
千円高速にどっと/県内観光地にぎわう(2009/05/03)
【写真説明】
交通量は例年を下回ったものの、大勢の観光客でにぎわった奥入瀬渓流=2日午後3時ごろ、石ケ戸休憩所付近
大型連休本番を迎えた二日、青森県内の行楽地には観光客が続々と訪れた。高速道路の自動料金収受システム(ETC)利用者の休日割引制度が導入された影響か、十和田湖周辺や下北半島の行楽地では、県外ナンバーの車が目立った。
多くの観光スポットを抱える下北半島。一日に開山したむつ市の恐山では、宮城、横浜、和歌山など、全国各地のナンバーの車が駐車場に並んだ。
福島県からETC割引を利用して訪れたという地方公務員の男性(49)は「前から来ようと思っていた。割引がなかったらためらったかも」。
恐山入山受付を担当するAさん(75)は「例年より県外からのお客さんが来ている。特にツアー客でなく、(乗用車を利用する)個人の客が多い」と話す。
温泉地の風間浦村下風呂地区は例年以上に客入りが好調で、宿泊施設はほぼ予約で埋まった状態だという。
景勝地・仏ケ浦を有する佐井村では、四月ごろから既に県外客が訪れていた。村観光協会事務局は「今年は関西方面など遠いところのナンバーが多い気がする。ETC効果かな」と話した。
国内屈指の景勝地・十和田市の奥入瀬渓流も、大勢の観光客でにぎわった。ETC効果でマイカーの急増が予想されたものの、懸念された激しい渋滞は発生しなかった。
十和田市や県などで組織する十和田湖周辺交通渋滞対策協議会は、交通指導員ら約三十人を配置。路上駐車やUターンをさせないなど、渋滞緩和の対策を講じた。
また、国道102号の奥入瀬バイパス入り口など三カ所で交通量を調査。二日の一時間当たりの片側交通量は約二百台で、例年(約三百台)より少なかった。市観光推進課は「一律千円なので(遠くの)青森市などに行く人が多いのでは、との見方もあるが、よく分からない」。それでも「明日(三日)以降、ぐんと増える可能性もある。今後の推移を見たい」と話していた。
デーリー東北より
実家に行くためレンタカー借りた方が多いのではないかな。
親父は家の車を減らすことをたまに言う。
「あれんど、来た時だげ車かりるがっ」
親戚巡り、墓参り、お買い物・・。観光地まで行く余裕はないのか。
いずれにしてもETC割引は効果があったのだろうね。ETC割引でこれだけ人出があった、と取るか。ETC割引でもこれだけしか人出がない、と言えるか。
観光地でも見方がちがうね。
Posted at 2009/05/03 14:42:54 | |
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