リアビッグローター＆アケボノ化準備

Ｖ36キャリパーをリアに装備するにはインナードラム化する必要があります。
せっかくインナードラム化するので極力新品部品を用意したわけですが、廃盤の部品も出てきておりこちらのR32　タイプＭのバックプレートも廃盤になってました。そこは何とか新品を用意したわけですが、ビッグローター化するためにカットします。
外周をカットするのは当然として、赤丸部分がキャリパーに接触するのでこの部分も当たらないようにうまく削る必要があります。
車体に付いたままだとナックルが邪魔で削りづらいのでプレートが外れていると楽。

カット後。
外周は2cmごとに切込みを入れ広げてみました。
無駄に面倒だったので切り取ってしまったほうが楽かと。

キャリパーが接触する赤丸だった部分は鉄板が2枚重なっており金切りばさみでは少々カットできないのでグラインダーなどで削って調整。

ナックルへ仮組。
ローターとの接触も問題なし。

リアローターはV36用350mmローターを用意。
リアもベルハウジングの3ピースにする予定でしたが予算の問題から1ピースに。
フロントと合わせてスリットを入れてブラックに塗装。

右から
297ｍｍ
330ｍｍ
350ｍｍ
ずいぶん大きくなってきました。

リアキャリパーもずいぶん大きく。

右から
R32タイプM　２podキャリパー
V36リアキャリパー
SpecRフロントキャリパー

サイズ的にSpecRフロントキャリパーとほぼ同じサイズ

ちなみにピストンサイズも

S15：38.18
R32M：38.18×2
R32(ブレンボ)：40×2
V36：41.3mm×2

とサイズアップ。

V36キャリパーのリア流用が難しい点としては、取付ボルトのピッチが違う点。
微妙に位置が違うため取り付けできず、スペースの問題からアダプタを入れるスペースが等。

そんなわけで位置が合うように元の穴を埋めて穴をあけ直し、ナットを圧入して対応。
これにより350mmのローターがそのまま付くので事前準備完了。
あとはインナードラム化するだけ。