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ディーゼルオート店のブログ一覧

2019年06月22日 イイね!

初代トヨペット 『トヨエース』

初代トヨペット 『トヨエース』トヨペット ライトトラックSKB(トヨエース)

トヨタ・トヨエース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トヨエース(Toyoace)はトヨタ自動車が販売する小型トラック。

1954年、トヨペット・ライトトラックSKB型として登場し、1956年にトヨエースの愛称が付く。以来、今日に至るまでトヨタの小型トラックの主力の車の一つとして販売されている。由来は「TOYOTA」と「Ace(第一人者、最も優れた者、切り札)」からの合成語。20万通の応募(公募)の中から決めた。

[写真・画像] 
(上)初代トヨペット・トヨエース。クロームメッキ部品は少なく、フロントグリルは金属板打ち抜きという簡素設計である
(下)初代トヨペット・トヨエース(リア)。当時、後部ブレーキランプは1灯でよく、方向指示器は車体前方の腕木式のみで済まされている

1 概要
 太平洋戦争後、日本の小型トラック分野で主流であったオート三輪に対抗する廉価な四輪小型トラックとして開発され、小口物流トラック市場をオート三輪から四輪トラックへ転換させるきっかけとなった画期的なトラックである。当時の日本の自動車販売はトラック市場がほとんどであったため、これは日本の自動車業界にとって非常にセンセーショナルな出来事だった。以後、トヨタの小型トラックを代表するブランドとして長年に渡る生産が続いている。
 1985年登場の5代目モデルからはダイナ(2t積み1959年〜)と双子車となる。トヨエースは長らく1tクラスのみの構成だったが、これにより2-3tクラスもバリエーションに加わるようになった。他に姉妹車としてハイエーストラック(2001年まで)、ダイハツ・デルタ(2003年まで)、日野・レンジャー2/3(後にデュトロに改称)などが加わる。
 1999年以降は日野自動車との共同開発となり2トン積以上の車体に関しては日野よりOEM供給を受ける形となる。
 2017年現在、日本車の中の現存するモデルシリーズの中では、1954年に登場した同社のランドクルーザーの63年についで2番目に長寿(8代61年)な系列となっている。これは同社のクラウン(1955年登場・14代62年)よりも長い。ちなみに命名順だとランドクルーザー(1954年6月命名)の63年、クラウン(1955年1月命名)の62年、トヨエース(1956年7月命名)の61年となる。
 トヨエース以後、トヨタにおいて小型のワンボックス商用車及びその派生車種の多くはトヨエースに倣い、ハイエースなど「○○エース」と命名されている。
 ルートバン登場の経緯は、ハイエースに現金輸送車に求められる装甲を施すと重量が嵩みハイエースの積載量1tでは積載オーバーになることがあるため、トヨエースの2t車をベースにバンにしたものである。

2 歴史
 トヨタ自動車は、1947年に自社初の小型トラック「トヨペット・SB型」(1000cc・1t積み)を発売し、小型トラック市場に参入した。由来はTOYOTA と 競合する先行メーカーの日産・ダットサンや高速機関工業・オオタが戦前型エンジンを拡大して戦後型モデルに搭載したのに対し、戦後開発の1,000ccエンジンを搭載したトヨペット小型トラックは市場で好評を得、戦前以来の大型トラックと並ぶ、トヨタの主力製品となった。
 しかし1940年代後半から1950年代にかけての日本の小型トラック市場の主力は、オート三輪トラックであった。それらは同程度の積載量(750kg-1.5t)の四輪トラックよりも小回りが利き軽便で、しかも格段に廉価だったのである。
 オート三輪は、戦前以来の「ビッグ3」である発動機製造(ダイハツ)、東洋工業(マツダ)、日本内燃機製造(くろがね)に加え、戦後の他業種参入組である中日本重工業(ブランドは「みずしま」。三菱系)、愛知機械工業(ヂャイアント)、三井精機(オリエント)など多数のメーカーが出現し、部分的には四輪トラックを上回る高度な技術をも取り入れながら、急激に市場を伸張させていった。
 だが、1950年代初頭のオート三輪は、オートバイ同様に前方のエンジン上のサドルに運転者が跨り、前輪をバーハンドルで直接操縦する戦前以来の原始的構造で、やはりバイク並みの吹きさらしの構造から、前方風防や屋根幌を装備するレベルへとようやく発達し始めた状態であった。1952年発売の愛知機械工業・ヂャイアントAA7「コンドル」(1,200cc)が、日本の三輪トラックで初めてドア・鋼製ボディ・右側丸ハンドル完備のレベルに到達したものの、高価な上級モデルで普及せず、その他のオート三輪メーカーが片側丸ハンドルやクローズドボディを実現したのは、1950年代中期にまで遅れた。
 四輪車メーカーであるトヨタ自動車工業では、たとえ廉価とはいえこのように快適性に欠け、高速安定性も良くない三輪トラックに、ユーザーは必ずしも満足していないであろう、と見ていた。そこで、オート三輪よりも快適で、価格面でも対抗しうる廉価な四輪トラックを提供し、既存の小型四輪トラックに止まらず、オート三輪の巨大な市場をも攻略することを企図したのである。
 折しもトヨタでは、従来の主力エンジンであった初代S型エンジン(水冷直列4気筒サイドバルブ995cc、1952年時点での出力27PS / 4,000rpm )に代わって、より近代化され、排気量も拡大された強力なR型エンジン(水冷直列4気筒OHV1453cc 48PS / 4,000rpm )が開発され、1953年以降の乗用車・小型トラック用エンジンをR型に置き換える措置が採られた。
 この結果、既存モデルの性能強化は実現したが、S型エンジンの生産設備は遊休化してしまうことになった。そこで、S型エンジンを搭載した廉価な小型トラックを開発し、オート三輪対抗モデルとする着想が生まれた。
 こうして開発されたのが、初代トヨエースとなる「トヨペット・SKB型」であった。

2.1 初代

 1954年に1t積みのトヨペット・ライトトラックSKB型として登場。
 開発主査は立川飛行機(後の立飛企業)からトヨタに転じた長谷川龍雄であった。
 基本構造はコストを抑えるため、既に実績のある小型ボンネットトラックのトヨペットSG型から前後縦置きリーフスプリングによる車軸懸架、低床はしご形フレームシャシや、S型サイドバルブエンジンをそのまま流用しているが、エンジン出力は30PS / 4,000rpmに向上し、ノンシンクロメッシュの4速MTを介して後輪を駆動、最高速度70km / hを確保した。燃費は13km / Lを公称した。

最大の特徴は、従来のボンネット型ボディに代わり、エンジンルームを運転席足元に侵入させたセミキャブオーバー・レイアウトを採用し、在来シャシのままで荷台の延長を実現したことにある。当時の小型車規格一杯の4.3m級ボディで、2.5m(8尺強)の荷台長さを確保し、在来のボンネットモデル・SK型に比して約26%の荷台面積拡大を実現している。セミキャブオーバー型となったことで、エンジンの整備や脱着に不便を来たすことが予想されたため、フレームにスライドレールを設け、エンジンを前方に引き出すユニークな構造を採用した。

