アッパーマウント交換
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
異音発生。
発進時にカコンというような音とステアに伝わる衝撃。超ゆっくり発進や走り出すと出ない、停止から通常通り発進すると音が鳴る。ほぼ毎回発進ごとに1回だけ。
音の感触的には発進時にかかるGで車体全体に伝わる位何かがわずかに動いてる?ように感じる。クラッチがつながりタイヤがほんの少し回転してからなる。
異音の直前作業はラックエンド交換であるがあまり関連性はなさそう、でもそれ以前にはなかった。ので関連する部位を疑う。
そのため足回りから再度点検。
左右ガタ確認。ナット締め付け確認。
問題なし。
右EGルーム側ストラットも確認。問題なし。
2
でこれが左。
ガタはなかったけど、明らかにストラットが傾いてる。
あおったけど動きはしなかったしジャッキUPしても変わらなかった。
異音の原因かは不明だけど、正常ではないので分解し原因追求します。
ネガキャン方向に傾いてますが外から見る分にはいまいちキャンバーはよくわからなかった。
出先でガタ点検の後家まで帰る20kmでは異音は出ませんでした。ジャッキUPしてガタ点検でゆすったりしたことで何かがずれたののででなくなったのかもしれない。
3
帰宅後再度点検と分解作業に入る。
ここの隙間すごい。
右
4
左。
隙間は同じくらいあいてる。
この部品(アッパーマウント)は3年前に新品に交換してます。
この隙間があること=異常の情報がネット上にはみられますが、当方はこれは異常ではないような気がする。
構造的にこうなるのではとも思う。
流石に3年でだめになるなら、構造上の欠陥だと思うし、へたるから隙間ができるとかそういう構造にも見えずマウントブッシュが押されるから隙間ができるような構造に見える。
ガタがあって隙間ができるは異常だと思いますが、ただ隙間があるだけは正常なのでは・・・。
これは気になってきたので取り外して徹底的に分析します。
5
右はなんともなさそうなので左だけばらします。
ABSの配線だけ注意。
6
外し完了。
フロントは楽でいいです。
7
外したら隙間なくなります。右もジャッキUPしてタイヤが宙に浮いたら隙間なくなりました。
サスペンションの伸縮で隙間に変動が起きる様子。
この時点でガタついてるとか隙間があるは異常だと思いますが、ガタも隙間もないなら正常だと思う。
多分ですが、着地してサスが縮むと当然ショックも縮むのでその分マウントブッシュがつぶれてというか押し込まれる形になって、隙間ができる。ダウンサスだと着地させたときバネとショックが純正より多く縮むので隙間が目立つ。なんじゃないかなと思います。
純正ショックに純正バネなら隙間でないんじゃないかなと思いますが、比較対象がないし純正新車時の状態は分からないので何ともですが。
加えてよく見かけるこの隙間を埋めるためにゴムリングなどを追加してる処理については同意で、サスペンションの伸縮でブッシュも変形しこの隙間がかわるので隙間をなくすことは、ブッシュの不要な変形を抑えることにもつながります。
マウントと同じでゴムは動かない方ががっちりするはず。
後は新品などと比較します。
8
ショック分解。
形が変ですね。
ベアリングとマウントの穴が、変形してるように見える。
9
マウントは長穴になったような形に。
10
ベアリングも穴が不自然に拡張されたようになってます。
要はこれ締めすぎなんじゃないかなと思います。
恐らくですが、アーパーのボルトを締めたときに締めすぎてその時にショックのふくらみまで食い込んで変形したんだと思います。
ただそれだとその時にここまでずれていると、気づくような気がするので、締めすぎ気味の状態に走行時の段差や衝撃で食い込んでいき変形しただと思う。
とくにぶつけたりはしていないので、そういう類ではないとは思う。
11
電動工具を使わず手で組みなおしてみたら正常になりました。
でも穴が変形してるということはその方向に力がかかれば、ずれるような気がします。足回りなので段差とかの衝撃でずれてまた傾くと思う。
ので部品発注。
3年前は左右5000円くらいでしたが、いまは左右で10000位します。倍です。値上げ率・・。
部品が出ることに感謝して、片側だけマウントとベアリングを発注。
モノタロウ当日出荷なので、2日後には来るはず。本州なら当日か翌日なのかな? 北海道は注文から2-3日です。
特に車に乗る用事はないのでこのまま放置です。
12
廃品にあったマウントと比較。
こちらは手でゆするとガタつく。
これは異常。
隙間はない。
なので隙間がある=異常ではなくここにガタがなければ正常という判断でよいと思う。
ガタがある=隙間ができるとは必ずしも限らない様子。
13
これは3年前に交換したマウントで特にがたはないものですが、バネの力を受ける皿の上にゴムマウントがあります。
足がついてGがかかるとゴムが押される構造です。
14
一部見えないですが、13の画像のゴムと隙間部分のゴムは一体なのではないかと思うのでGがかかってゴムが押されるとその分ここが押されるので隙間ができる。だと思います。
まぁ根拠のない自論です。
15
うちの車、昔からですがフロントを上げると左のシャフトシールからMTオイルが漏れてきます。通常停車時や走行時では一切漏れてこないので、支障はないので放置してますが、MTオイル入れすぎなんだろうか。
16
部品が来ました。
分解は金曜日夜間、土曜日午前に発注し月曜日午前に到着。
モノタロウを利用しました。
最短ですが北海道はこんなもんです。
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マウントの穴の比較。
正常はちゃんと〇です。
18
ベアリングの比較
こちらも同様です。
19
組付けていきます。
ワッシャーを入れると締めれなかったので、サスコンで少し縮めています。
今回は手で締めました。
20
ストラットのボルト1本がさび付いて抜けずらかったので、油さしてワイヤーブラシで磨きました。
これ錆て固着するとストラット抜けなくなってすごく大変なことになるので・・・。
21
組付け完了。
特に違和感はなし。
22
角度悪いですが、ちゃんと真ん中にいます。そしてこれが着地前です。
この時点では隙間はありません。
23
着地させ、車はゆすりながら前後に動かしました。
予想通り隙間ができました。
取り外す前と同じくらい。
新品部品だし、構造的にも隙間があるは正常と自分はいきつきました。
24
このようなものを用意してましたのでこれを隙間にいれます。
25
完了。
正直補修用のごむなのでそんなに硬度もないので、どのくらいの効果があるのか不明ですが、マウントのよれの低減にはなると思います。マウントがよれなければ、動きの損失が減るので異音の低減や路面の追従力は理論的に上がると思います。
体感できるかは別。
このトラブル自体もいまいち体感できていなかったし、異音もこれが原因だったのか、よくわからないのでひとまずこれで様子見ます。
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