
【コラム】
鉄道写真 コレクション2014
35 JR八戸線と並行する八戸臨海鉄道の貨物列車
[18:30 2014/04/12]
[写真] 八戸臨海鉄道DD56形は、国鉄DD13形に準じた設計のディーゼル機関車
青森県八戸市に拠点を置く八戸臨海鉄道は、1970(昭和45)年12月に設立された第3セクター方式の鉄道会社。営業区間は八戸貨物駅から北沼駅まで、列車本数は1日4往復とされている。一部区間でJR八戸線と並行しており、八戸線の線路の向こうに、ディーゼル機関車DD56形が牽引する貨物列車を見ることができた。
マイナビニュース
≪くだめぎ?≫
貨物列車 = コンテナ列車 は寂しい気がするが。
・1961年(昭和36年)、馬淵川の改修工事(河口付近の直線化)完成。
・1961年(昭和36年)、八戸市が新産業都市に指定される。
・1966年(昭和41年)3月、青森県営専用線(北八戸信号場-北沼駅)開業。
・1968年(昭和43年)5月17日、十勝沖地震発生、南部鉄道全線(尻内駅-五戸駅)運行休止。
・1969年(昭和44年)4月、南部鉄道全線廃止(後に南部バスに社名変更)。
・1970年(昭和45年)12月、八戸貨物駅開業(当時は信号場扱い)。
・1970年(昭和45年)12月、八戸臨海鉄道線(八戸貨物駅-北八戸信号場を延長)開業、第3セクター方式の地方鉄道に転換。
・1971年(昭和46年)2月1日、本八戸駅に改称(国鉄八戸線上、市街地に近い方)。
・1971年(昭和46年)4月1日、八戸駅(2代目)誕生(東北本線の尻内駅から改称)。
・1971年(昭和46年)10月、八戸貨物駅、コンテナ貨物・車扱貨物の取扱を開始(八戸駅の貨物取扱を移管開始)。
・1977年(昭和52)年7月、長苗代~陸奥湊間高架化。
・1977年(昭和52)年7月、長苗代~「本八戸駅貨物扱所」開業(八戸市城下3丁目・沼館2丁目)。
・1982年(昭和57)年11月15日、鮫~久慈の貨物営業を廃止。
・1984年(昭和59)年2月1日、陸奥湊~鮫の貨物営業を廃止。
・1985年(昭和60)年3月14日、本八戸~湊(貨物支線)廃止。
・1986年(昭和61)年11月1日、本八戸~陸奥湊の貨物営業を廃止。
・1986年(昭和61)年11月1日、八戸駅の貨物の取扱がほぼ廃止になる。
・1992年(平成4年)12月26日、八戸地域地場産業振興センター(愛称:ユートリー)開館(八戸駅貨物取扱所の跡地)。
・2001年(平成13年)1月22日、八戸貨物駅が着発線荷役方式を採用した駅に改装。
・2002年(平成14年)12月1日、東北新幹線八戸駅まで延伸開業。
・2002年(平成14年)12月1日、青い森鉄道開業(目時-八戸も含め盛岡-八戸が経営分離)。
・2002年(平成14年)12月1日、八戸臨海鉄道が青森県より青い森鉄道線の保線・保守業務の受託開始。
・2006年(平成18年)6月、長苗代~「本八戸駅貨物扱所」休止。
・2010年(平成22年)12月4日、東北新幹線新青森駅まで延伸開業。八戸-青森も青い森鉄道線に転換。
・2010年(平成22年)12月4日、八戸臨海鉄道が青い森鉄道線の保線・保守業務の受託を解除。代わって、駅構内清掃及びラッシュ時における一部無人駅の改札業務を青い森鉄道より受託。
今更ながら、南部鉄道跡地が八戸貨物駅だったらと思うのである、立体交差で大変なことは分かるが。
大激動を生きるJR貨物の子会社である・・。
Posted at 2014/04/16 22:42:07 | |
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