• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ディーゼルオート店のブログ一覧

2018年10月12日 イイね!

『リノバ ラックストッカー』、『リノバ オールウェイ』モデルチェンジ

『リノバ ラックストッカー』、『リノバ オールウェイ』モデルチェンジ豊田自動織機 ニュースリリース
2017年9月27日

トヨタL&Fが新型電動フォークリフト2機種を発売
―様々な物流現場の効率化に貢献する電動フォークリフトの商品ラインアップを拡充―

[写真・画像]
(上左)Rinova Rack stocker(リノバ ラックストッカー)
(上右)Rinova All way(リノバ オールウェイ)

株式会社豊田自動織機(社長:大西 朗)・トヨタL&Fカンパニーは、新型0.7-1.5トン積3wayフォークタイプ電動フォークリフト「Rinova Rack stocker(リノバ ラックストッカー、以下ラックストッカー)」と、新型1.0-2.5トン積4wayリーチタイプ電動フォークリフト「Rinova All way(リノバ オールウェイ、以下オールウェイ)」を9月27日(水)より、全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて発売します。
ラックストッカーは、フォーク部分が左右に180°回転することにより、車両の向きを変えずに前方・左右3方向の荷役作業が可能なフォークリフトです。ラック(棚)間の通路幅を車両幅とほぼ同等に抑えることができるため、スペースを有効に活用できるのが特長です。

(中左)4輪カウンター車の場合
フォークが車両前方にあり、荷役作業のためにはある程度の通路幅が必要
(中右)Rinova ラックストッカーの場合
車両の向きを変えずにフォークを引き込み・回転できるため、狭い通路幅での荷役作業が可能

オールウェイは、前後、左右、斜めと、全方向への走行が可能なフォークリフトです。車両の向きはそのままで横移動が可能なため、長尺物運搬通路の省スペース化に貢献します。

(下左)4輪カウンター車の場合
運搬する長尺物に応じた通路幅が必要
(下右)Rinova オールウェイの場合
横移動により、通路幅の狭い場所でも長尺物の搬送が可能

近年、eコマース市場の拡大等による荷量の増加、荷姿の変化に対応するため、お客さまの物流現場における保管効率向上のニーズは高まっております。
このたび、こうした高まる保管効率向上のニーズにお応えするために、2機種をモデルチェンジするとともに積載重量のバリエーションを追加し、商品ラインアップの拡充をはかりました。また、今回のモデルチェンジでは、それぞれの商品において連続稼動時間をクラストップレベルに向上させるとともに、旋回速度制御・簡易荷重計等を標準搭載し安心・安全機能の充実をはかっております。

なお、両商品ともに、IoTを活用した稼動管理システム「TOYOTA T_Site※1」をオプション設定いたしました。「TOYOTA T_Site」は、フォークリフトに搭載した各種センサーにより稼動データを収集し、通信システムを利用して、お客様に走行時間や稼動率など様々な情報を提供するサービスです。

これからもトヨタL&Fは、豊富な商品ラインアップと業界最大の販売・サービスネットワークで、お客さまの最適な物流環境構築をサポートしてまいります。

新型ラックストッカーと、新型オールウェイの主な特長、商品ラインアップ、価格は以下のとおりです。
1. 主な特長

1)稼動時間延長※2
(1)ラックストッカー ・1.0トン車で9時間20分
(2)オールウェイ ・1.5トン車で10時間45分

2)バッテリーの長寿命化に貢献
・車載充電器に当社独自開発のスマート充電機能を搭載、バッテリー状態に応じた充電量を制御
・バッテリー保護機能でバッテリーのダメージ防止に寄与

3)安心・安全
・サスペンションロック機能に、旋回速度制御を追加
・簡易荷重計を標準搭載
・ピラー後方配置による前方視野向上

4)商品ラインアップ
(1)ラックストッカー   0.7~1.5トン
(2)オールウェイ   1.0~2.5トン

2.主な機種のメーカー希望小売価格
商品名 積載トン数 型式 希望小売価格(千円/税抜き価格)
・ラックストッカー ◎1.0 8RFBA10 7,400
・オールウェイ ◎1.5 8FBS15 4,500

