スカートの長さとパワーの関係ｗ

JAXAネタの続きです。

タイトルでスカートの長さと書いたけど、実際はノズルの長さの事。
しかもロケットエンジンｗ

写真はH-2ロケットの一段目のLE-７型エンジン
上側のゴチャゴチャしているところが本体



一方、２段目のLE-5型



筒の中に入って本体が見にくいけど、１段目と比べて、本体の大きさとスカート（ノズル）の長さの比が違うのがわかる。

なんで違うのかって？

一般的に、燃焼ガスは高圧の状態でエンジン本体から出て、ノズルで徐々に膨張して最終的にノズルの面積と出てくるガスの噴射速度でエンジンの推力が決まるんだよね。

なのでノズルの面積がでかい方が有利。
じゃ、１段目も大きくすれば。。。と思うところだが、これがなかなか、そうはいかない。

膨張すると圧力が下がるので、あんまり下がすぎると逆流するんだな。
ノズルの周囲の圧力よりは下げられないんだ。

でもう一回よく考えると、一段目って地上から点火して発射するから、周りは大気圧。
２段目以降はほぼ環境は真空になっちゃってるから膨張比が大きくできる訳。

個人的にはロングスカートよりミニスカートの方が見ていてパワーがでるよ。
って関係ないかｗｗ

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人工衛星も面白い。



本体についている太陽電池パネルの部分なんだけど、
打ち上げの時はコンパクトに畳んであって、宇宙空間で展開する。

さぞかしハイテクかと思いきや、案外地味なメカ。




ワイヤーとプーリーだよ。
ワイヤーを緩めると、バネで、びよよーんと伸びるのが素敵。
シンプルな設計で軽量、高信頼性を確保しているんだね。
実に奥深い♪

え？　変なところを見て関心してる？　そうかなあｗｗ