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ディーゼルオート店のブログ一覧

2020年01月15日 イイね!

『グランエース』最速試乗!?

『グランエース』最速試乗!?グランエース最速試乗!? VIP感満載の新カテゴリー車は、運転してみてもサイコーです
2019.11.29 22:30

[写真・画像]上方向を指し示すデザインのリヤコンビネーションランプ

 先日、ガズー編集部でとある新型車の取材をする機会をいただきました。急遽、カメラを片手にお邪魔したトヨタ車体の富士松テストコースで待ち構えていたのは、トヨタの新型車「グランエース」。編集部員だけで取材する機会もなかなかないのですが、ジャーナリストの方とは一線を画す、ユーザー目線全開でグランエースの魅力をお届けしていきましょう。
 VIP4人を送迎することができるクルマとして誕生したグランエースですが、全長5,300mm、全幅1,970mmという巨体と、ベースがハイエースということで、走りはさておき、内装の上質さが特徴のクルマかと思いきや、
 なんといっても走りが楽しい!
 テストコースでの走行であり、高級セダンと直接比較したわけではないことを差し引いたとしても、いい意味で大きく裏切られたグランエースの走りを中心に、グランエースの特長をお届けしていきます。
 乗り味としては、アルファードのあのふわりとした乗り味に通ずるものを感じることができます。輸入車に慣れている方はもう少しガッチリした乗り味が好きな方も多いかもしれませんが、車重の重さを感じさせないハンドリングとコーナリングのスムーズさ、少しだけ浮きながら走っているようなある種の軽やかさみたいなものを感じることができます。
 しかし、アルファードとの大きな違いはハイエース譲りの後輪駆動(FR)であること。ゼロからのスタートは若干重たさを感じますが、少し動き始めた後のスムーズな加速感は、ミニバンでは味わったことのない新感覚で、直進走行での安定感も高いです。
 ブレーキもコントロールしやすく、十分な制動力を発揮してくれていて、重さと高さがあるクルマ特有のつんのめり感もうまく抑えられています。ブレーキングからの右左折でも、しっかり止まることと、FRのため駆動と操舵が別であることで、スムーズに曲がっていく感じが、5,300mmもあるクルマなんだということをすっかり忘れさせてくれます。
 そこには、シャシー、ボディの剛性、足回りの絶妙なセッティングが大きく寄与しています。
 フロアのメンバーを一直線にして捻れ剛性を高めたストレートラダー構造と、各ピラーをアンダーボディと結合した環状骨格構造により、車全体の一体感を高める高剛性化が施されています。
 これだけ真四角なボディやスライドドアの開口部が1,000mmあるなど、剛性を出すのは難しい構造なのですが、そこは大型車両を多く手掛けるトヨタ車体の経験と努力により高剛性化を実現し、クルマ全体の一体感を感じます。
 そして、足回りですが、フロントはマクファーソンストラット式、リアはトレーリングリンクアーム車軸式を採用しています。
 ハイエースの板状のばねを複数枚重ね合わせたリーフスプリングとは別次元の乗り心地で、電子制御も取り入れたショックアブソーバーが最適な減衰力で路面への追従性を高めるとともに、ショックを上手にいなしてくれています。
 実際に、テストコースにある細かい石が敷き詰められたうねりのある悪路を走行してみましたが、クルマが跳ねてシートからお尻が離れてしまうこともないし、左右別々のうねりにも車体が大きく揺れることなく、前に進むことができました。
(※映像では、テストコースのため普通ではありえないガタガタ道で、そのうえ、手持ちのため相当揺れてしまいました)
 驚きなのが、最小回転半径が5.6mという小ささです。グランエースは45度(乗用車は30度~35度程度)という、トラック並みのタイヤの切れ角があります。5ナンバーで全長4,695のノアが5.6m、全長4,240mmの86が5.4mであることと比較すると、そのすごさが伝わりますでしょうか。
 実際に運転していると、「あれっ、まだ切れるんだ!」という感覚で、後ろのタイヤを中心にぐるぐる回っているくらいの印象になってきます。
 連続して入っている間も、テストコースの制限速度の100km/hはスイスイと出てしまうし、剛性、制動、ハンドリングどれもコントロールしやすく調整されてているため、まったく不安なくコーナーに突っ込んで(!?)いくことができます。
 さて、ここまでグランエースの驚きの走りについてお届けしてきましたが、グランエースの本来の目的である2列目、3列目の乗り心地もお知らせしていきましょう。
 プレミアムグレードでは2列目と3列目に同じエグゼクティブパワーシートが搭載されていますが、特に3列目の乗り心地が秀逸なんです!
 リアタイヤ上付近にある3列目のシートは、なんとなくバスの後方の席の揺れを想像するかもしれません。ところが、グランエースの3列目は快適そのもの。上下左右の揺れが2列目とほとんど変わりなく、車体後方だから跳ねてしまうことも、騒音が気になるということもありません。
 むしろ、2列目よりも前方の席があることやフロントガラスからも遠く、またFR車両のため床面が高くなっていることで、低床なミニバンより室内高が短いことなども相まり、なんとなく落ち着ける“個室感”の雰囲気があり、ワゴンというよりセダンの後席に乗っているような錯覚を覚えます。
 さらにうれしいのは、サイドガラスがルーフギリギリまで大きくとってあることと、ヒップポイントが高めの位置にあることで、サイドガラスの下端が肩よりも下にあります。そのため外の見晴らしがよく、海外のVIPが来日した際、日本の景観を十分に楽しんでもらえたり、開放感があることで窮屈さを感じさせることはありません。
 あえていえば、荷室がすぐ後ろなため、荷物がガタガタしないように積んだり、巨大なリアドアが電動式ではないため静かに閉めるなど、荷物係さんの腕のみせどころかもしれません。
 今回、8人乗りに試乗することはできませんでしたが、ベンチシートとなる4列目の乗り心地などは、機会があればお届けできればと思います。
 グランエースは、上質なVIPの送迎車両という、新しいカテゴリーで生まれるクルマですが、トヨタ自動車のホームページにその世界観を凝縮したムービーも公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
 記念すべき編集部試乗動画シリーズ(続くのか?)の第一弾が、グランエースという、かなりインパクトのある車種でしたが、今後も注目のクルマをユーザー目線でお届けできればと思っております。

