販売する商品としては初めての海外生産車となる。現在インドネシアでは、「グランマックスミニバス」「グランマックスピックアップ」として販売しているが、今回日本で発売する「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」には、新開発の1.5Lエンジンの搭載や予防安全機能「スマートアシスト」の採用など、日本市場への対応のため、大幅な改良を実施した。
<「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」の主な特長>
1.軽商用車よりもゆとりのある快適性(積載力、使い勝手等)
2.様々な環境下でも頼れる高い基本性能(走行性能、安全性能等)
3.グローバルに活躍してきた商用車ならではの高い品質
ダイハツは“Lightyou up”の考え方のもと、これからもお客様一人ひとりに最適なモビリティを提供し、軽自動車と小型車の幅広いスモールカーラインナップで、お客様のニーズにお応えしていく。
※1英語の「Grand」と「Maximum」の造語。お客様に最大のベネフィットをもたらす大容量のクルマという意味をこめている
*販売概要*
月販販売目標台数:100台(「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」合計)
*生産工場*
アストラ・ダイハツ・モーター社スンター工場(インドネシアジャカルタ特別州)
*メーカー希望小売価格(消費税込み)*
<グランマックスカーゴ>
グレード エンジン トランスミッション 駆動 価格(円)
・カーゴGL 1.5LNA※2 5MT 2WD 1,975,000
・カーゴGL 1.5LNA※2 5MT 4WD 2,258,000
・カーゴGL 1.5LNA※2 4AT 2WD 2,064,000
・カーゴGL 1.5LNA※2 4AT 4WD 2,347,000
(ボディカラーはホワイト、シルバーマイカメタリックの2色を設定)
<グランマックストラック>
グレード エンジン トランスミッション 駆動 価格(円)
・カーゴGL 1.5LNA 5MT 2WD 1,787,000
・カーゴGL 1.5LNA 5MT 4WD 2,041,000
・カーゴGL 1.5LNA 4AT 2WD 1,875,000
・カーゴGL 1.5LNA 4AT 4WD 2,129,000
(ボディカラーはホワイト、シルバーマイカメタリックの2色を設定)
※2:Naturally aspirated engine(自然吸気エンジン)
◎価格にはリサイクル料金は含まない
(価格は希望小売価格であり、参考価格です。価格は販売会社が独自に定めますので、詳しくは販売会社にお尋ねください。)
*車両概要*
1. ゆとりある積載力と使い勝手の良さ
◇小型車ならではの積載力
・「グランマックスカーゴ」は750kg、「グランマックストラック」は800kgの最大積載量※3を実現し、軽商用車よりも多くの荷物を積みたいお客様のニーズにお応え
◇使い勝手の良さ
<グランマックスカーゴ>
・床面地上高620mm※4の低床フロアと広いバックドア開口部により、荷室への荷物積み下ろしのしやすさを実現。またドア開口幅790mm※4の両側スライドドアにより、狭い場所でも荷物の積み下ろしが可能
・最大荷室長は2,045mm(2名乗車時)※4を実現。荷室は隅々まで荷物を積載できるスクエアな空間とし、段ボール箱から背高の荷物、家具などの大型荷物まで、多彩な積載が可能
<グランマックストラック>
・荷台フロア長は2,480mm※4のスクエアでフラットな広い荷台スペースにより、様々な業種のお客様にとって便利な荷台を実現。またアオリ高は360mm※4とし、20個設定したロープフックにより、しっかりと荷物を固定することが可能
※3 2WDの場合。4WDは、「グランマックスカーゴ」は700kg(5名乗車時は2WD・4WDともに500kg)、「グランマックストラック」は750kg
※4 数字はすべて社内測定値
◇コンパクトなサイズ
・「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」ともに最小回転半径4.9m※5とし、狭い道などでの取り回しのしやすさを実現
◇運転・乗り降りのしやすさ
・フロントピラーの傾斜を立てることでヘッドクリアランスを創出し、余裕のある運転スペースを実現。またオーバーハングの短いボディ形状により、前方左右の広い視界を確保
・425mm※6の低いステップ高により、スムーズな乗り降りが可能。フラットで広い足元スペースとインパネセンターシフトにより、助手席への移動や乗り降りもスムーズ
