
【写真説明】
ガソリンスタンドに燃料を補給するタンクローリー=23日午後3時50分ごろ、七戸町影津内の太陽石油
「態勢整ってきた」県内GS安定供給へ(2011/03/24 11:13)
東日本大震災後、ガソリン不足が続いていた青森県内のガソリンスタンド(GS)で、徐々に安定供給への兆しが見え始めた。23日までに元売り各社が他県の油槽所からガソリンを回すなどしたためで、現在は八戸市の油槽所からの出荷も始まっている。関係者は「少しずつだが供給態勢が整ってきた」と、懸命の努力を続けている。
元売り各社によると、県内の出荷分は日本海側のルートを使い、青森市や秋田県などの油槽所にガソリンを運んだ上、タンクローリーを増やして配送している。昭和シェル石油の広報部は「輸送態勢も整い、効率よく各GSに回せるようになってきた」としている。中には震災で製油所が稼働停止に陥っているところもあるが、各社で協力し、ガソリンを融通し合っているという。
加えて元売り各社は、太平洋側の拠点となる八戸市で油槽所の復旧を急ぐほか、緊急時の協力態勢も敷いており、徐々にではあるが効果が見え始めている。
JX日鉱日石エネルギーは八戸油槽所が使用可能になったため、20日から在庫分を出荷している。同社広報部は「八戸港の状況が改善されれば、タンカーで運び込むことも可能になる」。
出光興産の八戸油槽所は冠水したため、現在復旧中。このため、同市内にある他社の油槽所を借りることを検討している。担当者は「珍しいケースだが、うちの塩釜油槽所(宮城県)では、逆に他社にも回している。非常時なので、各社協力している」という。
青森県石油商業組合は「青森市など津軽地方では通常営業に戻ってきた。タンクローリーが回れているのだろう」と状況の改善に、安堵(あんど)の様子を見せる。
被災地の八戸市では、現在2割程度のGSしか稼働できていないが、同組合八戸支部の田尻清志支部長は「タンクローリーは動いているので、今週中には5割の店が営業できるようにしたい。もう少し待ってほしい」と力を込めた。
満タン可能な給油所も/車列次第に短く(2011/03/24 11:13)
東日本大震災で深刻なガソリン不足が続く青森県南地方。今週に入って元売り各社からの供給量が増え始め、23日には八戸市内で満タンの給油が可能になったガソリンスタンドも現れた。店舗周辺の交通渋滞も以前より緩和。安定供給にはまだ時間がかかりそうだが、小売各社はそれぞれ工夫を凝らし、可能な限りの供給に力を入れる。一方、市民からは「営業するスタンドの情報を出すべきでは」との批判も上がっている。
八戸地域に13店舗を構える八戸燃料は23日から、片側2車線の道路沿いにあり、比較的交通への支障が少ない八戸市市川町の浜市川店で満タン給油を開始。仕事帰りの会社員でも来店できるようにと、早朝の開店ではなく、昼から夜にかけての営業に切り替えた。
同社は現在、浜市川店を含め状況に応じ数店舗で営業している。担当者は「先週よりはガソリンが入り始めているので、今後は営業店舗を徐々に増やすことも検討したい」と話す。
八戸市の七洋は、週明けから対応可能なスタンドで満タン給油を開始。森清SS部長は「ガソリンの運搬に時間はかかるが、在庫はある程度確保できている。スタンド周辺の交通整理が落ち着けば、多くの店舗で営業を再開できるだろう」と今後の見通しを示す。
三戸、田子両町にスタンドを構える石亀石油でもガソリンの入荷量が増えてきたが、供給不足を懸念するドライバーが殺到しているため、通常時の3日分を仕入れても半日で売り切れる状態が続く。石亀和郎社長は「来週あたりにはもっと多く入荷できると思うので、今は不必要な給油は控えてほしい」と訴える。
下北地域でスタンドを展開するタムラの田村博文社長も渋滞や混乱を懸念。「供給量が増えても、また長い行列ができる事態になれば給油が難しくなる。メーターが半分以上の人はできるだけ給油を控えてほしい」と呼び掛ける。
入荷量は増えたとはいえ、安定供給には至っておらず、三沢市などに3店舗を構える堀ガソリンスタンドの松下雅彦営業部長は「入荷量は普段の6割ほどで、通常営業できる状況ではない。〝完全復旧〟はまだまだ先になる」と話す。
長引くガソリン不足に利用者のいらだちは募る一方で、特に営業可能なスタンドの情報を入手できないことへの不満が根強い。
自宅近くのスタンドまで歩き、営業するかどうかを毎日確認していた八戸市の50代主婦は「情報がないのでこうするしかなかった。混乱を回避するためかもしれないが、もっと広報すべきではないか」と苦言。階上町の自営業女性(36)も「どこのスタンドが営業しているのか全く分からないし、電話で問い合わせてもつながらない」と話し、燃料小売各社の対応を批判した。
八戸に救援第1船/不足の軽油荷揚げ(2011/03/24 11:13)
八戸港への救援第1船となる水産庁の漁業取締船・東光丸(2070トン)が23日、災害支援のため八戸港八太郎地区4号埠頭(ふとう)に寄港し、軽油45キロリットルを荷揚げした。八戸市と階上町は、今回荷揚げされた軽油を震災復旧作業用の重機やトラック、ごみ収集車の燃料として使用する考え。
東光丸は通常、漁場を監視、違法操業を行う漁船を摘発する船だが、東日本大震災発生を受け、自治体の要請に基づき被災地支援を行っている。
14日に東京を出発して気仙沼、釜石、宮古などに寄港して燃料タンク内の軽油を提供。八戸港には23日午前7時すぎに着岸。同8時すぎには、市が調達したタンクローリーの油槽と東光丸の燃料タンクをホースでつなぎ、軽油の荷揚げを開始。タンクローリーの油槽は最大20キロリットルとなっているため、3回に分けて荷揚げし、八戸市と階上町の保管場所に輸送。午後3時半まで、ほぼ1日がかりで作業を終えた。
今回の軽油供給支援を受けて、市清掃事務所は24、25日に可燃ごみを収集する。通常は月・木曜に収集している地区で24日に、同じく火・金曜の収集地区では25日に実施。各家庭の排出量を、4袋までとするよう呼び掛けている。
同事務所は、今後の通常の家庭ごみ収集再開について「災害ごみの収集に、軽油を使わざるを得ない状況。どこまで通常の家庭ごみ収集に充てられるのか分からない」とし、軽油の供給量回復を確認した上で判断する考えを示した。
以上 デーリー東北 より
出光興産の八戸油槽所は復旧中、塩釜油槽所(宮城県)では、逆に他社にも回している。運・不運を感じてしまう。
今日も公共交通機関、行きは盛岡色ディーゼルカー、帰りは八戸市営バス。ただ、昨日は朝7時からの仕事で、親父の軽トラでゴー。何とか今月はこれで乗り切れそうだか・・・。
Posted at 2011/03/24 20:14:28 | |
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