執筆:山崎リク [ガズー編集部]


≪くだめぎ?≫
 トヨタ全店併売車種『グランエース』は海外向け『セミボンネット型ハイエース』ショート車体を使ったワゴン車・ジャンボタクシー版であろう。ロング車体は欧州投入が無いマイクロバス『コースター』に替わっての"小型バス"である。

 事実上、「ワンボックス型ハイエース」と「コースター」の中間車種が『セミボンネット型ハイエース』と考えた方が分かりやすいかもしれない。
Posted at 2020/01/15 21:06:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーゼル車 | クルマ
2020年01月01日 イイね!

『グランエース』日本投入

『グランエース』日本投入2019年11月25日
TOYOTA、新型車グランエースを発売
-ビッグサイズの高級ワゴンを12月16日(月)より発売-

上質かつ快適な移動空間として、全長5.30m、全幅1.97mのワイドなサイズを活かした圧倒的な存在感を有するフルサイズワゴン*1
・圧倒的な大きさによる存在感と取り回しの良さを両立
・ゲストをもてなす、上質でゆとりある室内空間
・高い走行安定性と優れた静粛性が織りなす快適な乗り心地
・スマートフォンと連携可能なディスプレイオーディオなど充実の先進装備

[写真・画像] 
(左) Premium(ブラック)
(右上) Premium エグゼクティブパワーシート
(右下) Premium( 内装色: ブラック)

 TOYOTAは、新型車グランエース*2を、全国のトヨタ車両販売店を通じ、12月16日より販売します。2つのグレードを設定し、価格を3列シート6人乗りの「Premium」は6,500,000円*3、4列シート8人乗りの「G」は6,200,000円*3としています。
 新型車グランエースは、セミボンネット*4のパッケージを採用し、上質な室内空間と、静粛性や走行安定性など磨き抜かれた基本性能の高さが特徴的です。存在感を強調した外形スタイルに、華やかな運転席回りや心地よい後席空間のデザインが、特徴をより際立たせました。
*1 全長5m以上のフルサイズと呼ばれるボディをもつ
*2 スペイン語で「大きな/偉大な」を意味する「GRAN」と、英語で「第一人者・優れた者」を意味する「ACE」からの造語
*3 メーカー希望小売価格(消費税込み)
*4 パワートレーンの後端上に運転席が配置され、必然的にごく短いボンネットを持つ車両形状

■販売概要
1.販売店 : 全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店、ならびにトヨタモビリティ東京株式会社
2.販売目標台数 : 600台/年
■生産工場
トヨタ車体株式会社 いなべ工場

