
豊田自動織機が非上場化を検討
株式取得の資金調達を協議
NHK 2025年4月26日 6時38分
トヨタ自動車のルーツの企業で、東証などに上場している「豊田自動織機」が株式の非上場化について検討し、主力取引銀行などとの間で株式の取得に必要となる資金の調達について協議していることがわかりました。
関係者によりますと、自動車部品メーカーの「豊田自動織機」は新たにつくる会社が発行済みの株式を取得する形で非上場化することを検討していて、主力取引銀行などと必要となる資金について協議していることがわかりました。
買収に必要な資金は6兆円規模にのぼる見通しで、現在、筆頭株主のトヨタ自動車なども含めて資金調達の具体的な方法などについて調整を進めているということです。
豊田自動織機は1926年に創業し、この会社の自動車部門が独立して今のトヨタ自動車となりました。
現在はトヨタのグループ会社として東証プライム市場などに上場していますが、最近は外資系の投資ファンドから自社株買いなど株価を意識した経営に取り組むよう求められていました。
非上場化の検討は、こうした株主対応のコストを解消して経営資源を事業に集中するのがねらいとみられますが、株式の買収にかかる資金が巨額にのぼるため、調整が難航することも予想されます。
豊田自動織機が株式非公開化を検討
…トヨタやグループ会社の出資案、総額6兆円規模も
読売新聞 2025/04/26 00:29
トヨタ自動車の源流企業となる豊田自動織機が、株式の非公開化を検討していることが25日、分かった。関係者によるとトヨタやグループ会社が出資する案が浮上し、買収総額は6兆 豊田織機は、トヨタとお互いの株式を持ち合っており、トヨタは時価総額が4兆円を超える豊田織機株の約24%を保有する筆頭株主だ。豊田織機もトヨタの株式の約9%(約3・8兆円相当)を出資している。
投資家の一部から株式の持ち合いを解消して資金を有効活用するように求める声が出ており、トヨタにはグループ企業の統治を強化する狙いもあるとみられる。関係者によると、メガバンクを含む銀行団が融資を検討している。トヨタは25日夜、「当社が保有するトヨタグループ株式については常に最適なあり方を検討しているが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを出した。
豊田織機は、トヨタの豊田章男会長の曽祖父にあたる佐吉氏が設立し、「自動車部」が分離してトヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)が誕生した経緯がある。豊田織機は現在、繊維機械のほかフォークリフトやエンジンを製造し、トヨタのスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」を生産する。
トヨタグループではここ数年、量産に必要な認証「型式指定」を巡る不正が相次ぎ、車の生産と出荷が一時停止する事態に発展した。豊田会長はグループ統治強化を主導する意向を示している。円規模に上る可能性がある。
msn より
豊田自動織機の非上場化検討、
「取締役会で真剣に話してはいない」と幹部が“実情”を明かす
…実現への高いハードルとは?
ダイヤモンド編集部 2025.5.1 5:22
豊田自動織機が、非公開化を検討していることがわかった。同社幹部は「取締役会で真剣に話された形跡はない」と生煮え状態であることを明かす。非公開化を実施するには、高いハードルが存在する。それは一体何か。同社幹部、資金の出し手であるメガバンク関係者、豊田自動織機株を保有する英国アクティビストの“本音”を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 永吉泰貴、山本興陽)
■「5兆~6兆円の巨額資金集め」が焦点
アクティビストの関心事は?
「取締役会で、そう真剣に話された形跡はないと思っている」。豊田自動織機幹部は、ダイヤモンド編集部の取材に対し、同社の非公開化が、検討の初期段階にとどまっている実態を明かした。
トヨタ自動車や豊田章男会長ら創業家などが、SPC(特別目的会社)を立ち上げ、SPCが豊田自動織機に株式公開買い付け(TOB)を実施する案が浮上している。豊田自動織機は、トヨタ自動車の源流に当たる。トヨタグループと創業家にとって同社が特別な存在であることは間違いない。
冒頭の豊田自動織機幹部の言葉が示すように、非公開化の議論は同社内でも始まったばかりで、“高いハードル”があることも確かである。
≪くだめぎ?≫
「トヨタのお店」は"トヨタ自動車"、
『トヨタL&F』店は"豊田自動織機"が統括している。
「元祖・持株会社」と言っていいだろう。
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Posted at
2025/05/02 05:28:24