2.新開発エンジンによる優れた燃費性能とゆとりある走り
◇新開発の小型車用エンジン
・1.5Lの新開発エンジン(2NR-VE)を搭載。可変バルブタイミング機構「DualDVVT※7」を採用し、優れた燃費性能ながら力強いトルクフルなゆとりある走りを実現。また、前席下にエンジンを配置するフロントミッドシップレイアウトとしたことで、理想的な前後重量配分とし、高速域やカーブでも高い走行安定性を実現
◇燃費性能
グレード エンジン トランスミッション 駆動
燃料消費率(km/L)※8(国土交通省審査値)
WLTCモード走行 WLTCモード※9
WLTCモード走行 市街地モード※10
WLTCモード走行 郊外モード※11
WLTCモード走行 高速道路モード※12
JC08モード走行
<グランマックスカーゴ>
・GL NA 5MT 2WD 12.6 10.4 13.2 13.4 15.5
・GL NA 5MT 4WD 12.2 10.1 12.7 13.0 14.5
・GL NA 4AT 2WD 12.0 9.9 12.2 13.1 15.0
・GL NA 4AT 4WD 11.4 9.3 11.6 12.5 14.1
<グランマックストラック>
・GL NA 5MT 2WD 12.9 10.9 13.6 13.5 15.6
・GL NA 5MT 4WD 12.4 10.6 13.0 13.0 14.8
・GL NA 4AT 2WD 11.9 10.2 12.0 12.7 15.1
・GL NA 4AT 4WD 11.3 9.6 11.6 12.1 14.0
◇排ガス性能
・平成30年基準排出ガス50%低減レベルを達成
※5 2WDの場合。4WDは「グランマックスカーゴ」「グランマックストラック」ともに5.3m
※6「グランマックスカーゴ」の場合。「グランマックストラック」は430mm。数字は社内測定値
※7 Dynamic Variable Valve Timingの略
※8 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン仕様等)に応じて燃料消費率は異なります
※9 WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各モードの平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
※10 市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
※11 郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
※12 高速道路モード:高速道路等での走行を想定
3.充実した安全・安心性能
◇予防安全装備「スマートアシスト」※13
・2020年6月発売の新型軽クロスオーバー「タフト」に続き、新開発のステレオカメラを採用した予防安全機能「スマートアシスト」を搭載
・夜間の歩行者にも対応する衝突回避支援ブレーキ機能や、ペダルを踏み間違えた際の急発進を抑制するブレーキ制御付誤発進抑制機能(AT車)、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなど、6つの機能で、安全・安心をサポート
◇その他の安全・安心性能
・VSC&TRC※14、LEDヘッドランプ、エマージェンシーストップシグナルなどの安全装備を採用
※13 スマートアシストの機能は車両の仕様によって異なります。詳細はカタログもしくは公式HPをご参照ください。また、スマートアシストは、ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり、路面や天候等の状況によっては作動しない場合があります。機能を過信せず安全運転を行ってください。詳しくは販売会社にお問合せ又は取扱説明書をご確ください。
※14 “VSC”、“TRC”はトヨタ自動車株式会社の登録商標(使用許諾済)。(VSC=Vehicle Stability Control、TRC=Traction Control)
お客様からのお問合せについては、最寄りのダイハツ販売会社または、
ダイハツお客様コールセンターにお願いいたします。
以上
≪くだめぎ?≫
『タウンエース』マイナーチェンジと同時に、ダイハツ店にも国内投入した。~2001年11月までの「デルタバン」の復活である。~2004年11月に生産終了した「ハイゼットグランカーゴ」との統合車種のため、インドネシア製と同じ『グランマックス』として復活である。トラックとしても~1982年までの「デルタ750(セブンハーフ )」が復活した状態となった。トヨタ車両販売店との併売がスタートした。