
トヨタ、いすゞ ディーゼルエンジン共同開発計画を凍結
プリウス米生産も延期(2008/12/17)
トヨタ自動車が提携先のいすゞ自動車と進めていた小型車向けディーゼルエンジンの共同開発計画を凍結したことが十六日、分かった。業績の大幅悪化を受け、研究開発費を抑制するためだ。ハイブリッド車「プリウス」を生産するため米ミシシッピ州に建設中の新工場の操業開始も当初予定の二〇一〇年から一一年以降に延期する方針。
トヨタは世界的な自動車販売低迷が長期化するとみて、国内外で大型プロジェクトを見直しており、これらはその一環。今後、新規事業の縮小や凍結がさらに広がる可能性がある。
いすゞと共同開発していたディーゼルエンジンは、トヨタが欧州で発売する小型車に搭載する計画だった。二〇一二年ころからいすゞが北海道苫小牧市で生産する案が有力だったが、大幅に延期される見通し。
ディーゼル車は燃費効率の良さなどから特に欧州で人気が高い。トヨタといすゞは二〇〇六年十一月に資本業務提携を発表。トヨタがいすゞに5・9%出資するとともに、トヨタが他社に比べて遅れていたディーゼルエンジンを共同開発することが提携の目玉となっていた。
米ミシシッピエ場は既に九割程度完成しており、工事は続けるが、生産設備の設置や本格的な従業員の雇用などを先送りする。トヨタは大型車の不振で今年七月、ミシシッピエ場の生産専種をスポーツタイプ多目的車(SUV)から燃費効率の良いプリウスに変更すると発表したばかりだった。だが景気悪化が進んでプリウスも不振に陥ったため、生産延期を決めた。
トヨタはまた 国内の減産を強化することも明らかにした。ほぼすべての工場で来年月に計三日間の操業を取りやめる。同様の減産態勢を三月まで続けることも検討している。
港にトヨタ車数千台足止め
米ロス近郊 販売急減で(2008/12/14)
【ニューヨーク13日共同】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のロングビーチ港の敷地に、輸入されたトヨ夕自動車などの乗用車計数千台が足止めされている。米国での新車販売の急減により在庫を抱えた販売店への配送が滞り、日本メーカーにとっても厳しい市場環境が浮き彫りになっている。
港湾当局によると、トヨタはもともと約六十㌶の土地を確保していたが、拡大を要請。約九㌶をさらに借り受けた。当局は「このような要請は今までなかった」(広報担当者)と話す。
ロングビーチ港は全米二位の積み降ろし規模を誇り、日本からの新車輸入拠点の一つ。通常は数日で運び出されるが、約ニカ月前から保管車が増え、広大な駐車場のようになっているという。
トヨタの十一月の新車販売は前年同月比33・9%減。「あまりにも急激な減少で対応が遅れている」(広報)という。
ともに デーリー東北より
ディーゼルエンジンの共同開発凍結、ショックである。昨日16時のラジオニュースが流れた。愛車紹介で写真を載せたがナンバーを消すのを忘れたくらい。前から見てる方はそれらしく書いてまして分かると思いますが。
前から大型バス製造のジェイバス設立があった。GMがいすゞ株の放出によるトヨタが出資があり、更なるディーゼルエンジンの改良が進むと期待していた。昨年秋にサクシード・プロボックスにディーゼルエンジンが無くなり、復活を期待していただけに残念。もともと欧州向けであったから、果たして国内投入があったか分からないが、ともに遅れる。
「あまりにも急激な減少で対応が遅れて、保管車が増えた」そもそもそれまでの生産台数が多すぎたのではなかったのか。国内の販売不振を海外販売にあまりにも頼り過ぎた。人員整理、一時帰休が急激なのが残念である。
バブル崩壊の時は、サッカー・アマチーム解散があった。今回、グランパスでもリストラがあった。それにF1継続をディーゼルエンジン開発が被った感じ。ガソリンのハイブリッドで乗り切れるか。
石油危機の時、ディーゼルのランクルがヒットし、何とか乗り切ったらしいが今回はどうか。
今朝は3台、岩手1台いました。
Posted at 2008/12/17 16:36:51 | |
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