(◎印:掲載写真)
※1. 2016年3月29日より販売開始のフォークリフト向けテレマティクスサービス (稼動管理システム)
※2. 作業サイクルパターントヨタ30m作業サイクルによる測定数値(お客さまの稼動状況・使われ方により異なります)
☆☆☆「トヨタL&F」関連情報は、インターネットでも紹介しています☆☆☆
以上


≪くだめぎ?≫
 「前後、左右、斜めと、全方向」への走行が可能。倉庫の通路が押さえられると言うが・・。
Posted at 2018/10/12 09:00:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタディーゼル店 | クルマ
2018年10月11日 イイね!

トヨタ、全店舗で全車販売へ

トヨタ、全店舗で全車販売へトヨタ、全店舗で全車販売へ 20年代半ば、車種大幅減

[写真・画像] トヨタの販売系列と取り扱い車種

 トヨタ自動車が国内に約5千あるトヨタブランドの全店舗で、全車種を取り扱う方向で検討していることが27日、分かった。2020年代半ばをめどに実施する。これまでは「トヨタ店」「カローラ店」など四つの販売系列で異なる車種を売ってきた。車種は現在の約60から大幅に減らす見通し。
 日産自動車やホンダもかつては販売系列ごとに取り扱う車種が異なっていたが、効率化のため一本化している。国内市場の縮小やカーシェアリングの普及といった環境の変化を踏まえ、トヨタも半世紀以上続けてきた販売体制を見直す。
 トヨタ車の販売会社は全国に約280社あり、9割以上は地場資本の企業。

(2018年09月27日 10時33分 更新)山陽新聞


トヨタ、販売の4系列を事実上1本化 どこでも全車種を取り扱い
2018/10/ 6 17:25

 トヨタ自動車は2025年度をめどに、現在4系統あるトヨタブランドの販売店計約5000店で全車種を取り扱う方針を固めた。
 それぞれの系列で専売車を設け、顧客層の取り込みをすみ分けてきたが、人口減少やカーシェアリングの普及で市場が縮小する中、大胆に販売戦略を見直す必要があると判断した。国内向けの約60車種を約半分に絞り、効率化を図る方針だ。

●日産やホンダは一足先に一本化
 現在、トヨタ車を扱う販売会社は、高級車中心のトヨタ店、中級車中心のトヨペット店、大衆車中心のカローラ店、若年層中心のネッツ店の4系列がある。

 トヨタ店は最も古い歴史を持ち、クラウンやランドクルーザーを扱う。
 トヨペット店は1953年に設立された2番目に古いチャネルで、かつてはコロナやマークⅡなどを販売し、日本の中級車市場をリードしてきた。現在はマークXやハリアーが代表車種だ。
 カローラ店は1961年にパブリカを扱うパブリカ店として営業をスタート。その後1969年にカローラ店に名称を変更した。カローラシリーズやパッソを扱う。
 ネッツ店は2004年にビスタ店が統合して誕生。ヴィッツなどのコンパクト車や、ヴォクシー、ヴェルファイアなどのミニバンをラインナップする。

 ハイブリッド車(HV)のアクアやプリウス、スポーツタイプ多目的車(SUV)のC-HRなどはどの系列でも扱っているし、カムリやエスティマなど、複数系列にまたがる車種もあるため、系列ごとの垣根は今でもそれほど高くないが、それが完全に取り除かれることになる。高級車ブランドのレクサスは4系列とは別に販売しており、そのまま残す。
 日産自動車やホンダは21世紀に入り系列販売を取りやめて、一足先に一本化している。いくつも系列があれば、それぞれの要望に応じて車種が増える。そんな不効率に耐えられなくなったということだ。トヨタも何もしなかったわけではなく、系列の垣根を取り除く試みに着手していた。2018年4月、100%子会社であるトヨタ東京販売ホールディングスと、その完全子会社である東京トヨタ自動車▽東京トヨペット▽トヨタ東京カローラ▽ネッツトヨタ東京の4社を2019年4月に統合し、新会社を設立すると発表している。
 とはいっても、東京はトヨタ直営だからできたこと。トヨタの販売網は約280社5000店に及び、その大半は地場の独立資本だ。販売会社を一気に統合するのは難しく、「トヨタ」「トヨペット」などの屋号は残すが、将来は屋号の統一が検討課題になる可能性もある。
 販売改革を進めるのは、新車販売台数を積み上げていくという従来型のビジネスモデルはいずれ行き詰まるとみているためだ。国内の新車販売台数は1990年に778万台だったが、2017年には523万台に減った。人口減少やカーシェアの普及で、右肩上がりの販売を期待するのは難しい。一方、自動運転やエコカーなどに使う研究開発費は右肩上がりに膨れ上がることが想定される。そこで販売体制を効率化し、カーシェアのような新たなサービスにも参入することで、ビジネスモデルの転換を図ろうというわけだ。
 全国5000店舗のインフラを活用し、新たなビジネスをどう展開するのかが問われることになる。

