映画
ベイブルース〜25歳と364日〜を観てきました。
この作品はNSC(吉本総合芸能学院)7期生で元漫才コンビのベイブルースの高山トモヒロさん(現ケツカッチン)が亡くなられた相方だった河本栄得さんとの出会いから別れまでの話で元々は5年前の河本さんの15回忌に書籍化された物を著書でもあった高山さんが監督として実写化した物です。
書籍の方は5年前に購入しました。
書籍のネットでの紹介文は↓
1994年10月31日25歳と364日で人生の幕を閉じた天才漫才師、ベイブルース河本栄得を知っていますか?
数々の賞を受け、確実に将来を有望視されていた漫才コンビ「ベイブルース」を突如おそった河本栄得の死。あれから15年。河本の15回目の命日に、相方高山トモヒロが自身の幼少期の思い出から河本との出会い、そして別れまでを克明に綴る 。
「精密機械になれ」。その通りにしたら、ここまでこれた。好きにしてくれ、自分が思った通りに突き進んでくれ。それが時にどんなイバラの道に迷い込んでしまおうと、僕はついていくから。でも河本、一言だけ言わせてくれ。
なんでそんなに生き急ぐねん。
同期の雨上がり決死隊、なるみ(トゥナイト)との心斎橋2丁目劇場での青春の日々。友情と再生の物語。
ベイブルースとは: NSC7期生だった高山トモヒロ(当時は知浩)と河本栄得により88年結成。同期の雨上がり決死隊要する吉本印天然素材や、なるみ(当時はトゥナイト・なるみ)のいる2丁目軍団たちとともに芸を切磋琢磨するなか、リーダー格として順調にスターへの階段を上っていた。しかし、94年、河本栄得が突如劇症肝炎で死去。ベイブルースというコンビも志半ばでその歴史に幕を閉じた
↑と言う事でベイブルースはNSC7期生で同期には雨上がり決死隊やなるみさん(当時はトゥナイト)や「○○ですか?」でお馴染みの新喜劇の安尾信乃助さんやナイナイ矢部さんのお兄さんなどがいて同期の中では当時一番勢いも実力もあって将来が期待される漫才師でいずれは全国区でブレイクするだろうと思われていました。
関西圏外や当時を知らない人なんかだと雨上がりが一番の人気かと思われがちですが雨上がりは初めは漫才やコントでもほとんどブレイクせず賞レースでもほとんど受賞歴もなく吉本印天然素材(通称天素)入りするまではベイブルースやトゥナイトが抜きん出ていました。
ベイブルースの2人は大阪の高校野球の名門桜宮高校野球部出身で野球部時代のチームメイトには元阪神の捕手、矢野燿大さんもいてます。
原作本で知りましたが矢野さんは野球部時代にすでに別格の実力だったそうです。
高校を卒業して2人はそれぞれ別の会社に就職するのですがその後ふとした再会を機に河本さんが高山さんを誘いNSC入りし漫才師としての道を歩みます。
卒業後は大阪の有名な賞レースでも実力を発揮し人気者になり将来が期待される中、河本さんが病に倒れ入院し残念ながら療養中に息を引き取ります。
ちょうど河本さんの26歳の誕生日1日前で作品のタイトルも25歳と364日になっており原作本は15回忌の命日の10月31日にリリースされ映画版は20回忌の命日の10月31日に封切りされました。
これまた原作本を読んだ時に知りましたがベイブルースのネタは河本さんが考えていて笑いに対してはかなりストイックで厳しい人だったそうで高山さんは河本さんの言われるがままに従うしかなかったそうで驚きでした。
高山さんは現在は元圭・修の和泉修さんと漫才コンビのケツカッチンを組まれています(圭・修の圭は清水圭さんです)
上映している劇場が近所になくて一番近い京都の劇場まで行きましたがレイトショーで1300円でしたが駐車場は映画を観てもサービスはなく600円も取られちゃいました(30分100円)
京都市内の劇場でしたが107席ある中で観客は私を含めて3人だけでほぼ貸し切り状態でした。
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2014/11/11 01:30:33