昨日、いつもの場所で開催。
今回は、
・3連休初日
・成人式
・オートサロン
・昼間開催
・休み明け
などで、やや少なめな参加でしたが、濃いオフ会が出来たと思います。
参加された方々、お疲れ様でした。
また、ナイトでやるように致します。
強風で、畑の砂埃が立ち込めていました・・・
まず、お初にお目にかかったのが、
ハラトンさん。
フルカロです。笑
これから、HF PLAYERのandroid版がリリースされたら、DACも導入して一気に
ハイレゾ化するとのことでした。
そのためのパーツ。もう準備できているようです。笑
続いて、Kさん
バッテリーサブで2個、14.5Vは必須、と電源系をかなり意識されていて、
実際出音も「余裕」の「なりっぷり」でした。アンプの交換もされていたのですが、
やっぱり、土台がしっかりしているのでハイレゾの音源はすさまじく良かったです。
DACもifiとケンブリッジオーディオの2種類があって、使い分けも出来る、
という「どんな媒体も鳴らしますよー!」って感じです。笑
最後に、灰さん
お披露目、ということで楽しみにしておりました。
例の、Linuxを使ったPCが今オフの為に、見えるように鎮座。
それを、
を画面にして鳴らすシステム。まず、コンパクトであることは、車載する上で大きなメリット。
それと、操作性。これも◎です。
それと、肝心な出音ですが、最初、????という感じだったので、あれ??、CD音源だから
こんな感じなのかな?と思ったのも束の間、暖気が進んでくると(笑)、音が激変しました。
NOBU'S ポピュラー・セレクション [SA-CDハイブリッドCD] [デジパック仕様]
これを、DSDで聴いてみたら・・・今まで色んな媒体で聞いた中で、圧倒的に№1な出音。
特に、
は、こんなに楽器の種類が鳴っていたの?というぐらいの、鮮明さ。もうすごいの何のって・・・驚
ここで、灰さんと色々会話になりましたが、
PCMは膜があって、空間に制限があり、何かノイズ的なものが含まれている
DSDは、その膜が払拭されていて、クリアーな空間表現が出来ている
DSDはやっぱり凄い!
という内容。確かに、PCMとDSDは別物だなって思います。
話は変わりますが、マスターテープから、誰某がリマスタリングしてハイレゾ化・・・なんて
音源DLできるHPに書かれている場面が最近増えましたが、自分でリマスタリングしたいって
思うようになりました。
万人が「良い」という音もあろうかと思えば、「自分はこれが良い」という音もあるんでは
ないかと思います。聴く側はEQ弄ればいいのでしょうけど、あくまでも作成側で録音や
リマスタリングの時点でEQを弄っているのは間違いないでしょうから、聴く側でEQで
弄ってもしょうがないんですよね、そんなことが「手軽」に出来るビジネス・ショップ、ないですかね・・・
カスタマイズは何もハードだけではなくて、ソフトでも・・・と思う今日この頃です。
こんな記事見つけました。
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■宇多田ヒカル「First Love」のハイレゾ版リリースに関して、
制作側、聴く側、それぞれのハイレゾへの課題
西野:
『First Love』の44.1kHz/16bitとハイレゾ96kHz/24bitを同じ音量感になるようアンプのボリューム
を調整して聴いてみたとき、「やっぱりハイレゾっていいな~」と思いますよ。比較すると気付いて
しまうんですが、CD規格は音楽情報がちょっと差っ引かれて記憶されているように感じます。
その失われたポイントをマスタリングで埋めてくれると嬉しいのですが(笑)。
小泉:
レベルを入れたことによって失われてしまったのか、規格でもう入らないのか、それは音源による
けれど、44.1kHz/16bit規格には傾向としてありますよね。器がCDとハイレゾは違うから。
西野:
そうなんです。ハイレゾを器の大きさで聴いてほしい!そこがイマイチ伝わらないんです。
「20kHz以上の高周波が収録されているから音が良い」といった解説でしか、ハイレゾ規格が
語られていないのは本当に残念。高周波が入るからハイレゾが優れているわけではないと、
個人的には大いに主張したいところです。
小泉:
『First Love』で言うと、当時はマルチ・レコーダー自体が48kHzのデジタル録音だっただろうから、
高周波は20kHzよりそんなに伸びていないはずです。何十kHzまで伸びた音は、そもそもマルチ
自体に入っていない可能性があるから、20kHz以上の高周波だけを話題にしても仕方がない。
究極を言ってしまうと、結局は空間とかスペース感が分からなければ、どうしようもない。
西野:
まずは再生環境で、空間が見えるセッティングやシステム構築が、聴く側の必須課題ですよね。
小泉:
そこが分からなくて、ハイレゾをただ「イイんじゃない、キレイじゃない」っていうのでは、多分
制作側の意図を完璧には汲み取ることはできていないと思うんです。
西野:
分かりました。私たち聴く側は、これからのハイレゾ時代を楽しむために、立体的に聴ける
システム作りやセッティングを頑張ります。では、ハイレゾを制作する側の課題は?
