
マツダ ニュースルーム 2020/07/17
マツダ、新型「ボンゴバン」「ボンゴトラック」を発表
-充実の先進安全技術とクリーンな環境性能で、お客さまのビジネスをサポート-
[写真・画像]
(上)「マツダ ボンゴバンDX(4WD車)」
(下)「マツダ ボンゴトラックDX(4WD車)」
マツダ株式会社は、小型商用バン「マツダ ボンゴバン」ならびに小型商用トラック「マツダ ボンゴトラック」を全面改良しました。全国のマツダ販売店を通じて本日から予約受付を開始し、9月11日に販売開始します。
「マツダ ボンゴ」シリーズは、1966年の初代ボンゴバン発売以降、その街中で取り回しやすい車両寸法やすぐれた積載性から多くのお客さまにご愛用いただき、2020年5月までに累計で約210万台以上が生産された、マツダの歴史ある小型商用車です。
今回の全面改良では、コンパクトな車両寸法による街中での扱いやすさと毎日の仕事に使いやすい積載性というボンゴの特長に加えて、充実した先進安全技術を全車標準装備とし、毎日の安心・安全な使用をサポート。経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」*1の「サポカーS・ワイド」*2に、全車が該当しています。
また燃費性能も向上させ、全車で「平成30年排出ガス規制50%低減レベル」を達成するとともに「平成27年度燃費性能25%以上達成」。全車で環境性能割は非課税、重量税は免税となるなど、経済性を高めてお客様のビジネスに貢献します。
■新型「ボンゴバン」「ボンゴトラック」の、主な特長 [ボンゴバン、ボンゴトラック共通]
- 小型商用車4ナンバー枠の車両寸法に最小回転半径を4.9m*3とし、市街地などでの取り回しのよさを実現
- 衝突回避支援ブレーキ機能や、駐車場などでの急発進を抑制する誤発進抑制機能などをパッケージとした衝突回避支援システム「スマートアシスト」*4を、全車に標準装備
- 新開発の1.5Lガソリンエンジンを搭載。優れた燃費性能に加えて、停車と発進の多い市街地では豊かなトルクを発揮し、高速走行時には軽快に加速するなど、長時間の運転でも快適な、ゆとりある走りを実現
- バン、トラックともに荷室床面の地上高を低く設計*5し、荷物の積み降ろしに掛かる身体の負荷を軽減
- 低いステップ高*6により、スムーズな乗り降りが可能。またフラットで広い足元スペースとインパネセンターシフトの採用により、運転席と助手席の間におけるスムーズな移動や乗り降りが可能
■新型「ボンゴバン」のメーカー希望小売価格(消費税込)
機種名 駆動 エンジン(cc) 変速機 メーカー希望 小売価格(消費税込)
JC08モード燃費(km/L)*7 WLTCモード燃費(km/L)*8 (WLTCモード燃費・市街地モード(WLTC-L)・郊外モード(WLTC-M)・高速道路モード(WLTC-H)) 自動車税率(環境性能割)/エコカー減税(重量税)*9
・STD 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 1,822,700円 15.5 12.6 10.4 13.2 13.4 非課税/免税
・STD 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 1,911,800円 15.0 12.0 9.9 12.2 13.1 非課税/免税
・STD 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 2,114,200円 14.5 12.2 10.1 12.7 13.0 非課税/免税
・STD 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 2,203,300円 14.1 11.4 9.3 11.6 12.5 非課税/免税
・DX 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 1,978,900円 15.5 12.6 10.4 13.2 13.4 非課税/免税
・DX 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 2,068,000円 15.0 12.0 9.9 12.2 13.1 非課税/免税
・DX 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 2,261,600円 14.5 12.2 10.1 12.7 13.0 非課税/免税
・DX 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 2,350,700円 14.1 11.4 9.3 11.6 12.5 非課税/免税
- 上記車両本体価格に加えて、購入時にはリサイクル料金10,260円が別途必要。
- 2WD(FR)車にメーカーオプションで寒冷地仕様を用意。「STD」で50,600円(税込)、「DX」で39,600円(税込)が別途必要。4WD車は全機種、寒冷地仕様を標準装備のため、オプション設定なし。
■新型「ボンゴトラック」のメーカー希望小売価格(消費税込)
機種名 駆動 エンジン(cc) 変速機 メーカー希望 小売価格(消費税込)
JC08モード燃費(km/L)*7 WLTCモード燃費(km/L)*8 (WLTCモード燃費・市街地モード(WLTC-L)・郊外モード(WLTC-M)・高速道路モード(WLTC-H)) 自動車税率(環境性能割)/エコカー減税(重量税)*9
・STD 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 1,680,800円 15.6 12. 10.9 13.6 13.5 非課税/免税
・STD 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 1,768,800円 15.1 11.9 10.2 12.0 12.7 非課税/免税
・STD 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 1,934,900円 14.8 12.4 10.6 13.0 13.0 非課税/免税
