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2022年07月17日 イイね!

『田無』と『ひばり』の関わり

『田無』と『ひばり』の関わりひばりが丘団地における団地再生の取り組み
[写真・画像]
昭和30年代後半撮影(左)、平成27年9月撮影(右)
 デベロッパー4社とUR都市機構は、ひばりが丘団地再生事業の一環で、相互に連携しひばりが丘団地地域のエリアマネジメントに取組む組織「一般社団法人まちにわ ひばりが丘」を設立。
 2015年11月に、活動拠点「ひばりテラス118」がオープンし、団地再生において、UR都市機構と民間事業者が連携して住民と共に取り組む初のエリアマネジメントがスタートしました。
■エリアマネジメント実施の背景・経緯
 ひばりが丘団地は、東京都西東京市と東久留米市の両市にまたがり位置する、昭和34年に入居が開始された住宅戸数2714戸の大規模団地です。建設から40 年以上が経過し、建物の老朽化、生活スタイルの変化、居住者ニーズの多様化等を背景に、平成11 年3月に建替事業に着手し、自治体や団地にお住まいの方々との勉強会や協議を行いながら、UR賃貸住宅の建替えを順次進めてきました。
一方、建替えによって生み出された敷地には、従来からあった保育園、児童館等の公共施設や商業施設の建替え・再配置の他、民間事業者による高齢者福祉施設、分譲住宅等が建設され、多様な世代が安心して活き活きと住み続けられるまちづくりが進められています。
UR都市機構 より


西東京市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 西東京市(にしとうきょうし)は、東京都の多摩地域東部に位置する市。
 2001年(平成13年)1月21日、田無市と保谷市が合併して発足した[1]。21世紀最初の新設合併により誕生した市である。
1.歴史
1-1.前史
 以下に西東京市成立までの歴史を記述する。(出典[2][3])なお、西原総合教育施設内の西東京市郷土資料室にて史料を展示している[4]。
1-1-2.古代
 西東京市の地域が属する武蔵国が設置されたのは飛鳥時代である。田無地域は多摩郡、保谷地域は新羅郡に属していた。なお、市内の西原遺跡から奈良時代の土器が、坂下遺跡からは平安時代の住居跡類や土器類が出土している。
1-1-3.中世
 市内北部を流れる白子川(大泉堀)の流域に下保谷、中部を流れる新川の流域に上保谷と田無の集落が形成された。保谷の地名は熊野那智大社文書(1504年〜1555年)に「ほゝや」の文字が、小田原衆所領役帳(後北条役帳)(1559年(永禄2年))には「保屋」「田無」の文字が見られ、この頃には保谷・田無の地に集落が成立していることがわかる。また、14世紀の後半には、宮山(谷戸町付近)に尉殿権現が、16世紀には下保谷村総鎮守の三十番神社(現天神社)が建立されている。(その後、尉殿権現は17世紀に上保谷の尉殿権現(現尉殿神社)と田無の尉殿権現(現田無神社)に分祀されている。)
1-1-4.近世
 1600年頃、江戸城造営のための石灰運搬のため青梅街道が開削され、田無にはこの街道の宿駅が置かれた。この際、谷戸などの住民が宿駅周辺に移住し、以後、田無は青梅街道の宿場町、交通の要所として栄えていく。一方、保谷では享保期(1716年〜1736年)以降に下保谷新田(現在のひばりが丘周辺)と上保谷新田(現在の新町周辺)が開墾された。特に玉川上水の分水である千川上水の整備により開墾された上保谷新田は順調に開発が進み、後に上保谷新田村として上保谷村から独立している。
1-1-5.近現代
 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行に伴い、当時の下保谷村、上保谷村、上保谷新田村が合併し保谷村が成立した。この際、旧村域はそれぞれ保谷村の大字「下保谷」「上保谷」「上保谷新田」となっている。一方、田無では、これに先立ち1879年(明治12年)に田無村が町制を施行し田無町となっている。
 1889年に開通した甲武鉄道(現在のJR中央線)は、当初、青梅街道沿いに敷設する計画だった。しかしながら、田無の農民・商人の反対により、そのルートは町内を大きく外れた。このことで、田無は次第にその優先的な地位を失う。(甲武鉄道は、青梅街道沿いのルートを断念した後に計画した甲州街道沿いのルートも調布の住民の反対で断念し、両街道の中間を通る現在のルートとなっている。)一方、保谷では地元の有力者が駅舎などの土地を寄付するなど積極的に武蔵野鉄道池袋線(現在の西武池袋線)を誘致し、池袋〜飯能が1915年(大正4年)に開通した際に保谷駅が開設された。(このためか、(西武池袋線開業当時の保谷駅隣駅の)石神井公園駅(開業当時は石神井駅)東久留米駅間のルートは、両駅間の直線ルートよりかなり南にずれて保谷駅を通っている。)また、1922年(大正11年)の池袋〜所沢間の電化の際には保谷車庫が開設されている。その後、1924年(大正13年)に池袋線にひばりヶ丘駅(開業当時は田無町駅)が設置、1927年には西武鉄道村山線(現在の西武新宿線)開通と同時に東伏見駅(開業当時は上保谷駅)、西武柳沢駅、田無駅が設置された。保谷市内の4駅、田無駅ともターミナル駅である池袋、新宿から15-25分程度と比較的近いこともあり、後に両市とも東京のベッドタウンとして発展した。
 戦時中は、旧田無市内の軍需工場が空襲を受け、旧保谷市南部も中島飛行機武蔵工場に近いため空襲を受けている。そのため南部で隣接する武蔵野市とともに不発弾が発見されることがある。また、1936年(昭和11年)にはシチズン時計が田無工場を開設(その後、2001年(平成13年)には本社も西東京市に移転)、1941年(昭和16年)には保谷町に東洋光学硝子製造所(現HOYA)が創業と、この時代に企業の市内への進出が続いている。この頃、保谷では1940年(昭和15年)に町制を施行している。
 戦後は、1959年(昭和34年)に日本住宅公団最大の公団住宅であるひばりが丘団地が保谷町・田無町(および久留米町)にまたがる地域に造成されるなど両市とも順調に人口が増加し、1967年(昭和42年)には保谷町、田無町とも市制を施行して、それぞれ保谷市、田無市となっている。

1-2.年表
 合併以前の年表については、田無市および保谷市の項を参照

2001年(平成13年)1月21日 - 田無市・保谷市が新設合併して西東京市が発足。
2002年(平成14年)1月21日 - 市章を制定。
2002年(平成14年)3月23日 - はなバスを運行開始。
2003年(平成15年)4月1日 - 保谷駅北口駅前広場完成。
2005年(平成17年)2月18日 - 坂口光治市長就任。
2005年(平成17年)4月29日 - 西東京いこいの森公園開園。
2012年(平成24年)3月4日 - 保谷駅南口駅前広場完成。
2013年(平成25年)2月18日 - 丸山浩一市長就任。
2013年(平成25年)4月21日 - 東伏見公園一部開園。
2015年(平成27年)8月2日 - 伏見通りが全線開通。
2019年(平成31年)3月16日 - ひばりヶ丘駅北口駅前広場完成。
2021年 (令和3年) 2月18日 - 池沢隆史市長就任。

1-3.合併の経緯
 旧保谷市は旧田無市の北、東、南を囲むような形をしており、特に南部が細長い市形となっていたため、行政効率などの点で田無市との合併が古くから考えられてきていた。また、ひばりが丘団地が2市と東久留米市にまたがっており、1950年代から1960年代の市制施行前には田無・保谷・久留米(現・東久留米市)の3町での合併構想もあった[5]。

