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オダジーのブログ一覧

2016年01月18日 イイね!

おしい!

先日打ち上げられた、スペースX社のファルコン9ですが、非常におしい失敗。

打ち上げそのものは成功だったんだけど。。。?



実はこのロケット、1段目が帰ってくる。 自動で着陸して完全リサイクルを狙ってるんだよね。
通常は燃焼終了と共に海上に落下。粉々になるんだが、こいつは洋上の着陸パッドめがけて帰ってくる。



帰ってくるときの画像がコレ。


非常に不安である。(そもそも、角度がやべー)

以前の失敗はこんな感じ。 やばいくらいに不安定だった。

https://www.youtube.com/watch?v=GbYQQE5LZ2E

で、今回は。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160118-00010002-storyfulv-n_ame


おしい、非常におしい。 もうちょっとだったのにw

でも、成功している画像もあったりする。

https://www.youtube.com/watch?v=3G8GJQumBFs

こりゃ、H3ロケットもウカウカしてられないな。
Posted at 2016/01/18 18:13:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宇宙物 | 日記
2015年12月23日 イイね!

なつのロケット

先日購入した本について書いてみる。

そもそも宇宙物が好きな自分としては、DIYのロケットとかってだけで面白そうなんだが、実際作って飛ばしている話なんで面白くないワケがない。

著者の あさりよしとお さんは漫画家で、なつのロケットってタイトルでマンガも描いていた。
(1999年作 すでに読んだ)



で、これは前年に川端裕人さんの小説に触発されて書いた話なんだそうだ。



マンガを書くにあたり、実際に宇宙機エンジニアの野田篤司さんを訪れ、設計したらどうなる?といったことまで検討した結果で描いてあった。

テーマとしては「ロケットの小型化はどこまで可能か?」である。
ただし、ここでは弾道飛行のものは含まず、地球周回軌道に乗せてはじめて本物との定義だ。

そこで終わらずに、自身が なつのロケット団のメンバーとなり、実際にロケットを飛ばしている。
実に面白い。

本書では、はじめの頃からの開発が失敗も含め書いてあり、とても身近な開発に思える。

自作ロケットエンジンのテストなんかも書いてある。




何年もかかり、ようやくフライトモデルまでこぎつけ、実際に飛ばしてるのも凄いね。




メンバーの中には、堀江貴文さんもいるんだが、メディアからくる感じではなく、面白いことを自分でやりたいって気持ちが伝わってくるんだよな。

やっぱ、何かをやりたいって気持ちは大事だ。
でも、実際、何かをやる!ってのは大変な事で、口では「いいですねー」って言う人が大半なんだが、
一歩、踏み出して、何かを犠牲にしながらも自分のやりたいことをやるってのはやっぱ凄い。

さてさて、自分も何か面白いことをやらんとなぁと思ってるが、なかなかできないねwww
(最近は、クルマもちょっと、な。)

なんとなくだが本から刺激を受けましたな。 たまには読書もいいね。
(誰でもが面白い本ではないけどね)
Posted at 2015/12/23 21:36:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 宇宙物 | 日記
2015年12月16日 イイね!

読書の時間

読書の時間随分と前に買ったコミック版は、空想の中で、少年たちが自作のロケットを飛ばす話だったのだが、これはマンガからスピンアウトして作者自ら、「実際に試してみた」本。
参加メンバーも非常にユニーク。

超小型のロケットは実現可能なのか? DIYショップでロケットの材料は揃うのか?

なかなか興味深い。
読み終わったら、感想をUPする予定だが、さて、いつ読み終わるやらww
Posted at 2015/12/16 20:52:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 宇宙物 | 日記
2015年12月09日 イイね!