このボディは極めて簡素な設計で、クロームメッキ部品を極力少なくし、ガラスは全面に渡り平面ガラスのみ、と生産性を重視した機能本位なスタイルが貫かれた。内装も最小限の簡易なもので、2座のシートはシトロエン・2CVばりのパイプ枠にゴムひもで吊られた布を張ったハンモックシート、遮熱は石綿吹きつけ加工のみと、いずれもローコストに機能を実現することに徹したものであった。質素ではあったが、基本構造は実績のある在来型踏襲であり、機能面は充分な水準に達していた。デザインは社内デザイナーの森本真佐男による。
幅員からすれば、ベンチシート型として、より利便性の高い3人乗りとすることも可能ではあったが、運転台中央部足下にエンジンフードが侵入しており中央着座が難しかったため、2座で妥協された。1953年当時、競合するオート三輪は、車体中央・エンジン上に配置されたサドル型シートの左側に、ほぼ吹きさらしの小さな補助席を設けただけの幌屋根・ドアなし2人乗り仕様が大半で、その補助席乗員の転落事故も珍しくなかった。それを考慮すれば、完全2座・ドア付き鋼製クローズドキャビンのSKB型は遙かに上等で、当時では敢えて3人乗りとするまでもなかった。
SKB型トラックは1954年9月に発売されたものの、当初の売れ行きはさほど良くなかった。スタンダードな後方1方開き仕様は定価62万5000円(東京地区店頭渡し)で、このクラスの四輪トラックとしては相当に廉価であった(SKB開発のベースになったボンネット型のSK型トラックは71万5000円)が、当時1t積みオート三輪の価格は45万円程度で、価格で比較されると直接競争できなかったのである。加えて当時は朝鮮戦争休戦後の不況期でもあった。発売翌年の1955年になってもSKBの月産台数は200台程度と低迷していた。
そこで1955年、トヨタ自動車工業社長の石田退三と、トヨタ自動車販売社長の神谷正太郎との「工販トップ会談」でSKB型トラック拡販対策が協議された[注釈 1]。二人の出した結論は「販売網を強化するとともに、SKB型を大幅値下げすることでオート三輪に対する価格競争力を付け、販売台数拡大で利益確保する」という『薄利多売作戦』の断行であった。

1956年 7月、公募によりトヨエースの愛称が付く。

この年1月から定価を一気に7万2,000円引き下げ55万3,000円とし、並行してオート三輪ユーザーの多い農村や卸市場へ実車を展示・巡回させるなどPRをも伴った、強力な拡販を開始した。荷台とキャブのバリエーションも拡大され、低床・高床・ダブルキャブの各種トラックや、バンモデル、特装車などが展開された。同年5月には更に値下げされて53万8,000円となる。
時を同じくして、オート三輪業界では運転台キャブのクローズドボディ化・ドア装備、更には丸ハンドル化・ベンチシート化が始まったが、それは必然的に価格上昇を招き、トヨエースと同じ価格帯の土俵にオート三輪を持ち上げてしまう結果となった。しかも1957年時点のオート三輪は、1000cc超級でもまだ戦前の大型オートバイの影響が強い空冷V型2気筒エンジンが主流で、トルクや耐久性はともかく、騒音と振動の面では水冷4気筒のトヨタS型エンジンに大きく見劣りした。もとより自動車としての根本的な安定性でオート三輪は四輪トラックに劣り、本格的な小型四輪トラックであるトヨエースの優位性が俄然際だつことになった。
「トヨエース」となってからのSKB型は大幅に受注を伸ばし、トヨタ自ら「トラックの国民車」と称するほどのベストセラーカーとなる。1956年8月時点の月産台数は約1000台であったが、これが翌1957年4月には倍の2000台に増加し、主力商品に成長した。1957年2月、標準型トヨエースの定価はついに50万円の大台を切り、49万5,000円に値下げされた。
この頃、急激に拡大し続けていた日本の小型トラック市場は、1955年時点で8割以上をオート三輪が占めていたが、1956年にはその比率が7割を切り、ついに1957年には販売台数でオート三輪を四輪トラックが上回った。以後小型トラック市場でオート三輪は完全に衰退し、四輪トラックが取って代わったのである。この歴史的ターニングポイントに、トヨエースのヒットが影響していたのは明白であった。
1957年から1958年にかけ、競合する日産、そして三輪車市場の限界を見て取ったオート三輪メーカーからも相次いで廉価型の小型四輪トラックが発売されたが、三輪・四輪逆転の立役者であるトヨエースの優位は揺るがなかった。1958年にはS型エンジンの出力が33PS/4,500rpmに向上し、一方で標準型トヨエースの定価は長期量産効果によって最終的に46万円にまで低下したのである。
『(前略)長谷川さんの力作であって、戦後のモータリゼーションに大きな新しい波を投じた車であった、というべきであろう。フラットヘッド(注・サイドバルブエンジンの意)直4水冷の簡単な構成のエンジンをセミ・キャブオーバー型のシャーシに配した、スッキリとした形の小型トラックの原点とでもいうべきクルマであった。』『トヨエースの出現によって、それまで現役として第一線を保っていた三輪トラックの市場が、急速に崩壊してゆくことになってしまったのである。』(中村良夫『クルマよ、何処へ行き給ふや』より[注釈 2])。
初代トヨエースはこのように一時代を画するほどの大成功を収めたが、マスコミからは『乗用車のニッサン、トラックのトヨタ』とも評され、乗用車分野での成功を目論むトヨタには痛し痒しの状況だった。

5 受賞
 1956年のSKBが、社団法人自動車技術会の「日本の自動車技術180選」の「トラック」部門で選出されている[1]。また、ここには「1953年のR型エンジン登場により生産が減少したS型エンジン(1947年トヨタ自動車が最初の小型エンジンとして生産)の有効利用として検討された」との主旨の記述がある。

6 脚注
6.1 注釈
[注釈 1]^ 当時のトヨタは、生産部門のトヨタ自動車工業と、販売部門のトヨタ自動車販売に分社化されていた。
[注釈 2]^ 中村はホンダで第一期F1監督を務め、のちホンダ常務となった。中村自身が当時設計部および研究部の次長を務めていたくろがね工業で新型オート三輪を出そうとしていた矢先であったが、トヨエース登場により三輪市場が縮小し、開発していたクルマが発売できなかっただけでなく、会社自体も下請企業に転身せざるを得ず、部下の再就職を斡旋しつつ自身もホンダに転ずる契機となったという。

6.2 出典

7 参考文献
『クルマよ、何処へ行き給ふや―あるエンジニアによる哩石の記』中村良夫 著、グランプリ出版 ISBN 4-906189-83-0 p.91

8 関連項目
トヨタ自動車
トヨタ・ダイナ
ダイハツ・デルタ
日野・デュトロ
トヨタ・クイックデリバリー
トヨタのエンジン型式一覧
トヨペット (ブランド)
長谷川龍雄

最終更新 2019年6月10日 (月) 05:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


≪くだめぎ?≫
 "トヨタ店"『トヨペット ライトトラックSKB』
→ → "トヨペット店"『トヨエース』

 『工販トップ会談』
「販売網を強化するとともに、SKB型を大幅値下げすることでオート三輪に対する価格競争力を付け、販売台数拡大で利益確保する」

販売店を代えた強力な拡販政策が強烈なモータリゼーションを巻き起こしたとも言えなくもない。小型トラック『トヨエース』から始まったモータリゼーションとは言い過ぎか。

 『ライトトラックSKB』が"ライトエース"を生んだ、と私は確信している・・・。
Posted at 2019/06/22 06:46:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーラー・販売店 | クルマ
2019年06月20日 イイね!

『トヨペット ライトトラックSKB(トヨエース)』

『トヨペット ライトトラックSKB(トヨエース)』トヨペット ライトトラックSKB(トヨエース)

トヨタ自動車 75年史  (2012年)
> 車両系統図

トヨペット ライトトラックSKB(トヨエース)
Toyopet Light Truck SKB (Toyoace)

ボディータイプ
トラック/ピックアップ TRUCK/PU

1代目
発売日 1954年9月--

●スペック
グレード SKB
車両型式 SKB
重量(kg) 1130
 寸法
全長(mm) 4237
全幅(mm) 1675
全高(mm) 1850
ホイルペース(mm) 2500
エンジン型式 S
エンジン種類 直列4気筒側弁式
排気量(㎤) 995
最高出力 kW/(PS)/r.pm -/30/4000
※ 代表するグレードのスペックを表示しております。
※ エンジン最高出力はネット値です。
※ このクルマの型式は、SKBです。