Rakuten Infoseek News
J-CASTニュース


トヨタが国内全店で全車種販売に舵切るワケ
車種数を半減、後発でもカーシェアに参入へ
冨岡 耕 : 東洋経済 記者 2018/09/28 6:00

 トヨタ自動車は2020年代前半から2025年にかけて、4つあるトヨタブランドの国内販売チャネル(系列)を実質的に一本化する方針を固めた。それぞれの看板は残す方針だが、「クラウン」や「カローラ」などチャネルごとの専売車種を廃止し、約5000店ある国内の販売店全店で全車種を併売する体制に見直す。
 さらに国内向け車種は現在の約60車種から半分の30車種に絞り効率化する。全国の販売店首脳が一堂に会する11月の代表者会議でこうした方針を伝える。
 国内販売体制の大改革にトヨタが踏み出す背景には何があるのか。車に対する消費者意識が「保有」から「共有」に移る中、トヨタ全体としてモビリティサービスを提供する会社に変わらなければならないとの危機感が大きい。チャネル統合と開発車種の半減に合わせ、全店でシェアリングサービスを新たに開始する。

●販売店同士の競争激化は必至

 トヨタ幹部は「全国5000店であらゆる車を借りられるのは強みになる。『このお店では扱っていない』というのでは不便なサービスだ。将来のモビリティサービスをみたとき、どこのお店でもすべての車が提供できることが必要だ」と話す。全車種販売で販売店同士の競争が激しくなるのは必至だが、新車販売や整備に加え、シェアリングサービスなどで収益の多様化を促す狙いだ。
 トヨタは消費者のライフスタイルなどに合わせて商品をチャネルごとにそろえてきた。高級車中心でもっとも歴史のあるトヨタ店では「クラウン」(東京はトヨペット店でも扱う)、中級車中心で2番目に古いトヨペット店ではSUV「ハリアー」、量販車種を扱うカローラ店では「カローラ」、コンパクト車中心のネッツ店では「ヴィッツ」など、チャネルごとの専売車種はその象徴だ。
 ただ、こうしたチャネルは市場が拡大したときに作った販売政策であり、時代に合わなくなっていることも背景にある。新車販売の国内市場はピークだった1990年から現在では3分の2の500万台規模に縮小。日産自動車が2005年に2系列だったチャネルを一本化、ホンダも2006年に3系列のチャネルを統合し、全車種販売に踏み切った。
 そんな中、トヨタは2004年に旧ネッツ店とビスタ店をネッツ店に統合したが、国内自動車業界では唯一、複数チャネルを持つ状態が続いていた。もっともトヨタも最近の新型車は複数のチャネルで併売しており、チャネルの一本化に向けた動きが出ていたともいえる。
 さらにトヨタは今年1月からは国内営業体制の軸をチャネルから地域に変更。全国を7つのブロックに分けて、チャネルの枠を超えた地域中心のエリア展開で販売戦略を立てる体制に変更しており、「脱全国」へ舵を切り始めている。
 その一環で、2019年4月には東京の直営販売会社4社が統合する予定だ。トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店の4つの直営販社を一本化し、新会社を設立する。当面はチャネルを維持する方針だが、4チャネルの車種を一緒に売る店を設ける方針だ。
 一方、東京の取り組みが全国に波及するにはハードルがある。全国のトヨタ販売店のうち、9割は地場資本で東京とは状況が違う。販売店同士はこれまでお互いに切磋琢磨してきただけに、ライバル意識も高い。またクラウンからヴィッツまで幅広い品ぞろえをしても、それぞれの店で簡単に全車種販売ができるかは不透明だ。
 そもそも価格帯に応じて客層が違うほか、各店で店舗投資やシェアリングサービスの体制強化、整備などの対応が増えることが予想されるからだ。全車種販売で競争が激しくなれば、再編や淘汰が始まる可能性もあるため、警戒する販売店もあるだろう。

