
交通、流通業も新型インフル感染防止策強化(2009/05/20)
【写真説明】
店頭に設置された来店客用の消毒スプレーとウエットティッシュのコーナー=19日、八戸市のサンデー八戸根城店
国内での新型インフルエンザの感染拡大を受け、青森県内の流通や金融、公共交通など県民の日常生活に密接にかかわる企業が感染防止対策を強化している。従業員の手洗いやうがい、マスク着用などを徹底しているほか、取引業者や家族らにも協力を要請。県内での感染発生時にライフラインに影響が出ないよう、情報収集や対応マニュアルの確認作業にも力を入れている。
北東北三県にスーパー四十四店舗を展開するユニバース(八戸市)は、同市の災害用倉庫に備蓄していたマスクや消毒液などを全店舗に配り、商談時のマスク着用を取引業者に求めた。担当者は「店舗での商品提供に支障が出ないよう、最大限努力したい」と話す。
東北五県で五十九店舗を運営するホームセンターのサンデー(同市)では、各店の店頭で買い物客用の消毒スプレーやウエットティッシュを用意。
今回の新型インフルエンザは「弱毒性」とみられるため、「強毒性」を想定した社内対応マニュアルを柔軟的に運用するよう見直した。ただ、各店の営業地域で感染者が出た場合、従業員の体調管理を徹底する方針。
金融機関では、みちのく銀行(青森市)が各営業店ごとにマスクを完備し、ゴム手袋や防護対策キットなども備蓄。青森銀行(同市)は行員に出張を控えるよう求めたほか、家族にも予防に努めるよう呼び掛けた。
路線バスでは、十和田観光電鉄(十和田市)が乗務員を含む全従業員にマスクを配布。八戸市交通部や南部バス(同市)も当面必要な量のマスクを確保した。各社とも緊急時には休日ダイヤを導入するなどして運行を確保する方針。
JR東日本盛岡支社は対策本部を設置して情報収集に当たっており、「今後の状況をみて、迅速に対応する」としている。
デーリー東北より
普段でもくしゃみ・せき対策でマスクする運転手がいるから、特にどってことないが。ラジオ番組でも紹介していたが、くしゃみ・せきの飛沫を抑える物である。決して飛沫・ウイルスをバリアする物で無いそうだ。パーマ屋でも本来、美容師がマスクしてシャンプーするようにとされている。でも普段はお客にガーゼを掛けているけどね。
Posted at 2009/05/20 15:14:39 | |
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