●解説
 1954年9月に「トヨペット ライトトラックSKB型」として発売した1t積みトラック。1956年に公募により「トヨエース」と名付けた。

 「トヨエース」が発売された頃の我が国では、三輪トラックが小型貨物車市場の大半を占めていた。三輪トラックには走行安定性、耐候性、快適性の面で難があったため、トヨタはこれに代わるものとして、セミキャブオーバー型の小型トラックを開発した。機能に徹した極めて簡素な設計で、フロントガラスは平面、シートはハンモックタイプとしながらも、発売時の価格62.5万円は小型三輪トラックと競争できるものでなかった。そこで「トヨエース」拡販のための販売店としてトヨペット店を開業し、政策的な値下げを断行、最終的には小型三輪トラックと直接対決出来る46万円にまで下げた。この販売政策は功を奏し、四輪トラックが三輪トラックに取って代わることになった。

●生産・販売
生産工場 挙母工場(現 本社工場)、トヨタ車体(株)
販売会社 トヨタ店、トヨペット店

●車名の由来
「トヨエース」は「TOYOTA」と「Ace(第一人者、最も優れた者、切り札)」からの合成語

トヨタ自動車 75年史  (2012年) より


≪ぐだめぎ?≫
 『トヨエース』ブランド廃止に反対である。

 「トントン、トントン、日野のニトン」は平成最後のヒット作と思っている、ディーゼル店的には。しかし、現行"普通免許"は

「車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満」

しか運転できなくなっている。"日野の2トン"は「トラック免許」(準中型免許)以上を所持しなければならない。トヨタ・日野は準中型免許・普通免許を最初どちらかを選択できると問題にしてないフシがある。"1"トン車はトヨタ店・トヨペット店の扱いである、"普通免許"初心者には。

『ダイナ』・・・2トン
『トヨエース』・・1トン

と'84年以前に戻すのが、"普通免許"初心者だけでなく、年配の限定中型免許(旧普通免許)所持者にも分かりやすいのではないか・・。
Posted at 2019/06/20 05:02:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ自動車 75年史 (2012年) | クルマ
2019年06月16日 イイね!

『マークX“GRMN”』 限定販売

『マークX“GRMN”』 限定販売2019年01月11日
TOYOTA、マークX“GRMN”を発売-GRシリーズ頂点のGRMNに第2弾投入-

TOYOTAは、マークX“GRMN”*1を、3月11日より全国のGR Garage(GRガレージ)*2を通じて発売し、注文受付を本日1月11日より*3開始しました。メーカー希望小売価格は513万円*4で、成約順に350台の限定販売となります。

[写真・画像] マークX“GRMN”<オプション装着車>

マークX“GRMN”は、TOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」の頂点に立つ数量限定モデルです。2015年に限定100台で発売し、クルマファンから高い評価を得た初代から、約3年の歳月を経て進化したマークX“GRMN”の2代目が誕生しました。『FRセダンのマニュアル車』ならではの走りを期待するお客様に応えるべく、350RDSをベースに、6速マニュアルトランスミッションとV6 3.5L自然吸気エンジンを組み合わせることで、FRスポーツならではのパフォーマンスを追求しました。

快適なシフト操作を実現するために、リヤデファレンシャルギヤ比の変更や操作系のチューニングを実施しています。トランスミッションとのマッチングを図るため、エンジンの出力制御特性などの専用チューニングも施しました。また、先代モデル“GRMN”のハイレベルなボディ剛性をさらに高めるため、数々のスポーツモデルを造り込んだ元町工場にて、全252カ所にもおよぶスポット溶接打点の追加をしました。さらに、新開発のアブソーバーを用いた専用のサスペンションやEPS*5のチューニングと併せ、意のまま・思いのままとなるレスポンスを実感できるクルマとしています。

外装では、フロントバンパーなど光輝部品加飾のダーク化、4本出しマフラー(大型バッフル)、19インチBBS製鍛造アルミホイール&前後異サイズタイヤといった専用装備をはじめ、リヤスポイラー、ブレーキキャリパー(ホワイト塗装、フロントのみGRロゴ付)&スポーツブレーキパットなど、GRセダンの頂点にふさわしいデザイン・パーツを採用しています。

内装では、カーボン調加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネル、ウルトラスエード®*6表皮の専用スポーツフロントシートなど、ブラックを基調とし、走る気分を高める室内としています。

さらに、ルーフパネルにCFRP*7素材を用いて軽量化を図ったカーボンルーフパネルをオプション(27万円・税込)で設定しました。重心上部において10Kgの軽量化を図り、重心を下げることで、より俊敏な走りを楽しむことができます。

なお、マークX“GRMN”は本日1月11日(金)から13日(日)の3日間*8、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「TOKYO AUTO SALON 2019」に出展します。

主要諸元
ベース車両・・・350RDS
ボディカラー
・ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)
・シルバーメタリック
・ブラック
・プレシャスブラックパール(オプション)
・ダークレッドマイカメタリック
全5色

全長(mm)/全幅(mm)/全高(mm) 4,795×1,795×1,420
ホイールベース(mm) 2,850
車両重量(kg) 1,560
乗車定員(人) 5
駆動方式・・・後輪駆動方式(FR)
エンジン・・・2GR-FSE
 排気量(L) 3.456
 最高出力(kW[PS]/rpm) 234[318]/6,400
 最大トルク(N/m[kgf/m]/rpm) 380[38.7]/4,800
トランスミッション 専用6速マニュアルトランスミッション
 第1速 3.791
 第2速 2.104
 第3速 1.524
 第4速 1.185
 第5速 1.000
 第6速 0.816
 後退 3.466
 減速比 3.615
サスペンション・・・専用サスペンション
 フロント : ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
 リヤ : マルチリンク式コイルスプリング
ブレーキ・・・ベンチレーテッドディスク
 フロント : 対向4ポットキャリパー/18インチ2ピースローター装着
 リヤ : 17インチ

*1 架装車両のため、持ち込み登録となります
*2 全国のGRガレージについてはこちら https://toyota.jp/gr/garage/
*3 注文期間は9月30日(月)まで。早期に販売台数(350台)に達した場合は受付を終了させていただきます
*4 消費税込み。沖縄地区は価格が異なります。価格にはリサイクル料金は含まれません
*5 EPS : Electric Power Steering
*6 ウルトラスエード®は、東レ株式会社の登録商標です
*7 CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic) : 炭素繊維強化プラスチック
*8
業界&報道関係者招待日 : 1月11日(金)9~19時、
一般公開日 : 1月11日(金)14~19時、1月12日(土)9~19時、1月13日(日)9~18時
マークX 車両情報はこちら : https://toyota.jp/markx/

以上
ニュースリリース


GR Garage

 GR Garageはクルマファンが集い、語らい、一緒になってクルマを楽しむ、
「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」を目指しています。

クルマファンが集うお店
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86やGRシリーズ車種の試乗車が常設(※)、カスタマイズパーツやTGRコレクション等のアイテムが楽しめます。
※運営販売店の扱い車に限る

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2019.06.16現在


≪くだめぎ?≫
 全国のGR Garage(GRガレージ)"店"で(Garage 福岡空港・・・トヨタカローラ福岡も含めて・・)、『マークX“GRMN”』 を販売するために

「トヨタモビリティ店・トヨタモビリティ東京」を設立

に見えなくもない。

 『マークX』に『FRセダンのマニュアル車』投入されたことを喜ぶべきであろう。
Posted at 2019/06/16 08:11:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ
2019年06月16日 イイね!

