アウターバッフル制作中
1
塗った柿渋がしっかり乾燥したところで、突然ですが漆塗りの行程に突入します(爆)。
塗装について長らく吟味した結果、漆という選択肢に辿り着いてしまったのです・・・。
まずは某企業様より画像の品を購入。
石川県産珪藻土を焼成し、ご家庭の囲炉裏にて従来の灰の代替としての使用を可能にした、その名も「セラミック灰」。
それから南九州産堅木広葉樹100%の木灰。
の、サンプル品。
量が丁度良かったので。
2
セラミック灰をすり鉢で砕き、可能な限り微細にします。
漆器制作でいう地固め、特に輪島塗の作法では、地場産の珪藻土焼成粉末(=地の粉)を漆に混ぜる。しかし本場の地の粉を小口購入できるサイトは見つからなかった。キロ単位とか絶対いらんし。
お!この灰って地の粉とほぼ一緒じゃん(?)
てな訳で。
3
ダイソーでお菓子作り用のフルイを買ったのだけど、あんまり役に立たなかった・・・。荒い。
もっと粉粉にしたかったが、これくらいでやってみましょう。
4
えせ地の粉入り漆を塗りたくりました。
粒がでかい・・・。
漆は贅沢にも国産品を使用。
生育条件(気候)の違いで、安価な中国・東南アジア産の漆よりも日本産(特に東北岩手産)の方が漆自体の性能が高いとのことで。「主成分ウルシオール」の含有率が高いらしい。ほえ~。価格差、約5倍。恐るべし伝統工芸(の材料)。
5
漆を塗ったら固めます。乾燥というか、固めます。
普通の塗料は溶剤を揮発させて顔料を定着させるので、湿気は邪魔。しかし、漆はその真逆。空気中の水分と漆の酵素(ウルシオール)がくっついて硬化するのです。
だから、画像の様に、湿度の高い状態を保って安静にしてもらいます。
衣類収納ケースに濡れた新聞紙を敷いて、更に水でべちゃべちゃにして、蓋をして。
自家製漆風呂。
車スピーカーのバッフルを漆仕上げする例は、自分は見たことがない。
ただのバカかもw
6
2~3日以上放置します。梅雨入りして、湿度が高いのは漆乾燥には好条件なのですが、いかんせん室温が上がらない。25度くらい欲しいのですが、せいぜい20度ってとこでしょうか。箱の中は。
ポニョが猫を喰ってますw
7
地の粉もどきを水で練った際の水の量が多すぎたため、いまいち定着具合がよろしくなかったです。
なので、強めにやすりをかけてやり直し・・・。
今度はセラミック灰:木灰を1:1で混ぜ、泥団子が握れる程度の水分量で練り上げてみました。
国産漆は使い切ったので、中国産漆と混ぜ混ぜし、バッフルに塗り塗り。今度はいい感じです。
写真は撮り忘れましたが。
8
どうやら、あたくしは漆でかぶれない体質の様ですw
絶対カブレるっしょ。うちの家系は肌弱いもん。
と思って、腕カバー&ビニール手袋&マスクその他の厳重装備で作業に臨んでいたのですがね。
腕とか指に漆が飛んじゃって、あーやべーって思ってましたが、何のことはない。いつまでたっても全然痒くならない。
次回から素手でやろ。
本職っぽいくてかっこいいw
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