1-4.名称問題
 新市名の選考にあたっては、まず公募によって集まった名称から「西東京市」「けやき野市」「北多摩市」「ひばり市」「みどり野市」の5つが候補として絞り込まれた。これを受けて実施された市民意向調査によって最も多くの支持を集めた「西東京市」が、合併協議会によって新市名と決定された[6]。
 しかし、単に『東○○市』『西○○市』といった方角名称にすることに対しては、同時期に合併が行われた『さいたま市』(埼玉県)や『東かがわ市』(香川県)などと同様に、「安易過ぎる」との批判も多い。しかし、この『西東京市』以降、方角自治体が続々と誕生している。なお、それ以前にも東大阪市や東広島市のような例はあった。
 「西東京」という呼称は、「旧東京市の西」ではなく、「旧東京府の西部」を指すことが多かった。例えば西東京バスは青梅、日野、八王子地区に路線を持っている。そのため、旧東京府の中央部にある市にこの名称を付ける事に疑問を呈する意見もあった。合併協議会でも、東京という市は存在せず、位置的に正確な表現とは言えないのではないかという意見があった[7]。
 なお、本市発足に先立って、2市を主な対象とした「エフエム西東京」が開局している。ただしこの局と市名との関連はない模様である。
 歴史的には、「東京」という地名は、明治維新期に「東の京」という意味から名付けられた。「西東京」では「東の京の西」という意味になる。なお、現在の東京都全体から見てむしろ中央より東寄りに位置することは、その名称に対する疑問の一因である。さらに、西東京市の領域は元々東京府に属していたわけではなく、旧田無市は神奈川県、旧保谷市は埼玉県に属していた。
 北多摩市にした場合、北多摩郡の範囲(多摩郡からの分割時点で2町1駅36村)に比べて、西東京市の範囲が北東に寄りすぎており、かつ保谷市は1907年(明治40年)に東京府北多摩郡に編入されるまで埼玉県新座郡(新羅郡)(1896年(明治29年)に北足立郡に合併)に属しており、多摩郡の支配地域ではなかったという問題がある。合併協議会でも、多摩市と混乱を生じる可能性や、地域的に北多摩郡の一部に過ぎず適当ではないといった意見が出されている[7]。
 また、市内の地名にも方角が付くものが多く(例:南町、東町、北町)、「東京都西東京市南町」などと方角だらけの住所表記となってしまう地域も多い。なお、「西東京市」は名称の中に方角が2つ含まれる全国唯一の市である[注 1]。

2.人口
 東京都内では東京23区・八王子市・町田市・府中市・調布市に次ぎ6番目(市町村では5番目)に人口が多い。合併後人口は増加傾向にある。2015年に行われた国勢調査では人口が20万人を超えた。

3.町名
西東京市では、全域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。 西東京市役所管内(108町丁)
3-1.合併に伴う町名変更
田無市本町一〜七丁目→西東京市田無町一〜七丁目
保谷市本町一〜六丁目→西東京市保谷町一〜六丁目
田無市ひばりが丘団地→西東京市ひばりが丘三丁目2番(編入)

4.地域
4-1.住宅団地
都市再生機構(UR)※旧日本住宅公団
ひばりが丘団地(ひばりが丘三丁目および東久留米市ひばりが丘団地 1959年)→全面建替により現・ひばりが丘パークヒルズ
プロムナード東伏見(富士町)
グリーンプラザひばりが丘南(谷戸町)
グリーンハイツ武蔵境通り(新町)
新柳沢団地(柳沢) - 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設、1994年)
東伏見団地(富士町) - 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設、富士町、1958年)
西原グリーンハイツ(西原町)
パークサイド田無向台(向台町)
東京都住宅供給公社(JKK東京)
田無西原団地(西原町) - 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設、1963年)
田無南芝久保団地(芝久保町) - 西東京都市計画事業(一団地の住宅施設、1964年)
田無アスタ住宅(田無町)
東京都都市整備局(都営住宅)
田無芝久保一丁目アパート
西原町四丁目アパート
田無本町七丁目アパート
田無谷戸町二丁目アパート
田無南町三丁目アパート
田無緑町三丁目アパート
ひばりが丘二丁目アパート
下保谷二丁目アパート
東伏見二丁目アパート
柳沢一丁目アパート
柳沢二丁目アパート
柳沢六丁目アパート 他多数

5.行政
5-2.市庁舎
田無庁舎 所在地 〒186-8666 西東京市南町五丁目6番13号
保谷庁舎 所在地 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号
 合併時の経緯で旧保谷・田無両市役所を流用し2庁舎体制としている。
市長室は田無庁舎にあるため実質的な代表庁舎は田無庁舎であるが、部署により設置庁舎を分散させている。
5-3.出張所
柳橋出張所 所在地 〒202-0023 新町一丁目4番25号
谷戸出張所と中原出張所は統合し、移転。(2009年(平成21年)5月7日開設)
ひばりヶ丘駅前出張所 所在地 〒202-0005 住吉町三丁目10番25号(HIBARI TOWER1階)

5-5.課題
5-5-1.商店街の活性化
市の中心地としては、西武柳沢駅、田無駅北側、ひばりヶ丘駅、保谷駅南側となる。池袋、新宿、吉祥寺、渋谷などの中心商業地区へのアクセスが容易なこともあり、市内の1店舗あたりの購買金額が東京の各市の平均を下まわっている、そのため市内を4地区にわけ、それぞれに核となる商業活性化を図ることが進められている。
5-5-2.道路事情
 西東京市内は旧田無、旧保谷ともに市街化が急激に進んだため、道路整備が追いつかず市内には隘路が多く残っている。また市内の歩道の整備率が都内各市の平均を下まわっており、整備がもとめられている。

5-6.広域行政
・多摩北部都市広域行政圏協議会
 多摩地域北東部の、西東京市、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市の5市で施設の相互利用、イベントの共同開催などを行っている。通称「多摩六都」。「六都」とは合併前の田無、保谷を含めたもので、名称は合併後も継承されている。本市内に多摩六都科学館を持つ。

・柳泉園組合
 西東京市と東久留米市、清瀬市の3市で組織。ごみ処理の事業を行う。ごみ処理工場は東久留米市下里の東村山市境近くに設置されている。

・昭和病院組合
 清瀬、小金井、小平、東久留米、東村山、東大和、武蔵村山および西東京市により組織され、小平市にある公立昭和病院を運営している。

・武蔵野、三鷹、小金井、および西東京市の4市間で、公共施設の共同利用を行っている。

7.公共機関
7-1.警察
 警視庁田無警察署が本市(東町4丁目15番の一部は石神井警察署が管轄)と東久留米市全域を管轄している。西東京市発足前後で変化はない。警察署名は主たる自治体名から取るように定められているが(警察法施行令)、2市を管轄しているため、西東京警察署への改称はされなかった。
7-2.消防
 消防は東京消防庁へ業務を委託している。 西東京消防署(旧保谷消防署)が市内全域を管轄している。
・西東京消防署(中町1-1-6)指揮隊、ポンプ隊2(特別消火中隊)はしご隊1、救急隊1
 ・保谷出張所(下保谷1-2-4)ポンプ隊2
 ・田無出張所(向台町2-3-6)ポンプ隊2、救急隊1
 ・西原出張所(西原町2-1-14)ポンプ隊1、救急隊1

