
【メーカー小売希望価格】SUBARUニュースリリース
2020年7月6日
SUBARU 「WRX S4」を一部変更
~特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」を限定台数500台で設定~
[写真・画像]
(上) WRX S4 「STI Sport EyeSight」
(下) 特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」
SUBARUは、「WRX S4」の商品内容を一部変更し、本日2020年7月6日に発表、8月20日に発売します。
今回の変更では、グレード構成を「STI Sport EyeSight」のみの設定とし、WLTCモード燃費表記に対応しました。
また、SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル*1は、WRX S4 STI Sport EyeSightをベースとした特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯(シャープ)」を設定し、限定台数500台で本日7月6日に発表*2しました。
「WRX S4 STI Sport♯」は、STI製パーツをはじめとする特別装備を採用し専用チューニングすることで、STI Sportの「上質な走りと質感の高さ」を最大限に引き出したモデルです。
*1:スバルテクニカインターナショナル株式会社(代表:平岡泰雄、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:5月26日より全国のSUBARU販売店にて先行予約を受け付けておりましたが、7月6日の発表前に限定台数500台に達した為、注文受付は終了しています。
<SUBARUオフィシャルwebサイト WRX S4>
https://www.subaru.jp/wrx/s4/
<SUBARUオフィシャルwebサイト 特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」>
https://www.subaru.jp/wrx/s4_stisportsharp/
【特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」主要装備】*3
●エクステリア
STI製大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック塗装)
18インチ×8 1/2Jアルミホイール(ブラック塗装)
フロントグリル(ダークグレーシリカ塗装)
リヤバンパー(エアアウトレットグリル付)
専用外装色「セラミックホワイト」
●インテリア
RECAROフロントシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ+STIロゴ入り)
&リヤシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)
ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーステッチ、STIロゴ入りハイグロスブラックベゼル)
本革巻シフトレバー(シルバーステッチ、高触感革+ハイグロスブラック加飾パネル)
シフトブーツ(シルバーステッチ)
フロントコンソール(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)
ドアトリム&ドアアームレスト(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)
スライド機構付コンソールリッド(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)
●安全装備
プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト(シルバー)
リヤ全席3点式ELRシートベルト(左右はシルバー)
●足回り・メカニズム
STI製フレキシブルタワーバーフロント(STI Sport♯専用・ロゴ付)
STI製フレキシブルドロースティフナーフロント(STIロゴ付)
STI製フレキシブルドロースティフナーリヤ(STIロゴ付)&ガードバー(チェリーレッド塗装)
STI製低背圧パフォーマンスマフラー(STIロゴ入り)&エキゾーストパイプリヤ
STI製低圧損エアクリーナーエレメント
CVTオイルクーラー&ラジエーターファン強化タイプ
【メーカー小売希望価格】
グレード エンジン 変速機 駆動方式 価格(単位:円)消費税抜・消費税込(10%) ボディカラー
・WRX S4 「STI Sport EyeSight」 2.0L水平対向直噴ターボ"DIT" AWD 3,790,000・4,169,000
クリスタルホワイト・パール*4 アイスシルバー・メタリック マグネタイトグレー・メタリック クリスタルブラック・シリカ ピュアレッド WRブルー・パール
・特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」 2.0L水平対向直噴ターボ"DIT" AWD 4,310,000・4,741,000
セラミックホワイト*5 アイスシルバー・メタリック クリスタルブラック・シリカ WRブルー・パール
