ディーゼルオート店のブログ一覧

実現なるか「第２世代」バイオ燃料
非食用原料から精製
世界規模の試験飛行　大詰め(2009/1/29)

写真・テスト飛行するジャンボ機にバイオ燃料を給油する日航の燃料担当者＝ ２７日、羽田空港

　米ボーイング社が、世界の航空四社などと開発中のバイオ燃料を使ったテスト飛行が大詰めを迎えている。植物の果笑や種子などを原料とするバイオ燃料は、二酸化炭素（００２）の削減が迫られる航空業界の切り札。
迫去三回いずれも成功を収めたテスト飛行、三十日は日航がアジア初として実施し最後を締めくくる予定だ。

　■かなり高額？
　、旅客機を安全に運航できるか確認するのが狙いで、日航のほか、ヴァージンアトランティック航空、ニュージーランド航空、コンチネンタル航空が参加。バイオ燃料は従来のジェット燃料と分子の組成が似ており、見た目は全く変わらない。灯油のようなにおいがするのも共通の特徴だ。
　日航使用のバイオ燃料は、
①アブラナ科の「カメリナ」の種子
②アフリカ原産の低木落棄樹「ヤトロファ」の果実
③藻類
―のいずれも非食用の原料から精製。トウモロコシなどが原料の
「第一世代」に対し、「第二世代」と呼ばれ、食料需給に影響を与えない点でも今後の主流になると考えられている。
　ボーイング社が特別に準備したため、ジェット燃料よりもかなりの高額とみられるが、価格は
「テストで使う分をボーイングから渡されただけなので介からない」(日航広報部）。
　日航は、これと従来のジェット燃料を５０％ずつ混ぜ、ジャンボ機のタンクの一部に搭載。エンジン四基のうち一基に充て、羽田空港と八丈島上空間を運航、約一時間の往復で性能データを集めたり、エンジン停止と再始動を試したりする予定。
　■Ｃ０２排出ゼロ
　バイオ燃料は、温室効果ガスの排出曇をゼロと計算できることが京都議定書で規定されたことから、環境対策に躍起の航空業界に大きな魅力となって映った。燃焼すればＣ０２は当然出るが、原料の植物が成育段階の光合成でＣ０２を吸収するため、差し引きゼロになるという。
　定期航空協会によると、日本のＣ０２総排出量のうち、航空機分は0.8％にすぎない。それでも取り組む理由を、日航の阿部泰典・地球環境部長は
「航空輸送量が増え続ける中、率先して取り組む必要がある。石油の代替燃料を開発する意味も大きい」と力説する。
　今後は、大量の燃料を確保するための技術開発と、コストダウンが大きな課題。阿部部長は「バイオ燃料が従来の燃料と全く同じように使えることが認められ、価格も低く抑えられれば、普及は早いのではないか」と話している。

パイロット訓練　不況で中止
機長昇格など一部　日航
経費削減、国土交通省も容認(2009/1/25)

　不況に伴う経費削減策の一環として、日航が今月から三月末までパイロット訓練の一部を中止にしたことが二十四日、分かった。対象は各定期路線に慣れるため実際の運航便に乗り組む訓練や、機長・副操縦士ヘの昇格訓練、機種移行訓練など。日航は「経営改善のための一時策で、操縦技量維持や安全性にかかわる訓練は続ける。四月にはすべての訓練を再開する」と説明している。

　経費削減を目的にした訓練中止は同社では初めてで、航空関係者によると、国内の大手では例がない。国土交通省は「法的に問題はない」と容認しているが、パイロットたちは「最低限の訓練だけで安全ほ守れない」「訓練中断があると、再開された時の負担が大きい」と反発。影響で昇格が遅れることへの懸念の声も出ている。
　日航によると、訓練に伴い発生する宿泊費や教富への手当、移動交通費などを抑制することが狙い。訓練中止でいくらコストカットできるかは明らかにしていない。
　技量を維持するための年十時間前後のシミュレーター訓練などは中止せず、自社養成のパイロット訓練生を含む春の新卒採用も例年通りという。世界的な不況は日航を含む国内航空会社も直撃し、利用客の減少などで各社は大幅な経営改善を迫られている。二〇一〇年の羽田空港再拡張をにらみ、各社が進めていた国内線増便やパイロット増員などの計画も、多くは減便・減員に変更された。

乗務員らの体職募集
日航、最大２カ月期間中給与なし(2009/1/25)