7-3.日本郵政グループ
7-3-1.郵便局
市内に西東京郵便局、伏見通郵便局など19局が存在。元は集配郵便局の管轄について旧田無市が田無郵便局、旧保谷市が保谷郵便局となっていたが、両市合併後、田無郵便局に保谷郵便局が統合される形で西東京郵便局となった。この名残で、郵便番号は旧田無市域は上三桁が188、旧保谷市域は上三桁が202と異なる番号が与えられている。
7-3-2.ゆうちょ銀行
西東京店(西東京郵便局に併設)が直営店として取扱を実施。その他の郵便局は代理店として窓口業務を行う。
7-3-3.かんぽ生命
市内に直営店は存在しない。各郵便局が代理店として窓口業務を行う。法人営業は小金井支店が担当。
7-3-4.電話
市外局番は殆どが042で、新町の一部は武蔵野市・三鷹市の一部と同じ0422である。なお、2006年(平成18年)4月29日以前は東久留米市、清瀬市の全域、小平市、新座市、調布市と同じく0424だった。
単位料金区域(MA) は武蔵野三鷹MAで、本市のほかに武蔵野市・東久留米市・清瀬市の各全域、調布市中西部、三鷹市のほぼ全域、小平市・狛江市・府中市・小金井市・埼玉県新座市の各一部が同MA内である。このうち本市新町・武蔵野市、三鷹市のほぼ全域、調布市・小金井市の各一部を除いては同じ市外局番の042である。これらの地域は同じMA内であるため、この2つの市外局番相互間でも市内通話となる。
天気予報は東京地方のエリアで、以前は電話案内サービス177で東京23区の市外局番である03エリア(東京MA)とこのMAだけが東京都心の天気現況(風・気温・湿度)のアナウンスで残りの多摩地域は八王子のものをアナウンスしたが、2006年(平成18年)1月から東京地方全域(23区・多摩)同じアナウンスとなり天気現況も東京都心と八王子両方アナウンスするようになった。
2006年(平成18年)4月29日から市外局番が042となったが、同じ市外局番には以下のエリアが存在しており、これらのエリアに電話するには、同じ042でも市外局番からダイヤルしなければならない(天気予報は旧市外局番+177をダイヤル)。
立川市・日野市・昭島市など西多摩地域(青梅市・奥多摩町を除く)のエリア(1997年(平成9年)変更・変更前0425)
国分寺市・府中市・東村山市などの中多摩エリア(1998年(平成10年)4月変更・変更前0423)
町田市・神奈川県相模原市津久井地区などのエリア(1998年(平成10年)10月変更・変更前0427・ただし天気予報は町田市向けは04273-177、相模原市向けは04278-177)
埼玉県飯能市・日高市のエリア(2004年(平成16年)変更・変更前0429)
八王子市などのエリア(2006年(平成18年)3月5日変更・変更前0426・ただし天気予報は八王子市向けが0426-177、相模原市相模湖・藤野両地区向けは04268-177)
(以前は埼玉県所沢市・入間市・狭山市も042だったが、2004年(平成16年)に現在の04に変更された。なお天気予報は0429-177のまま)

7-4.上水道
 東京都水道局に統合。東村山浄水場の配水地域であるが、市内には保谷町、西東京栄町、芝久保の3浄水所(地下水汲み上げ)もある。
7-5.下水道 市の下水道課が管理。
7-6.一般廃棄物
7-6-1.収集
 保谷庁舎のごみ減量推進課にて市内全域の家庭系一般廃棄物の収集を実施。
・2007年(平成19年)9月以降は可燃ごみ・不燃ごみを個別収集
・2007年(平成19年)10月以降はプラスチック容器包装類を分別収集
・2008年(平成20年)1月以降は可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチック容器包装類の収集を有料化
・2010年(平成22年)10月から指定収集袋(ごみ袋)の金額を改定(減額)
7-6-2.中間処理
 柳泉園組合(東久留米市、清瀬市、西東京市が設置した一般廃棄物の処理施設)で可燃ごみの燃焼処理・不燃ごみ・資源ごみの中間処理を実施する。
7-6-3.最終処理
 東京たま広域資源循環組合の谷戸沢処分場(処分終了)、二ツ塚処分場(現用)にて埋立処分およびセメント化事業を実施する。

7-7.東京都管轄区域の行政機関 東京法務局田無出張所
7-8.国の行政機関
自衛隊東京地方協力本部三多摩地区隊本部西東京地域事務所 - 田無町4丁目28-13

8.経済
8-1.産業
8-1-1.就業人口
・一次産業 735人
 市内の約13%は耕地、水田も0.5%ほど存在する。
・二次産業 18,415人
 市内には約306か所の製造業、644か所の建設業の事業所が存在する。
・三次産業 65,722人
 市内には卸売商店が207店、小売業店舗が1516店存在する。

8-2.主な事業所
・シチズン時計 - 本社・田無工場
・住友重機械工業 - 田無製造所 機能縮小で、一部敷地がマンションとなった。
・損害保険ジャパン事務本部ビル - SOMPOビジネスサービス本社 損保ジャパンのコンピュータ・センター
・株式会社共同観光バス - 観光バス会社。
・株式会社大成観光バス - 観光バス会社。
・シンエイ動画 - アニメプロダクション。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』などを製作している。
Triple A - アニメプロダクション。
デイヴィッドプロダクション - アニメプロダクション。
アニメフィルム - 東京アニメーションフィルムの業務を引き継いだアニメ会社と撮影スタジオ。
あにまる屋 - かつてシンエイ動画の下請けをしたアニメ会社。隣にはアニメフィルムがある。
東興通信社 - 西東京市周辺の地方情報通信社。無料のミニコミ紙を発行していたが2008年(平成20年)9月末で休刊。
タウン通信 - 西東京市(全域)、東久留米市(全域)、小平市(東部)、新座市(一部)のエリアに新聞折込と一緒にタウン誌を配る情報誌出版社。
旭製菓 - かりんとうを製造している製菓会社。
保谷納豆 - 納豆の製造メーカー。本社は当市、工場は東村山市にある。
柳内商店・やなぎうちカステラ本舗 - カステラ製造の製菓店。日本テレビのぶらり途中下車の旅でも取り上げられた。
藤和ハウス - 不動産業。田無駅前に本社本店。
東栄住宅 - 不動産業。芝久保町に本社。
アーネストワン - 不動産業。北原町に本社。
東京電力 - 武蔵野変電所
東京ガス - 保谷導管事業所

9-3.かつて存在した事業所
 隣接する武蔵野市に中島飛行機武蔵製作所があり、当市内にはその関連工場・施設(中島航空金属田無製作所。跡地はひばりが丘団地となった)があったため、数次の空襲を受ける。戦後、当市内のそれら関連工場・施設は民需に転換して存続したが、旧保谷市の革新市政の政策や近年の産業構造の改革等により、その多くが閉鎖された。跡地は大規模マンションなどになっており、人口増につながっている。
最終更新 2022年6月30日 (木) 13:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


「田無とひばりの関わり」
・ひばりの野原
 かつて野原が田無、保谷に渡って広がっていた。田無の北原、西原と保谷の古地名である中原、南原に渡る地域である。
 この野原はヒバリが多かった。
 明治以降、青梅街道と所沢街道が分岐する田無の追分から西に、青梅街道と所沢街道に挟まれ帯状に広がる地域には竹林が多くなった。この竹林にもヒバリがおり、いい声で鳴くヒバリが多かった。
 それを捕まえ、鳥籠にいれて鳴き競べをして楽しんだ。それを「トリサシ」と呼んだ。旧家には、今もその鳥籠が、蔵や軒下に残されている。

・「ひばりの名所」として宣伝される
 昭和5年「東京近郊・日がえり行楽地」という本に、竹林のヒバリのことが「竹の花ひばり」として紹介された。
 都会からの日帰り旅行者が増えたという。

・地名に見るひばり
 明治初期、ヒバリに関連した字(あざ)名はなかった。

・新地名「ひばりヶ丘団地」
 公団・ひばりヶ丘団地が造成され、団地の地区は「ひばりヶ丘団地」という地名になった。
 ひばりヶ丘団地の命名は、かつてヒバリが多かったことや「竹の花ひばり」の話に由来しているようだ。
 久留米も田無同様、団地の地区は「ひばりヶ丘団地」という地名になった。
 保谷のみ「ひばりヶ丘」という町名を団地とその周辺に採用している。

・駅名「ひばりヶ丘」
 ひばりヶ丘の駅は「田無町」という名前だった。
 現駅名に変更されたのは昭和34年。ひばりヶ丘団地の造成と同時である。

参考文献
「多摩の歴史Ⅰ」武蔵野郷土史刊行会、S50、明文社
「田無市史」 第二巻、第四巻
「多摩近現代史年表 [多摩歴史叢書1]」松岡喬一編著、H5.12.1、たましん地域文化財団
H11.12.15 作成 北多摩地区の歴史 より


≪くだめぎ?≫
 明治以降、青梅街道と所沢街道に挟まれ帯状に広がる竹林にいい声で鳴くヒバリが多かった。
 昭和5年「東京近郊・日がえり行楽地」という本に、竹林のヒバリのことが「竹の花ひばり」として紹介された。このことが人々の記憶にあるらしい。
 「中島飛行機」が以前にあったから、ではないらしい。

 "中島航空金属 田無製作所"を戦後引き継いだ「住友重機械工業 田無製造所」はガイドブック2021年度版[PDF:2.1MB]では"1938(昭和13)年開設"のままである。ここまで広大な土地は住友重機械としては必要なかったらしい。「"ひばり"ヶ丘団地」として日本住宅公団の「マンモス団地」には最適な場所だった。
Posted at 2022/07/17 08:16:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 都道府県区市町村 | 旅行/地域
2022年07月03日 イイね!

