
湿った雪ドカッ 十和田、三戸積雪29センチ
(2008/12/23)
写真・【写真説明】
スリップ事故の影響で八戸市中心街に向かう車線が大渋滞した国道45号八戸北バイパス=22日午前10時半ごろ
日本海から北上した低気圧が青森県を通過した影響で、県内は二十一日午後から二十二日朝にかけ、三八や上北の内陸部を中心に大雪に見舞われた。JR東北線などで列車の運休・遅れが相次いだほか、八戸市内などで雪片づけ作業中の事故が三件発生。県南の高校二校が休校や授業打ち切りの措置を取った。
青森地方気象台によると、降り始めからの積雪量は十和田と三戸が二九センチ、八戸は九センチ。十和田は十二月としては二番目の積雪量を記録。三戸は三番目。
JR青森支店によると、東北線は二十二日、狩場沢―野辺地間で停電が発生。三沢―向山間では湿った雪による倒木などが見つかり、上下の特急三本、普通と快速十二本が運休、特急三本が八戸―青森間を区間運休した。また上下六本が最大約五時間半遅れ約三千八百人に影響した。
青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道でもダイヤが乱れた。
雪片づけ作業中の事故も発生。県防災消防課などによると、二十一日は、青森市で雪かき中の七十代女性が転倒し左脚を骨折。二十二日は、八戸市で除雪中の男性(31)が右脚骨折の疑い。屋根の雪下ろしをしていた男性(76)が転落し、足首の痛みを訴えた。
県教委などによると、八戸工大二高が断水と停電のため休校。三沢商業高は、多くの生徒が電車通学のため登校できず、午前で授業を切り上げた。
東北電力青森支店などによると、二十一日から二十二日にかけ、八戸市と十和田市、階上町、南部町、三戸町、六戸町で計二千八百三十五戸が停電した。大雪による倒木などが原因。NTT東日本によると、電話ケーブルが雪の重みで切れるなどし、県内で三百八十五件が不通となった。
同気象台によると、二十三日の県内は気圧の谷の影響で、天気は小康状態という。だが、八戸の最低気温は氷点下五度の予想で、路面凍結に注意するよう呼び掛けている。
ベタ雪に四苦八苦 スリップ事故、渋滞多発(2008/12/23)
青森県内では二十一日午後から二十二日未明にかけて湿った重い雪が降り続き、交通障害や倒木などの雪害に見舞われた。今冬一番の積雪となった八戸市内でも、山沿いの多い所で二〇―三〇センチの積雪を記録。各地で渋滞やスリップ事故が発生したほか、鉄道もストップ。市民はベタ雪の重さに苦労しながら終日、雪かきに追われた。一方、雪不足にあえいでいた県南地方のスキー場にとっては“恵みの雪”になった。
八戸市内は二十二日早朝、全域が重い湿雪で覆われ、交通事故や渋滞が多発。終日のろのろ運転が続き、ドライバーにとって気の抜けない一日となった。
八戸署によると、二十一日午後五時から二十二日昼にかけ、物損事故四十四件、人身事故三件の届け出があった。全体の約八割がスリップ事故とみられる。けが人は四人で、いずれも軽傷だった。
国道45号八戸北バイパスは二十二日朝、停電による信号機の滅灯やスリップ事故の影響で数キロにわたって渋滞。階上町では倒木が国道45号と県道をふさぎ、片側通行の交通規制が行われた。
除雪作業が追いつかない生活道路では、わだちにハンドルを取られ、苦労するドライバーも。同市小中野二丁目の主婦(58)は「明日の朝には路面凍結しているのかな」と不安げな様子だった。
歩行者も歩道に積もった雪や水たまりに四苦八苦。同市多賀台一丁目の無職男性(65)は「足場が悪いので気を付けなくては。車も水をはねないよう注意して走行してほしい」と話していた。
ともにデーリー東北より
今朝は4台、3分の1は雪だるまか。22日朝はそれどころではなかった。除雪車の削った雪が出入り口を塞いでた。春先のような湿った雪で重い。それほど寒くないので凍っていないからサッサとかたづけなければならない。案の定、今朝はアイスバーンであった。屋根からしずくが落ちているので、微妙な温度というか、まだ屋根に雪が積もっている。二件分の雪片付けをしたがこれから腰にくるだろう。
八戸の除雪は遅くてヘタである。
Posted at 2008/12/23 14:50:10 | |
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