
道の駅北川はゆま
(みちのえき きたがわはゆま)は、
宮崎県延岡市北川町長井の国道10号沿いに設置されている道の駅。東九州自動車道(延岡道路)の北川ICに隣接している。
所在地 〒889-0102
宮崎県延岡市北川町長井5751-1
座標 北緯32度39分58秒 東経131度42分16秒
登録路線 国道10号
登録回 第5回 (45002)
登録日 1994年(平成6年)4月26日
開駅日 1996年(平成8年)4月
営業時間 8:30 - 18:00(平日)
8:30 - 20:00(土・日)
外部リンク
・国土交通省案内ページ
・全国道の駅連絡会ページ
・公式ウェブサイト
道の駅北川はゆま
所属路線 E10 東九州自動車道(延岡道路)
本線標識の表記 国道10号 北川
【補助標識】道の駅北川はゆま
起点からの距離 202.2 km(北九州JCT起点)
◄須美江IC (5.6 km) (12.8 km) 延岡JCT/IC►
接続する一般道 国道10号
供用開始日 2012年(平成27年)12月15日
通行台数 x台/日
所在地 〒889-0102
宮崎県延岡市北川町長井5751-1
備考 上下線集約 北川ICに併設
1.概要
「はゆま」は古代の駅制度のなごりで駅馬の古い呼び名(早馬から転じたもの)に由来する[1]。
当初は一般道路(国道10号など)からのみ利用可能な駅であったが、2012年(平成24年)12月15日に開通した東九州自動車道(延岡道路)北川ICと接続され、高速道路からも利用が可能となった。また、北川ICの前後が無料区間であることから、本線への進入および退出に料金が発生しないため、東九州道の実質的なサービスエリア (SA) として機能している。実際に、東九州道(有料区間)の管理者である西日本高速道路(NEXCO西日本)は佐伯弥生パーキングエリア開業時の報道発表などにおいて、道の駅北川はゆまを東九州道の休憩施設と位置付けている[2]。
2014年(平成26年)3月8日には店内の改装リニューアルが完了し、同年3月9日には東九州道北浦IC - 須美江IC間の開通と合わせて記念行事が行われた。
2015年1月に重点道の駅候補に選定され[3]、2016年1月に重点道の駅に選定された。
2.歴史
2011年(平成23年)9月: 東九州自動車道のサービスエリアとしての利用者増加を見越して、トイレ増改築と駐車場の拡張工事、九州の道の駅では初となるコインシャワーの設置が行われる[4][5]。
2012年(平成24年)12月15日: 当駅に隣接する、東九州自動車道北川ICが開通。
2013年(平成25年)
5月: 道の駅の最寄りにある延岡学園高校と主に同校調理科生徒の実践型職業体験を目的とした業務提携を開始。
7月: レシピ開発〜マーケティング〜パッケージ制作を道の駅と高校生とで行った第1号商品として「のべがくプリン」の発売を開始[6]。
8月: 宮崎の産物「へべす」を使った「のべがくヘベスケーキ」の販売を開始。高校生が一泊2食のサービス企画・実践を行う「高校生オーベルジュ」を開催。
2014年(平成26年)3月8日: 増築工事が竣工し、販売面積増と共にテイクアウトコーナーを新設。また、店舗内の一部が改装リニューアルされる。
2015年(平成27年)
1月30日 - 国土交通省が道の駅 重点候補に選定する[3]。
4月1日: 高速バス「パシフィックライナー」(宮崎交通・JR九州バス・大分バス・大分交通・亀の井バスの共同運行)が運行開始[7][8]。休憩施設として当道の駅を利用。
2016年(平成28年)
1月27日 - 国土交通省が重点「道の駅」に選定する[3]。
2020年(令和2年)
3月31日 - 第3駐車場(大型車専用)が利用開始[9]。
2021年(令和3年)
4月29日 - 新女性用トイレの供用開始[10][11]。
5月5日 - 第1駐車場トイレ棟の改修工事に伴い、男性用トイレ・多目的トイレ・コインシャワー室・身障者用駐車場の利用が出来なくなる。男性用トイレについては仮設トイレを設置[10][12]。
8月5日 - コインシャワー室の仮営業再開[13]。
10月15日 - 第1駐車場トイレ棟が仮オープン[14][15]。
3.施設
第1駐車場
小型車:92台
身障者用:3台
バス専用:2台
トイレ棟
第2駐車場
小型車:15台
二輪車:10台
第3駐車場(大型専用)
大型車:23台
トイレ棟
コインシャワー室
公衆電話
公衆FAX
インフォメーションセンター
道路交通情報センター
レストランはゆま(土曜・日曜・連休9:00 - 19:00オーダーストップ)(平日9:00 - 17:30オーダーストップ)
売店* 延岡・宮崎の魅力満載「はゆまお土産館」(土曜・日曜・連休8:30 - 19:00)(平日9:00 - 19:00)
農林水畜産物直売所「はゆま物産館」(土曜・日曜・連休8:30 - 19:00)(平日9:00 - 19:00)
テイクアウトコーナー(土曜・日曜・連休9:00 - 19:00オーダーストップ)(平日9:00 - 17:30オーダーストップ)
体験コーナー「北川はゆま木工室」(9:00 - 17:00、土日のみ予約のみ受付)
4.休館日 物産館
年中無休(年末・年始は時間を変えて営業)[16][17]
5.アクセス
国道10号 - 登録路線
E10 東九州自動車道(延岡道路)
JR日豊本線日向長井駅から徒歩15 - 20分
6.隣
E10 東九州自動車道( 延岡道路の区間含む)
(20-1) 須美江IC - (21) 北川IC/道の駅北川はゆま - (22) 延岡JCT/IC
