最初で最後の4ドアハードトップ…そして最後の4気筒の存在したセダン。
投稿日 : 2010年07月11日
1
2代目オプティが登場したのは、1998年の事。
L700系ミラのコンポーネンツをベースに、トランクを持つサッシュレスの4ドアハードトップセダンとして登場した。
2
オプティはスポーティ版のビークス、そしてクラシックモデルが存在した。
こうして見ると、個性的なデザイン。
3
最強バージョンには25mmのローダウンと、リアガラスを囲うようにして取り付けられていたルーフスポイラーを持つ、エアロダウン・ビークスが存在した。
このモデルの2WDのみL802S型となる為、DOHC16バルブ4気筒ターボのJB-DETエンジンを搭載していた。
4
トランクルームは軽自動車枠でノッチバック・セダンモデルとしたのが災いして、ハッチバック程のスペースはない。
あくまでも、スペシャルティカー的な位置付けである事が伺える。
5
インテリア。
ダッシュボードのデザインは、ワゴンモデルのL900系ムーヴのモノがベース。
唯一の違いは助手席側にポケットエリアが無い事と、コラムシフトではなくフロアシフトであった事だった。
6
シートのデザインはL700系ミラ・ターボのモノがベース。
ダッシュボード…ほぼL900系、シート…ほぼL700系…中間のL800系はどちらの要素もあるワケですか…
流石はトヨタの傘下、ダイハツと言った感じです。
7
エンジンはムーヴと同様のモノが用意されていた。
基本は3気筒のEF型がベースだが、マイナーチェンジをするまでは64ps、10.9kg-mの性能を持つ4気筒・JB-DETエンジンが存在した。
このエンジンはスムーズな回転フィールを持ち、実に爽快な特性なエンジンと言える。
しかしエアロダウン・ビークスはマイナー後には消滅してしまい、オプティのエンジンとしては息が短かったのが残念だ。
同時に、セダンモデルの4気筒エンジン搭載車種は消滅する事となった。
ムーヴもL152Sを最後にJB型を失い、現在はコペンのみがJB型を搭載しているが…
スズキのF6B型、三菱の4A30型、そしてスバルのEN07型も消滅の日は近い…JB型は最後の4気筒になるのだが、こちらも間もなく消滅する可能性は高いと思われる…
もうすぐ、軽自動車から4気筒エンジンが失われる日が来るのかもしれない。
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