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ディーゼルオート店のブログ一覧

2015年12月31日 イイね!

青森日野自動車の八戸営業所を移転・新設

青森日野自動車の八戸営業所を移転・新設日野自動車 お知らせ

日野自動車、青森日野自動車の八戸営業所を移転・新設

- トータルサポート体制を強化 -

日野自動車株式会社(以下、日野)の販売会社である青森日野自動車株式会社(以下、青森日野)は八戸営業所を移転・新設し、12月7日竣工式を行いました。

式典には、八戸地区のお客様をはじめとするご来賓をお迎えし、日野からも渡部常務役員が参列しました。

新八戸営業所は、高速道路 八戸自動車道 八戸北I.C.付近くの工業団地「八戸グリーンハイテクランド」内というお客様が立ち寄りやすいロケーションに位置しています。また今回の移転・新設に合わせ、建屋レイアウト変更による車両動線の改善や、整備レーンの増設・小型トラック対応用レーンの新設など最新設備を積極的に導入しており、メンテナンス体制の強化を図るとともに、お客様の利便性向上を図っております。また、LED照明や、バイオ式工場排水処理装置を導入するなど環境にも配慮した拠点としています。

式典では、青森日野の對馬社長が「スピーディーで質の高い整備を通じて、これからもお客様のビジネスを支えていきたい」と挨拶しました。

日野は、車両の販売に加えて、整備や車検、部品供給などでお客様のビジネスに貢献するトータルサポート活動の強化を進めています。販売会社の拠点においては、リニューアル、リロケーションなどを通じてお客様利便性の向上に努めており、今回の八戸営業所の移転・新設もその一環です。今後も、よりスピーディーで質の高いサービスの提供を通じて、お客様に貢献してまいります。

<青森日野自動車 八戸営業所の概要>
会社名・支店名 青森日野自動車株式会社 八戸営業所 
所在地 青森県八戸市北インター工業団地2丁目1番45号
代表者 代表取締役社長 對馬 英一
営業時間 月曜日~土曜日の8:45-17:15 (※日曜・祝日・第二土曜は定休日)
総レーン数  14レーン
営業開始日  2015年12月15日

以 上


≪くだめぎ?≫
 日野のHPにアップされているではないか。旧営業所はシャッターも降ろされ、車が全て片づけられている。川向かいに例のトヨタ店があるが、父にすればこちらの日野店は印象が薄いようである。それだけ若いときのいすゞ車の記憶が強いらしい。
 地元ではトヨタ販売店はトヨタ店とカローラ店の2つのグループ会社で競っている。カローラ店のグループ会社では「日野の2トン」を社用車に使っていて、意識的?。昨年の年始広告でトヨタ店といすゞ店が隣に並んでいた・・・。
Posted at 2015/12/31 22:17:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタディーゼル店 | クルマ
2015年12月31日 イイね!

『ギガ』 フルモデルチェンジ

『ギガ』 フルモデルチェンジいすゞ自動車 プレスリリース
2015年10月28日
いすゞ、大型トラック「ギガ」をフルモデルチェンジ

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山 正則、以下「いすゞ」)は、大型トラック「ギガ」シリーズで主力の単車系(6UZ1型エンジン搭載車)をフルモデルチェンジし、本日より全国一斉に発売します。

 新型「ギガ」は、労働力不足や運行コストの低減などの課題、環境や安全に対するニーズの高まりを受け、車両単独性能の追求から「運ぶ」システムへと進化し、お客様の稼働をサポートしていきます。お客様ニーズと次世代トラックのあるべき姿を見据え、快適な運転環境の実現、省燃費の追求、トータルセーフティの追求、高積載の確保、情報通信による遠隔サポートといった5つの視点で、その性能を磨き上げました。

主な改良点は以下の通りです。

【エクステリア】

・新空力骨格キャブにより、空気抵抗を低減させると同時に、昇降ステップやグリップ等を効率よく、かつ美しくレイアウトするなど、使い勝手と経済性能を両立しました。
・機能美を追求したフロントフェイスで、大型フロントグリルおよび大型インタークーラーにより冷却性能が向上しました。

【インテリア】

・運転操作性の向上として、セミラウンドインパネを採用しました。スイッチ類をメーター・インパネ周りに集約し、また使用頻度に合わせてゾーン分けして機能的に配置することで、運転時の操作性や識別性が向上し、より効率的な操作が可能となりました。また、ステアリングスイッチと4インチ液晶モニターのマルチインフォメーションディスプレイを採用することにより、安全で負担のない操作を可能にします。
・シートのホールド感や調整機能、通気性などを改善し、より快適な室内空間となりました。

