
スバル トレジア発表、トヨタがOEM供給
【スバル トレジア 発表】トヨタからOEM供給、タイプEUROを設定
富士重工業は、新型コンパクトカーとしてスバル『トレジア』を11月29日から発売開始した。トレジアは、トヨタ自動車の『ラクティス』をベースにしたOEM(相手先ブランドによる生産)供給車。トヨタが富士重にOEM供給する初のモデルとなる。
富士重は、2008年4月にトヨタ、ダイハツ工業との間で、開発や生産などの分野で提携することで合意し、トヨタと富士重は資本提携した。トレジアは、このアライアンスの成果としてトヨタからOEM供給を受ける商品で、スバルの軽乗用車と普通乗用車との間であるスモールカーで、スバルのラインアップを強化する。
トレジアは「New Compact Smart Wagon」をキーワードに開発した。フロントは、スバルエンブレム(六連星)を中心としたウィングモチーフのグリルと左右へ広がりのある安定したバンパー造形により、スバルらしさを強調したデザインを目指した。リヤは、台形シルエットと横基調のキャラクターラインを組み合わせ、低重心で広がり感と安定感を表現するとともに、ゲートガーニッシュはフロントグリルと同じメッキモチーフにした。
グレードはベーシックグレードの「i」、上級装備を採用したラグジュアリーグレード「i-L」、スポーティな装備を施した「i-S」、専用装備を採用したスペシャリティグレード「TYPE EURO」の4グレードで、TYPE EUROを除いて1.3リットルと1.5リットルを設定する。
TYPE EUROは1.5リットルのみで、スプリングのバネ定数、スタビライザー径変更などの専用チューニングを施し、ロールを適度に抑制することでスポーティで安定感のある操縦安定性を実現した。
価格は142万8000円から。販売目標は月間1000台。
(レスポンス 編集部)
[2010年11月29日 17時0分 レスポンス ]
【スバル トレジア 発表】スバリスト予備軍を育てる入門車
29日に発表されたスバルの新型コンパクトカー『トレジア』は、トヨタ・ダイハツとのOEM車『デックス』と、『インプレッサ』の間を埋めるモデルとして位置づけられ、事実上スバルのエントリーモデルとなる。
コンパクトでありながら高い居住性や収納性をもつトレジアで、軽自動車からのアップグレード、さらに『レガシィ』や『フォレスター』といった上級モデルからのダウンサイズ層を取込む考えだ。
トレジアの開発を取りまとめた、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤氏は、「デックスはデザインやコンセプトからターゲットが絞られているため、間口が狭かった。またこれまでは、レガシィやインプレッサなどからのダウンサイズ層を取りこぼしていた感があります。これを解決し、より多くの方にスバル車に触れて頂きたいという思いからトレジアの投入を決定しました」と語る。
新規ユーザー獲得に向けた具体的なターゲットとしては、2つの層を挙げる。ひとつは「アクティブシニア層」で、ここに大きなボリュームがあるという。子離れし時間を自由に使う事ができるようになったシニア層に、レジャーや普段の買い物などでの使い勝手の良さをアピールする。もうひとつは「ヤングファミリー層」。小さい子どもを持つ家庭で、「ミニバンでは大きすぎるがコンパクトカーなら」という層に訴求する。
大崎氏は、「トレジアを通じてスバル車の魅力を若い人たちにも知ってもらうことで、将来のスバリスト予備軍を大事に育てて行きたいですね」と抱負を語る。
(レスポンス 宮崎壮人)
[2010年11月29日 19時49分 レスポンス ]
こちらも、
「小さい子どもを持つ家庭層に訴求」
「軽自動車からのアップグレード、上級モデルからのダウンサイズ層を取込む」
3人家族のファミリーカー、ファミリーカーは完全にダウンサイズしたようであるね。
『フォレスター』に向井理が出演中。こちらに吹石一恵・宮藤官九郎で対抗してみるのも心躍るが・・・。
Posted at 2010/11/30 09:24:00 | |
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