
中国、七年ぶりの低成長
08年 6年ぶり1けた台(2009/1/23)
【北京22日共同】中国国家統計局は二十二日、二〇〇八年十-十二月期の国内総生産(GDP)実質成長率(速報値)が前年同期比6 ・8%だったと発表した 。
二〇〇一年十-十二月期(6・6%)以来、七年ぶりの低水準に急減速した。
〇八年通年の成長率も前年比9 ・0%にとどまった。中国は〇七年まで五年連続二けた成長だったが、金融危機による世界経済悪化で米国などへの輸出が減少し、〇二年以来、六年ぶりに10%を割り込んだ。
中国は〇七年時点で名目GDPがドイツを上回り世界三位となったことが最近発表した改定値で判明。〇八年にドイツとの差をさらに広げたとみられるが、新興国の代表格で米国とともに世界の成長をけん引してきた中国経済の低迷は、世界経済の悪化に拍車をかけそうだ。
〇八年は一-三月期、四-六月期が10%を超えていたが、七-九月期に9 ・0%に減速。十-十二月期の急減速について、中国国家統計局の馬建堂局長は「金融危機の影響が昨年十月以降、輸出企業からその他の企業へ、沿海部から内陸部へ拡大した」と指摘した。
〇八年は工業生産が12.9%増にとどまった。固定資産投資は25.5%増で、個人消費の指標となる小売総額は21.6%増だった。消費者物価は5.9%上昇した。
中国は昨年十一月、十二月とニカ月連続で輸出が前年同月比でマイナスになった。広東省など沿海部の製造業の輸出企業が深刻な打撃を受けており、職を失った農民工と呼ばれる大量の出稼ぎ労働者が春節(旧正月)を前に例年より早めに帰郷、社会問題化している。
デーリー東北より
中国でも人員整理が大規模に行われている。
「職を失った農民工と呼ばれる大量の出稼ぎ労働者が春節(旧正月)を前に例年より早めに帰郷、社会問題化している。」
日本の年末の状況より更に悪いのだろう。昨年のチベット問題のように暴動が起こらないといいが。それが対日感情を悪くなるのを避けたい。
近年、日本近海で越前クラゲの大発生が起きている。中国の公害問題が大きくなったためであると言われている。中国ほど環境ビジネスが必要と思われる。中国政府はどう考えているのだろうか。
Posted at 2009/01/23 18:45:58 | |
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