【エンジン】

・6UZ1エンジン本体を改良しました。ターボチャージャーの仕様変更、インタークーラーとラジエーターの大型化、EGRクーラーの高効率化、サプライポンプの変更、新インジェクターの採用、超高圧コモンレールの採用により、低・中回転域のトルクアップを図り、燃費が向上しました。
・通常の運転操作でエンジンの自動停止と再始動が可能な「ecostop」をカーゴ系およびダンプ系に標準装備し、アイドリング時の燃料消費削減に貢献します。(一部車型を除く)

【トランスミッション】

・進化した自動式変速トランスミッション「Smoother-Gx」により、スムーサーのシフトショックを低減し、より滑らかな発進を実現しました。また、エンジンリターダを採用することで補助ブレーキの制動力も向上しています。
・6UZ1-TCSエンジン、スムーサーGx12段の車両に「Smartグライド」を設定しました。下り坂などで一定走行中、アクセルを軽く踏んでいる際に自動でクラッチを切り、車両の走行慣性を有効活用した省燃費運転を実現します。

【トータルセーフティの追求】

・プリクラッシュブレーキでは、従来の衝突被害軽減ブレーキ機能に加え、移動障害物に対する衝突回避支援機能を追加しました。障害物を検知する手段をミリ波レーダーによる単独検知から、ミリ波レーダーとカメラを併用する二重検知にすることで、前方の検知精度が大幅に向上しました。
・車線逸脱警報(LDWS)の採用により、カメラが走行車線を認識し、車両が走行車線から逸脱するとシステムが判断した場合、警報音と4インチ液晶モニターの画面表示で警告します。

【高積載の確保】

・フルモデルチェンジによる重量増を最低限に抑制しました。

【情報通信による遠隔サポート】

・データ通信とインターネットを融合し車両データを遠隔で解析する仕組み「MIMAMORI」を標準搭載します。コンプライアンス遵守、エコドライブ指導等に有益な様々なサービスを提供するだけではなく、従来わからなかった車両コンディションが、インターネットを介して、お客様からも容易に確認することが可能となります。
・「MIMAMORI」で事前に入手した車両データを活用した高度純正整備「PREISM」により、正規ディーラーならではの高品質な整備で、お客様の車両の安定稼働確保を強力にバックアップします。

<目標販売台数>8,000台/年

<東京地区希望小売価格>
車型 QPG-CYJ77B-WX-D 23A

主な仕様

・平成27年度燃費基準+5%達成
・ポスト新長期排出ガス適合
・平成21年低排出ガス車認定取得
・プリクラッシュブレーキ標準装備
・ミリ波車間ウォーニング標準装備
・ミリ波車間クルーズII標準装備
・車線逸脱警報(LDWS)標準装備
・IESC標準装備
・ecostop標準装備

エンジン 6UZ1-TCS
トランスミッション 12速 AMT

東京地区希望小売価格
消費税抜 21,682,000円
消費税込 23,416,560円

■「プリクラッシュブレーキ」「車線逸脱警報(LDWS)」は、ドライバーの安全運転を支援するシステムであり、車両の限界を超えた走行を可能にするものではありません。本装置を過信せずに常に安全運転を心掛けてください。

以上


≪くだめぎ?≫
 父はトヨタ店で働いていたが、「いすゞの大型トラック」も整備したそうだ。戦後しばらく「いすゞの大型トラック」を扱っていたらしい。地元のいすゞ店が1949年(昭和24年)1月に設立。トヨタディーゼル店が1957年3月からで、地方のトヨタ店も大型車に本格進出した。でも結局、1961年6月『パブリカ』がトヨタディーゼル店でも取り扱われ始めるように、大型車が伸びなかったようだ。その後トヨタ自工は乗用車に力を入れ始め、トヨタディーゼル店・トヨタ店も10トン車を他社から積極的に導入しなかったようである。
 逆に乗用車・小型トラックのいすゞモーター店が展開していたが、地元では1999年にいすゞ店が吸収した。後に近くのいすゞモーター店がスバル店に転換、スバル店がその店舗を買い取ったようだ。いすゞ店が乗用車を完全に・・・。
Posted at 2015/12/31 18:56:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタディーゼル店 | クルマ
2015年12月31日 イイね!