"神奈川県"北多摩郡田無町(たなしまち)

"神奈川県"北多摩郡田無町(たなしまち)[写真・画像] ひばりヶ丘駅
 ひばりヶ丘駅(ひばりがおかえき)は、東京都西東京市住吉町三丁目にある、西武鉄道池袋線の駅である。駅番号はSI13。
 同駅は開業から1960年まで「田無町駅」と称した。

ひばりがおか Hibarigaoka
ひばりヶ丘駅北口の新駅舎(2019年3月)
◄SI12 保谷 (2.3 km) (1.4 km) 東久留米 SI14►
所在地 東京都西東京市住吉町三丁目9番19号
北緯35度45分5.73秒 東経139度32分43.86秒座標
駅番号 SI13
所属事業者 西武鉄道
所属路線 ■池袋線
キロ程 16.4km(池袋起点) 小竹向原から13.0 km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗降人員-統計年度- 55,311人/日-2020年-
開業年月日 1924年(大正13年)6月11日

1 歴史
・1924年(大正13年)6月11日 - 武蔵野鉄道の田無町駅(たなしまちえき)として開業。
 ・この当時、田無駅および西武新宿線は未開業(ともに1927年開業)。旧・田無町の北端からわずかに外れた保谷村の当駅が田無駅開業まで田無町への玄関となった。
・1959年(昭和34年)5月1日 - ひばりが丘団地の造成に併せ、ひばりヶ丘駅に改称。
・1960年(昭和35年)6月2日 - 駅構造を単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線から、島式ホーム2面4線に変更[1]。
・1967年(昭和42年)10月15日 - 橋上駅舎使用開始[1]。
・1992年(平成4年) - 自動改札機を導入。
・1999年(平成11年) - ワイヤレスマイクによる発車メロディを導入。
・2001年(平成13年)1月21日 - 保谷市と田無市が合併して西東京市が発足[2]、西東京市の駅となる。
・2003年(平成15年)4月 - 利用者の増加に対応するため、駅舎改良工事を開始(2005年5月まで)。
 ・ホームの拡幅・嵩上げ、上屋建て替え工事などを実施。
 ・同時に北口階段を除き、バリアフリー化を伴う全面建て替えも行われた。
・2005年(平成17年)
 ・3月 - バリアフリー対応工事の進展により、新しい南口階段の供用を開始。
 ・5月 - 新駅舎1階にセブン-イレブンひばりヶ丘駅南口店が開店。これをもってバリアフリー対応工事が完了。
・2013年(平成24年)12月18日 - 駅ナカ商業施設「Emioひばりヶ丘」が開業。駅構内にあった既存の店舗をリニューアルする形でオープン。
・2018年(平成30年)
 ・3月21日 - 駅舎改修工事のため、この日から「Emioひばりヶ丘」が全店休業[3]。
 ・4月26日 - 北口の新階段とエレベーター・エスカレーターを使用開始[4][5]。
・2019年(平成31年)
 ・2月20日 - 駅舎および橋上店舗改良工事のスケジュールを発表[6]。
  ・2020年度完了を予定し、乗客用トイレ・南口エスカレーターなどの改修工事を行う[6][7]。
  ・2021年度完了を予定し、「Emioひばりヶ丘」の増床と既存店舗の改修工事を行う[6][7]。
 ・3月16日 - 北口駅前ロータリーを14時より供用開始[6][8]。北口でも駅前からバスが発着するようになる[6][8]。
・2020年(令和2年)
 ・1月31日 - 駅舎改修工事の進捗により、2005年5月のバリアフリー対応工事完了の際に出店したセブン-イレブンが、この日の15時をもって閉店。
 ・11月10日 - ひばりが丘駅前交番が、南口エレベーター横に移動。

2 駅構造
 島式ホーム2面4線を有する地上駅。内側2線が本線、外側が待避線であり、1・2番ホームが下り、3・4番ホームが上りとなっている。橋上駅舎を有している。
 駅舎はバリアフリー化が遅れていたが、2005年(平成17年)に改良工事が完成し、ホーム上屋の一部にアーチ状屋根が採用された。ホームと改札階、改札階と南口側地上との間をそれぞれ連絡するエレベーターとエスカレーターがある。トイレは2階改札内にあり、多機能トイレも併設している。
 一方で、北口側は入口の両端に店舗があり、バリアフリー施設を設置するスペースが長らく存在しないこともあり旧態依然であったが、西東京市が推進する駅のバリアフリー化事業により2018年4月に新しい北口の階段・エスカレーター・エレベーターが新設された[4]。これにより西東京市内の全5駅のバリアフリー化が完成した[5]。
2.1 のりば
ホーム 路線 方向 行先
1・2 SI 池袋線 下り 所沢・飯能・西武秩父方面
3・4 SI 池袋線 上り 練馬・池袋・新木場・渋谷・横浜方面

・内側2線(2・3番ホーム)が本線(主本線)、外側2線(1・4番ホーム)が副線(待避線)である。なお一部の快速、準急列車で、他列車の待避がなくても1・4番ホームを使用する列車がある。これらは主に不定期運転の臨時列車の待避や前後の列車との運転間隔の調整を前提とした事である。
・特急および平日朝ラッシュ時に運行される通勤急行・S-TRAIN以外の全旅客営業列車が停車する。
・主に当駅で急行と準急・各駅停車の相互接続を行うが、土休日夜の下り急行の一部は接続がない。2019年3月16日改正では下り列車のみ当駅での緩急接続が減らされたが2020年3月14日の改正で元に戻されている。
・平日早朝には上り快速が当駅で特急の通過待ちを行う。また土曜・休日ダイヤの上り快速急行1本は、当駅で特急の通過待ち合わせを行う。
・平日朝、西武線池袋駅への先着列車は、快速急行・急行池袋駅行き・続行する通勤準急の池袋駅行き、および練馬駅で各停池袋駅行きに接続する快速元町・中華街駅行き・準急新木場駅行きが基本であるが、8時台1本の準急新木場駅行きのみ、各停池袋駅行きへの接続駅が石神井公園駅となっている。
・土曜・休日の野球ダイヤ時では、副都心線からの快速急行小手指行が快速西武球場前行に行先変更(当駅から各駅に停車)となり、それに接続する形で、当駅始発の快速急行小手指行きが2本設定されている。 これは、行先変更により運転の無くなってしまう所沢より先の乗客への利便性を落とさないようにするためのものである。なお、始発の快速急行は、所沢で新宿線本川越方面からの各停西武球場前行(前述の快速より先行)に連絡するパターンがある。
・西武ドームや入間基地航空祭などのイベント輸送では、所沢方面から当駅止まりの電車が不定期だが設定されており、各系列の行先表示器にもひばりヶ丘の表示が存在する。ただし当駅には折り返し設備がないので、到着した電車は乗客を降車した後、1駅先の保谷駅の留置線へ回送されていた。これは配線改良前の保谷駅では本線を使っての上り列車の下り方面への折り返しが出来なかったためである。なお、野球イベント輸送は2012年6月30日のダイヤ改正で、保谷・清瀬・所沢行きに変更され消滅したが、現在でも人身事故や車両故障等のダイヤ乱れ等の場合に突発的に運転される事がある。

5 隣の駅
西武鉄道 SI 池袋線
■快速急行・■急行
石神井公園駅 (SI10) - ひばりヶ丘駅 (SI13) - 所沢駅 (SI17)
■通勤急行
通過
■快速(東久留米方当駅から各駅に停車)
石神井公園駅 (SI10) - ひばりヶ丘駅 (SI13) - 東久留米駅 (SI14)
■通勤準急(上りのみ運転)・■準急・■各駅停車
保谷駅 (SI12) - ひばりヶ丘駅 (SI13) - 東久留米駅 (SI14)

