
スバル、「シフォン」一部改良 アクティブな外観の「シフォン トライ」追加
編集部:椿山和雄
2024年10月4日 21:24
2024年10月3日 発表
スバルは10月3日、「シフォン」の一部改良モデルと、車種のラインアップ拡大として新たに加えられた「シフォン トライ」を発表した。価格は148万5000円〜210万3000円。
今回のシフォンの一部改良では、コーナーセンサーを2個から4個に変更。また、コーナーセンサー作動時のメーター内表示を変更するとともに、コーナーセンサーブザーの音量変更機能を追加することで、車両後退時の安全性を高めた。さらに、シフォンの「L」で「ナビ装着用アップグレードパック」を標準装備し、商品力を向上させた。
Car Watch
スバル・シフォン
シフォン(CHIFFON)は、SUBARU(旧・富士重工業)が販売している軽トールワゴン(軽スーパーハイトワゴン)である。ダイハツ・タント(タントカスタム・タントファンクロスを含む、以下「タント」)のOEM供給車にあたる(生産はダイハツ滋賀工場第2地区)。旧・富士重工業時代に新規投入された車種としては最後の車種となる。
1.概要
富士重工業では以前、2代目タントの派生車種タントエグゼのOEM供給モデルであるルクラ(販売期間は2010年4月から2015年5月まで)が販売されており、ルクラの販売終了以来、約1年7ヶ月ぶりに軽スーパーハイトワゴンの取り扱いを再開したことになった。
後席ドアはルクラがヒンジドアだったのに対し、シフォンは両側スライドドアとなる。スライドドアはエントリーグレードを除く全車に半ドアの位置まで閉めたあとに自動的に全閉するイージークローザー(左右)と、ドアハンドルにあるスイッチ操作でロック解錠とドアオープンを同時に行うワンタッチオープン機能付パワースライドドア(左側=助手席側のみ、右側=運転席側はグレードにより標準装備又はオプション設定)が備わる。2代目では、降車時に予約設定を行うことでアクセスキーを携帯して車両に近づくとスライドドアが自動オープンするウェルカムオープン機能とパワースライドドアの閉作動中にフロントドアのリクエストスイッチにタッチすることでパワースライドドア全閉後に自動でロックがかかるタッチ&ゴーロック機能+タッチ式リクエストスイッチ(運転席・助手席)が追加された。
2.2代目 LA650F/660F型(2019年 - )
概要
別名 ダイハツ・タント(4代目)
ダイハツ・タントカスタム(4代目)
製造国 日本
販売期間 2019年7月25日 -(発表:2019年7月16日)
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動
プラットフォーム ダイハツ・DNGA-Aプラットフォーム
パワートレイン
エンジン KF-VE型:658cc 直列3気筒 DOHC
KF-VET型:658cc 直列3気筒 DOHC インタークーラー付きターボ
最高出力 38kW (52PS)/6,900rpm(NA車)
47kW (64PS)/6,400rpm(ターボ車)
最大トルク 60N・m (6.1kgf・m)/3,600rpm(NA車)
100N・m (10.2kgf・m)/3,600rpm(ターボ車)
変速機 CVT
サスペンション
前 マクファーソン・ストラット式
後 トーションビーム式(2WD)3リンク式(4WD)
車両寸法
ホイールベース 2,460mm
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,755mm(2WD)1,775mm(4WD)
車両重量 880-970kg
製造事業者 ダイハツ工業
2024年(令和6年)10月4日
一部改良モデルと追加モデル「トライ」を発表[12]。
一部改良モデルは10月1日のタントの一部仕様変更に基づくもので、コーナーセンサーを2個から4個に増強するとともに、センサー作動時のメーター内表示が変更され、センサーブザーの音量調整機能を追加。「L」は「ナビ装着用アップグレードパック」が標準装備された。
「トライ」は前述したようにタントファンクロスに相当するが、「ファンクロス」に相当するNA車のみのモノグレードとなり、「ファンクロスターボ」に相当するターボ車は設定されない。エンブレム類の変更に加え、タントファンクロスではメーカーオプション設定となる運転席ロングスライドシート(540mm/シートバックレバー付)が標準装備されており、その分価格が上乗せされている。ボディカラーはタントファンクロスからコンパーノレッドが除かれ、モノトーンは7色(うち、有料色2色)、2トーン(有料色)は4色設定される。この内、レイクブルーメタリックとフォレストカーキメタリックの2色は「トライ」専用色となる。なお、リアの車名エンブレムは「CHIFFON TRY」ロゴの専用仕様となる。
3.車名の由来
英語で「軽くてフワフワした」の意味。
なお、「シフォン」の名称は元々、軽ハッチバックのヴィヴィオのドレスアップモデル「ビストロ」の3ドア車のグレード名として用いられており、グレード名から車種名に格上げする形での名称復活となる。
2代目のバリエーションモデルの「トライ」(TRY)はかつてサンバーで用いられていたグレード名を復活する形となった。
4.脚注 出典
[12]^ “スバル、「シフォン」一部改良 アクティブな外観の「シフォン トライ」追加”. Car Watch (2024年10月4日). 2024年10月5日閲覧。
5.関連項目
ダイハツ・タント - ベース車両
スバル・サンバー - かつて、サンバーバンの上位モデルである「サンバー トライ」として発売された車種
最終更新 2024年10月28日 (月) 14:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
≪くだめぎ?≫
「シフォン トライ」としてブランド"復活した"。テレビCMで
「タント ファンクロス」が盛んに流されているが、
こちらはタイトルで来た。
ある意味、"ロッキー"、"タフト"に対抗か。
Posted at 2025/02/12 14:08:41 | |
トラックバック(0) |
車全般 | クルマ