『マークX 特別仕様車 “Final Edition”』 発売

『マークX 特別仕様車 “Final Edition”』 発売2019年04月24日
TOYOTA、マークXの特別仕様車を発売-半世紀に渡るご愛顧に感謝を込めて-

TOYOTAは、マークXに特別仕様車 250S“Final Edition”ならびに250S Four“Final Edition”を設定し、4月24日に発売しました*1。

マークXは、1968年に前身モデルであるマークⅡとして登場以来、50年以上にわたりご愛顧いただいておりますが、2019年12月をもって生産終了となります。ファミリーカーから始まったマークⅡは時代の変化を敏感に察知し、容姿も進化しながらFRセダンの中心的存在として歩んできました。2004年にマークXに改名以降は、さらなる高みを目指し、「美しく」そして「意のままの走り」ができるクルマとしてこれまでその名を刻み続けてきましたが、いよいよその歴史に幕を閉じようとしています。最後に感謝を込めて、特別仕様車を設定いたしました。

[写真・画像] マークX 特別仕様車 250S“Final Edition”<オプション装着車>

外装はスパッタリング塗装の18インチアルミホイールを特別装備(2WD)するとともに、ダークメッキのフロントバンパーモールを採用し、洗練された上質感を創出。外板色には、ホワイトパールクリスタルシャイン*2、シルバーメタリック、プレシャスブラックパール*2の全3色を設定しました。

内装には、ブラックとレッドを配色したアルカンターラ®*3+合成皮革シート表皮と、レッドを配色したソフトレザードアトリム表皮を採用。さらに、本革巻き4本スポークステアリングホイール、シフトブーツ、インサイドドアグリップ、フロントコンソールボックスなどの随所にレッドステッチを施すことで、スポーティな印象を際立たせています。

また、駐車時の接触や衝突の回避に貢献する「クリアランスソナー&バックソナー」を標準装備し、デザインだけでなく安全性能の充実を図った仕様としています。

*1 取扱い販売店 : 全国のトヨペット店、トヨタモビリティ東京(株)、トヨタ西東京カローラ(株)、ネッツトヨタ東都(株)、ネッツトヨタ多摩(株)
*2 オプション
*3 アルカンターラ®は、アルカンターラ社の登録商標

●メーカー希望小売価格(単位 : 円)
名称 エンジン 駆動 トランスミッション 価格*(消費税込み)
・マークX 特別仕様車250S“Final Edition” 4GR-FSE(2.5L) 2WD(FR) 6 Super ECT 3,331,800◎
・マークX 特別仕様車250S Four“Final Edition” 4GR-FSE(2.5L) 4WD 6 Super ECT 3,489,480

6 Super ECT : スーパーインテリジェント6速オートマチック
* 北海道、沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない


マークX 車両情報はこちら :
https://toyota.jp/markx/

マークX 特別仕様車 250S“Final Edition”/250S Four“Final Edition” 車両情報はこちら :
https://toyota.jp/markx/grade/special/
ニュースリリース


≪くだめぎ?≫
 『マークX』も限定生産に移行した。トヨペット店としても『アルファード』『ハリアー』全盛の時代である。『カムリ』をトヨペット店投入もこの為だった。4WD車があるコロナ『プレミオ』に統合されたのが実態だと思う、"トヨペット コロナマークII"時に戻った感覚か。同プラットフォームだった『クラウン』に統合が正しいかもしれない・・。
Posted at 2019/06/16 04:58:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ
2019年06月10日 イイね!

「ネッツトヨタ東都」 全車種の販売を開始

「ネッツトヨタ東都」 全車種の販売を開始2019年3月5日
ネッツトヨタ東都株式会社
代表取締役社長 清水 貞弘

ネッツトヨタ東都、全国に先駆けトヨタ自動車全車種の販売を開始

 ネッツトヨタ東都株式会社(以下、ネッツ東都)は、2019年4月1日より、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)製造の全車種【※1】を東京地区に所在する全店舗で取り扱い、販売を開始することにしました。

トヨタでは、モビリティ社会への対応に向け、どのお店でも地域のお客様の求めるあらゆるニーズに対応するため、2022~2025年を目途に、国内の全販売店全車種併売化の実施を目指しており、今回のネッツ東都での全車種販売は、東京ならではの想定以上に早いモビリティ社会の進展に対応するため、先行して行うものであります。

ネッツ東都以外に、東京都内のトヨタ販売店(トヨタ西東京カローラ株式会社・トヨタモビリティ東京株式会社【※2】・ネッツトヨタ多摩株式会社)においても、2019年4月1日より全販売店全車種併売化の実施を予定しており、これにより東京都内の全ての販売店は、全車種併売となります。

ネッツ東都は今後も「町いちばんのお店」を目指し、東京のお客様に寄り添いながらよりよい移動サービスの提供を目指してまいりたいと思います。

※1 一部扱いのない車種がございます。また、ネッツトヨタ東都株式会社の販売店のうち、東京都内に所在する販売店のみが全車種販売の対象となります
(千葉県内の販売店はネッツ店の扱い車種のみとなりますが、一部レジアスエースがハイエースに、ライトエースはタウンエースへと、東京地区同様に取扱いが変更となります。)

※2 トヨタモビリティ東京株式会社
→2019年4月に、下記東京直営販売会社が融合し誕生予定の販売会社(東京トヨタ・東京トヨペット・トヨタ東京カローラ・ネッツ東京・トヨタ東京販売ホールディングス)

問い合わせ先
      ネッツトヨタ東都株式会社 お客様相談テレフォン(フリーコール)


ネッツ店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ネッツ店(ねっつてん、Netz)は、トヨタ自動車のディーラーの一つ。

元来はトヨタオート店がネッツトヨタ店に名称変更された販売チャンネルであったが、後にトヨタビスタ店も統合されて新生ネッツ店となり、事実上、旧トヨタオート店と旧トヨタビスタ店が統合した販売チャンネルとなっている。日本国内トヨタブランド販売チャンネルの中では最新である[1]。

キャッチコピーは「-Another story-」。

1 概要
全国に115社・約1600店舗から構成され、ミニバンおよび2BOX系コンパクトカー中心のラインナップを持ち、主に若者・女性客をターゲットにしている。大阪地区ではかつてハイラックスサーフも扱っていた。

1968年4月に主力車種カローラスプリンター(KE15型)の発売に合わせてトヨタオート店として設立された。社名は原則「トヨタオート〇〇(〇〇は地名)」としていたが、東京都に本社を置いた「トヨタ東京オート(現:トヨタモビリティ東京)」だけは例外とされた。

1998年8月23日には「ネッツトヨタ店」と改名したのち、2004年5月より旧ネッツトヨタ店と旧トヨタビスタ店が統合して現在の「ネッツ店」となった。同時に看板ロゴも若干変更され、それまでは「Netz」の下に「TOYOTA」と表記されていたが、「Netz」ロゴはやや角が強調され「TOYOTA」の表記が消滅した。

東京都では販売チャネル制度を廃止しておりトヨタモビリティ東京(旧ネッツトヨタ東京)・ネッツトヨタ東都の都内店舗・ネッツトヨタ多摩については全車種[2]を取扱っている。

ネッツ店の専売車種のテレビCM・新聞広告には、改称時からトヨタのシンボルマークである「T」マークを掲載していない[3]。併売車種についても、カタログ表紙のデザインが大幅に異なっていて、たとえプリウス、アクア等の全店併売車種であってもネッツ店のカタログだけは表紙が異なっている。また、他のトヨタ系列店と比較して併売車種が少ない。色は水色。

2 歴史
2.1 トヨタオート店時代
・1968年4月 カローラスプリンターの発売に合わせて、トヨタオート店として設立。
・1970年12月 1BOXのライトエースを発売。
・1971年8月 初の4ドアセダンであるスプリンターセダンを発売。
・ 1972年3月 DOHCエンジンを搭載した、スプリンターのスペシャリティークーペであるスプリンタートレノを発売。
・1973年4月 パブリカスターレットを発売。
・1977年6月 初の6気筒エンジンを搭載したハードトップであり、マークIIの姉妹車チェイサーを発売。
・ 1978年2月 スターレットはフルモデルチェンジでハッチバック化される。
・ 1982年9月 初の4WD車及びステーションワゴンでもあるスプリンターカリブを発売。
・1983年ごろ 全国統一のオート店専用ロゴ「TOYOTA AUTO」が作られ、店舗の看板デザインに採用される。
・ 1989年8月 消費税導入後に3ナンバー車の税制上の不利がなくなったため、チェイサーに3000cc車を追加。オート店初の3ナンバー車になる。
・ 1991年11月 ビッグサルーン・セダンのアリスト発売。
・ 1992年10月 トヨタオート店史上唯一の4000ccV8エンジン搭載車(アリストの初代モデルに存在したV8エンジンの四輪駆動車。1997年の2代目以降の日本仕様は3000ccのNAとターボのみの構成)であるアリストに4WD車を追加。
・1994年5月 クロスオーバーSUVのRAV4Jを発売。なお、トヨタカローラ店ではRAV4Lとして販売する。
・1995年5月 RAV4Jに居住性と利便性を向上させた5ドアモデルを追加。
・ 1995年8月 3ナンバー専用ボディーを持つ、トヨタのワンボックスカーでは初めてとなるフロントエンジン車であると同時に最上級ミニバンであるグランビアを発売。
・1996年10月 ライトエースがフルモデルチェンジを機にライトエースノアに改名。
・1997年5月 「乗る、使う、楽しむ」を具体化する「ヒューマン・フレンドリー・コンパクト」が開発テーマとなるコンパクトワゴンのラウムを発売。