祝 あかつき君。

先ほどニュースで「あかつき」の金星軌道投入が成功と報道されとりました。

2日ほど前に、軌道に乗るための噴射が行われたって報道があったので知っている方も多いと思う。
これで、日本が月を除いた惑星に人工衛星を周回軌道に乗せた初めての例になったのだが。。

ここに至るまでには壮絶な「あかつき」の旅があったんだよね。



2010年、「彼」は金星に向かってH2-A 17号機にて打ち上げられました。
約半年の期間を経て、ようやく金星軌道付近に到着。

減速噴射をしていよいよ金星軌道に乗ろうとした時の事だった。
500N(ニュートン)のメインエンジンを吹かし、減速していたんだよね。
金星の裏側を抜け、金星軌道に乗るはずだった。

だが、裏側を抜けた時には、減速できず、あさっての方向に去っていく「あかつき」
運用チームは何が起きたのがわからず。。。この時は、ただ過ぎていく金星とあかつきを見守るしかなかった。

後日、運用チームは原因を突き止めるべく、噴射テストを実行した。
「あかつき」は命令通り噴射を開始したが、観測によって予定の1割以下の推力であることが判明。
どうやらメインエンジンに致命的な故障が発生したらしい。

悩むチーム。

さらに後日、製造元との検証によって、半年の飛行の間、推進剤と燃焼剤を隔てている逆止弁が原因で推進剤と燃焼剤の配合がおかしくなり、エンジンノズルが溶け落ちた(無くなった)との解析結果がでた。

運用チームはメインエンジンの使用を断念。

普通ならココであきらめるところだ。 しかし、あきらめないのが日本の宇宙開発。
(予算もないし)

金星付近での太陽公転軌道に乗っている「あかつき」。 数年すると金星との再接近のチャンスが来る。

そこで軌道変更すれば小さい労力で金星軌道に乗れるカモ?と考える。
計算結果では再接近は6年後。 でもそれじゃ衛星の寿命が尽きる。
半年の飛行+2年間の観測のつもりで設計していた衛星なのだ。

姿勢制御用のスラスターを噴射しつづければ、軌道変更が可能かもしれない。
そんなバクチしかなかった。

姿勢制御用のスラスターを連続して噴射するなんて想定もしていなかったのだ。
しかし、テストしてみると、スラスターはなんとか持ちこたえた!

これで金星への再投入に光が見えてきた。


課題はこれだけじゃない、実に再投入まで4年も待たないといけない。2年半の寿命設計の衛星を延命する必要があるのだ。

金星の軌道付近では太陽も近く、太陽による劣化もある。
電池だって持たない。

そこでチームは考えた。

地球との通信に使うハイゲインアンテナを日傘にして衛星へのダメージを小さくしよう。
電池は、一番長持ちする充電率にコントロールすることで延命する。
できれば電池付近の温度を0度位にしたい。

しかし、ハイゲインアンテナを太陽に向けるということは地球との交信にローゲインアンテナしか使えない。つまり通信速度がすごく遅く、衛星のコントロールにタイムラグが大きくなるってことだった。

衛星を軽くするためにメインエンジンの燃料も投棄。

やれることはすべてやった。 あとは数回のスラスター連続噴射による軌道変更。

ただ待つしかない。 金星が近づいてくるまで。

開発チームのあせりや不安がどうだったのだろう? 今は報われているのだろうか?
じっと「あかつき」を信じ、再投入を夢見る日々。 自分じゃ耐えられないだろうなぁ。

そんなチームに感謝を送りたい。

*************
JAXAでは「あかつき」は男の子キャラに位置づけられているんだよねw

で、例の萌え衛星図鑑ではこうなってる。

観測機器ではカメラが主力なので、カメラを持ったキャラ設定だわ。


*******

無事に金星探査を完了してもらいたいね。 半年後のデータが楽しみである。
Posted at 2015/12/09 21:06:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宇宙物 | 日記
2015年12月06日 イイね!

