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自然堤防
下流部の地形　1-4-6
自然堤防　しぜんていぼう　洪水がつくり出した人々の居住地
　氾濫平野に農地をつくって暮らす人々が居住地として選んだのは、自然堤防という地形の上でした。自然堤防は周囲より少しだけ高い丘の上のようになっており、氾濫平野と比べて洪水の被害を受けにくいことが理由です。
[写真・画像]
(左)写真1-12　岩木川流域(青森県五所川原市ごしょがわらし・つがる市付近)(国土交通省青森河川国道事務所の写真を編集)
左岸(写真の右側)の縁に帯状に並んでいる宅地は自然堤防上に位置し、氾濫平野は主に水田として利用されています。
(右)図1-15　写真1-12の模式図
人工的につくられた堤防の背後に自然堤防が発達しています。

　自然堤防は、洪水時に川からあふれ出た水に含まれていた土砂が、川の岸に堆積してできた地形です。つまり、洪水が大量の土砂を運んできてつくった土地です。周りの氾濫平野に比べて高い場所なので、洪水が起きた時に比較的安全といわれますが、大規模な洪水が起こると、たとえ自然堤防の上にあっても被害を受ける可能性があります、
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国土交通省国土地理院


≪くだめぎ？≫
　関東平野の河川を調べると"自然堤防"という用語が出てくる。その「自然堤防」として津軽の五所川原市・つがる市付近の岩木川流域が掲載されているので、取り上げなければならない、