『エルフ』ハイブリッド車 改良

『エルフ』ハイブリッド車 改良いすゞ自動車 プレスリリース
2015年4月10日

いすゞ 小型トラック「エルフ」のハイブリッド車を改良し、発売

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:細井 行、以下いすゞ)は、小型トラック「エルフ」のハイブリッド車を改良し、本日より全国一斉に発売します。

 今回発売する「エルフ」のハイブリッド車では、モーター駆動のみで走行することで騒音に配慮した静かな走行ができるEVモードを追加しました。また、エンジンの改良に加え、省燃費走行をサポートする「スマートグライド+e」のサポート領域を従来の範囲から拡大し、ハイブリッド機能をより活用できるようになりました。これらの結果、ハイブリッド全車で平成27年度燃費基準+15%達成および低排出ガス車認定取得となり、新車購入時の自動車重量税・自動車取得税※がともに免税となります。


主な特徴は次の通りです。

・クラッチを切った状態でモーターの駆動力のみで走行するEVモードを追加しました。静かに走行することが可能なため、住宅街や夜間・早朝の配送など静粛性が求められる状況での走行に最適です。
・「スマートグライド+e」は、アクセルの踏み具合に対し充分な車速がある場合には、自動的にクラッチを切り車両の慣性を無駄なく活かして走行し、駆動力が不足した場合や速度が落ちてきた場合には、モーター走行によるサポートを行います。さらに、アクセルの踏み込み量に応じて、モーター走行とバッテリー回生を自動制御で切り替え、無駄のない省燃費運転を実現します。
・今回、「スマートグライド+e」のサポート領域を拡大し、さらにモーター出力のアップと制御の改良を図りました。また、車両重量を算出し、そのつど最適な回生量で減速することで、多くのエネルギーが回生され、効率よくモーター走行やモーターアシストを行います。
・ハイブリッド車専用のマルチインフォメーションディスプレイを採用し、ハイブリッドの作動状況や燃費状態などの情報をドライバーにリアルタイムにフィードバックできるようになりました。
・ラジエーターグリルおよびシート、ステアリングホイールのデザインを変更しました。
・4JJ1エンジンを改良し、新インジェクターおよび可変容量パワーステアリングポンプの採用、低圧縮化、6速トランスミッションギヤ比の見直しなどにより燃費を向上しました。

【目標販売台数】
40,000台/年(エルフ全体)

【東京地区希望小売価格】
車型 TSG-NMR85AN

主な仕様
・平成27年度燃費基準+15%達成
・ポスト新長期排出ガス規制適合
・平成21年低排出ガス車認定取得
・九都県市低公害車指定「優」適合車
・キャブ付きシャシ
・SGグレード仕様

エンジン 4JJ1-TCS 110kW(150PS)
トランスミッション 6速スムーサーEx

東京地区希望小売価格
消費税抜 4,768,000円
消費税込 5,149,440円

※ 特例措置:自動車重量税は平成27年5月1日~平成29年4月30日までの登録車、自動車取得税については平成27年4月1日~平成29年3月31日までの登録車が対象となります。

以上


≪くだめぎ?≫
 『エルフ』ディーゼル車から半年遅れて改良である。「EVモード」走行を極めるため、だろう。
Posted at 2015/12/31 12:46:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタディーゼル店 | クルマ
2015年12月29日 イイね!

『コースターR』

『コースターR』コースターR

Corster R

・1代目
発売日 1996年5月29日

・車名の由来
「コースター」は「沿岸貿易船」「巡航船」という意味。「R」はリヤエンジン方式を採用したことから命名。

・生産工場 日野自動車工業(株)
・販売会社 トヨタ店

・解説
 「コースターR」は1996年5月に「コースター」の新しいバリエーション。「日野リエッセ」の姉妹車にあたり、日野自動車工業(株)からOEM供給を受けた。

 「コースター」がフロントエンジンであるのに対して、これはリヤエンジン・レイアウトを採用しており、フラットなフロアを実現したほか、高い静粛性を得て、観光バス用途へも適していた。小型バスとして唯一のエアオーバー式(空気油圧複合式)ブレーキを設定したほか、前輪のエアサスペンションのエアを抜くことで車高を下げて乗降を楽にするクラウチングシステムを備えていた。

