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ディーゼルオート店のブログ一覧

2025年04月18日 イイね!

高級FFセダン「アバロン」

高級FFセダン「アバロン」トヨタ斬新「アバロン」に反響殺到!
ド迫力グリルに「レクサスみたい」
「210系クラウンっぽい」の声も!
中国で人気な「高級セダン」に熱視線!
2024.09.24 くるまのニュース編集部
 トヨタの海外向けセダン「アバロン」は、セダン需要の強い中国市場で人気を博しています。その斬新なデザインと独自の進化に、ネット上では多くの反響が寄せられています。
[写真・画像] 「アバロン」ツーリンググレード
■最上級セダン「アバロン」に反響集まる!
 トヨタは日本で「カローラ」「クラウン セダン」「ミライ」などといった複数のセダンをラインナップしていますが、海外では日本に導入されていないセダンも販売しています。
 そのなかで中国市場で展開されているセダン「アバロン」の斬新なデザインと、独自の進化にネット上では多くの反響が寄せられています。
 アバロンは1994年にアメリカ市場向けの最上位モデルとして登場しました。
 同社のセダン「カムリ」をベースに、ホイールベースを伸ばして居住空間を広げたうえ、3リッターV型6気筒エンジンを搭載し、優れた走行性能を発揮しました。
 1995年には日本でも逆輸入販売が始まり、その後「プロナード」としても販売されましたが、日本市場では他のセダン車種との競争に苦しみ人気は低迷。
 2005年からは海外専売モデルとなりました。
 現行モデルとなる5代目は2018年にアメリカで発売され、その後中国市場にも進出。
 2023年にアバロンはアメリカ市場で「クラウン クロスオーバー」に置き換えられ販売を終了しましたが、セダン需要の強い中国市場では依然として人気を獲得しています。
 中国でもクラウン クロスオーバーやクラウン セダンも展開されていますが、いずれも輸入車であるため価格が高く、アバロンはその間を埋める車種としての地位を確立しているとのことです。
 そんななか、2024年7月には新たな改良モデルが発表されました。
 エクステリアに関して、上位グレードのフロントグリルが従来の横基調からひし形の網目に変更され、他グレードとの差別化が明確になっています。
 また、ボディカラーの新色として濃いグリーン系と金属的な輝きを発するシルバー系を追加しました。
 インテリアでは、ダッシュボード中央にあるディスプレイまわりにタブレット調の新しいデザインが取り入れられ、インフォテインメントシステムの処理能力を従来比で4倍に向上。
 コネクティッドサービスの拡充が図られました。
 パワートレインには、2リッター直列4気筒ガソリンエンジン、これにモーターを組み合わせたハイブリッドモデル、2.5リッター直列4気筒+モーターのハイブリッドモデルの3つを設定。
 価格は17万8800元(約362万2300円)からとなっています。
 そんな中国市場においてニッチな需要を捉えているアバロンに、ネット上では「グリルの迫力が凄いな!」「レクサスのスピンドルグリルみたい」「210系クラウンを正常進化させたらこうなりそう」など、あんぐり顔なグリルデザインについてのコメントが多く寄せられています。
 また、「アバロン懐かしいなあ」「昔のアバロンのデザインやスタイリングが好き」「プロナード乗っていたわ」など、日本市場で展開されていたモデルを懐かしむ声も。
 一方で「今のトヨタにはセダン少ないからこういうのいいよね」「国内販売して欲しい」などの、日本での販売を希望する意見も複数見られました。


≪くだめぎ?≫
 「クラウンクロスオーバー」北米投入は
この「アバロン」の後継だそうだ。
2024年7月新たな改良モデルは中国市場向け・・。
Posted at 2025/04/18 20:10:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ
2025年04月15日 イイね!

『クラウンエステート』復活?!