　日本航空は傘下の主要事業会社「日本航空インターナショナル」の社員を対象にど二、三月に最大三カ月の休職募集をしていることが二十四日までに分かった。名目はリフレッシュ休職だが、景気減速でビジネス客を中心に需要が低迷しているため募集に踏み切った。
　対象は日航インターナショナルに所属する客室乗務員、運航乗務員、パイロット、地上職ら約一万六千人。募集枠はなく、休職期間中は給与を支払わない。客室乗務員の休職実施は二〇〇四年九月以来となるという。
　経営再建中の日航は、今春までに連結ベースで〇六年度比約四千三百人少ない約四万八千八百人とする人員削減計画に取り組んでいる。急激な需要減を受け、この計画とは別に事務など間接部門の業務見直しと削減についても検討している。

　　ともに　デーリー東北より

　バイオ燃料といってもエタノール系であろう。ＢＤＦでない、トウモロコシなどで、食用を使わない「第二世代」バイオ燃料の研究に日航が協力している話題だ。経営再建中の日航でも「研究開発」は好きなのか。といっていたら米ボーイング社のリストラが先ほど発表された。それでも「研究開発」は必要だということだろう。
　某社も「第二世代」バイオ燃料を開発しているが今後どうなるか。

写真・八戸市交通部より

等間隔運行を拡大　八戸市路線バス
公共交通総合計画骨子案
運賃体系見直しも(2009/1/29)

　八戸市は二十八日、二〇一二年度までに路線バスの等間隔運行や共同運行の拡大、運賃体系の見直しをすることなどを盛り込んだ
「市地域公共交通総合連携計画」の骨子案を明らかにした。○八年度内の策定を目指す。

　同日、市庁で開いた地域公共交通会議（会長・武山泰八戸工業大教授）の〇八年度第三回会合で示した。同計画は、路線バスを中心とした市内の乗合公共交通の活性化と再生のため策定する。
　骨子案では、中心街－八戸駅間などで行っている等間隔運行を一〇年度以降、中心街―中居林間と中心街－八太郎間で二十分間、中心街―ニュータウン間と中心街―多賀台団地間では三十分間で実施する。中心街―八太郎間など複数のバス事業者がまたがる区間は、共同運行を検討する。バスの需要が少ない夜間には八戸駅発の乗合タクシー導入も計画。
　使いやすさを追求するため、五十円刻みにするなど運賃体系の変更を提案し、分かりやすい路線のナンバリングや方面別のルートカラーなども設定するとしている。
　今後、二月と三月の二回、会合を開いて最終決定する方針。
　同会議は同日、地域公共交通活性化・再生ワークショツプも八戸第一ワシントンホテルで開催した。公共交通の専門家が講演と現状報告、バス関係者が意見交換会などを行い、出席者約五十人が路線バスを取り巻く現状に理解を深めた。

　　　デーリー東北より

　いま中心街－八戸駅で南鉄・市営が共同で等間隔運行している。とりあえず結果は良いのだろう。更に導入路線を増やすのだろう。中心街―多賀台団地は十鉄もある。国道１０４号線下長保育園－小田八幡宮の旧国道部分は十鉄しか走らなくなったのでどうするのかな。まぁ河原木団地線とはそんなに離れていないから共同運行してもいいかも。
　「バスの需要が少ない夜間には八戸駅発の乗合タクシー導入も計画」
八戸駅22:25発　旭が丘営業所行き　が対象だろう。３人くらいしか載っていないから、タクシー・自家用車はドーと通行する。帰り道によく見る。蒸気特急「はつかり」の時代からのスジ。といっても当時は国鉄八戸線の最終「八戸」行き列車だった。いつからバスに代わったかわからないが、既に昭和５０年代にはバスになり、１０年くらい前までは長苗代駅近くの内舟渡まわりだった。残るだけマシか。

