
トヨタ、新型車「プリウスα」を発売
2011年5月13日 13時30分
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G “ツーリングセレクション・スカイライトパッケージ” (ホワイトパールクリスタルシャイン)
お客様のライフスタイルに合わせて選べる2列シート車と3列シート車の2タイプを設定
トヨタは、新型車「プリウスα(アルファ)*1」を開発し、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店の全トヨタ販売店を通じて、5月13日より発売する。
プリウスαは、プリウスの資質である「圧倒的な燃費・環境性能」や「新技術がもたらす先進性」を継承しつつ、様々なシーンで活躍できるゆとりの室内空間を備えた、他にはないハイブリッド専用モデルである。
新型車は、5名乗車の2列シート車と7名乗車の3列シート車の2タイプを設定。3列シート車には、トヨタのハイブリッド量産車として初めてリチウムイオン電池を採用した。また、「リダクション機構付のTHSII*2」を搭載し、CD値0.29と空力性能にも優れたフォルムや軽量化との相乗効果によって、クラス*3トップの10・15モード走行燃費31.0km/L*4・JC08モード走行燃費26.2km/L*4を実現。乗る人の多様なライフスタイルに応えるハイブリッド車の新たな可能性を提示した。
なお、ハイブリッド車のさらなる充実を目指し、本年夏後半には北米でプリウスαの2列シート車をベースとした「Prius v(ヴイ)*5」を、2012年年央には欧州でプリウスαの3列シート車をベースとした「Prius +(プラス)*6」を発売する。
【主な特長】
1. 新たなハイブリッド車像にふさわしい先進的な独自のデザイン
▽優れた環境性能を象徴するプリウスの「トライアングルシルエット」をさらに進化させ、広いスペースと空力性能を両立した、他にはないハイブリッド車とわかる独自のエクステリア
▽水平基調のインストルメントパネルが室内の広がりを演出するとともに、センターコンソールからセンタークラスターへと連なるダイナミックな造形と組み合わせることで、開放的な空間の中に躍動感と先進感を表現したインテリア
2. 使い勝手の良い広々とした室内空間
▽全長4,615mm×全幅1,775mm×全高1,575mmのボディサイズの中で、着座位置を高めに設定し良好な視界を確保。さらに、十分なヘッドクリアランスとゆとりの足元スペースを確保することで、広く快適な室内空間を実現
▽乗る人の多様なライフスタイルに応える2列シート車(5人乗り)と3列シート車(7人乗り)の2タイプを設定。2列シート車はラゲージ容量535L*7もの広いラゲージスペースを確保しゴルフバッグ4セット*8が収納可能。3列シート車はコンパクトなリチウムイオン電池の採用により大人7人が乗車可能
3. クラストップの燃費性能31.0km/Lが示す圧倒的な環境性能
▽1.8Lアトキンソンサイクルエンジン*9を用いたハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHSII」を搭載。CD値0.29と優れた空力性能や軽量化とあいまって、クラストップの10・15モード走行燃費31.0km/L・JC08モード走行燃費26.2km/Lを達成
▽モーターのみの静かな走行を実現する「EVドライブモード」の採用や、吸音材・制振材・遮音材の効果的な配置、空力性能を追求したボディ形状による風切り音の減少など、高い静粛性を実現
4. 新技術がもたらす先進の快適装備
▽トヨタ初*10となる開放感あふれる大型の樹脂パノラマルーフや、温度・風量・モードの切替を1つのダイヤルで操作可能とし、先進性と使用性を両立させたワンダイヤルエアコンディショナーコントロールを採用。レーダークルーズコントロールやLEDヘッドランプなど、数々の先進の装備を搭載
▽S-VSC*11や6個のSRS*12エアバッグ、ヒルスタートアシストコントロール、車両接近通報装置などを全車標準装備。先進のプリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)を設定するなど、高い安全性能を追求
* 1 「α」:Alpha(現状の価値に付け加えられるもの)の意
* 2 THSII:TOYOTA Hybrid System II
* 3 同排気量、コンパクトミニバンクラスでの比較
* 4 国土交通省審査値
* 5 「v」:Versatility(多様性)の意
* 6 「+」:Plus(さらに良いもの)の意
* 7 VDA法
* 8 ゴルフバッグのサイズ・形状によっては収納できない場合有
* 9 圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率を向上させたエンジン
*10 2011年4月現在。トヨタ自動車調べ