・スペック
グレード・車両型式 重量(kg) 寸法・全長×全幅×全高 ホイールベス(mm) エンジン形式・種類・排気量(立方センチメートル)・最高出力kW/(PS)/r.p.m

・エクセレントサルーン・KC-RX4JFAT-KGB 4860 6990×2080×2820 3550 J05C-TI・水冷直列4気筒・5307・-/175/2700
・スーパーツーリング・KC-RX4JFAT-KGC 4690 6990×2080×2820 3550 J05C-TI・水冷直列4気筒・5307・-/175/2700
・スーパーデラックス・KC-RX4JFAT-KGE 4610 6990×2080×2820 3550 J05C-TI・水冷直列4気筒・5307・-/175/2700

※ 代表するグレードのスペックを表示しております。
※ エンジン最高出力はネット値です。
※ このクルマの型式は、RX4JFAT(5400)です。

トヨタ自動車75年史 2012 車両系統図 より


日野・リエッセ

リエッセ (Liesse) とは、かつてジェイ・バスが製造し、日野自動車へ供給されていたマイクロバス、および中型・大型路線バス。リエッセとは、英語のリムジン (LIMOUSINE) とフランス語のコンテッセ(COMTESSE=伯爵夫人)を合わせた造語[1]。

いすゞ自動車にジャーニーJ (Journey J) としてOEM供給されていたが、2004年8月のモデルチェンジ以降は日野・いすゞの統合モデルとなり、ジェイ・バスから両社へ供給される形に変更された。

なお、本稿では、いすゞ・ジャーニーJ及びOEM車として販売されていたトヨタ・コースターRについても述べる。

1.シリーズの概要

1995年8月デビュー。マイクロバスでは唯一のRR方式車(車検証の「車体の形状」欄も「リヤーエンジン」)で、 定員確保やワンマン機器取り付けなどで有利なため、コミュニティバスによく使われるようになった。

なお、かつてはトヨタ自動車にコースターR (Coaster R) としてOEM供給されていたが、2004年8月に中止された。

この、リエッセ、いすゞ向けの統合車種であるジャーニーJ、トヨタ向けのOEM車種であるコースターR(現在は発売中止)は、マイクロバスには珍しく空気油圧複合式ブレーキ(いわゆるA.O.Hブレーキ)を採用している(その他のマイクロバスは油圧ブレーキ)。

排ガス記号「PB-」まで、AT仕様もラインナップされていたが、3速ATの設定しかなく、5速MTを選ぶ場合もあった(また同様の理由で他車種を選ぶ場合もある)。ストップ&ゴーの多い一般道ではさほど問題にならない(変速ショックは大きい)が、高速道路を走行する場合ギア比の問題で騒音が気になる(AT車の3速、MT車の5速はKK-RX4JFEAの場合いずれも減速比1:1の直結ギアだが、ファイナルギアの減速比がKK-車の場合MT車の3.900に比べて4.100と大きめに設定されている。路線バス向けは更に大きい4.333)。

2006年にリエッセをベースに路線バス向けの2代目ポンチョが登場したが、ステップリフト付きのリエッセは車両本体価格が500万円安い(ポンチョ:1,541万円、リエッセ:1,047万円)ため、ポンチョ登場後も引き続きラインアップされていた。

なおコミュニティバスで見られるCNG車はメーカー純正およびオプションではなく、フラットフィールドおよび協同が改造を担当している。 2011年に生産中止 また、中国バスのフライングフィッシュ号、オーシャンライナーなど高速バスでも採用例がある。

2009年4月、東京都市大学がリエッセをベースにした水素燃料エンジン搭載バスの開発に成功した。日本自動車研究所の技術審査を通過して、国土交通省からナンバープレートを取得し、水素燃料エンジン搭載バスとしては日本初となる公道での走行が可能となった。[2][3]

2.レインボーRB・AB系

1985年2月に登場した2m幅の小型車で、AC系よりも小さいモデルである。RB系はクラス初のリヤエンジン車、AB系は他社のマイクロバス同様のフロントエンジン車である。外観はどちらもハイルーフ・ロングボディ仕様に相当するもので、共通のものとなっていた。RBはリヤエンジンであることが買われ、のちに中扉専用から前扉化された。自家用やレンタカー用が多いが、RB系は路線用としても多くが販売された。3速オートマチックや速度感応式パワーステアリングの装備が追加されたのも特徴的であった。AB系はリフト付きや幼児専用車なども製造された。1995年のモデルチェンジまで製造された。