*3:詳細はSUBARUオフィシャルwebサイトの「主要装備表」をご覧ください。
*4:33,000円高(消費税10%込)
*5:WRX S4 STI Sport♯専用色
なお、商品等についてのお問い合わせは、最寄りの販売会社、またはSUBARU お客様センター「SUBARU コール」までお願いします。
スバルの車種一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
WRX S4 セダン
初登場年 2014年(1992年)
現行型
発表 2014年 8月25日
大幅改良(マイナーチェンジ) 2017年7月3日
現行車種の概要
WRX STIと比較し、より幅広い顧客層に向けた「大人のスポーツセダン」。
日本仕様は「S4」のサブネームをつけ、水平対向4気筒2.0L直噴ターボとCVTを組み合わせた仕様。
北米・豪州向けは、「スバルWRX」の名称で販売される。
後述するレガシィB4が販売不振のため2020年8月4日を以って販売終了(ブランド廃止)となり、それに代わる日本市場におけるスバルのフラグシップセダンとしての役割を担うこととなった。
なお、欧州市場には水平対向4気筒2.5Lターボと6速MTを組み合わせた仕様のみ、2019年末まで販売された。
生産工場(日本国内向け)
群馬製作所 本工場(群馬県)
スバル・WRX VA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
WRXは、2014年(平成26年)よりSUBARU(旧・富士重工業)が製造・販売しているスポーツセダン。VABはWRX STIの型式で、VAGはWRX S4の型式である。
-自動車のスペック表-
スバル・WRX S4/
スバル・WRX STI(4代目)
VAG型/VAB型
販売期間 STI:2014年8月25日-2020年1月末予定
S4:2014年8月25日-
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン WRX S4:FA20型 1,998cc 水平対向4気筒 直噴DOHCターボ
WRX STI:EJ20型 1,994cc 水平対向4気筒DOHCターボ
エンジン位置 フロント
駆動方式 四輪駆動
WRX S4:VTD-AWD
WRX STI:マルチモードDCCD方式AWD
最高出力
WRX S4:221kW (300PS) /5,600rpm
WRX STI:227kW (308PS) /6,400rpm
最大トルク
WRX S4:400N·m (40.8kgf·m) /2,000-4,800rpm
WRX STI:422N·m (43.0kgf·m) /4,400rpm
変速機
WRX S4:スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)
WRX STI:6速MT
サスペンション
前:ストラット式独立懸架
後:ダブルウィッシュボーン式独立懸架
全長 4,595mm
全幅 1,795mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,650mm
車両重量
WRX S4:
1,540-1,550kg(2014年8月-2015年6月)
1,540-1,560kg(2015年6月-)
WRX STI:
1,480-1,490kg(2014年8月-2017年5月)
1,490-1,510kg(2017年5月-)
ブレーキ
前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
1 概要
2013年(平成25年)3月にニューヨーク国際オートショーでコンセプトモデルのWRXコンセプトが発表された。 市販モデルは2013年(平成25年)11月のロサンゼルスオートショーでWRXとして発表、2014年(平成26年)1月に行われた北米国際オートショーではWRX STIが発表された。
2014年(平成26年)春には北米、豪州、欧州、台湾市場で販売が開始され
[Subaru Announces Pricing on All New 2015 WRX and WRX STI Sedans Subaru USA News]
[Subaru WRX STI Makes European Debut at Geneva Subaru UK]
[Order WRX Online...For A Short Time Subaru Australia]、
2014年8月25日には日本国内において発売された。プラットフォームをレヴォーグと共通に開発された。
WRXという名称は、インプレッサのスポーツバージョンに付けられていたグレード名であった。その後、3代目インプレッサのマイナーチェンジによってインプレッサの名前が外れ「スバル・WRX STI」と単独の車名に変更された。このモデルはその後継モデルにあたる。詳細はスバル・インプレッサの項を参照。
レヴォーグ同様に、基本設計は4代目インプレッサをベースとしている。ボディサイズは先代モデルより拡大されているが、アッパーミドルサルーンに路線変更した6代目レガシィ(B4名義としては通算4代目)と、Cセグメントクラスに位置するインプレッサG4の穴を埋めるミドルセダンとしての役割も担っている。また、STIのほかに、裾野の広いモデルとして開発された
[【スバル WRX S4/STI 新型発売】日月専務「S4はとんがったまま、スソ野の広いクルマに」 Response.]