●販売店の意識改革が欠かせない

 これに対して、トヨタ幹部は「ものすごい競争になるのは間違いない。今までは護送船団方式だったが、最後の船に合わせるのではなく、真っ先にチャレンジしていくお店を応援したい。これからも各店舗の地域を愛する力をいい意味で競争につなげられればいい」と話す。
 トヨタは国内生産300万台維持を掲げており、その前提として国内販売150万台を必要としている。少子高齢化でも新車販売を維持するためには、チャネルごとではなく、一段と地域に寄り添い、その地域のニーズに合った車種やサービスを提案することが必要であり、販売店の意識改革をスピードアップしないと生き残れないとの認識だ。
 意識改革のひとつとして掲げたのが新車販売だけでなく、新たなサービスとしてのシェアリングサービスだ。利益率の高い新車が売れなくなる可能性もある両刃の剣だが、時代の流れには逆らえない。国内のカーシェア利用者は今年3月に130万人を突破し、1年で20%を上回る高い伸びを示す。
 ただこの領域ではすでに専業が多く展開しており、後発のトヨタが今後参入して成功する保証はない。地場資本を武器にした強固な販売網で圧倒的な国内シェアを誇ってきたトヨタだが、新たな時代に向けた販売店改革は簡単ではなさそうだ。

東洋経済オンライン「自動車最前線」


≪くだめぎ?≫
 日産・ホンダは「インフィニティ (INFINITI) 」・「アキュラ(Acura)」の高級車ブランドを日本導入していない、完全な"一"ブランドだ。トヨタは、「トヨタ」のお店・「レクサス(LEXUS) 」の2系列販売に5年掛けて再編するもの。このニュースを聞いて、トヨタ店「クラウンマジェスタ」、トヨタオート店・ビスタ店「アリスト」の時代に戻る、と思ってしまったが・・。
Posted at 2018/10/11 20:06:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーラー・販売店 | クルマ
2018年10月07日 イイね!

『JPNタクシー』 徐々に

『JPNタクシー』 徐々にジャパンタクシー 青森県内でも徐々に
(2018/09/22 11:00)(土)

青森県内でも普及し始めている「ジャパンタクシー」。外国人や荷物の多い観光客らから好評だ
(写真はコラージュ。上は三八五交通、下は富岡観光の車両)

 トヨタ自動車(愛知県豊田市)が製造・販売するユニバーサルデザインタクシー「ジャパンタクシー」が、青森県内でも徐々に普及が進んでいる。県南地方では、三八五交通(八戸市)と富岡観光(三沢市)がインバウンド(訪日外国人旅行)客の増加や福祉車両充実の必要性を見据えて導入。体の大きな外国人や荷物の多い観光客らから好評を博している。2020年の東京五輪に向けて訪日外国人数は増加傾向が続くとみられ、両社は今後も台数を増やしていく方針。一方、他の一般的な車両よりも販売価格が高いため、導入に慎重な事業者もあるのが現状だ。