6 脚注
[1]^ a b 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)67ページ
[2]^ 田無市・保谷市合併協議会 西東京市公式サイト
[3]^ “エミオ ひばりヶ丘 | エミオを探す”. エミオ. 2020年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月28日閲覧
[4]^ a b “ひばりヶ丘駅北口バリアフリー化事業 エレベーター、エスカレーター等の使用開始”. 西東京市 (2018年4月23日). 2018年6月7日閲覧。
[5]^ a b “市内5駅全てのバリアフリー化が実現!(広報 西東京2018年5月15日号) (pdf)”. 西東京市. 2018年6月7日閲覧。
[6]^ a b c d e f g h i “池袋線 ひばりヶ丘駅が生まれ変わります! (pdf)”. 西武鉄道 (2019年2月20日). 2019年2月21日閲覧。
[7]^ a b “駅に関する取り組み:ひばりヶ丘駅・多磨駅リニューアル” (日本語). 西武鉄道Webサイト. 2020年8月27日閲覧。
[8]^ a b c “西武池袋線 ひばりヶ丘駅リニューアル、北口ロータリーにバス停を整備 | 鉄道ニュース” (日本語). 鉄道チャンネル (2019年2月25日). 2020年8月28日閲覧。

7 関連項目
ひばりが丘 (東京都)
日本の鉄道駅一覧
8 外部リンク
ひばりヶ丘駅(駅情報) - 西武鉄道
最終更新 2022年6月14日 (火) 21:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


田無市
 田無市(たなしし)は、かつて東京都に存在した市。東京都特別区部への通勤率は44.7%(平成12年国勢調査)。
 全国でも埼玉県の蕨市、鳩ヶ谷市(2011年に川口市に合併して同市に復帰)、東京都の狛江市についで4番目に小さい市でもあった。

田無市 たなしし
廃止日 2001年1月21日
廃止理由 新設合併
田無市・保谷市 → 西東京市
現在の自治体 西東京市
廃止時点のデータ
国 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13216-1
面積 6.80km2.
総人口 77,737人(住民基本台帳[1]、2001年1月21日)
隣接自治体 保谷市、武蔵野市、小金井市、小平市、東久留米市
市の木 けやき、はくうんぼく
市の花 タナシツツジ
田無市役所
所在地 〒188-8666 東京都田無市南町五丁目6番13号
座標 北緯35度43分32秒 東経139度32分17秒

1 歴史
 青梅街道と所沢街道が交差する交通の要所であり、青梅街道の宿場町として江戸時代より栄えた。
 宿場町として陸運により発展していたため鉄道の誘致に積極的ではなく、甲武鉄道(現在のJR中央本線)の開業によりその地位を失う。その後は西武鉄道新宿線の開通などで東京の市街地となり、昭和10年代から、大日本時計(シチズン時計)、中島航空金属、豊和工業(石川島播磨重工業)などの工場が設立された。太平洋戦争後は一部工場は閉鎖されたが、東京都心のベッドタウンとしての発展を続けた。
 江戸時代より商業的に発展していたことから、周辺の地区が複数の村を統合して明治以降、村を形成したのに対して、田無は江戸から同じ市域で明治以降の田無村となった。全国の市で、複数の大字(に相当する区域)を持たない唯一の市であった。そのため明治20年代より幾度となく近隣市町村との合併の検討がされたが、2001年(平成13年)に隣接する保谷市との合併を果たした。

・1868年(明治元年) - 明治維新により韮山県の所属となる。
 ・1年後の1869年(明治2年)には品川県、さらに1871年(明治4年)には入間県、1872年(明治5年)5月には神奈川県の所属となる。
・1873年(明治6年)5月13日 - 区番組制により第11区4番組に編入される。
・1876年(明治9年)4月 - 大区小区制により神奈川県第11大区5小区に編入される。
・1878年(明治11年)7月22日 - 北多摩郡に編入される。
・1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、田無町が発足。また、飛地が久留米村の大字田無となる(現在の東久留米市下里の一部)。
・1893年(明治26年) - 北多摩郡が東京府へ移管され、東京府北多摩郡の所属となる。
・1927年(昭和2年) - 西武鉄道開通、田無駅開業。
・1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制施行により東京都の所属となる。
・1967年(昭和42年)1月1日 - 市制を施行し、田無市となる。東京で16番目、全国で563番目。保谷市・国立市も同日付である。
・2001年(平成13年)1月21日 - 保谷市と合併し西東京市が発足。同日、田無市も廃止された。

2 地名の由来
 田無の地名は、1559年(永禄2年)の後北条家の文書に確認されたものが最も古く、江戸時代以前より集落が形成されていたことが分かる。そのため地名の由来は定かではなく、いくつかの説がある。
1.田んぼが無かったという説
2.棚瀬の読みが「たなし」に変化し、田無の字があてられた説
3.田成の表記が田無に変化した説
4.種なしが変化し田無になった説。田無では税の取立てが厳しく、種(種籾)までとられてしまうため、周囲の村から「種なしの村」と呼ばれたという。
 1の説に対しては、畑作が中心だった現在の多摩地域ではどこでも田は無いこと、2と3の説では、途中で意味が正反対に変わっていること、4の説も田無の集落が近隣より比較して早くに成立していることなどから、いずれも決め手に欠け、定説とはなっていない。

4 交通
4.1 道路
 歴史の節にあるように青梅街道と所沢街道(東京都道・埼玉県道4号東京所沢線と東京都道5号新宿青梅線)の分岐となる交通の要衝である。
 また、新青梅街道と所沢街道が交差する北原交差点(新青梅街道は当交差点以東が東京都道245号杉並田無線、以西が東京都道5号新宿青梅線)、その東側でひばりヶ丘駅への谷戸新道(東京都道112号ひばりケ丘停車場線)、田無駅を通り武蔵境方向への武蔵境通り(東京都道12号調布田無線)が接続している。
 青梅街道の橋場交差点からは北西へ東京街道(市道)、南西へ東京都道132号小川山田無線が分岐する

4.2 鉄道
・西武新宿線 田無駅
 市内の駅は当駅のみであったが、西隣の小平市花小金井に花小金井駅、東隣の保谷市本町(現・西東京市保谷町)に西武柳沢駅がある。
 また、北端から僅かに外れた保谷市住吉町に西武池袋線のひばりヶ丘駅があり利用可能。同駅は開業から1960年まで「田無町駅」と称した。

4.3 バス
西武バス - 田無駅に隣接して田無営業所があったが、再開発のため西原町に移転し滝山営業所西原車庫となった。その際、滝山営業所と上石神井営業所へ一部が移管されている。
関東バス - 武蔵野営業所管轄
都営バス - 梅70系統が西東京市移行後の2015年まで運行していた(路線短縮により花小金井駅発着に変更)。1984年から1992年までは市内の田無本町二丁目が終点であった。

5 姉妹都市・提携都市
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典

7 参考文献
歴代知事編纂会 編集 『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第1、歴代知事編纂会、1983年。
田無市・保谷市合併の記録 (Report). 西東京市. (2001) 2022年4月10日閲覧。.
9 外部リンク
年表(田無版) - 西東京市公式サイト
年表(保谷版) - 西東京市公式サイト
西東京市合併10年のあゆみ 田無市・保谷市合併の記録 (PDF) - 西東京市公式サイト
田無市 - アーカイブサイト
「田無・保谷」ガイド
最終更新 2022年6月18日 (土) 01:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


ひばりが丘団地
 ひばりが丘団地(ひばりがおかだんち)は、東京都の多摩地域に立地する公団住宅団地。1959年(昭和34年)に日本住宅公団(都市再生機構=URの前身)が中島航空金属田無製造所の跡地に造成した[1]。造成当時は日本住宅公団最大の住宅団地であり、「マンモス団地」の端緒である。
 1999年(平成11年)から2012年(平成24年)にかけ、大規模な再生事業が行われ、中層マンション、戸建て住宅、公共施設が複合した住宅地区へと建て替えられた[1]。