　昨夜、ベルタ０台、更にサクシード０台、朝は４台あったはず。全体に少ない。

新幹線駅名 七戸町長がＪＲに２案提案（2009/01/29）

写真・七戸町より
「東北新幹線「七戸（仮称）駅」駅舎デザイン・駅ホーム」

　二〇一〇年十二月開業予定の東北新幹線七戸駅（仮称）の駅名について、七戸町の福士孝衛町長と田中正樹町議会議長は二十八日、盛岡市のＪＲ東日本盛岡支社を訪ね、竹内研一企画部長に対し、「七戸」「七戸十和田」のいずれかにするよう提案した。
　会談は非公開で約三十分間、行われた。取材に対し、福士町長は「（ＪＲの）決定は納得して受け入れる。七戸が発展するという考え方の下に、検討していただくよう申し上げた」と説明した。
　竹内企画部長は「開業に向けた地元の熱い思いをうかがった。その気持ちをもっと盛り上げるためにも、なるべく早く（駅名を）決めたい」と述べ、駅名決定の時期については明言を避けた。
　駅名をめぐっては、上十三地域広域市町村圏協議会が「七戸十和田」を、七戸町議会と同町の商工団体が「七戸」を主張。福士町長は一本化を断念し、駅名の決定権を持つＪＲ側に二案を示す意向を表明していた。
　新幹線の駅名で地元側がＪＲに複数案を提示したのは、東北新幹線の現・いわて沼宮内駅をめぐり、〇一年六月、地元の岩手町が「いわて沼宮内」「岩手みちのく高原」「いわて安比八幡平」の三案を提案。同年中に「いわて沼宮内」に内定した例がある。

記者席「一番列車に乗せて」（2009/01/29）

　○・・・福士孝衛七戸町長は２８日、ＪＲ東日本盛岡支社に、東北新幹線七戸駅（仮称）の駅名で「七戸」「七戸十和田」の２案を正式に提示、「ＪＲに託したことで、一区切りを迎えた。19年間の集大成。ほっとしている」と感慨を漏らした。
　1990年３月月の町長選で初当選して以来、通算５期目。就任当時、盛岡以北はミニ新幹線での着工が取りざたされており「ミニでは七戸に通らなくなる」とフル規格実現に奔走、「新幹線を考えない日はなかつた」と振り返る。
　開業予定は２０１０年１２月。今年４月の任期満了で勇退するため、町長として開業を迎えることはないが
「三村申吾知事には〃一番列車に乗せて〃と頼んである。忘れなければいいが…」
と、大願成就のその日に思いをはせた。

　　ともに　デーリー東北より

　今月、隣の十和田市の市長が交代したが同じ保守系の市長になったので上十三地域広域市町村圏協議会が選んだ「七戸十和田」を支持していると思う。七戸町長・地元代表としてもどちらも提示しなければならない立場だ。ＪＲ東日本盛岡支社はどちらを選ぶか、楽しみ。私は南部縦貫鉄道七戸駅、みちの駅「しちのへ」もあるから、「七戸十和田」の方が区別つきやすく間違いにくいとは思う。
　福士孝衛七戸町長は「事実上の第３セクター南部縦貫鉄道」の責任者として鉄道線廃止を決定した方でもある。レールバスの保存を決めた方として全国的に有名だろう。レールバスのこれからの行方も気になる。ご苦労様でした。
　「いわて沼宮内」「岩手みちのく高原」「いわて安比八幡平」
おもしろい。平成の合併でこの地が八幡平市と単独の岩手町になった。どの組み合わせもあり得たと聞く。西根にトヨペット店・ネッツ店・カローラ店、沼宮内にトヨペット店があり、それなりの規模の街である。
　旧安代町が郡を越えて八幡平市になったのはちょっとした驚き、馬淵川・安比川水系で旧陸奥の国でもあるから。花輪線・高速道のつながりでは納得するが。

重厚長大産業のＣＭ戦略
就職戦線　不思議な言葉で学生集めろ(2009/1/27)

写真・「ミラバケッソ」という言葉を使った、クラレが放送しているＣＭの一場面

　「ミラバケッソ」「ドロン」って何だろう。地味な印象の強い化学、繊維、鉄鋼といった業界で、不思議な言葉を使って企業イメージを伝えようとする異色のテレビコマーシャル（ＣＭ）やポスターが目立っている。気になるフレーズで学生の注目を集め、就職戦線で人材を確保するのを狙った戦略だ。景気後退時に重厚長大な業種に人気が集まる傾向もあり、各社は「学生の応募を増やしたい」と意気込んでいる。

