「安物ステア解体・中○クオリティの真実!詳細その2」
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
詳細その1の続きです。
カッターなどを使い、邪魔なウレタンをどんどん剥がしている所です!
※再使用はしないので、作業は適当です♪
2
不具合は無かった下側です。
…ココも溶接やリベットは見当たらず、接合部をカシメてあるだけ!
(ちなみに、左側も同様でした…。)
3
完全に分解した中○ステア。
…衝突した時、腕を通して体重の掛かる部分が、ひ弱なアルミスポークが曲がるより先にグリップが逝きそうな芯線?の貧弱さや構造に、ビックリするより呆れました!
…この作りだと過大な衝撃で簡単に変形や分離してしまうので、衝突時にスポーク近くで握ってると露出したスポーク先端で腕の内側を大怪我…したりしそうで怖いです。
アルミのスポーク・鉄製のグリップ部共に強度不足が丸分かりで、耐久性や衝突安全性など全く考えていないような潔い作り?は、ホント、インパクトありました!!
4
スポークの芯になるリング状の芯線?のセンターになる、接合部分です。…が、薄いフラットバーをプレスして巻いただけの芯線&強度など度外視の適当な溶接(一部点付けのみ)にビックリ!
事故の衝撃どころか日常の使用にも耐えられそうにないクオリティや、コレで検査通ってしまう体制が別の意味でスゴイです!
5
芯線の断面のアップです。
…板厚1.5mm程度で、フニャフニャの鉄でした!
プレスでこの形状にするには、硬くて厚い材料は使えないのは分かりますが、もっと強度の事を考えて設計して欲しいです!
6
芯線を正面から計った所です。
丸棒ならまだ分かりますが、薄いプレス材で幅がたった10mm!
…この状態では完全に剛性不足で、簡単にヨレる状態でした。
7
愛車のオプティに付けた時の写真です。
このように見た目はそこそこ良いのですが、バラしてビックリ!の某国クオリティを再確認出来るステアリングでした!
「見た目だけ重視で、強度や見えない所は手を抜く」という、「私の脳内の中○製のイメージ」通りの内容でした(笑)が、皆さんの感想はどうだったでしょうか?
この時代、○国製を完全に避ける事は難しいですが、今後は異様に値段が安いものや、高級素材を使ってないのに軽過ぎるステアリングには、くれぐれも気を付けて下さい!
※以上はあくまで当方の印象です。
某国では、エアバックに対抗して「強度より変形による衝撃吸収性を重視した作りが正規のルールになっている可能性もあります」ので、あくまで参考程度にお読み下さい。^^
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