1.沿革
 1959年(昭和34年)、当時の北多摩郡保谷町・田無町(のちの保谷市・田無市→合併し西東京市)・久留米町(のちの東久留米市)の3町にまたがる区域に造成された。この地にそれまで所在した中島航空金属田無製造所は旧中島飛行機の関連会社で、資産や人材の一部は住友重機械工業田無製造所へ移行している。
 団地敷地内に野球場・テニスコート・市役所出張所・緑地公園・名店街・学校・スーパーマーケットなどを擁した当団地の街づくりは、のちに各地で建設されることとなる公団住宅の手本となった。
・竣工当時の諸元
 ・住棟構成 - 180棟・2714戸[1]
  ・ 中層フラット棟 - 92棟(北・南廊下型)、
  ・ テラスハウス - 83棟
  ・ スターハウス(4階建て) - 4棟
  ・ 店舗棟 - 1棟
 ・住所
  ・東京都西東京市ひばりが丘三丁目
   ・ (合併前)保谷市ひばりが丘三丁目 および 田無市ひばりが丘団地 → 田無市ひばりが丘三丁目
  ・東京都東久留米市ひばりが丘団地
 1960年(昭和35年)の皇太子・皇太子妃(現在の上皇・上皇后)の視察をはじめとして多数の要人が視察に訪れ、その様子は当時のニュースで配信された。
 1999年(平成11年)以降、住棟の老朽化や住民のニーズの変化が進んだために、URは住棟の建て替えを含む「再生事業」に着手。大部分は1,259戸の集合賃貸住宅棟「ひばりが丘パークヒルズ」へ建て替わったほか、一部区域は「ひばりが丘団地再生事業区域」に定められ、民間主導による分譲住宅地に転用された[2]。
 古い住棟の一部は文化財として保存されている。また、一部の建物は建築学上の研究などのために用いられた(後述)。

建物等の保存・転用など
 2008年(平成20年)、使われなくなった1列4階建ての住棟を3階建てに減築する実験が行われた。
 旧住棟は保全を兼ね、公共施設などに転用されている。
・4階建てフラットの94号棟はサービス付き高齢者向け住宅に改装された[3]。
・2階建てテラスハウスの118号棟は、地域交流施設「ひばりテラス118」に改装された[1][4]。
 竣工当時4棟あったスターハウスのうち53号棟が改修・保存されており、その1階部分が「ひばりが丘パークヒルズ管理サービス事務所」として利用されている。53号棟前には上述の皇太子・皇太子妃が視察した部屋(74号棟208号室)のベランダ部分が、切り取られて保存されている。
 東京都江戸東京博物館では、2015年の常設展示リニューアルの際に、1962年(昭和37年)頃のひばりが丘団地の室内の様子を実物大模型で再現した展示を新設した[5][6]。

2.脚注
[1]^ a b c d ひばりが丘団地における団地再生の取り組み UR都市機構
特集:団地を超えて「まち」へ 新しいまちの魅力づくりへの挑戦が始まっている ひばりが丘パークヒルズ UR都市機構
[2]^ プラウドシーズンひばりが丘ガーデンテラス Archived 2012年11月1日, at the Wayback Machine. - 野村不動産 2012年10月23日閲覧
[3]^ リノベーション・コンバージョン ひばりヶ丘団地94号棟 株式会社環総合設計 2018年1月2日閲覧
[4]^ ひばりテラス118|まちにわ ひばりが丘 2018年1月2日閲覧
[5]^ “「幕末維新期」など新設…江戸東京博物館”. YOMIURI ONLINE(読売新聞). (2015年4月11日). オリジナルの2015年7月12日時点におけるアーカイブ。 2015年7月11日閲覧。
[6]^ 江戸東京博物館 常設展 2015年7月11日閲覧。

3.関連項目
・西友 - スーパーマーケットチェーン。同団地内にて「ひばりが丘団地店」を営業。初代(閉店)と現店舗がある。
・すかいらーく - レストランチェーン。祖業は当団地内に店舗を構える食品スーパーマーケットで、社名の「すかいらーく」は当地(「ひばり」の英訳)が由来となっている。

5.外部リンク
・ひばりが丘団地における団地再生の取り組み - UR都市機構
・団地への招待 (1960)【高画質・公式完全版】 - YouTube(日経映像チャンネル) - 1960年(昭和35年)に日経映画社が製作した公団住宅入居当選者向けの教育映画。本団地で撮影された。
・北緯35度44分47秒 東経139度32分12秒
最終更新 2022年5月20日 (金) 07:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


中島飛行機
 中島飛行機株式会社(なかじまひこうき)は、1917年(大正6年)から1945年(昭和20年)まで存在した日本の航空機・航空エンジンメーカー。通称は中島(なかじま)。創業者は中島知久平。
 エンジンや機体の開発を独自に行う能力と、自社での一貫生産を可能とする高い技術力を備え、第二次世界大戦終戦までは東洋最大、世界有数の航空機メーカーであった。

1 概要
1.2 沿革
・1938年(昭和13年) 6月 - 東京府北多摩郡田無町に田無鋳鍛工場を開設。
・1939年(昭和14年) 11月15日 - 田無鋳鍛工場を独立させて中島航空金属を設立。
・1945年(昭和20年)
 ・ 8月16日 - 敗戦により全工場返還を受け、社名を富士産業株式会社に改称、知久平取締役社長を辞任。8月22日乙末平が社長就任。
 ・11月6日 - 富士産業株式会社は財閥会社として解体を占領軍より命ぜられる。
・1950年(昭和25年)5月 - 解散。
最終更新 2022年6月4日 (土) 13:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


≪くだめぎ?≫
 『保谷連合村』は、1886年(明治19年) に上保谷・下保谷・上保谷新田・小榑・橋戸の5村で誕生した。1889年(明治22年)4月1日、町村制施行に伴い、上保谷・下保谷・上保谷新田の3村が合併し、埼玉県新座郡保谷村を設置、旧3村はそれぞれ大字となる。小榑・橋戸の2村は「榑橋村」となり分かれた。
 後の1915年(大正4年)4月に武蔵野鉄道「池袋駅 - 飯能駅」が開業(現・西武鉄道池袋線)、"保谷駅"が大泉村と保谷村の境に設置された。もし、その"保谷駅"付近に保谷連合村の連合戸長役場を置いたなら、現代に「埼玉県保谷市」誕生し『東京府大泉村』は阻止?出来たかも・・。
 しかし、"保谷村"は東京府北多摩郡"田無町"と組み、「西東京市」誕生、現代版『保谷連合村』とも言える。
 "田無町"は1889年(明治22年)4月1日に町村制施行に伴い発足したが、江戸時代から同じ市域であり、全国でも4番目に小さい市でもあったことも合併の理由の一つだ。当時、東京府南豊島郡"渋谷村"であり、より大きな「町」だったのか。後に"渋谷町"は人口10万人を超えることになる。
 「田無町」駅近くにまとまった土地があったのが「ひばりが丘団地」造成のきっかけ、もちろん町境にあるのは当然のいきさつ。
Posted at 2022/07/03 08:40:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 都道府県区市町村 | 旅行/地域
2022年07月03日 イイね!

NEW LUXURY『レガシィ アウトバック』

NEW LUXURY『レガシィ アウトバック』2021年10月7日
SUBARU 新型「レガシィ アウトバック」を発表
~高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を全車標準装備~

 SUBARUは、本日2021年10月7日に新型「レガシィ アウトバック」(日本仕様)を発表しました。
  レガシィ アウトバックは、1995年に北米市場で誕生*1以来、乗用車とSUVの長所を融合させたクロスオーバーSUVとしてその歴史を積み重ねてきました。歴代モデルを通じ、どこまでも走り続けられるような安心感と快適性、荷物を効率的に積める積載性、質感の高い内装といった、クルマとしての本質的価値を磨き続けることで、乗る人の生活をさらに豊かなものにするパートナーとして信頼を築き上げ、SUBARUのフラッグシップクロスオーバーSUVとして、唯一無二のキャラクターを確立してきました。今回の新型でも、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトのもと、歴代モデルが培ってきた価値に最新の技術を組み合わせることで、さらなる進化を遂げています。
 エンジンは、低回転域から力強いトルクを発生させる1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを採用。またスバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造等による車体剛性の最適化で、動的質感と衝突安全性能を大幅に向上させました。先進安全装備では、リアルワールドにおける安全性を進化させた「新世代アイサイト」や、3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を全車標準装備することで、新次元のストレスフリーなセーフティドライビングを実現しました。
 エクステリアは、スピード感のあるシルエットに、厚みや力強さを強調したボディパネルと、一体感を増したクラッディングを組み合わせることで、一目見ただけで感じられるアクティブさとタフさを表現しました。インテリアは、乗る人すべてがゆったりくつろげる居心地の良い室内空間でレガシィ アウトバックらしさを表現しました。またハーマンカードンサウンドシステム*2や本革シート(ナッパレザー)を採用することで、フラッグシップクロスオーバーSUVとしての上質感を演出しました。さらに大型センターインフォメーションディスプレイや、フル液晶メーターを採用することで、運転に必要な情報の認知から操作を、よりスマートにサポートします。
 商品の詳細については、SUBARUオフィシャルWebサイト内 新型レガシィ アウトバックをご確認ください。
*1:日本市場は、1995年に「レガシィ グランドワゴン」の名称で発売
*2:ハーマンカードン、harman/kardonは、Harman International Industries Inc.の登録商標です。