*11 S-VSC:Steering-assisted Vehicle Stability Control(ステアリング協調車両安定性制御システム)
*12 SRS:Supplemental Restraint System(乗員保護補助装置)
[ 提供元:GAZOO.com編集部 ]
プリウス派生車2種を発売 震災で1カ月近く遅れ
トヨタ自動車は13日、新型ハイブリッド車(HV)「プリウスα」を全国の販売店で発売した。ベースとなったプリウスの燃費の良さを引き継ぎつつ、全長などを拡大し車内空間を広げた。当初は4月下旬の発売予定だったが、東日本大震災の影響で遅れていた。 新型車は7人乗り3列シートのミニバン型と、荷室を広げた5人乗り2列シートのワゴン型の2種類。プリウスよりも全長で15・5センチ、全幅を3センチ広げた。燃費は1リットル当たり31キロを確保し、プリウス(38キロ)に近づけた。価格は2列シート車で235万円から。3列シート車は300万円から。
これまでに計約2万5千台を受注。震災の影響で減産体制が続いており、今後注文を受けても納期は来年4月以降になる可能性がある。通常の生産体制に戻れば、月3千台の販売を目指す。
広い空間を確保するため、3列車ではトヨタの市販HVとして初めて、従来のニッケル水素電池より高性能なリチウムイオン電池を採用した。
今夏の後半には2列車をベースにした「プリウス・ヴイ」を北米で発売。来年半ばには3列車をベースにした「プリウス・プラス」を欧州で売り出す。
2011/05/13 17:05 【共同通信】
【トヨタ プリウスα 発表】235万円から…プリウスのミニバン発売
2011年5月13日(金) 14時17分
トヨタ自動車は13日、ハイブリッド車『プリウス』のミニバン仕様、『プリウスα』の販売を開始した。当初は4月下旬発売の予定だったが、震災の影響で延期していた。
プリウスαは、プリウスの燃費・環境性能や先進性を継承しつつ、ゆとりある室内空間を備えたハイブリッド専用モデル。ユーザーの多様なライフスタイルに応えるハイブリッド車のさらなる拡販を目指す。
新型車は、5名乗車の2列シート車と7名乗車の3列シート車の2タイプを設定。3列シート車には、トヨタのハイブリッド量産車として初めてリチウムイオン電池を採用した。
また、CD値0.29と空力性能に優れたフォルムや軽量化との相乗効果により、クラストップの10・15モード走行燃費31.0km/リットル・JC08モード走行燃費26.2km/リットルを実現。搭載電池の違いによる燃費性能の差はない。
トヨタでは、ハイブリッド車の拡大を目指し、本年夏後半には北米でプリウスαの2列シート車をベースとした『Prius v(ヴイ)』を、2012年年央には欧州でプリウスαの3列シート車をベースとした『Prius +(プラス)』を発売する。
価格は5人乗り2列シートの「S“Lセレクション”」が235万円。
月販目標台数3000台、生産はトヨタ自動車の堤工場。4月より予約を開始しており、すでに月販目標を大きく上回る2万台もの受注があるという。
(レスポンス 椿山和雄)
「プリウスα」発売 予約殺到納車遅れ トヨタ自動車
2011.5.14 05:00
トヨタ自動車は13日、ワゴンタイプのハイブリッド車(HV)「プリウスα(アルファ)」を発売した。価格が300万円からの7人乗り3列シートと、235万円からで荷室が広い5人乗り2列シートの2モデル。
東日本大震災で国内工場の操業に影響が出たことから、当初の予定より約3週間遅れの発売となった。ただ、同車向けでは調達が困難な部品はなく、生産・販売当初計画通りの月3000台を維持する。
既に予約受注が2万5000台に達し、今から契約しても車種によっては、納車時期がエコカー減税措置が切れる来年4月以降になる可能性もあるという。
SankeiBiz
3列シートも登場 プリウス新モデル発売
自動車メーカーによる低燃費競争が激しくなる中、トヨタ自動車はハイブリッド車「プリウス」のニューモデルを発売しました。
13日から発売された新型車「プリウス・アルファ」は、現行の「プリウス」の後部を拡張したワゴンタイプで、荷物スペースが広い5人乗りと、3列シート7人乗りの2種類があります。
燃費はガソリン1リットルあたり31キロメートルで、価格は235万円から330万円まで。7人乗りは、従来よりもコンパクトなバッテリーを使うことで、広い室内空間が確保されています。
ただ、東日本大震災の影響で十分な生産体制がとれず、発売が1か月近く遅れたことに加え、月3000台の生産計画に対してすでに2万5000台もの予約が入っているため、これから注文しても実際に車が届くのは、一部の車種では来年の4月ころになるということです。
(13日14:49)TBS News-i
大型連休がやっと終わった気分かもしれない。連休後の最初の土日に間に合ったからね。
「カルディナ」復活に見えるのは気のせいか・・・。