
[写真・画像] 水子貝塚
水谷村
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水谷村(みずたにむら)は、埼玉県入間郡、後に北足立郡に存在した村。
水谷村 みずたにむら
廃止日 1956年9月30日
廃止理由 新設合併 水谷村、鶴瀬村・南畑村 → 富士見村
現在の自治体 富士見市
廃止時点のデータ
国 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
郡 北足立郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,646人(角川日本地名大辞典 11[1]、1955年)
隣接自治体 埼玉県:北足立郡足立町、新座町
入間郡鶴瀬村、南畑村、三芳村
水谷村役場
所在地 埼玉県北足立郡水谷村大字水子[1]
座標 北緯35度50分29秒 東経139度33分32秒
1 地理
・埼玉県北足立地域の荒川右岸側の武蔵野台地上、および柳瀬川沿いの沖積平野に位置する。
・2006年現在における富士見市南部にあたる。
2 村名の由来
水子と針ケ谷の合成による。
現在は富士見市立水谷小学校等に名をとどめるほか、村名と同じ町域水谷および水谷東が起立されている。
3 歴史
・1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、水子村・針ケ谷村が合併し、入間郡水谷村が成立する[1]。それぞれ水谷村の大字になる。
・1944年(昭和19年)2月11日 - 戦時町村合併促進法により、北足立郡志木町・内間木村・入間郡宗岡村と合併し、北足立郡志紀町となる[2][1]。水谷村一時消滅。
・1948年(昭和23年)4月1日 - 志紀町が解体され、志木町・内間木村・宗岡村・水谷村に分離し、北足立郡水谷村が成立する[2]。
・1956年(昭和31年)9月30日 - 入間郡鶴瀬村・南畑村と合併し、入間郡富士見村となり[2]消滅。大字は富士見村に継承された。
・1964年(昭和39年)4月1日 - 富士見村が町制施行して富士見町となる。
・1972年(昭和47年)4月10日 - 富士見町が市制施行して富士見市となる。
4 大字 ・水子 ・針ケ谷
5 脚注
[1]^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』810頁。
[2]^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1423頁。
6 参考文献
・「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
最終更新 2021年5月22日 (土) 03:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
富士見市
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※「ふじみ野市」とは異なります。
富士見市(ふじみし)は、埼玉県の南東部[注釈 1]に位置する市。
人口は約11万人。
国 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
市町村コード 11235-6
法人番号 6000020112356
面積 19.77km2
総人口 112,173人(推計人口、2021年12月1日)
人口密度 5,674人/km2
隣接自治体 さいたま市、ふじみ野市、川越市、志木市、入間郡三芳町
市の木 ケヤキ
市の花 フジ
市の鳥 カワセミ
富士見市役所
市長 星野光弘
所在地 〒354-8511
埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地1
北緯35度51分23.6秒 東経139度32分57秒
1 概要
市の名は富士山がよく見えることに由来する[2]。市章は、中央に富士の見える市ということで富士をおき、周囲に3本の川(荒川、新河岸川、柳瀬川)と旧3か村(鶴瀬村、南畑村、水谷村)の合併を意味した円を配し、富士見を象徴したもの。