■メーカー希望小売価格(単位 : 円)
グレード 定員(人) 駆動 エンジン トランスミッション 価格*(消費税込み)
・G 8 2WD(FR) 1GD-FTV[直噴ディーゼルターボ](2.8L)
 6 Super ECT 6,200,000
・Premium 6 2WD(FR) 1GD-FTV[直噴ディーゼルターボ](2.8L)
 6 Super ECT 6,500,000 ◎
◎ : 掲載写真
6 Super ECT : スーパーインテリジェント6速オートマチック
* 北海道、沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない

■車両概要
1.取り回しの良さをあわせもつ、迫力ある外形スタイル
 ▽金属調加飾の大型ラジエーターグリルがヘッドランプと融合。上下、左右方向に張り出すことで、華やかかつ、強い押し出し感を演出した存在感あるフロントビュー。グリル枠と連続し、ヘッドランプに突き刺さる特徴的なLEDデイタイムランニングランプ*5と、クロム加飾フレームで囲んだプロジェクター式2眼LEDヘッドランプが高級車に相応しい先進性を強調
 ▽クラッディングパネル*6、およびリヤバンパーの下端まで連続した金属調加飾モールが、より低重心を印象づけるとともに、堂々とした佇まいを演出したサイドビュー
 ▽リヤデザインは、フロントデザインと呼応するとともに、リヤコンビネーションランプのLEDの光の帯が先進性を強調。上方向を指し示す特徴あるデザインのリヤコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを組み合わせ、高い位置にレイアウトすることで堂々とした風格を表現
 ▽17インチタイヤに設定された削り出しの質感と金属調塗装のアルミホイールがより高級感を演出。また、大きく見せる放射状のスポークデザインが、どっしりと車体を支える印象を強調
 ▽全長5,300mm、全幅1,970mmのワイドなサイズにも関わらず、最小回転半径5.6m(17インチタイヤ装着時)を達成。最適なステアリング切れ角とギヤ比の設定により、タイヤの滑らかな動きを可能とし、市街地での取り回しの良さを実現
 ▽上質感際立つ華やかなホワイトパールクリスタルシャイン(オプション設定)に、洗練された高級感漂うブラックなど全4色の外板色
*5 デイタイムランニングランプ(DRL) : クルマのフロント部に配置して昼間に点灯させるライト
*6 ホイールアーチやボディ下部に取り付けられる樹脂製パネル

2.ゲストをもてなす、上質でゆとりある室内空間
 ▽室内長3,290mm、室内幅1,735mmものゆとりある空間に、3列シート6人乗りに加え、4列シート8人乗りの2タイプを設定。ユーザーの多様なニーズに対応
 ▽3列シートの「Premium」は、2列目ならびに3列目の4席に、ゆったりとくつろげる専用のエクゼクティブパワーシートを採用。座り心地の良さに加えて、ロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱シート、格納式テーブルなどを装備し利便性や快適性の良さも追求
 ▽4列シートの「G」は、2列目にエグゼクティブパワーシート、3列目にレバー操作でシート調整可能なリラックスキャプテンシートを設定。4列目には、ワンタッチで座面が跳ね上がる6:4分割チップアップシートを採用するなど、乗車人数や手荷物の量にフレキシブルに対応
 ▽ブラックを基調とした低くワイドなインストルメントパネルは、空調吹き出し部に金属調加飾を、助手席正面に木目調加飾を配して華やかさを演出
 ▽メーターフードには表皮巻きと本ステッチを実施。また、ステアリングホイールには本革を使用し木目調加飾と組み合わせるなど、上質なインテリアを追求
 ▽引き締まった空間を演出するブラックを基調とした内装色。天井色には華やかなフロマージュを配色。オプションとしてブラックを設定*7しました。個性引き立たせるシート色との組み合わせが、気品の高さを表現
 ▽スライドドアの開口幅を1,000mmと大きく設計。後席への乗降性に配慮
 ▽後席のお客様を包み込むように、フロントシート背面からサイドトリムに向かって配した木目調加飾。加飾に沿って優しく灯されるLEDサイドカラーイルミネーションなど、クールさの中にも落ち着きのある大人の上質感を創出
 ▽事前予約*8のうえ、スマートキーを携帯し車両に近づく*9とスライドドアが自動的に解錠し開くウェルカムパワースライドドア機能を搭載したスマートエントリー&プッシュスタートシステムを全車標準採用。さらに、スライドドアが閉じ始めれば、スマートドアロックを受け付け、完全に閉じたタイミングで自動的に施錠する予約ロック機能も設定
*7 「Premium」のみの設定
*8 スマートキーで予約操作。予約の有効時間は約20分以内
*9 室外検知エリアは、左右スライドドアのドアハンドルから約半径0.7m~1.5m以内