『クラウンエステート』復活?!トヨタ、新型クラウン エステート発売
価格はPHEVが810万円、HEVが635万円
編集部:椿山和雄Photo:安田 剛
2025年3月13日 14:04
[写真・画像] 新型「クラウン エステート」のPHEVモデル「ESTATE RS」
 トヨタ自動車は3月13日、新型「クラウン エステート」を発売した。価格は、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルの「ESTATE RS」が810万円、HEV(ハイブリッド)モデルの「ESTATE Z」が635万円。
 今回発売する「クラウンエステート」は、「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」の登場を経て、クラウン群の4つ目のモデルとして登場。ダイナミックな造形や、仲間や家族とのアクティブライフを楽しむことができるユーティリティを追求したという。
■2mの完全フルフラットスペースを生み出す新機構
「ラゲージルーム拡張ボード」トヨタ初装備
 パワートレーンは2.5リッターのプラグインハイブリッドシステムと2.5リッターのハイブリッドシステムを採用、いずれも駆動方式は4WDの「E-Four」となる。燃費はWLTCモードでPHEVが20.0km/L、HEVが20.3km/L、PHEVのEV走行距離は89kmを確保した。
 ボディサイズは4930×1880×1625mm(全長×全幅×全高)。荷室容量は、通常時に570L、リアシート格納時に1470Lを確保。また、レジャーやアウトドアなど様々なシーンにおいて新たな体験価値を提供するため、後席折りたたみ時に長さ2mの完全フルフラットスペースを生み出す新機構「ラゲージルーム拡張ボード」をトヨタとして初装備した
 フルフラットスペースの過ごし方をより魅力的にするアイテムとして、ラゲージ部には引き出し式のデッキチェアやデッキテーブルなどを採用。クラウンが持つ品格と機能性が同居する「大人のアクティブキャビン」を目指した。
Car Watch より


≪くだめぎ?≫
 "5ドアSUV"で、ブランド復活となった。
そもそも、クラウンのライトバンがあった、こと自体が遙か昔の記憶の様だ・・。
Posted at 2025/04/15 16:56:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ
2025年04月11日 イイね!

アルテッツァって 迷車?

アルテッツァって 迷車? アルテッツァ Altezza 1代目
発売日 1998年10月30日
 ●解説
 日本では、しばらく途絶えていた後輪駆動スポーツセダンで、「操り、走る」心地よさを堪能できるクルマとして開発。「プログレ」用プラットフォームのホイールベースを110mm短縮し、トレッドを前/後で20/25mm拡大。フロントミッドシップ搭載エンジンをはじめ、バッテリーや燃料タンクなどの重量物を車両の中心に寄せた最適な重量配分により、小気味良いハンドリングを実現した。パワーユニットは2リッター4気筒ツインカム200PS、または2リッター直列6気筒24バルブ160PS。トランスミッションは、4気筒モデルには6速MTのほかに、ステアリング上のスイッチでマニュアル変速できるステアマチック付の5速ATを組み合せた。6気筒モデルは発売当初は通常の4速ATのみとしたが、のちに4気筒用と同じ6速MTも追加。
「1998~1999年 日本カー オブ ザ イヤー」を受賞した。
 ●車名の由来 「アルテッツァ(Altezza)」は、イタリア語で「高貴」の意味
 ●生産工場 関東自動車工業(株) 岩手工場
 ●販売会社 ネッツトヨタ店
 ●スペック
グレード 車両型式 重量(kg) 寸法(全長・全幅・全高・ホイールベース)(mm)
エンジン型式 エンジン種類 排気量(cm3) 最高出力kW(PS)/r.p.m.
・RS200・6M/T GF-SXE10-AEFVF 1340・4400・1720・1410・2670
3S-GE 水冷直列4気筒DOHC 1998 -/210/7600
・RS200・ステアシフトマチック付5A/T GF-SXE10-AEAVF 1330
4400・1720・1410・2670
3S-GE 水冷直列4気筒DOHC 1998 -/200/7000
・AS200・4A/T GF-GXE10-AEPVK 1310・4400・1720・1410・2670
1G-FE 水冷直列4気筒DOHC 1998 -/160/6200

