
016年11月16日(水) 13時00分
ATグループ本社南館オープン…カローラ店とネッツ店が入居 12月14日
[写真・画像] 本社地区全体の完成図(イメージ)《画像 ATグループ》
ATグループは、グループ販売会社のトヨタカローラ愛豊・高辻店、ネッツトヨタ愛知・高辻店のショールームとグループ9社のオフィスが入居する「ATグループ本社 南館」が11月29日に竣工し、12月14日にショールームでの営業を開始すると発表した。
ATグループは2013年2月から名古屋市昭和区高辻町の本社地区で、創業80周年事業として再開発計画を推進、本社新社屋を整備している。
2015年1月に工場棟「高辻サービスセンター」、2015年2月に愛知トヨタ・高辻営業所が入居する「ATグループ本社 北館」が竣工したのに続いて、今回「ATグループ本社 南館」が完成する。
「ATグループ本社 南館」には、1階にグループ内トヨタディーラーであるトヨタカローラ愛豊・高辻店、ネッツトヨタ愛知・高辻店の2店舗が入居、既存のATグループ本社 北館の愛知トヨタ・高辻営業所とあわせ、トヨタ3チャネルの新車店舗が1カ所に集結する県内初の施設となる。
トヨタ、カローラ、ネッツの3店舗ショールームには、木の素材感を活かした梁、壁に各店舗で異なる意匠の立体的な木組みをあしらうなど、「木」を前面に押し出した店舗デザインとし、環境との調和をコンセプトとする癒しの空間の実現を目指す。
また、近くで愛知トヨタが運営するT-tune高辻・AREA86、レクサス昭和、フォルクスワーゲン昭和と、トヨタレンタリース愛知・高辻店と合わせ、大型カーモール「オートタウン高辻」として訴求、顧客の利便性向上と、集客力アップを図る。
このほか、ATグループの各事業会社の本社・本部機能を集約し、グループ経営の効率化を目指す。
《レスポンス編集部》
≪くだめぎ?≫
「カローラ店」、「愛知トヨタ」と並ぶと、"名古屋トヨタディーゼル"である。
・名古屋トヨタディーゼル(株)(1957年4月 - 1988年12月)
・トヨタカローラ名都(株)(平成元年・1989年1月 - 1996年3月)
・トヨタカローラ愛豊(株)に吸収合併(1996年4月)
トヨタ第三の販売チャンネルの最後まで残ったディーラーで、大都市圏の全国11社しかなかった伝説の販売会社の一つだ。トヨタ初のディーゼルエンジンを大型トラック・バスに搭載するのを切っ掛けに開設された。地方では在来のトヨタ店が販売担当したが、大都市では広い店舗敷地確保のためにも別会社設立に動いたのだろう。ただ、当時不景気もあって商用車販売不振が続き、1961年6月以降、「パブリカ」を同時販売し、後の(1969年5月以降)のカローラ店転換に繋がった。1974年4月の三代目カローラ時には2社だけ、ビスタ店開業直前1980年1月に「名古屋トヨタディーゼル」1社だけになっていた。ビスタ店が第二のSUV扱い店になったのも無縁ではないだろう。名古屋トヨタディーゼルの本丸・熱田店が広大なカローラ店として存在しているが、昭和のお店は・・・。
当地ではトヨタ店とカローラ店はライバルのグループ会社を形成していて、トヨタ店とカローラ店が同居するのは夢のようだ。
Posted at 2017/03/19 12:51:54 | |
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