・1985年に登場したRB系は、リヤエンジンを採用したのが特徴である。エンジンはP-RB115AA型がW04D型(直4無過給、115ps)、P-RB145AA型がW04CT型(直4ターボ付、145ps)となった。クラス唯一のリヤエンジンという独特のジャンルを確立した。

・同時に発売された、AB系はエンジンがフロントにあるほかは、RBと変わらないデザインである。P-AB1ぬ15AA型の1機種で、エンジンはW04D型が搭載される。

・1992年にRB系はホイールベースを縮小して、前扉仕様を追加した。前扉仕様は路線バス用としてもふさわしく、前後2ドア仕様も登場し、コミュニティバスやローカル路線などの小規模需要にも応えることとなった。特装用胴殻車も設定される。エンジンは前扉仕様(型式U-RB1WEAA)が、W04C-TI型(直4ターボインタークーラー付き、165ps)もしくはW04C-T型(直4ターボ付き、140ps)でグレードによって搭載される。また、中扉仕様も継続され、エンジンはW04D型(直4無過給、120ps)が搭載される。

・1995年の平成6年排出ガス規制に伴うフルモデルチェンジにより、RB系はRX系とシリーズ名を改め、名称もリエッセに改められた。また、AB系は製造中止となってラインナップから消えるが、1996年にトヨタ自動車からのOEM供給によるリエッセIIを発売し、このクラスをカバーするようになった。

3.リエッセRX

3.1 KC-RX4JFAA

1995年、平成6年排出ガス規制適合に伴い登場。エンジンはJ05Cとターボ付きのJ05C-TIを搭載(排気量5.3L、最高出力129kW/175PS)。ステアリングホイールと運転席のメーターパネルはライジングレンジャーと共通のものが採用された。

1997年12月8日、路線仕様にステップリフトバスを追加。

3.2KK-RX4JFEA

1999年6月21日、平成10年排出ガス規制に適合。全車にABS、観光仕様のマニュアル車にESスタートが標準装備され、オートマチック車はシフトレバーの形状が変更され乗用車と同じPレンジが装備された。

2001年7月24日、平成12年騒音規制に適合。エンジンはターボ付きのJ05C-TIに統一し、路線仕様は前扉仕様が廃止され、ステップリフト付きの前中扉仕様のみとなった。また、観光仕様は固定窓装備の最上級グレード、エクセレントサルーンが廃止された。

3.3PB-RX6JFAA

2004年8月24日、エンジンをJ05D-TC型(排気量4.7L)に変更して平成15年排出ガス規制に適合、国土交通省「超低PM排出ディーゼル車」85%低減レベルの認定を受けた。また、幼児専用車が廃止され、灯火器保安基準適合のためフォグランプがヘッドライト内蔵からバンパーへと移設された。エンジンの出力アップに伴いMT車のファイナルギアレシオ(最終減速比)が3.900から4.100に変更されている。

3.4 BDG-RX6JFBA

2007年6月5日、マイナーチェンジを行い平成17年排出ガス規制に適合、国土交通省「低排出ガス重量車」(平成17年基準NOx/PM10%低減)に認定された。型式はBDG-RX6JFBAとなった。J05D-TE型エンジン (132kW<180PS>) を搭載する。トランスミッションはパワーシフト式5速マニュアルのみで、オートマチックの設定は搭載されていたエクセディ社製のミッションが製造中止となったためレインボーHR共々抹消された。また、車名ロゴが変更され車名よりもHINOの文字の方が大きくなった。観光系の下級グレードにはスイングドアが、デラックスでは床下トランクルームがそれぞれオプション設定された。

2011年8月にポスト新長期規制(平成22年排出ガス規制)をクリアすることなく生産中止となった。今後路線系については同年8月にポスト新長期規制に適合したポンチョ(HX系)がカバーする[4]。また、貸切および自家用向けは事実上、リエッセIIがカバーすることになる。

4.リエッセII

リエッセを日野の親会社であるトヨタへコースターRとしてOEM供給しているのに対し、その見返りとしてトヨタからコースターをOEM供給して日野ブランドで販売している小型バスである。