アルテッツァ ジータ Altezza Gita 1代目
発売日 2001年7月2日
 ●解説
「アルテッツ」を5ドア ハッチバック風のワゴンボデーとしたモデル。
「ジータ」とはイタリア語で「小旅行」の意味。
リヤシートのバックレスとは6:4比率の分割可倒式で、これを倒すことで大きな荷物の積み込みを可能とした。エンジンは「ジータ」の誕生を機に採用した直列6気筒DOHC24バルブVVT-iの3.0リッターモデルには、i-Fourシステム採用のフルタイム4WDも設定した。2005年8月、「アルテッツ」はレクサスブランドの「IS」へ移行した。
 ●車名の由来 「アルテッツァ(Altezza)」は、イタリア語で「高貴」の意味
ジータ(Gita)はイタリア語で「小旅行」の意味。
 ●生産工場 関東自動車工業(株) 岩手工場
 ●販売会社 ネッツトヨタ店
 ●スペック
グレード 車両型式 重量(kg) 寸法(全長・全幅・全高・ホイールベース)(mm)
エンジン型式 エンジン種類 排気量(cm3) 最高出力kW(PS)/r.p.m.
・AS300・5A/T TA-JCE10W-AWAVF 1470・4505・1725・1420・2670
2JZ-GE 水冷直列6気筒DOHC 2997・162/220/5800
・AS200・4A/T TA-GXE10W-AWPVK 1360・4505・1725・1420・2670
1GE-FE 水冷直列6気筒DOHC 1988・118/160/6200
・AS200・6M/T TA-GXE10W-AWFVK 1360・4505・1725・1420・2670
1GE-FE 水冷直列6気筒DOHC 1988・118/160/6200
※ 代表するグレードのスペックを表示しております。
※ エンジン最高出力はネット値です。表内では「 / / 」で表示しています。
※ このクルマの型式は、 SXE10(2000), GXE10(2000) です。
このページは、トヨタ自動車75年史 です。
現在販売しているクルマの情報はトヨタ自動車ホームページをご覧ください。