2.2 オート店からネッツトヨタ店に
・1998年8月 ネッツトヨタ店に改名。
・1998年10月 ネッツトヨタ店に改名後初の新型車としてスポーツセダンのアルテッツァを発売。
・ 1999年1月 コンパクトカーのヴィッツを発売。日本にコンパクトカーブームを巻き起こす。
・1999年8月 トヨペット店と併売のヴィッツの4ドアセダンとなるプラッツを発売。スターレットが生産終了。
・1999年10月 MR2がMR-Sに改名。
・2000年2月 ボックスワゴンのbBを発売。
・2000年9月 カローラのフルモデルチェンジに伴い、かつての主力車種であったスプリンターセダンとスペシャリティクーペのスプリンタートレノが生産終了。[4] セダンはプラッツに統合する。
・2000年11月 マークIIのフルモデルチェンジに伴い、高級セダンのチェイサーが生産終了。
・2001年2月 カローラランクスの姉妹車、アレックスを発売。
・2001年7月 アルテッツァのシューティングブレークスポーツワゴンとなるアルテッツァジータを発売。
・2001年11月 ライトエースノアが生産終了。ライトエースノアの後継車としてヴォクシーを発売。
・2002年5月 トヨペット店との併売で、ヴィッツをベースにしたクロスオーバーコンパクトカーのistを発売。アルファードVを発売。トヨペット店と併売となる。
・2002年7月 スプリンターバン、スプリンタービジネスワゴンが生産終了し、プロボックスに移行する(現在、プロボックスはトヨタカローラ店専売)。
・2002年8月 スプリンターカリブが生産終了。カリブの後継車としてSUVタイプであり、スポーツワゴンのヴォルツを発売。

2.3 ビスタ店と統合、現在のネッツ店へ
・2004年5月 トヨタビスタ店と統合し、新ネッツトヨタ店が誕生。それに伴いNetzロゴのデザインが角ばったものに変更され、「TOYOTA」の文字がロゴから消滅。スローガン「make the style」を制定。 トヨタビスタ店で取り扱っていた車種[5]を新たに加えパワーアップしたが、同時に以下の車種が生産終了・販売ラインナップから消滅している。

ヴォルツ(旧ネッツトヨタ店専売。2004年4月に生産終了)
WiLL VS(旧トヨタビスタ店専売。2004年4月に生産終了)
ヴェロッサ(旧トヨタビスタ店専売。2004年4月に生産終了)
プロナード(旧トヨタビスタ店専売。2004年4月に生産終了)
プラッツ(旧ネッツトヨタ店・トヨペット店で併売していたが、2004年4月以降トヨペット店の専売に→2005年11月にベルタに改名。これによりネッツ店取り扱いのコンパクトセダンが消滅)
ランドクルーザープラド(旧トヨタビスタ店・トヨタ店で併売していたが、2004年4月以降トヨタ店の専売に)
コンフォート(教習車仕様のみ旧ネッツトヨタ店・旧トヨタビスタ店・トヨペット店で併売していたが、2004年4月以降トヨペット店の専売に)
プロボックス(旧ネッツトヨタ店・トヨタカローラ店で併売していたが、2004年4月以降カローラ店の専売に)

・2004年12月 アリストが生産終了[6]。
・2005年2月
ヴィッツがフルモデルチェンジに伴い、これ以降のネッツトヨタ店専売車種には一部車種を除いてフルモデルチェンジ及びマイナーチェンジ時にはすべて専用エンブレムが使われるようになる。
WiLL サイファが生産終了。

・2005年3月 クルーガーハイブリッドを発売。
・2005年8月 レクサスの国内発足に伴い、アルテッツァが生産終了[7]。これによりネッツ店から6気筒エンジンを搭載したセダンがなくなった。
・2005年10月 ファンカーゴが生産終了。
・2005年11月 RAV4Jがフルモデルチェンジを機にRAV4に車名統合されネッツ店専売となる。これに伴い、クルーガーVとネッツ店扱いのクルーガーハイブリッドが販売終了。
・2006年5月 シエンタがマイナーチェンジに伴い、カローラ店専売に移行されネッツ店の取り扱いを一旦廃止した。
・2006年10月 アレックスが生産終了。アレックスの後継車として、スポーツコンパクトカーのオーリスを発売。
・2007年7月 MR-Sが生産終了。これによりトヨタのスポーツカーが一旦なくなる。
・2008年4月 アルファードVが生産終了。
・2008年5月 アルファードVの後継車として、ヴェルファイアを発売。
・2008年10月 全長3mを切るコンパクトカーのiQを発売。
・2008年12月 アベンシスが販売終了。これによりネッツ店取扱いのセダンとステーションワゴンが一旦なくなる。
・2009年5月 プリウスがフルモデルチェンジに伴い、取り扱いを開始[8]。これに伴い、ネッツ店で一旦取扱いを休止していたセダンの取扱いが再開した。
・2009年12月
イプサムが生産終了。
SAIを発売(すべてのトヨタ販売店での取り扱い)。プリウスに続いてのセダンの取扱となり、ネッツ店ではアベンシス以来となるノッチバックセダンとなる。

・2010年4月 2004年より使用されてきた「make the style」に代わる新スローガン「the Creative」を制定。これに伴い、広告・カタログ等に使用されるロゴもリニューアル。[9]
・2011年5月 プリウスαを発売(すべてのトヨタ販売店での取り扱い)。これに伴い、ネッツ店で一旦取扱いを休止していたステーションワゴンの取扱いが再開した。
・2011年6月 アベンシスワゴンを発表。2008年12月に販売を終了したが、ワゴンのみとはいえ、販売再開は異例。トヨタ店・トヨペット店との併売となる。
・2011年9月 トヨタ初の軽自動車(軽乗用車)ピクシススペースを発売[10]。
・2011年10月 ラウムが生産終了。
・2011年12月 トヨタ初の軽トラックピクシストラック及びトヨタ初の軽ライトバンピクシスバンを発売[10]。
・2012年4月 2ドアスポーツクーペ86の販売を開始(すべてのトヨタ販売店での取り扱い)。これにより、ネッツ店で一旦取扱いを休止していたスポーツカーの取扱いが再開した。
・2012年5月 トヨタ2番目の軽乗用車となるピクシスエポックを発売[10]。
・2012年7月 ラウムの後継車として、2代目ポルテの姉妹車にあたるスペイドを発売。カローラ店との併売となる。
・2014年4月 旧ネッツトヨタ店と旧トヨタビスタ店との統合から10周年を迎える。
・2015年7月
トヨタ3番目の軽乗用車となるピクシスメガを発売[10]。
シエンタがフルモデルチェンジに伴い、すべてのトヨタ販売店での取り扱いに移行され、ネッツ店では9年ぶりにシエンタの取扱いが再開した。
・2016年4月
2010年より使用されてきた「the Creative」に代わる新スローガン「Another story」を制定。これに伴い、広告・カタログ等に使用されるロゴもリニューアル。Netzロゴのバックに描かれている青い風の様なマークが2つの丸いイラストに変更された。
オーリスがグレード追加とトヨペット店との併売に移行し、フロントの専用エンブレムの使用が廃止される。