WRX S4も新たに設定された。尚、S4は国内専用車として設定されている。
2 メカニズム
2.1 パワートレイン
日本仕様車のWRX STIには先代から継続して2.0L 水平対向4気筒のデュアルAVCS ツインスクロールターボエンジンのEJ20型が搭載された。北米仕様車や欧州仕様車、豪州仕様車には先代搭載された2.5L AVCSターボエンジンのEJ25エンジンを継続した[First drive: 2015 Subaru WRX STI Driving]。
いずれも組み合わせられる6速MTは2000年に登場したTY85型を改良したものを搭載
[CARTOP MOOK ニューカー速報プラス スバル新型WRX STI S4]
[WRX S4の本当の価値を透視する 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報]。
日本仕様車のWRX S4には、レヴォーグと共通の2.0L 直噴ターボのFA20型エンジンが搭載され、従来型に対して大幅に変速レスポンスを向上させたスポーツリニアトロニック(CVT)が組み合わせられる。北米仕様車のWRXにも同じFA20型が搭載されるが、フォレスターに近いレギュラーガソリンも使える仕様である[8]。CVTは5代目レガシィ 2.0GTにも採用されたTR690型の改良版であり[6]、6速MTはTY75型となる[2015 Subaru WRX – Flash Drives Super Street]。
2.2 ボディ・シャシ
4代目インプレッサを改良したレヴォーグのプラットフォームと共有である[現行「レガシィ」に比べ、ねじり剛性40%以上アップを実現した「レヴォーグ」のホワイトボディーを見る Car Watch]。
また2016年にこのプラットフォームが刷新されたため、WRXは同プラットフォームの最終採用車となる[【スバル WRX S4/STI 新型発売】「車体骨格は レヴォーグ と同じ」武藤専務 Response.]。
レヴォーグとは、ホイールベースもBピラーより前のボディ骨格も共通となっているが[写真で見る スバル「WRX STI」「WRX S4」 Car Watch]、
ボディ形状の違いによる剛性の出し方や、捩れやよれに対するフレームの追従性などの細部は変更されている[12]。
先代WRX STI比で捩り剛性は40%以上、曲げ剛性は30%以上、フロントトレッド剛性は14%、リアトレッド剛性は38%向上している
[【スバル WRX S4/STI 新型発売】WRX S4 とレヴォーグ の違いはコーナリング性能…ライバルはBMW Response.]。
STI/S4ともに駆動方式はAWDとなるが、センターデフ形式が異なり、STIはDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)にフロントヘリカルLSD、リアトルセンLSDを装備。S4はVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)と呼ぶ、前45:後55の基準のトルク配分を走行状況に合わせて連続可変制御するシステムを採用。パワーステアリングでも差異があり、S4は電動パワーステアリング、STIは油圧パワーステアリングが採用される。
3 デザイン
フロントグリルにはスバルの共通デザインである「ヘキサゴングリル」が採用され、コの字型のLEDポジションランプが配されたプロジェクターヘッドランプを採用している。Aピラー前端は従来のWRXに比べて200mm前方となる。リアディフューザー一体型のバンパーには4本出しマフラーを装備する。
ボディサイズは、先代モデルの「4ドア」との比較で、全長は15mm延長、全高は5mm高くなった[ ルーフアンテナを含む数値。ルーフ高は1,465mm。]。
また、ホイールベースは25mm延長され、この延長分はすべて後席レッグスペースの拡大に充てられた
[スバル 新型「WRX STI」を発表 富士重工業 ニュースリリース]
[スバル 新型「WRX S4」を発表 富士重工業 ニュースリリース]。
6 海外仕様
北米仕様車および豪州仕様車にはWRX STIとWRXが設定される。欧州ではWRX STIのみが単一グレードで販売される。
6.1 北米仕様車
北米仕様車には、日本仕様車のWRX S4に相当するWRXとWRX STIが設定される。WRXにはさらにWRX、WRX Premium、WRX Limitedが設定され、WRX STIにはWRX STIとWRX STI Limitedが設定される。WRXのベースグレードには6速MTのみが設定され、PremiumとLimitedではCVTと6速MTを選択することができる。
WRX STI、WRX PremiumおよびLimitedにはリアスポイラーや、フォグランプが標準装備され、Limitedには加えてキーレスエントリーやLEDヘッドランプが標準装備される。
6.2 豪州仕様車
豪州仕様車には、北米仕様車と同様にWRXとWRX STIが設定され、それぞれベースグレードの「WRX」、「WRX STI」と上級グレードの「WRX Premium」、「WRX STI Premium」が用意される。「Premium」には電動本革シートが装備され、「WRX」のみオートライトや雨滴感知式ワイパー、カーナビゲーションシステム、キーレスエントリーが装備されない。「WRX」、「WRX Premium」ではいずれも6速MTとCVTの両方が選択できる。
7 車名の由来
WRXとはWRCの「WR」とレオーネのスポーツグレードで採用されていた呼称「RX」を掛け合わせた造語。
STIはスバルテクニカインターナショナルの略。
S4は「Sports performance」、「Safety performance」、「Smart driving」、「Sophisticated feel」の4つの頭文字を掛け合わせたもの[スバル「WRX S4」は8月25日に発売決定!Clicccar.COM]。
最終更新 2020年7月9日 (木) 04:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
≪くだめぎ?≫
4ドアセダン「レガシィB4」が生産終了となり、「WRX S4」がスバルの"フラグシップセダン"となった。個人的には全長 4,595mmは決して短くないと思うが。