アルテッツァって名車? それとも迷車?
トヨタ渾身の力作ミッドサイズセダンは
なぜ1代で消えてしまった?
2024年4月17日 / コラム
 トヨタアルテッツァを覚えているだろうか? 1998年10月30日にデビューした4ドアセダンだ。全長4400mmと比較的コンパクトで、ハイパワーエンジンを搭載。このクラスのFF化が推進される当時の流れにあって敢えてFRを採用するということで、開発の情報が漏れ伝わった前年頃から「ハチロクの再来か?」とか「BMW3シリーズに比肩するスポーツセダンがトヨタから登場する」など、ベストカーのみならず、自動車雑誌界隈では話題沸騰!! 期待がワクワク盛り上がったのでありました。さて、アルテッツァとはどんなクルマだったのだろうか!?
■期待にたがわぬスペックに胸膨らむベストカースタッフ
 トヨタアルテッツァがデビューしたのは前述の通り1998年10月30日。形式名を「E10型」といい、海外に向けてはレクサスブランドのコンパクトセダン「レクサスIS」としてデビューした。この当時、日本国内ではレクサスブランドを展開していなかったため、国内向けにはトヨタブランドで「アルテッツァ」と名付けられたのだった。
 全長4400mm、全幅1720mm、全高141mmでホイールベースは267mm。サイズ感としては同時代のコロナプレミオ(11代目、T210型)の全長が4520mm、日産プリメーラ(2代目、P11型)が4430mm、ブルーバードSSS(10代目、U14型)が4565mmなので、4700mm級のマークⅡやローレルクラスよりもワンサイズ小さい、ミドルサイズセダンという位置付けだったことがわかる。
 同クラスのライバル車はみなFFなので、敢えてFRを採用したアルテッツァにクルマ好きの期待が高まるのは当然のことだった。ちなみに、当時も今もミドルサイズセダンのベンチマークとされるBMW3シリーズ(E36型)の全長は4435mm、全幅1695mm、全高1395mmだったので、サイズ感的にも3シリーズとガチンコを狙ってきたことが見て取れる。
 比較的短い2670mmというホイールベースにフロントオーバーハング=750mm、リアオーバーハング=980mmと前後を切り詰めたプロポーション。直4エンジンを搭載する「RS200」グレードではエンジンをバルクヘッド側に押し込んで前後重量配分を54:46とするなど、パッケージングもフロントミドシップ的で本格派だ。
 搭載されるエンジンは直列4気筒DOHC、1998㏄の3S-GE型と、直列6気筒DOHC、1998㏄の1G-FE型。いずれもNAで、特に6速MTが組み合わされる3S-GEは最高出力210ps/7600rpm、最大トルク22.0kgm/6400rpmというハイスペックがおごられた。
 これはいやがおうにも期待が高まるというものだ。
 それを証明するように、アルテッツァ初めて紹介する1998年12月10日号(11月10日発売)では「FRの守護神」と題し、16ページを割いて徹底的に、多角的に解剖している。ちなみにこの号では2カ月後の1999年1月にデビューするR34GT-Rが、ニュルブルクリンクで初めてベールを脱いだ姿で走った姿を伝えてもいる。そう、初出しのGT-Rを抑えた大特集を組んだのだ。期待の高さがうかがえるだろう。
■早朝のヤタベでアルテッツァvsライバル対決徹底テストを敢行!!
 続く1998年12月26日号(11月26日発売)ではデビューしたばかりのアルテッツァRS200とAS200をヤタベの高速周回路に連れ出してスカイラインやインテグラタイプRなどのライバル車との比較テストを実施した。
 210ps、22.0kgmを発揮する直4、2リッターNAエンジンに6速MTを組み合わせたアルテッツァRS200のゼロヨンタイムは14秒836。1998年当時のテストデータを見ると、GT-Rやランエボなどの280馬力ターボ4WD軍団は12秒台中盤。FD3S型RX-7が13秒38というタイムをマークしている。