詳しい車種説明は、トヨタ・コースター#3代目・B40、50系(1992年-)を参照。

レインボーAB系の後継車で1996年6月発売。ラインナップはコースターと共通。

コースターとの違いは車名表記の位置(コースターは後ろなのに対し、リエッセIIは前)と助手席セーフティウインドウ、リアガラスのHINOの表記のみである。

2011年8月22日に平成22年排出ガス規制に伴うマイナーチェンジが行われ、日野が販売しているバスで、いすゞ開発担当車並びにトヨタからのOEM車では初めて「AIR LOOP」の名称を採用した[5][6]。

2015年1月13日の改良では、燃費を向上させ110kW(150PS)エンジン搭載車は平成27年燃費基準を達成、また客席シートにELR付3点式シートベルトを、補助席にはELR付2点式シートベルトを標準装備とするとともに、リクライニングの標準化、シート形状の改良を行った。

5.トヨタ・コースターR

コースターをリエッセIIとして日野にOEM供給したのと引き換えに、リエッセをトヨタに「コースターR」という名前でOEM供給。1996年6月発売開始。型式はKC-RX4JFAT。ラインナップは路線仕様がない以外、リエッセと同一。1999年に平成10年排出ガス規制をクリア、型式はKK-RX4JFETとなる。なお、リエッセはいすゞへ「ジャーニーJ」の名前で供給するためか、平成15年排出ガス規制をクリアすることなく、2004年8月に販売を中止した。

6.いすゞ・ジャーニーJ

2003年11月からOEM供給を開始。形式はKK-RX4JFEJ。ラインナップはリエッセと同一。2004年8月のマイナーチェンジで平成15年排出ガス規制に適合、国土交通省「超低PM排出ディーゼル車」85%低減レベルの認定を受けた。形式はPB-RX6JFAJとなる。これよりOEMから統合車種の扱いとなる。さらに2007年6月にもマイナーチェンジが行われ、平成17年排出ガス規制に適合、国土交通省「低排出ガス重量車」(平成17年基準NOx/PM10%低減)に認定。形式はBDG-RX6JFBJとなる。 2011年8月、リエッセと同様にポスト新長期規制(平成22年排出ガス規制)をクリアすることなく生産中止となった。貸切や自家用向けは事実上、ジャーニー(日産・シビリアンのOEM車)がカバーすることになるが、小型路線系並びに小型ディーゼルバス[7]はいすゞのラインナップから姿を消した。

10.脚注

1 ^ 日野はかつて、伯爵夫人のイタリア語である「Contessa(コンテッサ)」を自社の乗用車名に用いていた
2 ^ 東京都市大学水素燃料エンジンバスの公道走行を実現
3 ^ 東京都市大学水素燃料エンジンバスの開発に成功(動画)
4 ^ バスラマ・インターナショナルNo.127 2011年8月25日 ISBN 978-4-89980-127-6
5 ^ 日野自動車、小型バス「日野リエッセII」を改良し平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させ新発売日野自動車プレスリリース 2011年8月22日
6 ^ 搭載エンジンが日野製のため。
7 ^ 現行のいすゞ・ジャーニーはガソリンエンジンのみの設定である。

最終更新 2015年11月9日 (月) 14:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
フリー百科事典『ウィキペディア』


≪くだめぎ?≫
・1985年2月 『レインボー』登場。RB系(リヤエンジン)・AB系(フロントエンジン)、外観はどちらもハイルーフ・ロングボディ仕様に相当するもので、共通のものとなっていた。
・1989年1月 名古屋トヨタディーゼル(株)が「トヨタカローラ名都(めいと)」に社名変更、『トヨタディーゼル店』が消滅。
・1993年7月 いすゞ『ジェミニ』自社生産終了、"商用車""SUV"に経営資源集中。
・1993年7月 いすゞ『エルフ』モデルチェンジ
・1993年8月 いすゞ『ジャーニー』モデルチェンジ、日産『シビリアン』のOEM開始。
・1995年5月 いすゞ『エルフ』マイナーチェンジ、同時に日産『アトラス』・日産ディーゼル『コンドル』20・30・35にOEM供給開始。
・1995年 『リエッセ』RX系登場、「レインボー」RB系のフルモデルチェンジ版である。AB系は製造中止。
・1996年5月 『コースターR』登場、『リエッセ』OEM供給を受ける。
・1996年6月 『リエッセII』発売、「レインボー」AB系の後継車。『コースター』をOEM供給する。
・2002年10月 日野自動車・いすゞ自動車のバス部門の経営統合に伴う合併準備会社として「ジェイ・バス」設立。
・2003年10月  「ジェイ・バス」が日野車体工業(バス製造部門)・いすゞバス製造を子会社とする。
・2003年11月 いすゞ『ジャーニーJ』登場、『リエッセ』OEM供給を受ける。
・2004年8月 『コースターR』生産終了、OEM車の販売店がトヨタ店からいすゞ店に変更される形になる。
・2004年8月 『リエッセ』マイナーチェンジ。いすゞ『ジャーニーJ』が 統合車種の扱いになる、「ジェイ・バス」から両社へ供給される形に。
・2004年10月 「ジェイ・バス」が日野車体工業・いすゞバス製造を吸収合併。
・2005年1月 日産自動車と三菱自動車工業が事業提携。
・2006年3月 路線系『ポンチョ』フルモデルチェンジ。
・2010年7月 いすゞ『ジャーニー』マイナーチェンジ、ガソリン車のみになる。
・2010年10月 UDトラックスと三菱ふそうトラック・バスとのバス事業に関する協議・交渉が打ち切りとなる。
・2011年8月 『リエッセ』『ジャーニーJ』生産終了。
・2011年8月 『ポンチョ』マイナーチェンジ、路線系として継続・集約される。
・2012年6月 日産自動車と三菱ふそうトラック・バスとの日本市場向け小型トラックの相互OEM供給で基本合意。
・2012年10月 日産『アトラス』OEM生産を終了。
・2014年9月 UDトラックス『コンドル』20・30・35 OEM生産を終了。