いわゆる「昭和の大合併」で、鶴瀬村を中心に発足した「鶴瀬行政支会合併促進研究会(通称:鶴瀬ブロック)」のうち鶴瀬、南畑、水谷の3か村の合併により富士見村が誕生。そのまま町制、市制を施行した。
「平成の大合併」では昭和の時とほぼ同じ範囲での協議が進められ、上福岡市、入間郡大井町(以上、現・ふじみ野市)及び入間郡三芳町との合併が協議された。住民投票の結果、富士見市(2000年国勢調査人口103,247人)では合併賛成が上回ったが、上福岡市(2000年国勢調査人口54,630人)・大井町(2000年国勢調査人口45,488人)では住民投票成立の条件とした投票率が規定に満たずに不成立、三芳町(2000年国勢調査人口35,752人)では住民投票は成立したものの合併反対が賛成を上回ったため、合併協議は中止になった。
2 地理
埼玉県の南西部に位置し、県庁所在地のさいたま市と接し県庁まで約10km、東京都心部から約30kmの距離にある。関東平野の中にあり、山はない。市域の北東側半分は荒川と新河岸川が流れる低地で、南西側半分は台地(武蔵野台地)である。北東側には水田が広がり、南西側に東武東上線沿線から発達した市街地がある。
・河川、水路: 荒川、びん沼川、新河岸川、富士見江川、柳瀬川、砂川堀、新河岸川放水路、旧新河岸川、南畑大排水路
2.1 位置
・海抜 8m-21m ・東西 7.0km ・南北 6.8km
2.2 隣接している自治体・行政区
・さいたま市(西区、桜区)
・川越市
・ふじみ野市
・志木市
・入間郡:三芳町
4 歴史
4.1 先史時代
縄文時代初期は温暖化によって海面が上昇し、市内にも海水が及んでいたとされ(縄文海進)、水子貝塚(国の史跡)が現在も残っている[3]。富士見市を含む水域は奥東京湾[4]又は古入間湾(奥東京湾のうち大宮台地の西側)[5]と呼ばれる。
4.2 近代
・1873年(明治6年) - 初めての学校(現在の鶴瀬小学校)が開校する。
・1889年(明治22年) - 町村制施行に伴い、入間郡鶴馬村、勝瀬村が合併し「鶴瀬村(つるせむら)」が、入間郡上南畑村、下南畑村、南畑新田、東大久保村が合併し「南畑村(なんばたむら)」が、入間郡水子村、針ヶ谷村が合併し「水谷村(みずたにむら)」が、それぞれ誕生する。
・1914年(大正3年)5月1日 - 東上鉄道(現在の東武東上線)の開通。同時に鶴瀬駅(鶴瀬東1丁目11-1)開業。
・1923年(大正12年)11月 - 南畑小作争議。これに参加した渋谷定輔が『農民哀史』を書く。
・1936年(昭和11年) - 鶴瀬村役場(のちの富士見村役場、富士見町役場、初代富士見市役所として使用)が建設される。
・1944年(昭和19年)2月 - 水谷村が北足立郡(きたあだちぐん)志木町(しきまち、現志木市)・内間木村(うちまぎむら、現朝霞市)、入間郡宗岡村(むねおかむら、現志木市)と合併し北足立郡志紀町(しきまち)になる。
4.3 戦後
・1948年(昭和23年) - 旧水谷村(大字水子、針ヶ谷)が志紀町から分離し、北足立郡水谷村となる。
・1954年(昭和29年)4月 - 埼玉県の指導による「鶴瀬行政支会合併促進研究会(通称:鶴瀬ブロック)」発足。鶴瀬村を中心に南畑(現富士見市)、福岡(福岡町、上福岡市を経て現ふじみ野市)、大井(大井町を経て現ふじみ野市)、三芳(現三芳町)、柳瀬(現所沢市)の6村で合併協議が始まる。水谷村(現富士見市)は当初「朝霞ブロック」に所属。
・1956年(昭和31年)9月30日 - 鶴瀬ブロックのうち入間郡鶴瀬村・南畑村、北足立郡水谷村の3村が合併し、入間郡富士見村(ふじみむら)が誕生。
・1957年(昭和32年)11月 - 日本住宅公団による東上沿線初の公団団地・鶴瀬第一団地(230世帯)の入居開始。
・1962年(昭和37年)7月 - 日本住宅公団鶴瀬第二団地(1,070世帯)の入居開始。
・1964年(昭和39年)4月1日 - 町制施行、富士見町(ふじみまち)に。
・1966年(昭和41年)5月1日 - 町章(現市章)制定。
・1966年(昭和41年)9月13日 - 人間尊重都市宣言。
・1970年(昭和45年) - 人口増加率で全国2位を記録(1位は上尾市)。