 2リッタークラスのNAエンジンを搭載するモデルだと、MR2 Gリミテッドが14秒73、三菱FTO GPXが15秒00、2.2リッターのプレリュードSiRが14秒20、3リッターNAのスープラSZ-Rが15秒05なので、アルテッツァRS200の動力性能は期待を裏切らない高性能だった。
 ハンドリング面でも基本的には軽快で心地よいと評価されたのだが、RS200 Zエディションに装着される215/45R17サイズのタイヤがややオーバースペックで、AS200などに装着される195/65R15タイヤのほうがマッチングがいいというのがベストカー執筆陣の評価であった。
■2005年、1代限りでアルテッツァの名は消滅してしまった
 このようにデビュー直後には期待をもって受け入れられたアルテッツァだったが、当初の期待や評価のわりに販売面では今ひとつブレイクできなかった。それには当時も思っていた「理由」があった。
 たしかに動力性能は高く、ライバルを圧倒する加速を楽しめる3S-GEエンジンだったが、低速域でのトルクが薄く、高回転をキープしないとパンチを味わいきれない扱いづらさがあったのだ。8000rpm手前まで一気に吹け上がるのだが、トルクが盛り上がりアクセルレスポンスもシャープになる6000rpmあたりから振動や音が大きくなり、6速MTのシフトノブにビリビリ振動が伝わるなど、荒さが目立ったのだ。
 直列6気筒の1G-FEを搭載するAS200は滑らかなエンジンフィールでBMW320のような雰囲気を感じさせるものの、160ps/6200rpm、20.4kgm/4400rpmに4速ATの組み合わせがややアンダーパワーに感じられた。2000年5月にAS200に5速MTが追加されたのだが、これはエンジンのオイシイところをうまく引き出せて楽しかった。が、ミッドサイズセダンで3ペダルMTは、やはり主流とはならなかった。
 2001年7月に、ステーションワゴンの「ジータ」が追加されるのだが、ジータにのみ搭載された直列6気筒3リッターの2JZ-GEエンジン(最高出力220ps、最大トルク30.0kgm)が最初からセダンにも搭載されていたら、アルテッツァの評価は大きく異なっていたのではないかと思うのだ。北米や欧州に向けたレクサスISでは当初からセダンにも3リッターエンジン搭載モデルが用意されていたので、これの国内投入が当時は期待されたのだがかなわなかった。
 アルテッツァのデビューに際し、クルマ好きの若い世代は「ハチロクの再来」として、スポーティに走るFRスポーツを求めたし、一方でもうちょっと年齢層が上の世代は、BMW3シリーズを凌駕する上質で運転の楽しいスポーティセダンを求めたのだ。
 その意味でアルテッツァは、やや“どっちつかず”の存在になってしまったのだ。工夫を凝らしたクロノグラフ風のメーターは、デザイン的には面白かったけれどBMW3シリーズの雰囲気を望むユーザーにはちょっと子供っぽく感じられた。さらにAS200の4ATモデルでは動力性能に物足りなさがあり、BMW320のような乗り味には一歩及ばなかった。
 とはいえ、AS200の価格は207万円からという設定でBMW320に比べて圧倒的に安価だったのだから、しっかりとアピールすればバリューの高さで勝負できたと思うだけに残念だ。
 一方でFRスポーツらしいドリフトコントロールを楽しみたい向きには、RS200の低速トルクの薄さと1340㎏という車重がネックとなり、自在なコントロール性を味わうことが難しかった。最高出力をちょっと落として低中速域のトルクのつながりを厚くしたなら、もっと軽快で楽しい操縦性が得られたかもしれない。RS200の価格は最上級のZエディション6MTで250万円だったので、今にして思えばお買い得だった。
 結局アルテッツァは2005年7月に販売を終了する。同年8月、日本国内でのレクサスブランド展開に伴ってアルテッツァ(海外ではレクサスIS)はレクサスブランドへと移行され、グローバルで2代目レクサスISへとモデルチェンジをした。このためアルテッツァの名称は1代限りで消滅することとなったのだが、現在のレクサスISにアルテッツァのDNAは受け継がれているのだ。
文/梅木智晴(ベストカー編集委員)、写真/ベストカー編集部