 トヨタは18年1月までに、国内シェアの大部分を占めていたセダン型車両「コンフォート」の販売を終了。同車の後継として、17年10月からジャパンタクシーの販売を開始した。
 他のタクシー車両と比べく、天丼も高いのが特徴。高齢者や子どもが乗り降りしやすいよう、電動スライドドアを採用している。車両後部にスロープを設置することで、車いす利用者も棄車が可能。観光地などでは外国人からも人気が高い。
 三八五交通は17年12月、県内で初めて同車を購入した。現在は3台が稼働、10月に2台、さらに18年度中に2台を追加で導入し、年度内に7台体制とする予定。同社によると、乗客からは「座席が広くて乗り降りしやすい」などと好評だ。乗り心地が快適な上、料金もセダン型と同額のため、中にはジャパンタクシーを指名する人もいるという。
 ただ、八戸市内で外国人観光客が利用する機会はまだそれほど多くないといい、今後の利用機会の増加に期待を寄せる。
 三沢市と八戸市でタクシー事業を展開する富岡観光は、18年1月から三沢で1台、5月からは八戸で2台の運転を開始。三沢では米軍関係者や外国人が乗車することもあり、高田洋一常務(36)は「座席が広いため、快適に乗車できると評判だ」と話す。
 一方、ジャパンタクシーは首都圏を中心に採用が進んでいるものの、県内ではコスト面の問題などで導入に踏み切れない会社もある。県タクシー協会の担当者は取材に「現状では県内で今後、どれほどの会社が導入するかは未知数だ」との見方を示す。

? ユニバーサルデザインタクシー
 足腰の弱い高齢者や車いす利用者、ベビーカー利用の家族連れなど、誰でも乗車しやすいタクシー。ゆとりのある車内空間を確保し、移動中は快適で、乗り降りもスムーズにできるのが特長。2012年3月、優れたユニバーサルデザインタクシーについて国が認定を行う制度が創設され、「ジャパンタクシー」も認定を受けている。

デーリー東北デジタル


≪くだめぎ?≫
 LPGハイブリッド車でコストアップが"過剰タクシー対策"に関わってくると思う。結果、タクシー総台数減少に向かうだろう。日産タクシー専用車「NV200タクシー」導入されているのか・・。
Posted at 2018/10/07 10:17:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ
2018年10月01日 イイね!

『ジムニー』 フルモデルチェンジ

『ジムニー』 フルモデルチェンジ2018年9月30日(日)08時00分
【スズキ ジムニー 新型試乗】スタイル、乗り味。売れるのも納得できる…丸山誠

《撮影 丸山誠》スズキ ジムニー 新型

『ジムニー』の販売が好調だ。8月の国内販売の速報値を見ると届出車の軽自動車は、ジムニーの販売効果で前年同月実績を上まわった。『ジムニーシエラ』も好調で8月は、登録車全体として過去最高となった。

こうした販売実績を見ると、新型は多くのユーザーのハートをガッチリとつかんでいることがわかる。試乗するとあらゆる面で20年分の進化を感じることができるからだ。フルモデルチェンジまでの期間が長かったからそうでなくては困るわけだが、特にボディとフレームがしっかりしている感じがいい。

◆ファンを納得させる新フレーム

ジムニーファンを納得させるのが新開発のラダーフレーム。歴代モデルに採用され、本格クロスカントリーモデルもラダーフレームを使っているが、新型は単純なラダー型ではなく、中央部にX字型のメンバーを入れているのが特徴で剛性感をアップ。また、剛性に大きく関係するフレームの前後にもクロスメンバーを加えたことで、ねじり剛性を約1.5倍に向上。乗ってすぐに感じるのがこうしたしっかり感で、舗装路を少し走っただけでもわかる。購入した多くのユーザーは、きっとディーラーでの試乗で納得し、契約書にサインしたことだろう。

フレーム前後にクロスメンバーが入ったことは、キャンピングトレーラーやカーゴトレーラーなどをトーイング(けんイン)するユーザーにも朗報だ。特にリヤにクロスメンバーが入ったことでヒッチメンバーを装着したとき、リヤの剛性アップが期待できる。車両重量自体が軽いため、重いキャンピングカーなどのトーイングはもちろんおススメできないが、軽量モデルであれば耐久性の問題も心配ないはずだ。ESPも装備しているため安全性も向上している。

◆軽自動車のSUVとは思えない乗り心地

操縦安定性も大幅にアップした。先代は一般路でも常に路面からの影響で直進性が乱され、ステアリングをしっかりと握って修正をしなければならなかった。だが新型は直進安定性が一気に向上し、ステアリングに手を添えるだけで、かなりリラックスして走れるようになった。これはステアリングダンパーを装着した効果でもある。リジッドサスペンションのためよくできた乗用軽モデルほどの直進安定性はないが、許容範囲に収まっている。