・STD 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 2,022,900円 14.0 11.3 9.6 11.6 12.1 非課税/免税
・DX 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 1,790,800円 15.6 12.9 10.9 13.6 13.5 非課税/免税
・DX 2WD(FR) 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 1,878,800円 15.1 11.9 10.2 12.0 12.7 非課税/免税
・DX 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 5MT 2,044,900円 14.8 12.4 10.6 13.0 3.0 非課税/免税
・DX 4WD 1,496直列4気筒ガソリン 4AT 2,350,700円 2,132,900円 14.0 11.3 9.6 11.6 12.1 非課税/免税
- 上記車両本体価格に加えて、購入時にはリサイクル料金8,670円が別途必要。
- 2WD(FR)車にメーカーオプションで寒冷地仕様を用意。「STD」、「DX」ともに11,000円(税込)が別途必要。4WD車は全機種、寒冷地仕様を標準装備のため、オプション設定なし。
*1 高齢運転者を含めたすべての自動車運転者による交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えた車。略称「サポカー」。
*2 安全運転サポート車のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の区分のひとつ。「サポカーS・ワイド」は、被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを装備したクルマ。以下、ご参考。
https://www.safety-support-car.go.jp/
*3 2WD車の数値。(4WD車は、5.3m)。
*4 「スマートアシスト」は、夜間の歩行者にも対応する衝突回避支援ブレーキ機能や、ペダルを踏み間違えた際の急発進を抑制するブレーキ制御付誤発進抑制機能(AT車)、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなど、6つの機能の総称。「スマートアシスト」の各機能は、ドライバーの安全運転を補助するものであり、あらゆる状況での衝突を回避するものではありません。また、道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態等によっては、作動しない場合があります。
「スマートアシスト」はダイハツ工業株式会社の登録商標です。
*5 ボンゴバンの床面地上高は620㎜。ボンゴトラックの床面地上高は755㎜。いずれも2WD車での、ダイハツ工業㈱による社内測定値。
*6 ボンゴバンの、フロントドアのステップ高は425㎜、スライドドアのステップ高は430㎜。ボンゴトラックのフロントドアのステップ高は、430㎜。いずれも2WD車での、ダイハツ工業㈱による社内測定値。
*7 JC08モード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象状況、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて燃料消費率は異なります。
*8 WLTCモード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象状況、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて燃料消費率は異なります。
WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
高速道路モード:高速道路等での走行を想定
*9 自動車税(環境性能割)は、新車時の環境性能に応じて自家用登録車は非課税または1~3%が課税されます(2021年3月31日まで)。エコカー減税(環境対応車普及促進税制)は、新車登録時に重量税の軽減措置(2021年4月30日まで)が受けられます。
地方経済
マツダ、商用車の生産終了 三輪トラックから89年 乗用に特化、ブランド磨く
2020/8/31
マツダは31日、ボンゴトラックの製造を終了した。三輪トラックで自動車事業に参入して以来、89年続いた商用車の生産からの撤退になる。乗用車の生産に絞り、ブランド価値の向上を目指す。
委託先のプレス工業尾道工場(尾道市)で最後の組み立て作業があった。工場内で造った荷台下部の鉄製フレームや他メーカーから調達した車体などの部品を従業員が組み付け、8台を仕上げた。
プレス工業は2003年から、マツダのトラック計約21万2千台を組み立ててきた。作業を見届けた伊東正和執行役員工場長は「完成車の製造は部品メーカーとして華のある仕事だった。一区切りとなりさみしい」と語った。今後は建設機械の操作室などの製造に注力する。
マツダは東洋工業時代の1931年、商用三輪トラックを造り始めた。ボンゴシリーズは66年から累計296万5千台余りを生産。近年は販売が苦戦していた。安全や環境の規制への対応も難しくなり、本社宇品工場(広島市南区)では箱形のボンゴバンの生産を5月に終えた。
マツダは今後、ボンゴバンとボンゴトラックを、ダイハツ工業から相手先ブランドによる生産(OEM)で調達する。既にいすゞ自動車、トヨタ自動車、スズキから別の商用車計5車種の供給を受けている。
タイで生産するピックアップトラック「BT―50」も今年後半、いすゞからのOEMに切り替え、海外も含めて商用車の自社生産はなくなる。マツダは「商用車はマツダのビジネスを支える重要な柱の一つ」としている。(村上和生)中國新聞
≪くだめぎ?≫
マツダ製『ボンゴ』が8月で生産終了、9月から
ダイハツ製に切り替わった。これで
『タウンエース』"3兄弟車"になった。マツダ『デミオ』にディーゼル車があるため、どうなるか。