【新型レガシィ アウトバックの主な特徴】*3
1. 安全性能
(1)360度センシングを実現し、安全性を向上させた「新世代アイサイト」を全車            標準装備
 広角化した新開発のステレオカメラに加えて、前後4つのレーダーを組み合わせることで360度センシングを実現。ソフトウェアの性能向上や、電動ブレーキブースターの採用などにより、これまで以上に幅広いシーンで安全運転をサポートします。
・前側方プリクラッシュブレーキ
 見通しの悪い交差点や店舗の駐車場などから出庫する際に、前側方レーダーによって前側方から接近する車両を検知。衝突の危険があるとシステムが判断した場合、警報音やアイサイトアシストモニターなどで注意を喚起。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、出会い頭の衝突回避をサポートします。
・前側方警戒アシスト
 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイにフロントビューモニターを表示させている際、見通しの悪い交差点などで、前側方レーダーによって接近車両を検知すると、映像内にインジケーターで通知します。
・緊急時プリクラッシュステアリング
 プリクラッシュブレーキの制御だけでは衝突回避が困難な場合、システムが周囲に回避スペースがあると判断すると、ステアリング制御もあわせて行い衝突回避をサポートします。
・エマージェンシーレーンキープアシスト
 約60km/h以上で走行している場合、隣接車線の後方車両が接近しているにもかかわらず、車線変更を行おうとした場合や車線からはみ出しそうになった際、音と表示でドライバーに注意を喚起するとともに、ステアリング操作をアシストして車線からの逸脱を抑制します。
(2)高精度マップを活用した新開発の高度運転支援システム「アイサイトX」を全車標準装備
 一定の条件を満たした自動車専用道路において、GPSや準天頂衛星システム「みちびき」などからの情報と、車線単位の道路情報を持つ3D高精度地図データを組み合わせることで、自車位置を正確に把握。運転支援機能を大幅に拡張します。作動条件が揃うとメーターにアイコンが表示され、ステアリングのスイッチを押すとシステムが作動。幅広いシーンでアクセル・ブレーキ・ステアリング操作のアシストを行い、快適なロングドライブをサポートします。
・渋滞時ハンズオフアシスト
 自動車専用道路上での渋滞時(0km/h~約50km/h)、一定の条件を満たすと、ステアリングから手を放すことが可能となり、渋滞時のドライバーの運転負荷を大幅に軽減します。
・渋滞時発進アシスト
 自動車専用道路上での渋滞時、ドライバーが前を向いているなど一定の条件が揃えば、スイッチ操作をすることなく発進します。
・カーブ前速度制御
 自動車専用道路を走行中、進入するカーブの曲率に合わせて、適切な速度に制御します。
・料金所前速度制御
 料金所の手前で、ETCゲートを安全に通過できる速度まで減速。通過後はセット車速まで加速します。
・アクティブレーンチェンジアシスト
 自動車専用道路での高速走行時(約70km/h~約120km/h)、ドライバーが方向指示器を操作し、システムが作動可能と判断すると、ステアリングを制御して車線変更のアシストを行います。
・ドライバー異常時対応システム
 ツーリングアシスト作動中に長時間ステアリングから手を放しているとシステムが判断した場合や、渋滞時ハンズオフアシスト作動中に脇見や居眠りを検出した場合に、警告を行います。それでもステアリングを握らない状態が続いた場合は、ドライバーに異常が発生したと判断。徐々に減速・停止し、ハザードランプやホーンで周囲に知らせます。

(3)「つながる安全」がさらなる安心感をもたらすコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイやGPS、車載通信機などを搭載し、24時間365日コールセンターとつながることで、交通事故やトラブルが発生した際に、サポートするサービスです。
<基本機能(無料)>
車両を安全に利用する上で重要なご案内(リコール等)を11.6インチセンターインフォメーションディスプレイに表示します。
<SUBARUつながる安心パッケージ(新車購入の場合、初度登録日から5年間無料、6年目以降は有料)>

・先進事故自動通報(ヘルプネット®*4)
エアバッグが作動するような衝突事故が発生した場合に、自動的にコールセンターにつながり警察や消防、医療機関等と連携。より迅速に救命活動が行われるようサポートします。

・SUBARU SOSコール
急な体調不良で運転が困難になった時や、あおり運転を受けた時など、緊急時に車内の“SOS”ボタンを押すだけでコールセンターにつながります

・SUBARU iコール(安心ほっとライン)
車両故障など突然のトラブル時に専用ボタンを押すとコールセンターに接続。ロードサービス窓口への取次や状況に応じた適切なアドバイスなど、24時間体制でサポートします。

・故障診断アラート&セキュリティアラート
車両の盗難警報装置が作動した場合や、警告灯が点灯するような車両故障が発生した場合には、専用アプリやEメールで通知します。

(4)万が一の事故の被害を、最小限にする衝突安全性能の進化
・自車だけでなく、相手車両の被害軽減まで考え抜いた衝突安全ボディ
車体強度の大幅な向上やフレームワークの最適化を実現し、衝突エネルギー吸収率を一段と高めるスバルグローバルプラットフォーム。キャビンを強固なピラーやフレーム類で囲うように結合することで 衝突時の変形防止を図る「新環状力骨構造ボディ」。SUBARU独自の2つの技術を掛け合わせることで、世界トップレベルの衝突安全性能を目指しています。さらに新型レガシィ アウトバックでは、フロントフレーム下に前面衝突時の衝撃をより効果的に分散させるセカンドロードパスを採用。自車の衝突安全性を高めるとともに、衝突相手車両の被害軽減を図っています。

・ポストコリジョンブレーキコントロール
衝突を検知するとブレーキ制御を行い、一定速度まで減速。自車が対向車線にはみ出さないようにサポートすることで、多重事故などの二次被害の抑制を図ります。同時にハザードランプを自動で点滅させ、周囲に注意を促します。

・8つの乗員保護エアバッグ
デュアルSRSエアバッグをはじめ、側面衝突時に備えるSRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグや、前面衝突時に下肢へのダメージを軽減する運転席SRSニーエアバッグ、さらにシートベルトによる拘束保護性能を高める助手席SRSシートクッションエアバッグを採用しました。

・歩行者保護エアバッグ
歩行者との衝突を検知した場合、Aピラーやフロントガラス下部といった硬いパーツを覆うようにエアバッグが展開。歩行者への衝撃を緩和します。

2. 走行性能
・1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジン
日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300N・mの高トルクを発生。アクセルを踏み込むとしっかりとした加速感が得られ、高速道路上での合流や追い越しなども気持ち良く行えます。少ない燃料でより多くのエネルギーを生み出すリーン燃焼などの採用により、優れた環境性能も実現。レギュラーガソリン仕様のため経済性にも優れています。

・新型リニアトロニック
変速ショックのない滑らかな加速と、リニアなレスポンスを提供するリニアトロニック。変速比幅の拡大によって、発進時の力強い加速や高速巡航時の燃費性能が向上したほか、優れた静粛性も実現しました。さらに8速マニュアルモードを採用し、操る愉しさも一段と高めています。