≪くだめぎ?≫
 『アルテッツァ(セダン)』には最後まで2Lエンジンで、
レクサス『IS(セダン)』の3Lエンジン搭載はなかった。
 また、『アルテッツァ ジータ』には2Lエンジンがあったが、
レクサス『IS SportsCross』は3Lだけの搭載だった。
 「トヨタオート店」と「レクサス店」と作り分けていたのだ・・。
Posted at 2025/04/11 19:32:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ自動車 75年史 (2012年) | クルマ
2025年04月11日 イイね!

ミディアムサイズ高級セダン『ブレビス』

ミディアムサイズ高級セダン『ブレビス』【懐かしの国産車】トヨタ ブレビスはサイズにとらわれない高級車を目指して生まれた
2020-07-17
Webモーターマガジン編集部
[写真・画像] 全長は4.6mを切る比較的コンパクトな4ドアセダンだが、ホイールベースは2780mmあるので室内は十分に広い。
 今から20年ほど前、新しい世紀に変わる頃。クルマに対する考え方も変わり始めていた。そんな時代のニューモデルのインプレッションを当時の写真と記事で振り返ってみよう。今回は「トヨタ ブレビス」だ。
●トヨタ ブレビス(2001年)
 メルセデス・ベンツ CクラスやBMW 3シリーズを視野に置いたトヨタのプレミアムカー構想から生まれたプログレが誕生したのが1998年。それから3年、第2弾として登場したブレビスは、「アクティブエレガンス」のコンセプトを明確に表現することで、一層の商品力アップを図る戦略で勝負をかけてきた。
 具体的には、スタイリッシュなボディ、パワフルなエンジン、トップレベルの静粛性と乗り心地、そしてゴージャスな雰囲気をプラスするという、これ以上ない強力な布陣といえるだろう。
 マークIIよりひとまわり小さいサイズながら、ブレビスのスタイルは存在感のあるものだ。ボンネット先端のライオンマークも高級感を訴求する効果的なアイテムとなっている。ドアを開けると、本革やウッドパネルがふんだんに使われたインテリアが目を引く。セルシオに匹敵する造り込みで、トヨタが目指した「小さな高級車」にふさわしいものとなっている。
 運転席はもちろん電動アジャストで、上級グレードではイグニッションをONにするとメモリーされた位置に自動的にセットされるという優れもの。しかもシートだけではなく、ステアリングはチルト&テレスコピック調整でき、ペダルも前後調整が可能(世界初)なので、体格に関係なく誰でもベストのドライビングポジションを取ることができる。
 走り出して感じるのは、静粛性の高さと乗り心地の良さだ。搭載される直6エンジンは直噴なのだが、直噴独特のノイジーな感じは払拭されている。加速時の排気音をドライバーへのインフォメーションと考えれば、むしろ小気味良くさえ感じられるだろう。
 今回は3Lと2.5Lの両方に試乗したが、3Lは大排気量らしくトルクの余裕を感じさせる。停止状態からアクセルペダルを軽く踏み込んだだけでスッと前に出て行く感じがいい。これに対して2.5Lはどちらかといえば高回転指向で、吹け上がりの良さを活かして加速していくという印象だ。
 ハンドリングも、3Lは割りとおっとりとした感覚で、コーナーを攻めるような走りではなく高いスタビリティを活かしたクルージングが似合う。25Lは思いのほかスポーティなので、ロールは深いもののコーナーを攻めても不安感なく楽しく、水準以上の操縦安定性を示してくれる。
 いずれも乗り心地はソフトだが、フワフワした感じでなはなく、しっとりと落ち着いている。荒れた路面でも衝撃をうまく吸収して、高級車にふさわしい乗り心地はしっかりと演出されている。
 高級車であればこそ、走りにも上質感が要求される。アクセルペダルを踏み込んだ瞬間に感じる加速、音、振動が乗員にどう伝わるかまでを徹底的に煮詰めて、ブレビスは造り込まれたという。走りと、乗り心地と、装備と、質感と、4拍子揃った小さな高級車、ブレビス。サイズにとらわれず高級を目指したトヨタの心意気がヒシヒシと伝わってくるようだった。
■トヨタ ブレビス Ai250 主要諸元
全長×全幅×全高:4550×1720×1460mm
ホイールベース:2780mm
車重:1520kg
エンジン形式:直6・4バルブDOHC・FR
排気量:2491cc
最高出力:147kw(200ps)/6000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/3800rpm
ミッション:4速AT
タイヤ:205/55R16
当時の価格:337万円

ブレビス Brevis 1代目 ボデータイプ-セダン SD
発売日 2001年6月4日
 ●解説
 「プログレ」より少し若い年齢層に向けた、「プログレ」から派生したミディアムサイズの高級4ドアセダン。
 後輪駆動とフルタイム4WDのi-Fourを用意。エンジンは直列6気筒の2997cc・162kW(220ps)(後輪駆動)または2491cc・147kW(200ps)。トランスミッションは、後輪駆動モデルが5スーパーECTと呼ばれるカーナビと連携した、ナビAIシフトで、4WDモデルがAT。
 室内装備は、本革巻ステアリング、高級ファブリック、または本革シート(オプション)、杢調パネル、電動リヤサンシェードなどを備える。乗る人に合わせてシートポジションやステアリング位置のみならず、ペダルの位置まで設定できる「パーソナルドライビングポジションシステム」などクラスを超えた先進のものを採用。2005年12月にはG-BOOK対応ナビを全車に標準化した。
 ●車名の由来  英語の「Brave(勇敢な)」から作った言葉
 ●生産工場 元町工場
 ●販売会社 トヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)
 ●スペック
グレード 車両型式 重量(kg) 寸法(全長・全幅・全高・ホイールベース)(mm)
エンジン型式 エンジン種類 排気量(cm3) 最高出力kW(PS)/r.p.m.
・2WD・A1300 TA-JCG11-CEAZH 1550・4550・1720・1460・2780
2JZ-FSE 水冷直列6気筒縦置DOHC 2997 162/220/5600
・2WD・A1250 TA-JCG10-CEAVH 1520・4550・1720・1460・2780
1JZ-FSE 水冷直列6気筒縦置DOHC 2491 147/200/6000
・4WD・A1250 Four TA-JCG15-CEPVH 1590・4550・1720・1475・2780
1JZ-FSE 水冷直列6気筒縦置DOHC 2491 147/200/6000
※ 代表するグレードのスペックを表示しております。
※ エンジン最高出力はネット値です。表内では「 / / 」で表示しています。
※ このクルマの型式は、 JCG15(2500), JCG10(2500), JCG11(3000) です。
このページは、トヨタ自動車75年史 です。
現在販売しているクルマの情報はトヨタ自動車ホームページをご覧ください。