3.高い走行安定性と優れた静粛性が織りなす快適な乗り心地
 ▽1GD 2.8Lクリーンディーゼルエンジンと6速オートマチックトランスミッションを搭載。高級車に求められる滑らかさ・静粛性に加え低回転からトルクフルな走行を実現し、WLTCモード走行燃費は10.0km/L*10を達成
 ▽DPR*11や尿素SCR*12システムの採用により、窒素酸化物(NOx)を大幅低減。これにより排出ガス規制の基準「ポスト新長期規制」に適応
 ▽FRレイアウトを採用。アンダーボディは、原理原則に基づき、サイドメンバーをストレートに通すストレートラダー構造とし、フロア面のねじれ剛性を確保。さらには、各ピラーをアンダーボディと結合した環状骨格構造を用いることで、高剛性ボディを実現
 ▽サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式独立懸架、リヤはトレーリングリンク車軸式を採用。高いボディ剛性に対して、サスペンションジオメトリの最適化やストロークの確保によって、接地感ある上質な乗り心地と高い走行安定性を実現
 ▽エンジンルームと室内を隔てるダッシュパネルにサンドイッチ鋼板*13を使用するなど、制振材・吸遮音材を効果的に配置。様々な路面環境においても高級ワゴンにふさわしい優れた静粛性を追求
 ▽低くワイドなインストルメントパネルにメーター配置を工夫することで、広々とした前方視界を確保。さらに、フロントピラーのスリム化、三角窓の拡大、低いベルトラインなどにより、優れた側方視界を確保
*10 国土交通省審査値。WLTCモードは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
*11 DPR : Diesel Particulate active Reduction System
*12 SCR : Selective Catalytic Reduction
*13 鋼板と鋼板の間に制振材などを挟み込んだ積層構造の複合鋼板

4.スマートフォンと連携可能なディスプレイオーディオなど充実の先進装備
 ▽ディスプレイオーディオ(DA)とDCM*14を標準装備。全てのお客様に、安心・便利なコネクティッドサービスを提供可能
 ▽SmartDeviceLinkTM*15に対応するTCスマホナビや、音楽・ラジオアプリなどをDA上に表示して操作可能とし、LINEカーナビでは音声認識で目的地設定やLINEのメッセージ送受信、音楽再生などが可能
 ▽Apple CarPlay*16、Android AutoTM*17など日常利用している地図アプリや音楽アプリなどをDA上で操作・利用が可能(TVとセットオプション、契約時にT-Connect契約が必要)
 ▽従来通りの車載用ナビ機能を利用したいお客様には、T-Connectナビキットを用意(オプション)
 ▽歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を装備
 ▽駐車時など、静止物を検知して衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し衝突の可能性がある場合、ブレーキを制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]、切替レバーを操作することで、車両後方カメラの映像をミラー内のディスプレイに表示するデジタルインナーミラーなど、安全・安心をサポートする機能も充実
*14 DCM : Data Communication Module
*15 SmartDeviceLinkTMは、SmartDeviceLinkConsortiumの商標、または登録商標。
 スマートフォンをBluetooth®(Bluetooth SIG, Inc.の商標)で接続することで、TCスマホナビやLINE(株)と協業し提供するナビアプリ LINEカーナビ[LINE(株)の登録商標]などのナビアプリのほか、様々なアプリをディスプレイオーディオ上で使用できる(アプリによってはUSBケーブルの接続が必要)
*16 Apple CarPlayは、米国その他の国で登録されたApple Inc.の商標
*17 Android AutoTMは、Google LLCの商標

グランエース 車両情報はこちら : https://toyota.jp/granace/
以上


≪くだめぎ?≫
 トヨタオート店『グランビア』が復活した。トヨペット店"グランドハイエース"との統合車種の為、トヨタ全店併売車種『グランエース』として国内投入である。ディーゼルエンジンのみがしびれる・・。

 「コミューター」と「ツーリズム」のロング・5,915mmは当分無いだろうね。
Posted at 2020/01/01 17:03:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーゼル車 | クルマ
2014年09月17日 イイね!