・2016年7月 RAV4とbBが販売終了。前者の販売終了により、ネッツ店から専売SUVが消滅した。
・2016年8月 トヨタ4番目の軽自動車となるピクシスジョイを発売[10]。
・2016年11月 bB後継のトールワゴンタンクを発売。トヨペット店との併売となる。
・2016年12月 C-HRを発売(すべてのトヨタ販売店での取り扱い)。これにより、ネッツ店で一旦取扱いを休止していたSUVの取扱が再開した。
・2017年1月 ピクシス スペースが販売終了。
・2017年7月 カムリがフルモデルチェンジに伴い、取り扱い開始(同時にトヨペット店[11]も取り扱いを開始し、従前から取り扱っているカローラ店との併売となる)。カムリに関しては「セリカ カムリ」の車種名で初代モデルがカローラ店との併売で旧トヨタビスタ店でも販売された経緯があり、約35年4ヶ月(2代目~5代目カムリの姉妹車であった初代~4代目ビスタ含むと約19年)のブランクを経て、旧トヨタビスタ店の流れを汲む現在のネッツ店で改めて取り扱うこととなり、ネッツ店においてはアリスト以来となるラージサイズセダンとなる。
・2017年10月 ウィッシュが販売終了。
・2017年11月 SAIが販売終了。
・2018年3月 オーリスが販売終了。
・2018年4月 アベンシスワゴンが販売終了。
・2019年4月 RAV4がフルモデルチェンジに伴い、約2年9ヶ月ぶりに取り扱いを再開(カローラ店との併売)。
・2019年5月 スープラがフルモデルチェンジに伴い、取り扱い開始(従前からのカローラ店を含めたすべてのトヨタ販売店での取り扱い)

3 ディーラー網
3.1 スローガン
ネッツトヨタ店のスローガンは次の7つ。

・ -Make the style-
・-the Creative-
・-Another story-
・ 時代の先を行くセンス
・いつも新しい楽しさ
・心と笑顔で結ばれた信頼のきずな
・ネッツはいつも新しい自分らしさに出会う場所です
・そして、カーライフの次の姿を創りつづけます

3.2 ディーラー名
ディーラー名は「ネッツトヨタ○○」の所が多い。○○の所にはその地域にちなんだ名前が入っている。特に、ネッツトヨタ店の場合は旧ビスタ店と旧ネッツ店の経営会社が違うために2社の合併が難しく、同じ都道府県に複数のネッツトヨタ店が存在することもある。

・北海道:札幌陸運支局管内では、トヨタビスタ札幌は「ネッツトヨタ道都」に社名変更している(ちなみに、ネッツトヨタ札幌とトヨタビスタ札幌は札幌トヨタグループ)。ちなみに、「ネッツトヨタ道都」は1957年に創業した「札幌トヨタディーゼル」を起源としており、ネッツトヨタ店のディーラーでは一番歴史の古い会社である[12]。また、十勝陸運支局管内では、トヨタビスタ帯広は「ネッツトヨタとかち」に社名変更したものの、後にグループ関連会社の「ネッツトヨタ帯広」と統合・合併している(ネッツトヨタ帯広とトヨタビスタ帯広は熱原グループ)。その後ネッツトヨタとかちは統合により店舗自体を失い、本社があった建物には現在、同じ熱原グループが運営する、帯広スズキの本社が営業している。
・青森県:旧トヨタビスタ青森(塚原グループ)とネッツトヨタ青森(トヨタ小野グループ)は経営会社が違っていたために、旧トヨタビスタ青森はネッツトヨタ青森と合併せず、「ネッツトヨタみちのく」に社名変更して店舗を展開している。
・秋田県:旧ネッツトヨタ秋田、旧トヨタビスタ秋田とも、秋田クボタやトヨタレンタリース秋田を束ねる石井グループ(旧称・石井企業グループ)傘下であったことから、旧ネッツトヨタ秋田を存続会社として合併し、「ネッツトヨタ秋田」として営業している。ちなみに、旧ネッツ秋田の本店と旧ビスタ秋田の本社は同一地にあった。また、経営母体が同じことで、従前から重複店が少なく(前述のように旧ネッツトヨタ秋田本店と旧トヨタビスタ秋田本社は同一の建物であり、ショウルーム・整備工場も合併以前より共用していた。現在は、ショウルームは閉鎖されており、事務機能のみ)、本店の近隣にある臨海店(現在は、臨海本店と呼称)のように同一敷地内にそれぞれの建物があったケースは、旧トヨタビスタ側を中古車専業店に転換するなどしている。
・千葉県:千葉トヨタ系はネッツトヨタ千葉と旧トヨタビスタ南千葉のネッツトヨタ南千葉がある。また、トヨタ勝又グループ(千葉トヨペットが母体)は東京都東部でネッツトヨタ店を展開するネッツトヨタ東都が旧トヨタビスタ北千葉を吸収した。
・埼玉県:トヨタ勝又グループ系のネッツトヨタ埼玉(旧ネッツトヨタ西埼玉と旧トヨタビスタ東埼玉を併合)、母体の違うネッツトヨタウエスト埼玉(旧トヨタビスタ西埼玉)とネッツトヨタ東埼玉の3社が存在。その後、2014年5月にネッツトヨタ東埼玉が旧ネッツトヨタウエスト埼玉を吸収したため、現在は2社体制となっている。
・神奈川県:ネッツトヨタ店再編当時は横浜・川崎地域を主たる営業エリアとするネッツトヨタ横浜とネッツベイシティ横浜(旧・トヨタビスタ横浜、以下ベイシティ横浜)およびそれ以外の地域を主たる営業エリアとするネッツトヨタ神奈川(以下ネッツ神奈川)とネッツトヨタ湘南(旧・トヨタビスタ神奈川)の4社体制であったが、2007年1月にネッツ神奈川が同じトヨタウエインズグループ傘下のベイシティ横浜を吸収し、現在は3社体制となっている。このとき、旧両社のエリアが重複する鎌倉・横須賀地区において店舗名が一部変更となっている。
・静岡県:旧トヨタビスタ店系の内、中部地区の遠州鉄道グループでネッツトヨタ浜松(旧社名・トヨタオート浜松)の子会社、旧トヨタビスタ静岡が販売権をメーカーであるトヨタ自動車に返上し、静岡トヨタ(メーカー直営会社)の傘下になったが、業績不振のため、ネッツトヨタ店再編の際にトヨタビスタ静岡を解散させ、店舗を静岡鉄道グループの旧トヨタビスタ東静岡(現・ネッツトヨタスルガ)とトヨタカローラ静岡グループの旧トヨタビスタ浜松(現・ネッツトヨタ静浜)に分割。従前より存在していたネッツトヨタ店(旧トヨタオート系)である遠州鉄道グループのネッツトヨタ浜松(旧トヨタビスタ静岡の元親会社)と、旧静岡トヨタグループであり現在はトヨタウエインズグループ(横浜トヨペットが母体)のネッツトヨタ静岡の2社と合わせ4社で営業しており、特に静岡市内では4社共市内に店舗を保有し、入り乱れる激戦競合地区となっている。

3.3 販売会社一覧
●北海道
・ネッツトヨタ旭川(本社:旭川市、旧・トヨタオート旭川)
・ネッツトヨタたいせつ(本社:旭川市、旧・トヨタビスタ旭川。旭川トヨペットグループ)
・ ネッツトヨタ釧路(本社:釧路市、旧・トヨタオート釧路)
・ネッツトヨタ道東(本社:釧路市、旧・トヨタビスタ釧路。釧路貨物グループ)
・ ネッツトヨタ帯広(本社:帯広市、旧・トヨタオート帯広。熱原グループ)
・ネッツトヨタ北見(本社:北見市、2009年10月にネッツトヨタオホーツクと合併。以前は国安木材グループ)
 尚、ネッツトヨタオホーツクの本社があった場所は現在(2017年4月時点)中古車販売店となっている。
・ネッツトヨタ苫小牧(本社:苫小牧市、旧・トヨタオート室蘭)※トヨタ100%出資
・ネッツトヨタ札幌(本社:札幌市東区、旧・トヨタオート札幌。札幌トヨタグループ)
・ネッツトヨタ道都(本社:札幌市中央区、旧・トヨタビスタ札幌。札幌トヨタグループ)
・ネッツトヨタ函館(本社:函館市、旧・トヨタオート函館。トヨタカローラ札幌グループ)
・ネッツトヨタ道南(本社:函館市、旧・トヨタビスタ函館。札幌トヨタグループ)