乗り心地は軽自動車のSUVとは思えないほどしっかりとしている。これもフレームがしっかりしたことの効果だが、それに加えてボディマウントゴムの変更が効果を発揮。フレーム車はどうしてもマウントによっても乗り心地が左右されてしまう。そのためジムニーは力が掛かる方向によって剛性が変化する設計にした。縦方向の入力のショックをいなして優しい乗り心地を実現。それでいてステアリング操作とボディの動きに大きな時間差がないのがいい。

◆多くの人にオススメできるようになったシエラ

注目したいのがジムニーシエラ。このエクステリアデザインは軽自動車のジムニーとは違った塊感がある。コンパクトSUVとして、とても魅力的なスタイリングに仕上がっている。オーバーフェンダーはもう少し張り出しが少ないほうがピッタリするかもしれないが、トレッドを拡大するとこのサイズが必要だったのだろう。

シエラもコンパクトSUVとして多くの人におススメできるモデルになった。もちろんハイトワゴンのようにソフトな乗り心地というわけにはいかないが、従来のように限られたユーザーだけに向けられたとがった仕様ではない。舗装路ならば街乗りでも納得できる乗り心地だ。

先代と比べると快適性も大きく向上している。ジムニーと同様にシエラも本格クロスカントリーモデルのためパワートレーン系のノイズが少し感じられるが、これは走破性能の代償として割り切ることができるレベル。ただし、ジムニーとシエラで違うのは、トランスファーからのノイズがシエラのほうが大きい。オーディオを消して市街地を走ると、60km/hくらいまでノイズが耳に届く。ボリュームはそれほど大きくはなく、60km/h以上だとロードノイズに紛れてしまう程度だ。

スタイルといい、SUVとしてのしっかりとした乗り味といい、売れていることが納得できる。スズキは安全装備のカーテンエアバッグを付けることが少ないが、ジムニーは全グレードに標準装備したのも評価できる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

(レスポンス 丸山 誠)
自動車専門誌やウェブで新車試乗記事、新車解説記事などを執筆。キャンピングカーやキャンピングトレーラーなどにも詳しい。プリウスでキャンピングトレーラーをトーイングしている。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員
GAZOO より


≪くだめぎ?≫
 「パジェロミニ」(1994年12月~2012年6月)、「テリオスキッド」(1998年10月~2012年6月)亡き後、軽SUV『ジムニー』独壇場に戻った。ホンダからは軽SUVは出ないのかな。当地のドクターカーがRAV4とエスクードであるが、ディーゼル車でも良いかな。かつてエルフの救急車も有ったから。
Posted at 2018/10/01 03:24:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ

プロフィール

「「Yamato」体重計 ♫〜」
何シテル?   04/02 16:02
 「昔々、有ったとさ、 『トヨタディーゼル店』、『トヨタパブリカ店』、『トヨタオート店』、『トヨタビスタ店』・・・」。      身長165cm・体重6...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/10 >>

  123456
78910 11 1213
14151617181920
21222324252627
28293031   

リンク・クリップ

新明和工業・特装車事業部 
カテゴリ:鉄道・バス
2016/09/29 08:29:33
 
マイナビ ニュース 
カテゴリ:マスコミ
2013/02/20 15:01:45
 
都道府県タクシー協会 
カテゴリ:鉄道・バス
2011/01/06 11:50:45
 

愛車一覧

ダイハツ ハイゼットカーゴ ダイハツ ハイゼットカーゴ
"MT車"、9.8万キロ走行、である。 前車ハイエースを年末に買取りしてもらう。 ほぼ、 ...
トヨタ ルーミー 「タンク」顔の"ルーミー" (トヨタ ルーミー)
[写真・画像] 6/25(日)10:37 青森トヨタ・ネッツトヨタ青森 TwiN pla ...
スバル サンバー スバル サンバー
母の嫁入り道具、父は車持ってなかった。後に事故廃車。
トヨタ マークIIバン トヨタ マークIIバン
事故廃車したため、購入。コロナバンがなかった・・。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation