
24年度 市の会計収支決算報告書
市営バス 交通部運輸管理課
市営バスは、毎日、多くの皆さんから通勤・通学・買い物などにご利用いただいています。
しかし、24年度の利用者は増加したものの、バス事業を取り巻く環境は、交通手段の多様化や少子化の進展など依然として厳しい状況にあります。
このような状況のなか、運行ダイヤについては、労災病院通〜中心街などの主要幹線の等間隔運行や、南部バス株式会社と共同での八戸駅〜中心街の10分間隔運行に加え、中心街〜八太郎方面においても、南部バス株式会社との等間隔運行を実施しているとともに、共通定期券の販売をしています。
また、23年10月1日から実施していた、300円が上限運賃となる「
路線バス上限運賃化実証実験」は、今年の9月30日で終了しました。しかし、利用者が増加傾向にあることから、10月1日以降も上限運賃を継続実施しています。
また、運行ダイヤの情報提供を行う「はちのへ市営バス運行情報」サービスや、「バスマップはちのへ」の発行、エコパスポートシリーズの販売、市営バス創業80年記念乗車券の販売などを行いながら、バスの利便性向上と利用者の増加を目指しています。
今後も、利用者の皆さんに信頼され親しまれるよう、また、利用してもらえるように、より一層取り組んでいきます。
■市営バスの決算状況
収入は、16億976万円(前年度から1016万円減)で、うち営業収益が11億8886万円で前年度と比較し、845万円の減少となりました。
支出は、14億8216万円(前年度から1億1677万円減)で、うち人件費が9億645万円(前年度から6114万円減)、物件費が3億7763万円(前年度から891万円減)となりました。
この結果、収支決算は前年度と比較して1億661万円増の1億2760万円の黒字となりました。
市営バス収支決算
・収入16億976万円
営業収益11億8886万円
市補助金4 億793 万円
その他1,297 万円
・支出14億8216万円
人件費9億645万円
物件費3億7763万円
その他1 億9,808 万円
・収入−支出=1 億2,760万円
■市営バスの利用者数
24年度の市営バスの利用者は、7 2 8 万3 4 4 2 人( 一日平均約2 万人) で、前年度と比較し39万2196人増加しました。
■路線別営業成績
24年度の路線別営業成績は、全16路線のうち、黒字路線は2路線で、残り14路線は赤字路線となりました。
※営業係数100 円の収入を得るために要する費用
路線別営業係数
・黒字路線(2路線)
鮫 91.4
岬台団地 92.2
・赤字路線(14路線)
八戸駅 104.3
高専 112.7
日計 113.3
南高校 114.5
美保野 115.3
是川団地 122.7
多賀台団地 127.4
町畑 127.8
八戸ニュータウン 130.8
旭ヶ丘 146.9
工業大学 147.1
平庭 160.0
種差 176.6
根城 208.6
広報はちのへ 平成25 年(2013 年)11 月号
≪くだめぎ?≫
南部バスだけでなく、十鉄バスも含め「300円」継続実施が行われる、めでたし・めでたし。この前、19日に送迎会があり、片道250円で利用した。車内アンケート実施中だったな。
工業大学、平庭の路線でも回数券を町内会単位で強制?購入・使用させれば直ぐに黒字化できそうだが・・。
Posted at 2013/11/02 06:30:27 | |
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