半世紀を越えて活躍したエンジンテクノロジー

今日は、ここんとこご無沙汰だったエンジンネタでも。
(と、言いながらも、ロケットエンジンネタなんだがw)

その昔はアメリカとの競争もあって、宇宙関連事項は機密でも最高ランクな情報で、
秘密のベールに包まれていた。

その中にはアポロ計画に対抗して月ロケット計画も含まれていたのは、
しばらく前にココでも書いた通りだ。

随分と前のことになるが、ソ連崩壊後、その情報が西側諸国に流れると共に、
ロシア脅威のスーパーテクニックが明らかになった。

で、今日はそのロケットエンジンの話。

ソ連の月ロケットはN1ロケットと呼ばれ、アポロと並ぶ巨大なロケットだった。(らしい)




ロシアらしく、ソユーズと同じく、横に組み立てて、打ち上げ現場で起こすって方式も健在w




だが、アメリカのアポロとの違いはエンジンの考え方というか、開発する限界でもあった。
なにせ、アポロの1段目は5個のエンジンで打ち上げたのだが、
このN1ロケットの1段目、実にエンジン30個で打ち上げた。

バカデカイ推力のエンジンをソ連はこしらえられなかったのだ。
(アポロの1段目のF1エンジンって異常な大きさなのよ?)





で、失敗したのだが、これにはちょっと可哀想な事情もあった。

なにせ、推力が少ないとはいえ、相手が月ロケット。普通のロケットには十分な推力。
エンジン単機から4機程度の同時試験は出来ても、さすがに30機同時のテストは出来なかった。

クルマじゃエンジンが普通は1機だから、あんまり気にしないが、
同じ物を沢山稼動させると大体、共振って問題とかに当たる。

そこいらあたりが解決できず、最近の解析では機体側の燃料供給システムのパイプが共振と振動で折れたとの見方が有力。

このエンジンの運命はソ連 月ロケットと共に忘れ去られるハズだった。。。

が、運命ってのはどうなるかわからんもので、これが数十年経って復活するとは誰も予想しなかったw


**********

月日は流れ、1960年代から一気に1989年。

ソ連崩壊後、徐々にこの月ロケットの情報が手に入り、アメリカの関心をかった。
しかも、廃棄されたと思われたNK-33エンジンが発見されたのであった。
核物質注意と書かれた表示に守られ、誰も気にしないまま50年近く放置されていて、
70機とも100機以上とも言われている。

時代も変わると、機密も何も無いわけで、アメリカとの商談が始まったのだったww
よくよく調べてみると、エンジンの性能自体は今とそれほど変わらず、
当時の優れた設計がクローズアップされた。

50年の時代を越えても第一線で活躍できる性能のエンジンってのも驚きだ。


アメリカのエアロジェット社が買い付け、NASAとテストをした。
結果は良好。 ちょっとの手直しで使える代物だったらしい。
ちゃっかり名前も変えてAJ-26なんて自分たちがこさえたような名前にした。

↓アメリカのテストベンチ風景


で、アンタレスロケットの1段目として2機搭載。




で、飛ばしてみた。 2013年4月に初飛行。


実に開発から60年で初飛行したエンジンである。

そうなるとアメリカ。 じゃんじゃん飛ばす。
2013年 9月に2号機。

2014年 1月に3号機。

2014年 7月に4号機とISSに補給機も飛ばし、これで実用化だなと思った矢先。

2014年の10月のことだった。




わずか離陸後15秒でエンジンが爆発。
ロケット本体を指令爆破するも地上に近すぎて、地上に被害がでてしまった。。。

まー、古いものをそのままってワケにはいかなかったってことかいな。
でも、日本もこのエンジンを買う計画もあったんで、危うく同じ道をたどることになったのかもだが、
運命っていうのはわからんもんだねぇ。

当のロシアは新型ソユーズ用で、まだ使うって言ってますけどね♪
Posted at 2015/12/06 18:29:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 宇宙物 | 日記

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何シテル?   08/17 23:45
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