
交通体系再編へ実証実験
東北運輸局活性化事業
八戸などの計画認定(2009/4/23)
写真・八戸市中心街を走る路線バス。
市地域公共交通総合連携計画の認定により、活性化事業で国から補助が受けられる=22日
国土交通省東北運輸局は二十二日、公共交通の利便性向上を支援する二〇〇九年度「地域公共交通活性化・再生総合事業」で、八戸市や十和田市などの事業計画を認定した。認定を受けた自治体は、効率的な交通体系の再編に向け、乗り合いタクシーの試験運行や路線バスの利用実態の把握などを進める。
認定したのは、利用実績や需要などの実態把握に取り組む「調査事業」、実証実験などにより交通体系の再編を進める「計画事業」の二種類。基本的には事業費の二分の一を補助する。具体的な補助額は今後、自治体からの交付申請を受けて決める。
調査事業は運輸局管内で十件。青森県は三沢市、七戸町、大鰐町の三件。岩手県は二戸市や三戸町など六市町村を合同で認定した。
計画事業は二十二件。青森県からは八戸市、十和国市、平川市の三件を新規に認定した。着手県は久慈市や洋野町、野田村など十二市町村を合同で認定したほか、軽米町など三件を選んだ。
八戸市が認定を受けた市地域公共交通総合連携計画の期間は、○九-一二年度。〇九年度は二千万円の事業費を見込む。
バスの利用者にとって待ち時間が短く、利便性が高い複数事業者による等間隔運行について、導入済みの中心街-八戸駅間に加え、中心街を起点に中居林、八太郎を結ぶ区間などに拡大する。
不採算路線では、新たな運行形態や代替交通手段などを検討。夜間に八戸駅などで乗り合いタクシーの試験運行も実施する。
市都市政策課の在家秀則課長は「バスのメリットを強調しながら、市民への利用促進を図っていきたい」と話す。
十和田市の予定事業費は千八十万円。過疎地域で不採算になっている路線バスに代わり、予約式の乗り合いタクシーを試験的に運行する。
三沢市は、路線バスや市が運行するコミュニティーバスの利用実態や市民の需要把握に努める。事業費は一千万円を予定。
東北新幹線七戸駅(仮称)開業を控える七戸町は、二次交通の在り方などを探る。事業費は六百七十五万円を見込んでいる。
デーリー東北より
「夜間に八戸駅などで乗り合いタクシーの試験運行も実施する。」
八戸駅22:25発旭ヶ丘営業所行きを見ながら帰宅する。多くても5~6人だから、マイクロバスになるのか。八戸市営バスはマイクロバス在籍していないから別なバス会社から調達・委託するのかな。もしかして、普通のセダンタクシーが当てられたりして、それは無いだろうね。
Posted at 2009/04/23 14:57:56 | |
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