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オダジーのブログ一覧

2016年07月09日 イイね!

多けりゃエライ?

今日はちょっと方向を変えてみたりして。

近年、ダウンサイジング~なんて提唱されて排気量がちっちゃくなってしまったり、
バイクなんて4気筒が2気筒になっちまったりする時代なんだが、
やっぱパワーだろ?って、時々思うんだよね。

スーパーカーなんかはV12が最高峰なんてもてはやされてましたが、
やっぱV12って響きもいい。

そもそも直6は振動的にもイイわけで、それが2個ついてるんだからもぉってな感じか。

でも、アメリカではV8信仰ってのは熱く、それなりに地位はあるんだよね。


で、アメリカ人がさらにパワーアップさせると当然V16に行き着く(?)

ミラー V16エンジン。 1927年 オリジナル420馬力 後に1075馬力。


NAから過給と幅広いパワーレンジを持つっぽいけど、一体こんなエンジン、何用なんだよ?って思う。

で、気になる搭載は、こんな感じ。


ボート用なのだ。 しかも2機ww (2000馬力w)
ボートならそれぞれにプロペラつけりゃイイわけで、出力を合成する必要もないんだよな。

レース用の船なんだが、水上で実に時速100キロを軽く越える。(すげえね)

ま、こんなスペシャルな船が現在もきちんとレストアされて残ってたりするのもスゲエ。


とまあ、V8x2みたく、長いのをこさえちゃうのがアメリカン。





一方、最近のおバカさんはV16エンジンをこさえるのも、一味違う。



ベースはヤマハのバイク用エンジンである。 4機www クランク系をこさえて合体させたっぽい。

ちょっと眺めてみよう。






ま、バルブの数はこうなるわな。(20バルブx4ね)


で、ベースが1万回転まわるから、これも1万回転ってのは短絡すぎな気もしなくはないが、
5バルブV16エンジンの1万回転の音ってのは聞いてみたいね。

無駄にエキパイもカッコイイし?
Posted at 2016/07/09 22:53:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 変なエンジン あれこれ | 日記
2016年07月01日 イイね!

やっぱり対向ピストンエンジン! 【ロールスロイス】

色々と調べるも、やっぱり対向ピストンエンジンってのは、コンパクトで高出力。
しかも熱効率も良くネンピも良い。

だって、戦車とか装甲車両のエンジンってのは、こういうものが求められるワケで。
馬力(トルク)要求とかハンパないもんなぁ。

1950年代から2010年に至っても現役で使われてるエンジンもある。
ロールスロイス K60エンジンだ。

え? 以前、ロールスは失敗したとか言ってたっしょ?? って細かい事は言わないってことで。
(調べきれてないだけ)





ふーん、2クランクシャフトでスーパーチャージャか。 対向ピストンでの王道だなww
240馬力@3750rpm くらいの出力。 排気量は6.6L 6気筒(じゃ、12ピストン?w)

外観はこんな感じで、4角の箱っぽい仕上がりなのは、戦車っぽいレイアウトだね。



で、肝心の車両は。。

FV432っていう兵員輸送車だ。 天井とかにバリエーションがあって小さい砲塔が乗ってるバージョンやら、救急車もある。





ドーザーつきで土木っぽい作業車もアリで。



便利な車両ぽかったんで湾岸戦争とかにも出張ってたみたい。
(右下のクルマが日本車っぽいw)


いつのまにやら戦車トークになっちゃまったけど、さらについで。
民間にも払い下げられたらしく、個人で買っちゃう人とか、映画に使われたり。

そうなると魔改造もされ。。。







3号突撃砲になってるwww



こればら日本でも買えそうだし、ガルパンごっこもできるかもな。。。

Posted at 2016/07/01 22:18:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 変なエンジン あれこれ | 日記
2016年06月24日 イイね!