7.脚注
8.外部リンク
道の駅北川はゆま
九州「道の駅」ガイド(国土交通省九州地方整備局)
最終更新 2023年12月9日 (土) 05:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
北川町(きたがわちょう)は、かつて宮崎県東臼杵郡におかれていた町。
2007年3月31日、延岡市に編入された。
現在は旧町域に延岡市の地域自治区「北川町」(きたがわまち)が設置されている。
廃止日 2007年3月31日
廃止理由 編入合併 北川町 → 延岡市
現在の自治体 延岡市
廃止時点のデータ
地方 九州地方
都道府県 宮崎県
郡 東臼杵郡
市町村コード 45427-3
面積 279.91 km2
総人口 4,374人(推計人口、2007年3月1日)
隣接自治体 延岡市、西臼杵郡日之影町、大分県佐伯市
町の木 カシ
町の花 ツツジ
町の鳥 ウグイス
北川町役場
所在地 〒889-0101
宮崎県東臼杵郡北川町大字川内名7250番地
1.地理
宮崎県の北部に位置し、大分県と接する。日向灘に近い位置にあるが、日向灘沿岸地域は延岡市の市域となっており、北川町自体は日向灘に面していない。
山:鏡山・大崩山(おおくえやま)・可愛岳(えのだけ)
川:北川・祝子川(ほうりがわ)
ダム:祝子川ダム
2.歴史
1877年の西南戦争では、町内が戦場になり、薩摩軍、野戦病院・西郷隆盛宿営地跡が存在する。
2-1.近現代
1889年(明治12年)5月1日 - 町村制施行により、北川村が発足。
1958年(昭和33年)5月21日 - 大崩山に大阪から鹿児島に向かう途中の単発航空機(デ・ハビランド・カナダ DHC-2)が墜落。乗員4人全員死亡[1]。
1972年(昭和47年)11月1日 - 単独町制施行。北川町となる。
2007年(平成19年)3月31日 - 延岡市に編入した。
3.防災
台風が東シナ海から九州地方に上陸する進路をとると(熊本県水俣市付近→大分県大分市付近通過コース)町内は大きな被害を受ける。平成9年・16年・17年と水害に遭っている。
北川町消防団音楽隊(ラッパ隊)
ラッパ隊の吹奏技術は、県内トップクラスで、宮崎県消防大会では、3位・2位と入賞を果たしている。隊員は、役場職員・町内団員で構成されている。
4.産業 特産品
アユ
イノシシ肉
シイタケ
牛肉(北川牛)
備長炭
5.教育
5-1.中学校
北川町立北川中学校
5-2.小学校
北川町立北川小学校
北川町立下赤小学校 (閉校)
北川町立瀬口小学校 (閉校)
北川町立松葉小学校 (閉校)
6.交通
最寄り空港は大分空港または宮崎空港。
6-1.鉄道 九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線 市棚駅 - 北川駅 - 日向長井駅
中心駅は北川駅。しかし、列車は一日数本のみの運行である。
6-2.バス路線 一般路線バス
宮崎交通
延岡市 - 北川町
特急わかあゆ号:大分市 - 豊後大野市 - 宇目(佐伯市) - 北川町 - 延岡市
6-3. 道路
6-3-1.高速道路
東九州自動車道(延岡道路):北川IC
ICの出入口に道の駅北川はゆまが併設されている。
6-3-2.一般国道
国道10号 道の駅北川はゆま
国道326号
国道388号
川島トンネル - 浦城トンネル間が僅かに介入している
6-3-3.県道
●主要地方道 宮崎県道43号北川北浦線
●一般県道
宮崎県道207号岩戸延岡線
宮崎県道219号日向長井停車場線
宮崎県道240号日豊海岸北川線
7.名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
祝子川温泉・祝子川渓谷
ホタルの館・川舟の館
森谷観音滝
香花谷観音滝
黒内滝
和田越戦場跡
ホタルまつり(6月)
ふるさとまつり(8月)
8.脚注
[1]^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、129頁。ISBN 9784816922749。
9.外部リンク
北川町
延岡市・北川町合併協議会
最終更新 2023年12月23日 (土) 00:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
以上 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
≪くだめぎ?≫
「通称:宗太郎越え」は
"重岡 - 宗太郎 - (県境) - 市棚"の
重岡駅が峠で、宗太郎・市棚へ20‰の下り勾配と
30を超えるトンネルが続く、
鐙川(あぶみかわ)沿いの谷間である。
「宗太郎駅」南側に県境があり、
付近の旧国道跡に"白看板"の「北川村」が朽ちていると、
今回のテキスト鉄道ジャーナル2018.7(No.621)
特集「県境を越える」に掲載されている。
"北川村"→「北川町」の時が一番の勢いだったのか。
宮崎県東臼杵郡北川町(ひがしうすきぐん・きたがわちょう)
といえば、大崩山(おおくえやま)であるが、西側の
祝子川(ほうりがわ)流域であり、
今回の舞台は東側の北川流域である。
『道の駅北川はゆま』は
・メイン宗太郎越え・日豊本線・国道10号
・道の駅宇目・みえ・国道326号(旧日向街道)
・海側の東九州自動車道・国道388号
の三方から集まる場所で、至近に日向長井駅(徒歩15 - 20分)
があるが、現在は高速幹線バスも設定されていない。
いかにも車社会の県境である、象徴的な場所だ。