『リエッセII』は本来、『レインボーII』とするべき。『レインボー』、『ジャーニー』、『コースター』はいわゆる"マイクロバス"のイメージが定着。それに対して、『リエッセ』『ジャーニーJ』は一つ上のクラスである。排気量もであるが、登場時期的に"バブリィ"なイメージ。観光バスはどうしても中型バス以上の採用になるね。

 トヨタといすゞの関係は・・。『リエッセII』・『コースター』が 「ジェイ・バス」の統・・、考えるね・・。
Posted at 2015/12/30 01:31:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ自動車 75年史 (2012年) | クルマ
2015年12月29日 イイね!

『リエッセII』 一部改良

『リエッセII』 一部改良ニュースリリース

2014年12月25日
No.14-022
日野自動車、小型バス「日野リエッセⅡ」を改良して新発売

日野自動車株式会社 は小型バス「日野リエッセⅡ」を改良して、2015年1月13日に発売します。
今回の改良では、燃費を向上させ110kW(150PS)エンジン搭載車は平成27年燃費基準を達成しました。また客席シートにELR付3点式シートベルトを、補助席にはELR付2点式シートベルトを標準装備とするとともに、リクライニングの標準化、シート形状の改良により安全性と快適性を向上させました。幼児専用車の幼児用シートについてはシートバックの高さおよび厚さ拡大とシート前パイプ部等への保護パ補助席ッド装着を実施し「幼児専用車の車両安全性向上のためのガイドライン」に対応しました。
今回発売した「日野リエッセⅡ」のうち、110kW(150PS)エンジン搭載のマニュアルトランスミッション車はエコカー減税対象車となり、自動車取得税が60%、自動車重量税が50%の減税となります。

■東京地区希望小売価格(代表車型) (単位:円)
車名・仕様・型式 エンジン・トランスミッション 乗車定員・[座席+補助席+乗務員] 価格(消費税抜き)

・日野リエッセⅡ   N04C-VJ     29人     8,054,640
SPG-XZB51M   110kW(150PS)  [22+6+1]  (7,458,000)
EXグレード     5速マニュアル

・日野リエッセⅡ  N04C-VJ       29人     6,580,440
SKG-XZB50M    110kW(150PS)   [22+6+1] (6,093,000)
LXグレード    6速オートマチック

■年間販売目標台数 ・日野リエッセⅡ 1,000台(シリーズ全体)

以 上


≪くだめぎ?≫
 "『コースター』 一部改良"から1年も経ったが、敢えて載せる。

 ただいま、最新の『リエッセII』に乗って仕事中。「客席シートにELR付3点式シートベルト」「補助席にはELR付2点式シートベルトを標準装備」が最大のウリ。一人がけ客席シートの通路側に補助席のシートベルト受け口が平ゴムで括りつけられている。内側に客席シート本来の3点式シートベルト受け口がある。乗客の降りた後を見ると、補助席の受け口が外されている事が多い・・。
Posted at 2015/12/29 06:56:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス | クルマ

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