これはエンジン。。。なのか??【ヘンタイエンジン?】

自分が子供の頃、工事現場のイメージをいうと、杭打ち機が「ガコーン、ガコーン」ってイメージがある。
(エヴァンゲリオンで綾波の家に行くと、この音がしてる)

昔は良く見たもんだが、最近は見ないっすね。
まあ、音もアレだし? 振動も凄いワケで。

しかも今は廃れてしまったハンマーにはディーゼルハンマーって方式がある。
これ、巨大ディーゼルエンジン的な機械なのだな。



ちょっと見難いが。。



要は、巨大なハンマーがピストンそのもので、上から落下。
下の打撃を受ける部分が燃焼室(ヘッド?)で底には軽油をドボドボと入れる。

すると着火するので、ドカンとピストンを押し上げ、元の位置に戻るってワケ。
ポートも上のほうにあるから、なんとなく排気され新気が入ってくる。

動画ではこんな感じ。 排気ガスがでてるのがわかる。

https://www.youtube.com/watch?v=zK5jwpUAXnE

まるで無限ホッピングみたいな?

建設現場風景。 おおきいねー。
しかも、斜めにも打てるのか!


どんだけ大きいかって言うと、こんなん。

シリンダー(?)www



どうでもいいが、この手の機械ってのは鋳造でメーカーマークとかが、デカデカ書いてあってカッコイイ。



でも、燃え残りの軽油は降ってくるわ、排気ガスで周囲が臭いわで日本じゃ廃れちゃった。
海外じゃ、まだまだ現役なんだけどな。

日本で杭打ちするときは別の方式(油圧とか振動式とか)がメジャーらしいって話だ。
原始的にオモリをクレーンで引き上げて落とすってのもあるらしい。
Posted at 2016/06/24 22:05:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 変なエンジン あれこれ | 日記
2016年06月22日 イイね!

【帰ってきたヘンタイシリーズ】対向ピストンスリーブバルブエンジン

長らくお待たせしている名物人気コーナー(?)ヘンタイエンジンシリーズですけど。
やっとネタも見つかったことなので、ご紹介。

お気に入りの対向ピストンエンジンネタより。


このコーナー、長らく見ている方はご存知だろうなの省略しますが、ユンカースに端を発した、
対向ピストンエンジン、色々と改良され、果てはヂルディックエンジンあたりで完成か?と思いきや、
別の進化をしているエンジンがあった。

ユンカース(おなじみ)


ディルディック(おなじみ?)


というのも。 対向ピストンエンジンでは、向かい合うピストンのレイアウトの為、クランクが2本あるあたりがなんとももったいない感じ。 もうちょっとコンパクトになって、出力も1本にならんかのぉ?
とか考える。

で、3角形とか4角形に組み合わせてやったのがディルディック系なんだが、今回はもうちょっと踏み込んで、1本のクランクで実現したのが、今回紹介のコマー TS-3エンジン。



おお、リンクを追加して見事に1本にしてる! しかも下(?)に伸ばして長細いエンジンの欠点を克服しようとしている。




ピストン後ろ側から見る。(通常はこのあたりにクランクがくるんだが。。)
折り返して中に入っていく。。。


どうでもいいが、おっさんの笑顔がいい。


1950年から1960年あたりのトラックに使われていたようで、今でも熱烈なファンがレストアしているっぽいね。

で、どんなトラックなのか?と気になる。


うひょー。 昔のトヨエースっぽいww

他にも。 こんなんとか。(バス?)


こんなトランポでサーキットに行ったらカッコイイね。


そこそこ人気になると調子にのるのがエンジン業界。
3シリンダー6ピストンエンジンから、さらにシリンダーを増やした4シリンダー8ピストンへ。


TS-4エンジンに進化するものの会社ごと買われちゃたりとか、なんやかんやでお蔵入り。
このまま進化したら、面白かったのになぁ。

考えようによっては、最近流行の高膨張比エンジンのハシリではあるんだろうな。
急速に圧縮できるし(両方から来るから)、圧縮比に対して普通の2倍の膨張だもん。
今の技術で復活したりするとどうなるんかねぇ~?

Posted at 2016/06/22 21:59:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 変なエンジン あれこれ | 日記
2016年02月24日 イイね!