・1971年(昭和46年)4月 - 学校3校(勝瀬小学校、上沢小学校、本郷中学校)が同時に開校し、町の予算の54%が教育費(=学校建設費)に充てられる。
・1972年(昭和47年)4月10日 - 埼玉県内35番目の市制を施行し、富士見市(ふじみし)に。人口は59,265人。
・1972年(昭和47年)7月19日 - 道路工事をめぐる汚職事件により市長が辞任[6]。8月20日の出直し選で山田三郎が当選。
・1973年(昭和48年)8月 - 市役所新庁舎(現庁舎)完成、同年9月3日から業務開始。
・1975年(昭和50年)4月 - 埼玉県内で3番目となる富士見市立富士見養護学校を開校。
・1977年(昭和52年)9月30日 - スポーツ振興健康増進都市宣言。
・1977年(昭和52年)10月21日 - 東武東上線 志木駅 - 鶴瀬駅間にみずほ台駅(東みずほ台2丁目29-1)開業。
・1979年(昭和54年) - 鶴瀬駅に西口を開設。
・1982年(昭和57年)4月10日 - 市制10周年。富士見市民憲章制定。市の木、市の花の制定。
・1982年(昭和57年)7月 - 第1回・ふじみ市民まつり開催。
・1987年(昭和62年)7月19日 - 富士見市非核平和都市宣言。
1992年(平成4年)4月10日 - 市制20周年。
1993年(平成5年)11月15日 - 東武東上線 鶴瀬駅 - 上福岡駅間にふじみ野駅(ふじみ野東1丁目26-1)開業。
2000年(平成12年)4月10日 - 環境にやさしい都市宣言。
2002年(平成14年)4月10日 - 市制30周年。
2002年(平成14年)11月1日 - 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 開館。
2004年(平成16年) - 住民投票の結果2市2町の合併協議が破綻・
2000年の国勢調査の人口富士見市(103,247人)、上福岡市(54,630人)、大井町(45,488人)、三芳町(35,752人)
2008年(平成20年)6月3日 - 入間東部広域斎場 しののめの里 供用開始。
2012年(平成24年)4月10日 - 市制40周年。マスコットキャラクター「ふわっぴー」と市の鳥の制定。
2014年(平成26年)2月15日 - 市民総合体育館メインアリーナの屋根が雪の重みで崩落[7]。
2015年(平成27年)1月23日 - 市民総合体育館の事故を受けて太田昭宏国土交通大臣(当時)に建築基準法等の改正に関する要望書を提出[8]。
2015年(平成27年)4月10日 - 大規模商業施設ららぽーと富士見が開業。
2017年(平成29年)4月10日 - 市制45周年。これを記念して4月8日と9日に、ももいろクローバーZのコンサート「ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜」を市の記念事業として開催(同市出身のメンバーがいることから実現)[9]。
2017年(平成29年)5月8日 - 市民総合体育館が全館リニューアルオープン[10]。
5 行政
5.2 行政機関等
・富士見市役所
・水谷出張所
・南畑出張所
・西出張所(鶴瀬駅ビル、サンライトホール内)
・水谷東出張所
・みずほ台出張所
・ふじみ野出張所(ふじみ野駅舎内からふじみ野駅東口へ移転)
・鶴瀬駅東口整備事務所
5.2.1 広域行政
・志木地区衛生組合 - ごみ処理が目的。富士見市、志木市、新座市で組織。
・リサイクルプラザ利彩館・富士見環境センター
・入間東部地区事務組合 - 消防に関する事務、し尿処理に関する事務、火葬場・斎場運営。富士見市、ふじみ野市、入間郡三芳町で組織。平成30年4月1日、入間東部地区消防組合と入間東部地区衛生組合が統合して誕生。
・入間東部地区事務組合消防本部(ふじみ野市大井中央1丁目1番119号)
・入間東部広域斎場 しののめの里(富士見市大字下南畑70番地)
6 議会
6.1 富士見市議会
定数:21人
任期:2021年4月1日 - 2025年3月31日[11]
6.2 埼玉県議会
選挙区:西6区富士見市選挙区
定数:1人
任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
投票日:2019年4月7日