・スバルグローバルプラットフォーム × フルインナーフレーム構造
総合安全性能のレベルを引き上げるとともに、ドライバーの意思に忠実なハンドリングや、不快な振動騒音の低減によって快適な乗り心地を提供する「スバルグローバルプラットフォーム」。新型レガシィ アウトバックではその高いポテンシャルをベースに、ボディ全体の骨格連続性を高める「フルインナーフレーム構造」や微小な変形を抑える「構造用接着剤」などを採用し、さらなる高剛性化と軽量化を実現。思いのままに運転する愉しさとともに、クルマに乗るすべての人が快適に過ごせる上質な走りを提供します。

3. デザイン
(1)エクステリアデザイン
SUBARU共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”を「アウトバック」のキャラクターに適応させ、「Active & Tough」というデザインコンセプトのもと、一目見てアクティブ性能を感じられるデザインを目指しました。
・フロントビュー

大型化したグリル開口部を中心にダイナミックな造形としました。また、クラッディングを拡大することで、タフで力強いイメージを演出。フロントマスク全体を精悍なデザインに仕上げました。

・サイドビュー
ボディパネル面に厚みとボリューム感を持たせ、安心感やタフさを表現。道を選ばず、どこにでも行けそうな「逞しさ」を感じさせるデザインとしました。

・リヤビュー
立体感を強調したリヤコンビネーションランプなどにより、「頼もしさ」に加え、先進的でシャープなイメージを表現しました。

・ボディカラー
レガシィ アウトバックならではの世界観を表現する「ブリリアントブロンズ・メタリック」、「オータムグリーン・メタリック」、「サファイアブルー・パール」を新たに設定しました。

(2)インテリアデザイン
伸びやかな連続造形で開放感を表現したアッパーエリアと、適度な包まれ感を演出したロアエリアとのコンビネーションでレガシィ アウトバックらしい室内空間を表現しました。また大型ディスプレイとフル液晶メーターで、フラッグシップに相応しい先進感も表現しました。
・本革(ナッパレザー)シート(Limited EXにメーカー装着オプション設定)
本革の素材には、しなやかで自然な触感が心地良いナッパレザーを使用。特殊な「なめし加工」による質感高い仕立てにより、ゆったりと包み込まれるような快適な座り心地と、体をしっかりと支える高いホールド性を両立しました。カラーラインアップには、空間を上質かつ華やかに彩るタン、品のある落ち着きを感じさせるブラックの2色を用意。インパネやドアトリムを同色の表皮巻とするトータルコーディネートによって、フラッグシップモデルとしての特別感を際立たせます。

・撥水ポリウレタンシート(X-BREAK EXに標準装備)
X-BREAK EXに、表面についた水分が染み込みにくいポリウレタン素材のシート表皮を採用。よりアクティブなシーンで活躍するだけでなく、飲み物をこぼしてしまった時など日常の使い勝手にも優れています。

4. パッケージ/ユーティリティ
・居住性
ボディサイズを見直し、居住空間と荷室積載量を拡大。車体構造の見直しにより、スタイリッシュな外観はそのままに、ゆとりとくつろぎの空間を実現しました。

・ロードクリアランス
213mmの最低地上高を確保するとともに、斜面に乗り上げる時や斜面から平坦地に降りる時のアプローチアングル/ディパーチャーアングル、斜面や丘部の頂上を越える時のランプブレークオーバーアングルなども最適化。さまざまなシーンで走破性を発揮します。

・ハンズフリーオープンパワーリヤゲート(Limited EX標準装備、X-BREAK EXはメーカー装着オプション設定)
リヤゲートの六連星オーナメント部のセンサーに肘など体を近づけることでリヤゲートを開けることができる、ハンズフリーオープンパワーリヤゲートを採用。両手がふさがっていても、簡単にリヤゲートを開けることができます。

・カーゴルーム
VDA法*5で561L(カーゴフロアボード上部:522L、サブトランク39L)の容量を誇り、隅々まで効率よく使えるフラットな大空間の荷室スペースを実現しました。大きな荷物でも積み降ろししやすいワイドな開口部、後端部を軽く押し下げるだけでカバーが跳ね上がるポップアップ式トノカバー、小物や汚れた荷物でも気軽に収納できる床下のサブトランクなどと合わせて、優れた使い勝手を提供します。
ポップアップ式トノカバーは、取り外してサブトランクに収納することもできます。

・クロスバータイプルーフレール(Limited EX)
サーフボードやカヌーなどを搭載しやすいクロスバータイプを採用。前後部分に穴を開けることで、ロープを通して固定しやすいように工夫しています。また、荷物を積まないときには収納することによって、風切り音を低減しています。

・ラダータイプルーフレール(X-BREAK EX)
クロスバータイプのルーフレールに比べ、最大積載荷重を向上することでさらにさまざまな荷物を載せることを可能としました。グリーンカラーのアクセントを配した部分の裏側に、ロープフックをかけられる構造を採用して、多彩な使い方ができるよう工夫を施しています。

・ドライバーモニタリングシステム

センターインフォメーションディスプレイのバイザー部に設置した専用カメラで、ドライバーを常に見守ります。ドライバーのわき見や居眠りを推定した場合に、警告表示とブザーでドライバーに注意喚起を行い、安全運転をサポートします。また、この機能によってアイサイトXを使ったドライブ中も、目線を外した状態(アイズオフ運転)を防ぎ、ドライバーが主体となる運転を促します。

・11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム
エンターテインメント機能や、車両情報、エアコンや各種設定操作などを、ディスプレイに集約。タブレットライクで直感的な操作を実現しました。

・12.3インチフル液晶メーター
運転操作に必要な情報やアイサイトXの車両情報を、大きく、グラフィカルに表示します。運転中も、最小限の視線移動で、瞬時に必要な情報を認識する事ができます。

・ハーマンカードンサウンドシステム
世界的高級オーディオメーカー「HARMAN」の伝統ある旗艦ブランド、ハーマンカードン。フロント6個、リヤ4個のスピーカーとウーファーのシステムに加え、圧縮音源をオリジナルに近づけて再生する「Clari-Fi」、音質向上と消費電力の低減に貢献する「GreenEdge」などHARMAN社の最新技術も採用。乗る人すべてに高品位で臨場感あふれるステレオサウンドをお届けします。*6
*3:グレードによって仕様が異なります。また各機能が作動する上で一定の条件を満たす必要があります。詳細はSUBARUオフィシャルwebサイトの新型レガシィ アウトバックをご覧ください。
*4:ヘルプネット®は(株)日本緊急通報サービスの登録商標です。
*5:ドイツの自動車工業会による測定方式
*6:ハーマンカードン、harman/kardon、Clari-Fi、GreenEdgeは、Harman International Industries Inc.の登録商標です。

【販売計画】初年度計画台数 1,200台/月
【価格表】
グレード エンジン 変速機 駆動方式
メーカー希望小売価格(単位:円) 消費税抜 消費税込(10%)
ボディカラー
クリスタルホワイト・パール*1、アイスシルバー・メタリック、
クリスタルブラック・シリカ、クリムゾンレッド・パール*1、
ブリリアントブロンズ・メタリック、マグネタイトグレー・メタリック、
サファイアブルー・パール、ストームグレー・メタリック、
オータムグリーン・メタリック
・X-BREAK EX 1.8L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ リアトロニック
AWD 3,770,000 4,147,000 ●●●●●●●●●
・Limited EX 1.8L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ リアトロニック
AWD 3,900,000 4,290,000 ●●●●●●●●●
*1:33,000円高(消費税10%込)
なお、商品等についてのお問い合わせは、最寄りの販売会社、またはSUBARU お客様センター「SUBARU コール」 までお願いします。


≪くだめぎ?≫
 『アウトバック』らしい形状でフルモデルチェンジした、「4WDワゴン」の"SUBARU"である。
「エクシーガ クロスオーバー7」2017年12月に生産終了、
(4,780mm×1,800×1,670 全長×全幅×全高)
「アウトバック」2019年7月~現行型
(4,870mm×1,875×1,670~1,675 全長×全幅×全高)
仮に、「アウトバック」に7人乗り仕様があっても別に悪くない形状である。
Posted at 2022/07/03 06:14:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ

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