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８月最後の土曜日。
今日あたりは、”うどん屋巡り”の地方からのお客も多いことだろうと予測した上で、それでも「須崎ならそんなでもないんでは・・・！」との希望的観測で向いました。
　
　ところが・・・、入口に３０人ほどが並んでいます。
店内の様子は過去３回お邪魔していますので、だいたい想像がつきます。
分業されていることはされているのですが、決してスムーズとは言い難いものがありますので、３０分程は待つ覚悟が必要だと思われます。
もしかしたら、それ以上かもしれません！

　ということで、今回は須崎製麺所を断念して、超有名店の谷川米穀店に向うことにしました。
谷川米穀店には３年前の６月に行ったきりです。
このお店は、立地が立地だけに、マニア的、或いは谷川に行くという目的意識を持った人しか来ないと踏んだわけです。

　読みは的中しました。
　

　店内も含め、１０人ほどが並んでいるだけでした。
このお店のシステムは、店内で着席した状態でたべさせるため、一度にたくさんのうどんを茹で上げることはしません。
客の消費状況を確認（？）しながら、茹で上げます。
そしてこの店では、”お代わり注文”ができるのです！





　このお店の注文方法も至極単純です。
冷たいの、熱いの、そしてその大小です。
そして値段は？といいますと・・・、
分かり易い！
一玉１２０円均一で、玉子が３０円です。

　順番が回ってきました。
注文はうどんの味を確かめる意味で”熱い小”にしました。

味付けは、テーブルにある醤油、酢、唐辛子、ネギ等を自分の好みで入れるだけです。
試しに有名な、自家製の青とうがらしの佃煮風をほんの少しとネギを入れました。
「美味い！」という感動はありませんが、後を引くうどんです。
青とうがらしの佃煮風は非常に辛いです。
一カケで一玉食べてしまうことができます。
　あっという間に食べてしましましたので、今度は”熱い玉子入り小”を頼みました。


　「小」ではせっかくの玉子が余ってしまいました。
ということで、今度は”熱い玉子入り大”を注文しました。





　一軒のお店で、一度に４玉を食べたのは初めての経験です。

　特質すべきは、このお店では、よくある「出汁しょうゆ」を使っていないのです。
正真の「醤油」を玉子を割り入れたうどんに掛けるのです。
”玉子かけごはん”のうどん版です！
うどんがこの地方のハレの食材であった頃のなごりなのでしょう。

　米のご飯のように毎日食べても食べ飽きないうどんでした。

　

４ヵ月ぶりの高知でした。






先ずは定番のここで昼食です。


　家人は”塩たたき定食”です。


　で、小生は・・・、ドンブリを二品食べようと考えていました。
即ち、”タタキ丼”と”漬けマヨ丼”です。

　三品を一度に注文しましたら店員のおかみさんが
「？、３名さんですか？」と聞き返されました。

　やっぱり一人一品が普通なんでしょうか！？

”タタキ丼”です。


そして、”漬けマヨ丼”です。


　どちらの丼にも分厚いカツオが５～６切れ載っていました。
そして「アラ汁」と「お新香」。

　美味いものは抵抗なくハラに入ってしまいました。

　家人は〆にお決まりの”湯漬け”です。

　真ん中の生っぽいところには直接お湯はかかっていませんでした。
実は、そこにはもう一切れのっていたのです。

　満腹の後は、”一夜干し”を仕入れに、またまた定番のここへ行きました。


土佐の”一夜干し”はちょっと高めですが、美味いんです！！



　桂浜まで足を伸ばして、帰路につきました。