当日有権者数:90,263人[12]
6.3 衆議院
任期:2017年10月22日 - 2021年10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
埼玉県第7区(川越市、富士見市、ふじみ野市の旧上福岡市地域)
7 姉妹都市・提携都市
7.1 国内 提携都市
・愛知県の旗愛知県江南市
2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結。
・宮城県の旗宮城県東松島市
災害時における相互支援協定締結[13]。
~笑顔のチカラ つなげるオモイ~ 地域連携協定(ももいろクローバーZが行う地域創生を目的としたライブの、開催地間で結ばれる協定)[14]
・滋賀県の旗滋賀県東近江市 - 2018年開催地
・富山県の旗富山県黒部市 - 2019年開催地
7.2 海外 姉妹都市
・セルビアの旗シャバツ
1982年(昭和57年)10月23日友好姉妹都市締結[15]。
9 町名
富士見市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。富士見市役所管内(69町丁)
富士見市の町・字
榎町 | 貝塚 | 勝瀬 | 上沢 | 上南畑 | 下南畑 | 諏訪 | 関沢 | 鶴瀬西 | 鶴瀬東 | 鶴馬 | 南畑新田 | 西みずほ台 | 羽沢 | 針ケ谷 | 東大久保 | 東みずほ台 | ふじみ野西 | ふじみ野東 | 水子 | 水谷 | 水谷東 | みどり野北 | みどり野西 | みどり野東 | みどり野南 | 山室 | 渡戸
9.1 公共施設
・保育所
第一保育所(定員90名)
第二保育所(定員90名)
第三保育所(定員90名)
第四保育所(定員120名)
第五保育所(定員90名)
第六保育所(定員90名)
・富士見市立放課後児童クラブ
鶴瀬放課後児童クラブ(定員65名)
水谷放課後児童クラブ(定員65名)
南畑放課後児童クラブ(定員25名)
関沢第1放課後児童クラブ(定員70名)
関沢第2放課後児童クラブ(定員30名)
勝瀬放課後児童クラブ(定員65名)
水谷東放課後児童クラブ(定員40名)
諏訪第1放課後児童クラブ(定員70名)
諏訪第2放課後児童クラブ(定員35名)
みずほ台第1放課後児童クラブ(定員70名)
みずほ台第2放課後児童クラブ(定員30名)
針ヶ谷放課後児童クラブ(定員55名)
ふじみ野第1放課後児童クラブ(定員70名)
ふじみ野第2放課後児童クラブ(定員50名)
つるせ台放課後児童クラブ(定員70名)
・地域包括支援センター
・富士見市中央
・ふじみ苑
・むさしの
・富士見市立健康増進センター
・富士見市市民福祉活動センター ぱれっと
・富士見市老人福祉センター・びん沼荘
・富士見市高齢者いきいきふれあいセンター
・富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ
・富士見市立サンライトホール
・富士見市立勤労文化会館
・富士見市立南畑ふれあいプラザ
・富士見市立公民館
・鶴瀬公民館
・水谷公民館
・南畑公民館
・水谷東公民館
・富士見市立コミュニティーセンター
・鶴瀬コミュニティーセンター
・みずほ台コミュニティーセンター
・針ヶ谷コミュニティーセンター
・富士見市立交流センター
・鶴瀬西交流センター
・ふじみ野交流センター
・富士見市立図書館
・中央図書館
・ふじみ野分館
・鶴瀬西分館(旧鶴瀬西小学校内にあり、同校の統合・移転にともない一時閉館。2009年(平成21年)4月のつるせ台小学校新校舎完成とともに校内に再開館した。)
・水谷東公民館図書室
・富士見市立市民総合体育館
・富士見ガーデンビーチ(市民プール、2022年度に廃止[16])
・富士見市営運動公園
・運動公園
・第2運動公園
・びん沼公園(ミニ野球場)
・富士見市立資料館
・水子貝塚資料館
・難波田城資料館
・富士見市立駐輪場
・鶴瀬駅東口(定期利用~自転車544台・原付23台、一時利用~自転車129台)
・みずほ台駅東口(定期利用~自転車748台・原付13台、一時利用~自転車187台)
・みずほ台駅東口臨時公営自転車置場(一時利用~自転車550台・原付50台)(無料)
