
写真・IGRいわて銀河鉄道より
デーリー東北・三角点
「言葉の壁」なくひと安心(2009/4/18)
この四月、盛岡支局に赴任した。会社生活において、引っ越しを伴う異動は付き物。"転勤疲れ"も解消されつつあり、新たな生活環境や人との出会いの中で、記者としての感性、感覚を磨いていきたい-と思う。
これまでの異動を振り返ると、赴任地に慣れないうちは「言葉の壁」に苦労した。初任地となった青森市では、津軽弁の難解さに難儀した。自分は八戸市出身だが、同じ青森県人である取材相手が何を言っているのか理解できず、何度も聞き返し、起こらせてしまったこともたびたびであった。
初めての東京暮らしでは、無理してつたない標準語を話していたおかげで、神経的なストレスが顔面に現れた時期があった。会議中、目尻がピクピクとつり上がり、目つきが険しくなるのである。話し相手に妙なプレッシャーや不快感を与えていたかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
さて、盛岡である。基本的には八戸と同じ南部弁で、さらに穏やかな印象。「言葉の壁」は全く感じられない。余計なストレスに悩まされることはなさそうで、ひと安心している。
(盛岡支局・荒津内寿)
デーリー東北より
津軽と南部、他の地域の方にはなかなか、理解されない。
青森県=津軽、と大半の人は思うし、人口も多い。気候も違い、青森市内は超積雪地、八戸市内は全然少なく氷都である。
カローラ八戸とカローラ青森、それぞれの営業エリアが正に津軽と南部で経営者もちがう。カローラ八戸がカローラ岩手をグループ会社にしているが、岩手県の営業エリアも南部地方である。特にかつては二戸地方も八戸と同じ「陸奥の国」だったし。カローラ南岩手のエリアは仙台寄りである。
JR花輪線が盛岡支店の管轄になっているのも鹿角地方が「陸中の国」で駅名にも付けられた。
南部地方は北東北三県にまたがる、エリアである。この三県で道州制が言われるのは当然の成り行き。少なくとも
北奥羽開発促進協議会の地域は日常の生活圏である。
Posted at 2009/04/18 19:35:24 | |
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