　▽知名度
　電車や学校で、さまざまな人が「ミラバケッソ、ミラバケッソ」と口にする。最近の新ＣＭでは、南米の動物「アルパカ」が「ミラバケッソ」としゃベる。何をアピールしているのか、一度みても分からない。
　合繊・化学会社クラレは、この不思議な言棄を使ったＣＭを「新卒採用で学生の応募を増やすため」（人事部）に開始。「ミラバケッソ」は「未来に化ける新素材」という意味。社内では「意味不明」といった批判もあったが、印象に残るＣＭが必要という現場の意見で実現した。
　クラレはもともと岡山県倉敷市で創業。東京に本社を移したが、関東での知名度が低く、理系の学生でも会社を知らない場合が多々あった。二〇〇八年春の採用活動では、学生からの応募が例年の二倍に増えるなど効果は上々。内定者には「ＣＭを見て、応募を決めた」と話す学生も
いたという。
　三井化学は新間広告やホームページ（ＨＰ）で「ドロンくん」「ドロンちゃん」というキャラクターを使用。「化けてドロン」と忍者が化ける時などに出る煙のようなものをイメージした。ＨＰのアクセスや学生の応募は、キャラ使用前に比べて５０‐ ８０％増加した。
　鉄鋼メーカーでつくる業界団体、日本鉄鋼連盟はことし春の採用に向け「夢はアツいうちに打て。」とミュージシャンの石井竜也氏が鉄の重要性を訴えるポスターを作った。
　▽理系の学生を確保
　こうした活動についてリクルートの就職サイト「リクナビ」の岡崎仁美編集長は「学生の就職活動が変化した」と分析。メーカーにとって、優秀な理系の学生確保は採用の最優先課題だが、最近は研究室に縛られず、金融や商社に就職する学生も多い。こうした戦略は一九九七年に、旭化成が「化」の文字を分解した「イヒ」というキヤッチコピーを使ったのが先駆けとされる。お堅い業界だけに、すぐに追随する社は少なか
ったが、最近は「学生の成熟度の問題もあるが、名前を知られなくては優秀な学生が集まらない」（岡崎編集長）状況になっているらしい。

　　　デーリー東北より

　あんなにリストラしているのに学生は募集しているらしい。私が学生の時も重厚長大の企業の人集めは苦労すると聞いていたが、今もそのようである。私は担当の先生から「自動車メーカー」より素材産業の企業に就職先に選んだ方がいいと言われていた。
「人気が高いし、たとえ子会社でも仕事は本社でしている場合もある、就職しやすい会社を選ぶのも選択肢だ。」
　やはり、レベルは高いようだが、企業にとって研究開発と並んで、いい人材を集めるのも重厚長大の企業の課題なのだろう。

補助カアップで楽々走行
新型電動自転車が登場(2009/1/27)

写真・三洋電機が発売する電動アシスト付き自転車
「エネループバイク」

　こぎ出しがぐんと楽になった新型の電動アシスト付き自転車が相次ぎ売り出されている。低速時の補助力の上限を大幅に引き上げた国の基準改正を追い風に各メーカーは厳しい不況の下、体力に自信がない人や環境に関心の強い層の需要を掘り起こしたい考えだ。
　三洋電機が二月発売する「エネループバイク」の上位機種は、時速十ロキ未満で走行する際、後輪は入力で、前輪はモーターを使って後輪の最大三倍の力で回すことで、走行の安定性を高めた。下り坂やブレーキをかけた際のエネルギーを回収して充電する機能は、従来機種から受け継いだ。希望小売価格は十三万六千二百九十円。
　業界最大手のパナソニックサイクルテックは四つの新型モデルを今月発売した。またヤマハ発動機やブリデストンサイクルは、従来は軽いギアでこぐ場合に弱かった補助力を強化した新型自転車を、二月から順次発売する。各社の新型車の価格帯はおおむね八万－十三万円台だ。
　環境対策や燃料費の節約を目的に、バイクや自動車から切り替える企業が増えたこともあり、二〇〇七年の国内出荷台数（自転車協会調べ）は約二十八万台と、二〇〇〇年からほぼ倍増した。

　　　デーリー東北より

　石油ショック時に父がいたトヨタ店ではブリジストンタイヤの関係から自転車を販売した。今ならヤマハの電動自転車もありかも。グループのダイハツ店の軽自動車をネッツ店でも販売している時代だから。
　八戸は道路が狭い所も多いので、危ないだろうね。２キロくらいの距離なら通学などの所用でよく使うから、注意力が保てるか。
　企業での使用が増えたことから国内出荷台数が増えたそうだ。経費節減の一環という面もある。京都議定書のこともあるし、これからも増えるだろうね。
　家の奥さん、自転車にのれない。三輪の自転車ならできるようになるかもしれないが・・。