・みずほ台駅西口(定期利用~自転車563台、一時利用~自転車51台)
・みずほ台駅西口第2(定期利用~自転車183台・原付15台)
・みずほ台駅西口第3(定期利用~自転車97台)
・みずほ台駅西口臨時公営自転車置場(一時利用~自転車650台・原付50台)(無料)
・ふじみ野駅東口(定期利用~自転車958台、一時利用~自転車144台)
・ふじみ野駅西口(定期利用~自転車958台、一時利用~自転車144台)
・ふじみ野駅西口第2(定期利用~自転車62台)
・ふじみ野駅西口第3(定期利用~自転車101台)
9.2 消防
入間東部地区事務組合消防本部
東消防署(鶴馬1850番地1)
東消防署富士見分署(東みずほ台2丁目16番地15)
富士見市消防団
9.3 警察
埼玉県警察東入間警察署(ふじみ野市)
鶴瀬駅前交番
水谷交番
みずほ台交番
ふじみ野駅前交番
南畑駐在所
9.4 教育
・小学校
富士見市立鶴瀬小学校
富士見市立水谷小学校
富士見市立南畑小学校
富士見市立関沢小学校
富士見市立勝瀬小学校
富士見市立水谷東小学校
富士見市立諏訪小学校
富士見市立みずほ台小学校
富士見市立針ケ谷小学校
富士見市立ふじみ野小学校
富士見市立つるせ台小学校
・中学校
富士見市立富士見台中学校
富士見市立本郷中学校
富士見市立東中学校
富士見市立西中学校
富士見市立勝瀬中学校
富士見市立水谷中学校
・高等学校
埼玉県立富士見高等学校
・特別支援学校
富士見市立富士見特別支援学校
埼玉県内で3番目の養護学校として1975年(昭和50年)4月に開校した。2009年4月、富士見市立富士見養護学校から改称。
※市内に大学はない。
9.5 電話番号 市外局番は、水谷東2・3丁目が048、その他が049である。
9.6 郵政
郵便番号は市内全域が「354-00xx」で、入間郡三芳町にある三芳郵便局が集配している。
富士見南畑郵便局(風景印あり)
富士見鶴瀬東郵便局(風景印あり)
富士見鶴瀬西郵便局(風景印あり)
富士見東台郵便局(富士見水子郵便局より移転改称、風景印なし)
富士見勝瀬郵便局(風景印あり)
富士見みずほ台郵便局(風景印あり)
富士見水谷東郵便局(風景印あり)
富士見羽沢郵便局(風景印あり)
10 交通
10.1 鉄道
東武鉄道東上本線
みずほ台駅 - 鶴瀬駅 - ふじみ野駅
中心となる駅:鶴瀬駅
10.2 バス
・東武バスウエスト
・ライフバス
・西武バス
・国際興業バス
・富士見市内循環バス
10.3 タクシー
タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・和光市・東松山市・所沢市・飯能市などと同じエリアとなっている。
10.4 道路
■一般国道
・国道254号
川越街道 - ふじみ野西4丁目と大字勝瀬の間を通過している。
富士見川越バイパス - 旧富士見川越有料道路で、2009年8月1日に無料化。
和光富士見バイパス(予定) - 現在は和光市の国道298号から朝霞市の埼玉県道79号朝霞蕨線まで開通。将来的には市内の下南畑交差点まで延伸し、国道463号及び富士見川越バイパスに接続する予定である。
・国道463号 - 「浦和所沢バイパス」と呼ばれ、市内では下南畑交差点以西が国道254号のバイパスと重複している。
■県道
・主要地方道
埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線
・一般県道
埼玉県道113号川越新座線
埼玉県道245号鶴瀬停車場線
埼玉県道266号ふじみ野朝霞線
埼玉県道272号東大久保ふじみ野線
埼玉県道334号三芳富士見線
11 史跡・旧跡
・水子貝塚公園
・難波田城公園
12 その他の公園等
・山崎公園
別名「せせらぎ菖蒲園」とも呼ばれる花菖蒲の名所で、隣接する民家の大きな屋敷林を借景とした緑あふれる公園[17]。市制施行20周年記念事業により整備され、1994年4月開園した。
・びん沼自然公園
びん沼川(荒川の旧流路)右岸沿いに広がる自然公園。
・むさし野緑地公園
雑木林を活かした小さな公園だが、園内には自治体で初の常設のミニ鉄道(1980年2月24日「開通」)があり、4月-12月までの第2・第4日曜日に「富士見市ミニ鉄道クラブ」による無料の運転会がある[18][19]。