●東北地方
・ネッツトヨタ青森(本社:青森市、旧・トヨタオート青森。トヨタ小野グループ)
・ネッツトヨタみちのく(本社:八戸市、旧・トヨタビスタ青森。塚原グループ)
・ネッツトヨタ岩手(本社:盛岡市、旧・トヨタオート岩手。岩手トヨペットグループ)
・ネッツトヨタ盛岡(本社:盛岡市、旧・トヨタビスタ岩手)
・ネッツトヨタ秋田(本社:秋田市、旧・トヨタオート秋田・トヨタビスタ秋田。石井グループ)
・ネッツトヨタ山形(本社:山形市、旧・トヨタオート山形・トヨタビスタ山形。遠藤商事グループ)
・ネッツトヨタ仙台(本社:仙台市宮城野区、旧・トヨタオート仙台)
・ネッツトヨタ宮城(本社:仙台市宮城野区、旧・トヨタビスタ宮城。MTGグループ)
・ネッツトヨタ福島(本社:福島市、旧・トヨタオート福島)
・ネッツトヨタノヴェルふくしま(本社:郡山市、旧・トヨタビスタ福島。I&Iグループ)
・ネッツトヨタ郡山(本社:郡山市、旧・トヨタオート郡山)

●関東地方
・ネッツトヨタ群馬(本社:前橋市、旧・トヨタオート群馬)
・ネッツトヨタ高崎(本社:高崎市、旧・トヨタビスタ群馬。群馬トヨタグループ)
・ネッツトヨタ栃木(本社:宇都宮市、旧・トヨタオート栃木。栃木トヨペットグループ 19年4月にネッツトヨタ宇都宮と合併)
・ネッツトヨタ茨城(本社:水戸市、旧・トヨタオート茨城)(和田グループ)
・ネッツトヨタ水戸(本社:水戸市、旧・トヨタビスタ東茨城。茨城トヨタグループ)
・ ネッツトヨタつくば(本社:古河市、旧・トヨタビスタ西茨城)
・ネッツトヨタ東埼玉(本社:川口市、旧・トヨタオート東埼玉。サイボーグループ'14年5月にネッツトヨタウエスト埼玉と合併)
・ネッツトヨタ埼玉(本社:さいたま市大宮区、旧トヨタオート西埼玉・トヨタビスタ東埼玉。トヨタ勝又グループ)
・ ネッツトヨタ東都(本社:東京都葛飾区、旧・トヨタオート東都・トヨタビスタ北千葉。東京都内の店舗は全車種販売。トヨタ勝又グループ)
・ネッツトヨタ多摩(本社:福生市、'10年4月にネッツトヨタ西東京と合併、'18年9月にトヨタ西東京カローラを傘下。全車種販売)
・ネッツトヨタ千葉(本社:千葉市中央区、旧・トヨタオート千葉、'10年5月にネッツトヨタ南千葉(旧・トヨタビスタ千葉)と合併。千葉トヨタグループ)
・ネッツトヨタ横浜(本社:横浜市神奈川区、旧・トヨタオート横浜。KTグループ)
・ネッツトヨタ神奈川(本社:平塚市、旧・トヨタオート神奈川、'07年1月にネッツベイシティ横浜(旧・トヨタビスタ横浜)を併合。ウエインズグループ)
・ネッツトヨタ湘南(本社:平塚市、旧・トヨタビスタ神奈川。KTグループ)

・かつて存在した販売店
  ・ネッツトヨタ東京 (現・トヨタモビリティ東京、旧・トヨタオート東京・トヨタビスタ東京。東京都はチャネル制度廃止のため統合)

●東海地方
・ネッツトヨタ岐阜(本社:羽島郡岐南町、旧・トヨタオート岐阜、'10年7月にネッツトヨタセントロ岐阜(旧・トヨタビスタ岐阜)と合併。西濃運輸グループ)
・ネッツトヨタ静岡(本社:沼津市、旧・トヨタオート静岡。ウエインズグループ)
・ネッツトヨタスルガ(本社:駿東郡長泉町、旧・トヨタビスタ東静岡。静鉄グループ)
・ネッツトヨタ静浜(本社:浜松市東区、旧・トヨタビスタ静岡・浜松)
・ネッツトヨタ浜松(本社:浜松市中区、旧・トヨタオート浜松。遠鉄グループ)
・ネッツトヨタ愛知(本社:名古屋市緑区、旧・トヨタオート愛知。ATグループ)
・ ネッツトヨタ東海(本社:名古屋市南区、旧・トヨタビスタ愛知。ATグループ)
・ ネッツトヨタ中部(本社:名古屋市名東区、旧・トヨタオート中部)
・ネッツトヨタ東名古屋(本社:名古屋市中区、旧・トヨタビスタ東名古屋。KIRIXグループ)
・ ネッツトヨタ名古屋(本社:名古屋市西区、旧・トヨタオート名古屋。NTPグループ)
・ネッツトヨタ中京(本社:名古屋市熱田区、旧・トヨタビスタ名古屋。NTPグループ)
・ネッツトヨタ三重(本社:津市、旧・トヨタオート三重)
・ネッツトヨタノヴェル三重(本社:四日市市、旧・トヨタビスタ三重)

4 ネッツ店の現況
 現在トヨタは「TOYOTA」(トヨタ店/トヨペット店/カローラ店)・「LEXUS」の2ブランド制をとっており、この2チャンネルをまたいで併売することができないような車種・販売店構成をとっているが、「Netz」(ネッツ店)も統合後ディーラーの看板から「TOYOTA」の文字が消え、フロントエンブレムも専用のものに切り替え、さらには取扱車種が一部(プリウスシリーズとSAI、軽自動車(ピクシスシリーズ)がその例)を除いて全て専売車種に切り替えたりと、事実上ブランド化されたような状態にあった。

 しかし、このことが結果として併売車種の減少を生み、各ディーラーごとの販売車種が大幅に減ることとなった上に、さらにそれが旧トヨタオート店、旧トヨタビスタ店時代に抱えていた顧客の車両代替需要をも逃す事態を発生させた。当時トヨタの取扱車種数が、姉妹車の縮小や同クラス車種の統合化などで年々減っていることもあったが、2010年代からはハイブリッド系車種以外でも併売車種が次々と増えていき、2019年現在は併売車種が過半数を占めている。

4.1 エンブレムについて
 2005年に登場した2代目(NCP9#系)ヴィッツ以降、ネッツ店専売車種に「Netz」の頭文字「N」をモチーフにした専用エンブレムをフロント部分に採用している。

4.1.1 採用車種(2019年1月現在)
※採用時期以降にフルモデルチェンジした車種については、車種名の次に「◎」を入れる。

4.1.2 現在の採用車種
・ヴィッツ◎(2005年2月の先代モデルデビュー時から)
・ヴォクシー◎(2007年6月の先代デビュー時から)
・ヴェルファイア◎(2008年5月の先代デビュー時から)

4.1.3 過去の採用車両
・ ist◎(2005年5月の先代マイナーチェンジ以降〜2016年4月 生産終了により採用終了)
・アベンシス(2005年9月のマイナーチェンジ以降〜2008年12月 生産終了により採用終了)※
・ウィッシュ(2005年9月のマイナーチェンジ以降〜2017年10月 生産終了により採用終了)※
・RAV4(2005年11月の三代目モデルデビュー時〜2016年7月 生産終了により採用終了)※
・bB(2005年12月の二代目モデルデビュー時〜2016年7月 生産終了により採用終了)
・オーリス◎(2006年10月の初代デビュー時〜2016年4月 ハイブリッドの追加とともにトヨペット店での扱いも開始され、採用終了)
・ラウム(2006年12月のマイナーチェンジ以降〜2011年10月 生産終了により採用終了)
・ iQ(2008年12月のデビュー時〜2016年4月 生産終了により採用終了)