≪くだめぎ?≫
『プログレ』(1998年5月~2007年5月・トヨペット店)
『ブレビス』(2001年6月~2007年5月・トヨタ店)
『アルテッツァ』(海外版レクサスIS)
(1998年10月~2005年7月・トヨタオート店~ネッツ店)
三車種ともにプラットフォームを共有。
全長 『ブレビス』4,550mm『プログレ』4,510mm
日本向け初代「レクサスIS」4,575mm『アルテッツァ』4,400 mm

『ブレビス』→日本向け初代「レクサスIS」
とモデルチェンジとた、と言い切れば納得するが・・。
Posted at 2025/04/11 17:14:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ自動車 75年史 (2012年) | クルマ
2025年04月11日 イイね!

吹越烏帽子 ふっこしえぼし

 吹越烏帽子 ふっこしえぼし吹越烏帽子 ふっこしえぼし
 東北100名山のひとつ、吹越烏帽子。標高は507.8mで、登山路も比較的ゆるやかなため、気軽にハイキング気分で登山を楽しむことが出来るのが特徴です。(頂上付近は勾配が急になるガレ場あり)
 360度展望の頂上からは天気が良ければ、西に陸奥湾、東に太平洋を望むことができ、5月の中頃には黄色に染まる多くの菜の花畑を望むことができます。
 ※登山道までは交通の便が悪いため、車で来られる前提でご案内しております。それ以外の場合は、事前にタクシーを手配することを強くおすすめします。
 基本情報
住所 青森県上北郡横浜町
問い合わせ先 横浜町役場 産業振興課
電話番号
アクセス 最寄り駅:JR大湊線吹越駅
※初めての方は登山口までわかりにくくなっているため、
「横浜町役場HP」の「観光」「吹越烏帽子」ページ内の案内地図を参照のうえ、ご自身でも経路の確認をお願いいたします。
ウェブサイト 横浜町サイト
備考
・登山では大小様々な危険な場面が生まれます。山の特徴に応じた装備を行って下さい。
・吹越烏帽子に関しては頂上に近づくにつれ急な傾斜と途中にガレ場(砕石が堆積した斜面)があります。特にガレ場では石の大小はあれど落石が起こりやすくなっております。また昇り下り共に石に足をとられる可能性もあります。気を付けて歩いて下さい。
・生き物、昆虫、植物の被害にあわないためにも対策を行って下さい。
Amazing AOMORI 青森県観光情報サイト より


≪くだめぎ?≫
 「黄色の菜の花」をウリにする"横浜町"に登場する「山」が
『吹越烏帽子 ふっこしえぼし』

実は"横浜町"と"六ヶ所村"の境目をなす。
『吹越烏帽子』の真東に「出戸(でと)」、
南に「尾駮(おぶち)沼」、
原子燃料サイクル施設などの原子力施設などが立地する。

小川原湖から出戸まで、開拓村と思って間違いないだろう。
Posted at 2025/04/11 11:33:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 都道府県区市町村 | 旅行/地域

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「「Yamato」体重計 ♫〜」
何シテル?   04/02 16:02
 「昔々、有ったとさ、 『トヨタディーゼル店』、『トヨタパブリカ店』、『トヨタオート店』、『トヨタビスタ店』・・・」。      身長165cm・体重6...
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愛車一覧

ダイハツ ハイゼットカーゴ ダイハツ ハイゼットカーゴ
"MT車"、9.8万キロ走行、である。 前車ハイエースを年末に買取りしてもらう。 ほぼ、 ...
トヨタ ルーミー 「タンク」顔の"ルーミー" (トヨタ ルーミー)
[写真・画像] 6/25(日)10:37 青森トヨタ・ネッツトヨタ青森 TwiN pla ...
スバル サンバー スバル サンバー
母の嫁入り道具、父は車持ってなかった。後に事故廃車。
トヨタ マークIIバン トヨタ マークIIバン
事故廃車したため、購入。コロナバンがなかった・・。
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