・みずほ台中央公園
みずほ台駅周辺の区画整理事業で生まれた都市公園。
・勝瀬原記念公園
ふじみ野駅周辺の区画整理事業で生まれた都市公園。
・オトウカ山公園
ふじみ野駅周辺の区画整理事業で生まれた都市公園
・富士見市運動公園、富士見市第二運動公園
野球場、ミニ野球場、テニスコート、サッカー場、陸上トラックを有料にて利用できる運動公園。
・富士見ガーデンビーチ
ウォータースライダープール、スライダープール、流水プール、50メートルプール、子供プールのある市民プール。
・市民総合体育館
柔道場、剣道場、弓道場、メインアリーナ、サブアリーナ、アスレチックジム、会議室、シャワー、ロッカーを備えた施設。
・富士見サイクリングコース
新河岸川の堤防上を利用した自転車道(歩行者の通行可)。生活道路としても利用されている。
新河岸川の堤防工事で長年、途切れていたが近年、復活した様子。
15 マスコットキャラクター
ふわっぴー - 公式マスコットキャラクター
なんばった - 難波田城公園イメージキャラクター[26]
縄文神 ムサビー - 水子貝塚資料館キャラクター[27]
つるちゃん - 鶴瀬公民館マスコットキャラクター
元気くん - 富士見市商店会連合会キャラクター
うさみん - 富士見市社会福祉協議会マスコットキャラクター[28]
ふじぼう - 富士見市社会福祉事業団のマスコットキャラクター[29]
フジ・テン・ライ・スズ・ミズホ・吽終(ウンシュウ)・阿始(アシ) - 西みずほ台商店会キャラクター
16 その他
・ゴミ処理は富士見市と志木市、新座市で構成する「志木地区衛生組合」で行っている。
・1993(平成5)年ふじみ野駅(富士見市ふじみ野東1丁目26-1)開業。急行・快速停車駅で急速に駅周辺の富士見市ふじみ野東1丁目-4丁目、ふじみ野西1丁目-4丁目の開発が進む。隣接する旧入間郡大井町苗間地区には、国内初のアウトレットモールが出来その周辺地域の開発も進む、さらに旧入間郡大井町亀久保地区には大井サティ(現イオン大井店)が出来その周辺の開発も進む。富士見市内にある3つの駅「鶴瀬駅」「みずほ台駅」「ふじみ野駅」の中で1日の乗降客数は、2000(平成12)年より「ふじみ野駅」が最多となる。ふじみ野駅周辺には、富士見市役所ふじみ野出張所、ふじみ野小学校・ふじみ野交流センター・ふじみ野西公園など富士見市の施設が多数ある。2005(平成17)年10月1日に富士見市に隣接する上福岡市・入間郡大井町が合併しふじみ野市となる。詳細はふじみ野市との関係も参照のこと。
・市境が他の市町村同様複雑な箇所が何箇所もあるので、小・中学校の通学区については隣接する行政と話し合っている。
・富士見市北西地域のふじみ野西3丁目・4丁目、大字勝瀬周辺も富士見市とふじみ野市苗間・大井地区、入間郡三芳町北永井地区で境界線が複雑になっている。川越街道(国道254号)の西側のふじみ野市立大井小学校・旧大井町役場の裏から大井中学校付近までは富士見市大字勝瀬となり、大井中学校校庭付近まで入間郡三芳町北永井である。逆に、富士見市立勝瀬小学校付近にふじみ野市大字苗間地区がある。そのため、小学校入学時にどちらの市内の学校に通うか選択することが出来るようになっているが、富士見市内の小学校を選択すると中学校も富士見市内の中学校に通うことになり、また、ふじみ野市内の小学校を選択すると中学校もふじみ野市内の中学校に通うことになる。
・1967(昭和42)年6月富士見町(現富士見市))と足立町(現志木市)で境界線の変更を行う。富士見町(当時)の南のはずれ(志木市からすると市域の中央)に1972(昭和47)年5月31日現在の志木市役所庁舎が落成したとき、そのほとんどが境界線を変更する前の富士見町(当時)の土地であったため、「隣町の市役所ができた」と話題になった。また志木市役所周辺の市境は、柳瀬川をはさんで入り組んでおり(柳瀬川の昔の流れに沿っているため)、付近の住宅街は志木市役所に近いことからしばしば、志木市への編入運動を起こしていたが、今はその動きは無い。
17 脚注
17.1 注釈
[注釈 1]^ 2007年から2011年の埼玉県5か年計画「ゆとりとチャンスの埼玉プラン[1]」では、南西部に区分けされている。埼玉県#10地域区分参照。