※2011年発売のアベンシスワゴンと2019年発売のRAV4はネッツ店専売モデルではないため、使用しない。

レジアスエースとライトエースはネッツ店専売車種であるが、ネッツエンブレムは採用されていない。[15]

4.2 取扱車種の動向
2005年8月のレクサスの日本展開前後から、フルモデルチェンジやマイナーチェンジを機に、他店との併売車種がネッツトヨタ店から他のトヨタ・レクサスディーラーの専売に切り替わることや[16]、逆にそれまでネッツトヨタ店と他店の併売だった車種がネッツトヨタ店専売になったりと[17]、取扱車種の変動が続いている。現在のところは6気筒以上のセダンやSUVの取り扱いは行っていない。

5 取扱車種
5.1 現在の取扱車種(2019年5月現在)
ヴィッツ、カムリ、ヴェルファイアを除くハイブリッド車は全てのトヨタ取扱販売店で販売されている。

▲印は旧トヨタビスタ店より引き継いだ車種、△印は旧・ネッツトヨタ店、旧・トヨタオート店で販売されていた車種を示す。

セダン
カムリ(2017年7月発売の10代目よりカローラ店・トヨペット店[11]と併売)
プリウス(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
プリウスPHV(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
ステーションワゴン
プリウスα(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
スポーツ
86(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
スープラ(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
コンパクト
ヴィッツ△
アクア(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
スペイド(ポルテ(2代目)の姉妹車、カローラ店と併売)
タンク(ダイハツ・トールのOEM。トヨペット店と併売)
ミニバン
ヴェルファイア
ヴォクシー△
シエンタ(2代目は全てのトヨタ取扱販売店で扱う、初代はデビュー時からトヨタカローラ店との併売だったが、2006年5月以降はトヨタカローラ店専売となっていた)△
SUV
C-HR(全てのトヨタ取扱販売店で扱う)
RAV4(カローラ店と併売)
商用車
レジアスエース▲
ライトエース トラック/ライトエース バン(現行モデルはダイハツ・グランマックスの日本市場向けモデルにあたる)△

2019年4月以降、東京都内のネッツ店(合併したトヨタモビリティ東京、ネッツトヨタ東都の千葉県エリアも含む)ではレジアスエースの代わりにハイエース、ライトエースの代わりにタウンエースを販売している。

軽自動車

全て、カローラ店と一部のトヨペット店/トヨタ店でも取り扱う。

ピクシス ジョイ(←キャスト)
ピクシス メガ(←ウェイク)
ピクシス エポック(←ミラ イース)
ピクシス トラック(←ハイゼットトラック)
ピクシス バン(←ハイゼットカーゴ)

8 名前の由来
Netzはドイツ語で「ネットワーク」や「組織」という意味。

また、「Network of Energetic Teams for Zenith」(最高を求めて活発に活動する組織)の頭文字。

9 脚注
[1]^ オート店・ビスタ店時代を考慮した場合は最も新しいものはビスタ店(その次がオート店)となり、考慮しない場合はネッツ店が最新となる。最も新しい旧ビスタ店と2番目に新しい旧オート店(→旧ネッツトヨタ店)が統合したものが現ネッツ店のため、旧オート店・旧ビスタ店・旧ネッツトヨタ店のいずれの歴史をもってしてもネッツ店が一番新しい。
[2]^ トヨタモビリティ東京についてはトヨエース、レジアスエース、ライトエースを除く。兄弟車のダイナ、ハイエース、タウンエースへ一本化。なおプロボックスとサクシードは併売している。東都の都内店舗・多摩については前記3車種以外にも取り扱わない車種がある
[3]^ 2011年10月から制定されているスローガン「FUN TO DRIVE, AGAIN.」のカタログ巻末の掲載に関しても、トヨタ・トヨペット・カローラ店は制定時のデザインロゴ(3行で大きく表記し、その下に「T」マーク)がそのまま掲載されている反面、ネッツ店の場合は1行で小さく表記された独自のデザインロゴが掲載されている(「T」マークなし)
[4]^ スプリンターカリブ、スプリンターバン、スプリンタービジネスワゴンは引き続き生産する。
[5]^ アベンシス・ファンカーゴ・WiLL サイファ・アルファード(V・ハイブリッド)イプサム・クルーガーV・レジアスエース
[6]^ 2005年8月にレクサスの国内発足に伴い、GSがアリストの後継車となる。アリストはネッツトヨタ店の最上級車種であったため、廃止後のフラグシップ車は1BOXミニバンのアルファードV(現在はヴェルファイア)となっており、現在のところはセダンタイプのフラグシップ車は存在していない。
[7]^ これに伴いISがアルテッツァの後継車となる
[8]^ 同時にトヨタカローラ店でも取り扱うため、限定生産車以外では1982年の現体制になってから初めて同社全ての販売店で扱う車種となる。
[9]^ Netzロゴのバックに描かれている青い球体の様なマークがzの横棒のようなマークに変更された。
[10]^ a b c d e 本車種は地域により、カローラ店との併売、または、すべてのトヨタ販売店での取り扱いとなる。
[11]^ a b 東京都ではトヨタ店(東京トヨタ自動車)でも取り扱われていたが、2019年4月にトヨタモビリティ東京へ統合
[12]^ 1973年にカローラ店に鞍替えして「トヨタカローラ北海」となったが、1980年にビスタ店に鞍替えして「トヨタビスタ札幌」となった。したがって、国内の自動車ディーラーではほぼ例がない、3度の販売系列の鞍替え(ディーゼル→カローラ→ビスタ→ネッツ)を経験している。
[15]^ ちなみに、それぞれトヨペット店扱いのハイエースとカローラ店扱いのタウンエースが姉妹車の関係にある。
[16]^ (例)アリスト→レクサスGS、アルテッツァ→レクサスISにそれぞれ改名してレクサスブランド専売となった。
[17]^ (例)RAV4→もともとはトヨタカローラ店との併売だったが3代目でネッツトヨタ店専売となった(なお、5代目でカローラ店(東京都ではトヨタモビリティ東京でも取り扱い)との併売に戻る)。

10 関連項目
・トヨタ自動車
・トヨタ店
・トヨペット店
・トヨタカローラ店
・トヨタビスタ店
・レクサス
・ サイオン - アメリカにおけるトヨタの販売チャネル。ネッツ同様、若年層をターゲットとしていた。2016年9月末をもって展開終了。
・ネッツカップ
・ネッツトヨタスペシャル 今世紀最後!!史上最大! アメリカ横断ウルトラクイズ
  1998年の秋に、ネッツトヨタ店の発足(及び旧トヨタオート店設立30周年)を記念し「今世紀最後!!史上最大! アメリカ横断ウルトラクイズ」が日本テレビで放送された(参加申し込みは旧トヨタオート店店内でも受け付けていた)。ネッツトヨタ店が正式に発足した1998年8月18日以前の番組宣伝CMでは「トヨタオートスペシャル」となっていたが、ネッツ店が正式に発足した8月18日以降からは「ネッツトヨタスペシャル」に改称されていた。また、テレビ放送時に行われた優勝者は誰かを当てる視聴者プレゼントクイズの賞品は、当時発売されたばかりの「アルテッツァ」だった。

・ Netz STYLE STUDIO - ネッツ提供のラジオ番組。

最終更新 2019年5月25日 (土) 21:46 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


≪くだめぎ?≫
 「トヨタ西東京カローラ」カーラインアップと同じである。

 2005年からネッツ店専売車種に「Netz」の頭文字「N」をモチーフにした専用エンブレムを掲げているが、「ヴィッツ」「ヴォクシ」「ヴェルファイア」の3車種だけ、風前の灯火に見えなくもない。

 「千葉トヨペット」のトヨタ勝又グループは「ネッツトヨタ東都」に対して今回は動かなかったと言うことか。

 "札幌トヨタ"の動向によっては、「ネッツトヨタ道都」の"4"度目の看板掛け替えが現実を帯びてきた。よく言えば、3㌧車やマイクロバスの取り扱いが正式に復活も見えてきた・・・?
Posted at 2019/06/10 08:05:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディーラー・販売店 | クルマ

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