"ディーゼル車"市場加速、続々搭載

"ディーゼル車"市場加速、続々搭載ディーゼル車市場加速 マツダやBMW続々搭載
2014年9月17日 朝刊

[写真] ディーゼルエンジンを搭載したマツダの新型「デミオ」=東京都港区の東京ミッドタウンで

 軽油を燃料にするディーゼルエンジン車市場が日本で熱気を帯びてきた。マツダは七年ぶりに全面改良した主力小型車「デミオ」にディーゼルエンジンを搭載して十月に発売する。外国車メーカーも独BMWが傘下の小型車ブランド「ミニ」でディーゼル車を導入するなど攻勢に出る。日本ではハイブリッド車(HV)がエコカーの主流だが、ディーゼル車が受け入れられるかが問われる。 (神野光伸)

 デミオは新開発のディーゼルエンジンを採用。大気汚染の原因となる窒素酸化物などの有害物質を抑えながら、軽油一リットルあたり最大三十キロ走行できる。

 九月発売のガソリン車と比べ三十万円程度高くなるが、ガソリンより価格が安い軽油が使えるメリットがある。燃料一リットルあたりの走行燃費ではHVが勝るが、マツダは「発進や坂道での加速に優れ、HVと比べ車を運転する楽しさを打ち出した」(開発担当の土井歩商品本部主査)という。

 欧州ではディーゼル車のシェアが高い。従来、欧州メーカーは日本向けには大きめの車でディーゼルを投入してきたが、最近は小型車や低価格帯の車にも搭載し始めた。BMWは今月発売した小型車「ミニ」の二車種でディーゼルを初めて搭載した。独フォルクスワーゲン(VW)も主力小型車への搭載を検討。独メルセデス・ベンツは二〇一五年後半に新型を発売する主力セダン「Cクラス」に搭載する。

 かつて黒煙をまき散らすイメージの強かったディーゼル。だが、技術革新による排ガスのクリーン化が進み、「日本でも燃費が安いディーゼル車が再評価される可能性がある」というのがメーカー側の読みだ。

 ディーゼル車の国内販売は一三年に七万五千台と二年前の八倍超に達したが、新車販売全体に占める割合はまだ2%程度。マツダの仁井内進パワートレイン企画部長は「車種拡大で市場が活性化するのでは」と期待を高めている。

東京新聞


≪くだめぎ?≫
 昭和60(1985)年に免許を取った時、教習車はクレスタのディーゼル車。現在でも、自動車学校としてもランニングコストが抑えられる魅力と思われるが。
Posted at 2014/09/17 13:25:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーゼル車 | クルマ
2014年08月26日 イイね!

『デミオ』1.5リットル ディーゼルターボ車

『デミオ』1.5リットル ディーゼルターボ車2014年07月30日(水) 11時30分
【池原照雄の単眼複眼】この秋、次期デミオでディーゼルに光

《撮影 太宰吉崇》マツダ デミオ プロトタイプ 1.5リットル ディーゼル

この秋、国内の乗用車市場ではディーゼルエンジン(DE)への注目が一気に高まる気配だ。マツダが全面改良して発売する『デミオ』に、新開発の1.5リットルDEターボ車が投入されるからだ。

求めやすいコンパクトカーでは国内で唯一のDEであり、ユーザーの選択肢が広がる。また、燃費性能からもエコカーの中心であるハイブリッド車(HV)の対抗勢力の一翼も担うことになろう。

◆SKYACTIVを全面採用し、1.5LのDEが登場

デミオの全面改良は7年ぶりで、1996年投入の初代から数えて4世代目となる。マツダが推進する独自技術群であるSKYACTIVを全面的に採用するモデルとしては、12年2月投入の『CX-5』以来、『アテンザ』、『アクセラ』に続く4モデル目であり、同社の主力車種での展開が揃う。また、これらのモデルに採用した「魂動」デザインにより、マツダ車としてのアイデンティティも、より強調される。これまでの日本車にはなかった明確な統一性で、ブランド発信力を高めていく。