17.2 出典
[1]^ ゆとりとチャンスの埼玉プラン(埼玉県5か年計画) - ウェイバックマシン(2013年6月9日アーカイブ分)
[2]^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1138-1140頁。
[3]^ “純米吟醸酒 「縄文海進」販売 やや辛口でさっぱり 富士見 /埼玉” (2016年12月15日). 2017年4月30日閲覧。
[4]^ “地面の下って、どうなっているの?”. 埼玉県環境科学国際センター. 2017年4月30日閲覧。
[5]^ “第2章 富士見の歴史”. 富士見市. 2017年4月29日閲覧。
[6]^ 「富士見市長ついに辞職」『朝日新聞』昭和47年(1972年)7月17日夕刊、3版、9面
[7]^ 市民総合体育館復旧に係る今後の進め方について富士見市議会報告書2015年5月21日
[8] ^ 建築基準法等の改正に関する要望書2015年1月23日
[9]^ 市制施行45周年記念事業 ももいろクローバーZコンサート開催決定!!
[10]^ 富士見市立市民総合体育館(2017年3月21日時点のアーカイブ)
[11]^ “任期満了日一覧”. 埼玉県庁 (2021年3月11日). 2021年11月18日閲覧。
[12]^ “平成31年4月7日執行 埼玉県議会議員一般選挙 投票調べ (PDF)”. 埼玉県庁 (2019年4月7日). 2019年4月14日閲覧。
[13]^ “市制施行45周年記念事業 ももいろクローバーZコンサートについて”. 富士見市. (2017年12月18日) 2018年8月2日閲覧。
[14]^ “「ももクロ春の一大事」開催地3市が協定結ぶ、高城れに「地域の素晴らしさを味わって」”. Yahoo!ニュース. (2019年2月14日) 2019年4月23日閲覧。
[15]^ “埼玉県内姉妹友好都市提携状況一覧 (PDF)”. 埼玉県. 2018年8月15日閲覧。
[16]^ <新型コロナ>来年度に廃止の市民プール、今年の営業を休止 埼玉・富士見市「感染防止対策、徹底が困難」『埼玉新聞』2021年5月23日
[17]^ “山崎公園(せせらぎ菖蒲園)”. 富士見市役所. 2017年8月20日閲覧
[18]^ “新・駅前そぞろ歩記 鶴瀬 2016年5月号”. 東武鉄道 (2016年5月). 2017年8月20日閲覧
[19]^ “ミニ鉄道(むさし野緑地公園)について”. 富士見市役所 (2021年6月11日). 2021年6月11日閲覧。
[26]^ “難波田城公園イメージキャラクター「なんばった」”. 富士見市役所. 2022年1月5日閲覧。
[27]^ “ふわっぴーとおともだち紹介”. 富士見市役所 (2021年12月6日). 2022年1月5日閲覧。
[28]^ “マスコットキャラクターが決定しました”. 富士見市社会福祉協議会. 2022年1月5日閲覧。
[29]^ “マスコットキャラクターの名前が決定しました!”. 富士見市社会福祉事業団 (2016年1月29日). 2022年1月5日閲覧。
18 参考文献
・「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
19 外部リンク
公式ウェブサイト
富士見市役所 広報担当 - Facebook
富士見市役所秘書広報課 (@Fujimi_City) - Twitter
最終更新 2022年1月29日 (土) 09:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
≪くだめぎ?≫
事実上、入間郡に復帰することになる
「水谷村」が合併直前1955年に人口2600人、「富士見村」成立後の1960年に
"12000"人、1972年に『富士見市』59000人で市制施行した。1971年4月に学校3校が同時に開校し、富士見町(ふじみまち)の予算の54%が学校建設費に充てられる。高度経済成長・モーターリゼーションを日本で一番経験した地とも言える。
ただ、"志木町"の隣接地であり、志木市役所庁舎の敷地は旧「水谷村」であり、境界線を変更したとのこと。