ブリストル エンジン社の場合

前回はロールス ロイス社のエンジン紹介だったのだが、
当時はこれに並ぶエンジンの名門メーカーがあった。

ブリストル社である。

第二次大戦前に、というか、第一次大戦末期に開発されたジュピターエンジンが有名。



元々はコスモス社が開発していたエンジンだったのだが、戦争も終わり(第一次の話)、世の中平和になると過剰な兵器は用済み。 すなわち軍縮である。

これのあおりを受けてコスモス社は倒産。
ブリストル社が引き継いだ形になった。

しかーし、これがどうして、世の中の航空用星型エンジンとして、この後に開発されるエンジンの基本を確立してしまったほどの名機。
(生意気にも4バルブ エンジンだったりして後のエンジンを凌駕している部分もある)

当時は馬力も順々に上がってきてエンジン冷却が重要課題となった。
そこで、当時は鉄で出来たシリンダーをアルミに置き換えた。
ピストンリングと接する鉄のスリーブ部分を残し、外側をアルミにした形。
鋳込みスリーブの採用だ。 これにより冷却性能も向上。

星型エンジンは中央のクランク室にカムを配置して、爆発するシリンダーに合わせて、順々に駆動するOHV型が合理的。
そうなると、背の高いシリンダーとプッシュロッドの熱による膨張差が問題になる(と考えた)

なので、この熱膨張差を吸収する機構も盛り込んだんだね。



プッシュロッドとは別に1本ロッドが追加されている。
これがロッカーベースと接続され、熱伸びに合わせて上下するってカラクリだ。(アタマいいねぇ♪)

そんなこんなで世界中のエンジニアがジュピターエンジンを絶賛。
多くの国で戦争でもないのに採用。

日本でも中島がライセンス生産した。 これをベースに寿エンジンを開発。
ジュピターをオマージュしたことで、寿と命名されたとか。 ジュピターの「じゅ」なのだw
その後は栄エンジン(ゼロのエンジンね)など発展していく。
日本の航空ピストンエンジンのお手本でもあったらしい。(他にもライトサイクロンとか影響をしたエンジンもあるが)

一方、世界はまた大戦に突入。

ブリストルは当時の流行でもあったスリーブエンジンを手がけ、高性能を発揮した。
これがハーキュリーズ エンジン 1700馬力、セントーラス エンジン 3000馬力であった。






このエンジンの大量の歯車機構は以前にも紹介したので覚えている方もいるだろうw

以外にも信頼性も高く、パイロット、整備班からも評判が良かったそうな。

その後、戦争も終わり、ピストンエンジンも航空機のエンジンの主役から降りた。
会社もシドレー社と合併、ブリストル シドレーとなるが、これもロールスロイスに吸収される。

だが、この頃には世の中にセンセーショナルなエンジンを開発していたのだ。

オリンポス エンジン





コンコルドのエンジンである。 民間旅客機のクセにアフターバーナー付きで音速を突破する。
(有名な話だが。。)

本当は超音速爆撃機用のエンジンだったのだが、計画が頓挫し、コンコルドに採用になった経歴がある。

ちなみにコンコルド就航時は全席ファーストクラスだったらしいから、一度乗りたかったなとか思ってもかなりハードルは高かったww

超音速爆撃機の構想はアメリカにもあって、XB-70バルキリーとか、のちのB-1になって現実となる。
(どちらも実物を見たが、おそろしくデカイ)

で、ブリストル、これだけじゃなくて、ペガサス エンジンも手がけていた。




変な形。 これはあの垂直離着陸するハリアーのエンジンなのだ。


画像を探していて、ハリアーのテスト風景を見つけたので載せておこう。




なにぶん、こんな飛行機作ったこともなかったので、テスト風景も面白い。
後に世界初の実用軍用垂直離着陸機となって、世界中で今も運用されている。(なかなか替わりがでてこないな)

このテスト機、どうやら現在は博物館で拝めるらしいが、これは海外のお話なんで見たいけどムリっぽいなぁ。


とまあ、色々とやらかしたロールスロイスも実力のあるブリストルあたりを吸収して、
ヨーロッパじゃ名門中の名門航空エンジンメーカーとなったんだねぇ。。。
技術力だけじゃ会社は存続できないってことですな。
(技術が無いのはもっと困るがw)

Posted at 2016/02/24 21:27:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 変なエンジン あれこれ | 日記

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