
朝霞市
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朝霞市(あさかし)は、埼玉県の南部に位置する市。
人口は約14万人。武蔵野台地の中北端にある。
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■合併構想
2001年4月に朝霞市・志木市・和光市・新座市の4市で法定合併協議会を設置し、新市役所を朝霞市に置くこと、2005年3月までに合併することなどを決定していたが、4市の住民投票で和光市が反対多数(他3市は賛成多数)となり協議会は解散した。再度2003年に和光市を除く3市で任意協議会を発足させたが、合併特例法期限内の日程に間に合わないことから協議会は解散した。4市の合併では人口約45万人で中核市を目指すとしていたが、さらに広域合併構想として、同じ地域圏(南西部地域)の富士見市、ふじみ野市、三芳町や、市域の一部が元埼玉県である東京都清瀬市を合併して約80万人の政令指定都市を目指す構想もある。なお合併を見越して1998年に4市の消防本部が統合され埼玉県南西部消防本部が誕生している。
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最終更新 2021年11月12日 (金) 08:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
朝霞地区一部事務組合
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朝霞地区一部事務組合(あさかちくいちぶじむくみあい)は、埼玉県朝霞市、志木市、和光市及び新座市の4市が設立している一部事務組合。
本部・朝霞消防署庁舎
設置日 1998年(平成10年)10月1日
管轄区域 朝霞市、志木市、和光市及び新座市
管轄面積 61.28km2
職員定数 424人
消防署数 4
分署数 4
所在地 朝霞市溝沼一丁目2番27号
1 概要
1.1 事務所・・朝霞市溝沼一丁目2番27号(朝霞消防署内)
1.2 主な事務内容
・ 常備消防事務
・ 障害者支援施設の設置及び管理運営
・ し尿処理
1.3 組織
・組合議会
・議員定数:20人(朝霞市:5人、志木市:5人、和光市:5人、新座市:5人)
・組合執行機関
・管理者:1人(組合市の長の協議により組合市の長から定める)
・副管理者:4人(組合市の長の協議により組合市の長から定める)
・副管理者のうち、1人は常任の副管理者とし、管理者が組合議会の同意を得て選任
・監査委員:2人
2 沿革
・1961年(昭和36年)12月22日 - 朝霞町(現・朝霞市)、足立町(現・志木市)、大和町(現・和光市)と新座町(現・新座市)の北足立郡4町により朝霞地区し尿処理組合を設立。
・1964年(昭和39年)5月1日 - 組合名称を朝霞地区衛生組合に変更。
・1988年(昭和63年)11月15日 - 組合名称を朝霞地区一部事務組合に変更
3 消防事務
常備消防事務を処理するため、消防本部として朝霞地区一部事務組合埼玉県南西部消防本部を設置している[1]。
3.2 沿革
・1990年(平成2年)11月21日 - 埼玉県南西部4市まちづくり協議会を設置し、消防体制について協議を開始。
・1993年(平成5年)8月 - 4市まちづくり協議会の防災消防部会に消防資機材相互活用検討委員会を設置し、消防資機材相互活用の調査研究を開始。
・1995年(平成7年)3月30日 - 自治省(現・総務省)消防庁より「平成6年度モデル広域消防」の指定を受ける。
・1996年(平成8年)7月 - 和光市役所内に消防職員5名で広域消防準備室を設置。
・1997年(平成9年)
5月 - 朝霞市消防本部内に消防職員5名、市役所職員3名で埼玉県南西部広域消防設立準備室を設置。
11月13日 - 朝霞地区市長会(組合構成4市の市長会)にて、消防事務の広域化について4市長の合意を得る。
12月 - 組合構成4市の議会で組合規約変更の議決を得る。
・1998年(平成10年)
6月 - 組合議会に関連条例等を上程し可決。
10月1日 - 朝霞市消防本部、志木市消防本部、和光市消防本部及び新座市消防本部が朝霞地区一部事務組合に移行し、1本部4消防署4分署、職員数390名の体制で朝霞地区一部事務組合埼玉県南西部消防本部が発足。
4 障害者支援施設
知的障害者の保護や社会生活へ適応するための訓練などを行うため、障害者支援施設として朝霞地区一部事務組合立障害者支援施設すわ緑風園を設置している。
4.1 概要
・名称:朝霞地区一部事務組合立障害者支援施設すわ緑風園
・所在地:和光市南二丁目3番2号
4.2 沿革 1990年(平成2年)6月1日 - 開所。
5 し尿処理
し尿を衛生的に処理するため朝霞地区一部事務組合し尿処理場を設置し、構成4市より収集運搬されたし尿と浄化槽汚泥の処理を行っている。
5.1 概要
・名称:朝霞地区一部事務組合し尿処理場
・所在地:朝霞市大字根岸770番地
6 参考文献
・「令和元年版消防年報」 埼玉県南西部消防本部、2019年
・「令和元年版消防年報」 埼玉県南西部消防本部、2019年消防車両の配置状況
・「令和元年版消防年報」 埼玉県南西部消防本部、2019年消防車両一覧
7 脚注
[1]^ 朝霞地区一部事務組合埼玉県南西部消防本部及び消防署の設置等に関する条例で、消防本部と消防署の名称として「朝霞地区一部事務組合」を前置するものが定められている。しかし字数が長くなってしまうので、車両への標記や一般への広報等では「朝霞地区一部事務組合」を省略している。
最終更新 2021年6月23日 (水) 12:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
≪くだめぎ?≫
1896年(明治29年)3月まで成立していた
新座郡(にいくらぐん)圏域は全て市域になり、郡域としても消滅した。1944年2月に戦時町村合併促進法により入間郡宗岡村が入り
埼玉県北足立郡『志紀町』が成立するが、戦後すぐに分裂、昭和の大合併で再び入り、現在の志木市につながる。朝霞地区一部事務組合(朝霞市、志木市、和光市及び新座市の4市)のうち、宗岡地区だけ入間郡域だが、すっかり志木市を構成している。1961年(昭和36年)12月から朝霞地区として"まとまっている"、域内では合併として形になっていないが、「新座郡」として成立している感じである。
Posted at 2021/11/29 04:57:51 | |
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