◆2.5Lガソリンエンジンと同じ最大トルク

さまざまな面から注視される次期デミオだが、最大の話題はSKYACTIVのDEとしては現存の2.2リットルに続く第2弾の1.5リットルエンジンだ。マツダのこのDEに関する発表文では「2.5リットルガソリンエンジン並みのトルクフルな走り」が謳い文句となっている。実際、最大トルクは250Nmであり、この数値はアテンザなどに搭載されているSKYACTIVの2.5リットルガソリンエンジンとまったく同じだ。DEはガソリンエンジンより、最大トルクの発生域が低回転域にあり、次期デミオのDEは1500~2500rpm。低速から粘り強い走りにつなげるパフォーマンスを確保している。

SKYACTIVならではの環境性能については、日本の「ポスト新長期」など内外の排ガス規制に適合するとともに、高い燃費性能も確保する。モード燃費は審査段階だが、マツダは国内で「HVと軽自動車を除く内燃機関搭載車として最高を目指す」と宣言している。現状のトップは、トヨタ自動車の『パッソ』1リットルガソリン車の27.6km/リットル(JC08モード)。デミオDEはそれを超え、一部車種で30km/リットルに到達する可能性もある。

コンパクトクラスのHVではトヨタ『アクア』が37.0km/リットル、ホンダの『フィットHV』が36.4km/リットルで、これらには及ばない。ただし、DEの燃料である軽油は、燃費管理サービス「e燃費」による価格調査では、レギュラーガソリンより15%程度安い。燃費性能の30km/リットルは37km/リットルより19%ほど劣るわけだが、その大部分は燃料の価格差で補える。

◆“実力派”の登場で再評価の機運が一気に

さらに車両価格がどうなるかだが、これも『アクア』や『フィット ハイブリッド』のエントリー価格である170万円前後(消費税込)と、拮抗する見込み。あとは、乗り味や内外装のデザインと質感などで、ユーザーがどのように評価するかだ。新たな“実力派”の登場でこのクラスの選択肢がさらに広がり、HV優勢に一石を投じよう。

国内でのDEの勢力拡大も進みそうだ。DE乗用車の販売は、SKYACTIVの2.2LDEを搭載したCX-5が登場する前年の11年には9000台規模だったのが、13年は約7万6000台に拡大した。マツダがこの間、同エンジンをアテンザやアクセラに展開したことが大きい。同社のまとめでは今年1-5月の国内販売でのDE比率はCX-5で74%、アテンザでも67%を占める。HVも設定されているアクセラは16%にとどまるものの、3モデル合計では43%と、ガソリンエンジンと並ぶメインストリームになっている。デミオDEの登場で、日本市場での「DE再評価」機運が一気に高まることになろう。

《池原照雄》


≪くだめぎ?≫
 「CX-5・アテンザ・アクセラ」 3モデルでディーゼル車43%と完全なメインストリーム、である。
Posted at 2014/08/26 20:35:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーゼル車 | クルマ
2014年07月16日 イイね!

EV、PHV、ディーゼル販売促進へ

EV、PHV、ディーゼル販売促進へ2014年07月02日(水) 13時45分
EV、PHV、ディーゼル販売促進へ、補助金の公募開始

[写真]
(上)三菱i-MiEV、トヨタプリウスPHV、日産リーフ
(中)《撮影 太宰吉崇》三菱 アウトランダー PHEV
(下)撮影 島崎七生人 マツダ アクセラスポーツXD

経済産業省は、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車の導入に対する補助金を支給する「クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金」の公募を開始すると発表した。

現時点では導入初期段階にあり、コストが高いなどの課題を抱えている電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車等について、購入費の一部を補助する。事業を通じて、車両購入負担を軽減することで、初期需要の創出を図り、量産効果による価格低減を促進し、世界に先駆けて国内の自立的な市場確立を目指す。

公募は次世代自動車振興センターが行う。募集期間は7月1日~2015年3月6日まで。

《レスポンス・編集部》


≪くだめぎ?≫
 "クリーンディーゼル車"も補助金、メーカー価格2WD(FF)¥307万・・・。
Posted at 2014/07/16 20:20:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーゼル車 | クルマ

プロフィール

「「Yamato」体重計 ♫〜」
何シテル?   04/02 16:02
 「昔々、有ったとさ、 『トヨタディーゼル店』、『トヨタパブリカ店』、『トヨタオート店』、『トヨタビスタ店』・・・」。      身長165cm・体重6...
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カテゴリ:鉄道・バス
2016/09/29 08:29:33
 
マイナビ ニュース 
カテゴリ:マスコミ
2013/02/20 15:01:45
 
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カテゴリ:鉄道・バス
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