小泉:
リスナーはCDから聴くことが多いと思うので、CDを聴いてからハイレゾを聴いたときに、ガッカリ
させないくらいに器が大きくなったハイレゾ感を、その音から感じてもらえるというのが一番じゃない
でしょうか。
西野:
ぜひ、そういうハイレゾ音源が聴きたいですね。私も、個人的に音圧戦争は勘弁してほしいです。
やっぱり聴いていて疲れるんですよ。自分の好きなアーティストの新譜が出て、音楽は素敵
なのに「なんで音圧をこんなに突っ込んだの~」と悲しくなるときがあります。聴いていて、
肩がギューっとなっちゃうんですよ。音楽を聴いてリラックスしたいはずなのに、いつの間にか
眉間にシワを寄せて聴いている自分に気付く。過剰音圧って、そんな感じですよ。常に音楽が
攻めてくるので、体が無意識のうちに防御姿勢を取っている。
小泉:
そうそう、体に力が入るし肩も凝るし。
西野:
ハイレゾの楽しみとして「CDのマスターってこんな感じだったんだ」という音源も良いけれど、
今後はもう一歩踏み込んだハイレゾ制作を行ってほしい。
小泉:
CDマスターというだけじゃ、つまらないだろうって思いますよ。
西野:
そういう意味で『First Love』は、黒船がやってきたという感じがしますね。スターリング・サウンド
のテッド・ジェンセン氏からは、こういうハイレゾ制作の提案が来たぞっていう。
「日本人のマスタリング・エンジニアよ、どうするんだ?」といった、問題提起は感じますね。
ハイレゾ『First Love』みたいに、音圧一辺倒じゃない仕上がりをハイレゾの世界で見せてくれると、
聴く側としては嬉しく感じます。ハイレゾは、従来のCDの音に比べて圧倒的に優れた感じが出し
やすい規格ですが、今のところハイレゾのキラーソフトとなるべき群を抜いたサウンドの音源が
少ない。これからハイレゾを聴いてみたいと思っている人に、「じゃあ、どれを聴いたらハイレゾが
体感できるんですか?」と問われても、「CDとあんまり変わらないね」と言われそうなものばかり。
本物のハイレゾ作品も少ないながら存在するだけに、そうなると辛いところがあります。
小泉:
まだハイレゾ音源も発展途上。そこで同じデジタルだからっていうことでレベル競争が起こると、
またCDの二の舞となってしまう。
西野:
それは避けたい!音圧にだけ騙されぬよう、聴く側も賢くならなければいけません。
小泉:
ハイレゾ『First Love』が、ポップスだけど、これくらいレベルを小さく作るのは何故かということを
考えながら聴いてもらいたいです。パッと聴きを良くしたいということで、ハイレゾでも音圧を上げ
始めるのはダメ。
西野:
過剰音圧では肩の凝る音楽になってしまう。そうすると、音楽を聴く時間が少なくなって、音楽が
売れなくなるという悪循環。ハイレゾはその道を歩まず、ぜひ肩の力が抜ける良質なフォーマット
に成長してほしいです。
小泉:
やっぱり、スペースを楽しんでもらいたい。
西野:
そういう意味では、今回の『First Love』は良い教材です。“立体音像が再現できる
システム&セッティング”という聴く側の宿題をクリアするための練習課題としても、
ぜひハイレゾ『First Love』に挑戦してほしいですね。
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とは言うものの、PCMでは十分に立体感を追いきれないような気がします、灰さんが言ったとおり、
やっぱり、空間表現は、DSDじゃないかなと思いますね。
各メーカーの優先順位、最初からDSDじゃなくて、24/96から買わせる、それを徐々にレベルを
上げて、再販を繰り返すという「商法」が見え見えです。DLの能力の問題もあるかとは思いますが。
いずれにしろ、ハイレゾに関して色々考えさせられるオフ会でした。
また、次回よろしくお願いします。